この規格ページの目次
JIS B 8701:2017 規格概要
この規格 B8701は、塩化物イオンを含む水溶液を電気分解することによって,有効塩素を含有する水を生成する定格電圧250V以下の生成装置について規定。主に食品添加物として指定された次亜塩素酸水を生成する装置に適用。特定農薬(特定防除資材)を生成する装置及び医用電気機器(JIS T 0601-1)には適用しない。
JISB8701 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8701
- 規格名称
- 次亜塩素酸水生成装置
- 規格名称英語訳
- Hypochlorous acid water producing apparatus
- 制定年月日
- 2017年10月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.060.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2017-10-20 制定
- ページ
- JIS B 8701:2017 PDF [18]
B 8701 : 2017
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 種類・・・・[2]
- 5 品質及び安全性・・・・[3]
- 5.1 生成装置の性能・・・・[3]
- 5.2 生成装置の安全性・・・・[3]
- 5.3 次亜塩素酸水の性能及び安全性・・・・[4]
- 6 生成装置の構造・・・・[4]
- 6.1 一般・・・・[4]
- 6.2 給水部・・・・[5]
- 6.3 被電解物質供給部・・・・[5]
- 6.4 電解部・・・・[5]
- 6.5 吐水部・・・・[5]
- 6.6 制御部・・・・[6]
- 6.7 外郭・・・・[6]
- 6.8 貯槽式の貯水部・・・・[6]
- 7 試験方法・・・・[6]
- 7.1 試薬・・・・[6]
- 7.2 生成装置の性能試験・・・・[6]
- 7.3 生成装置の安全性試験・・・・[7]
- 7.4 次亜塩素酸水の性能及び安全性試験・・・・[7]
- 8 検査方法・・・・[8]
- 9 こん包及び保管・・・・[8]
- 10 表示・・・・[8]
- 10.1 一般・・・・[8]
- 10.2 本体・・・・[8]
- 10.3 取扱説明書・・・・[8]
- 附属書A(規定)次亜塩素酸水の性能及び安全性試験方法・・・・[10]
- 附属書B(規定)電極の性能試験方法・・・・[11]
- 附属書C(規定)殺菌性能試験方法・・・・[15]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8701 pdf 1] ―――――
B 8701 : 2017
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8701 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8701 : 2017
次亜塩素酸水生成装置
Hypochlorous acid water producing apparatus
1 適用範囲
この規格は,塩化物イオンを含む水溶液1)を電気分解することによって,有効塩素を含有する水を生成
する定格電圧250 V以下の生成装置(以下,生成装置という。)について規定する。
この規格は,主に食品添加物として指定された次亜塩素酸水を生成する装置に適用する。ただし,この
規格では特定農薬(特定防除資材)2)を生成する装置及び医用電気機器(JIS T 0601-1)には適用しない。
注1) 塩化物イオンを含む水溶液とは,元々塩化物イオンを含む飲料水又は飲料水に塩化物イオンを
添加したものをいう。
2) 特定農薬(特定防除資材)は,改正農薬取締法第2条第1項にて定義され,農林水産省・環境
省告示第2号にて指定されたものをいう。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第2部 : 電流計及び電圧計に対する要求事項
JIS C 9335-1 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第1部 : 通則
JIS C 9335-2-207 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第2-207部 : 水電解器の個別要求事項
JIS H 4650 チタン及びチタン合金−棒
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0133 高周波プラズマ質量分析通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS S 3200-1 水道用器具−耐圧性能試験方法
JIS S 3200-3 水道用器具−水撃限界性能試験方法
JIS S 3200-4 水道用器具−逆流防止性能試験方法
JIS T 0601-1 医用電気機器−第1部 : 基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項
JIS Z 2801 抗菌加工製品−抗菌性試験方法・抗菌効果
――――― [JIS B 8701 pdf 3] ―――――
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B 8701 : 2017
JIS Z 8802 pH測定方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
連続式生成装置,連続式
塩化物イオンを含む水溶液を流水状態で連続的に電気分解する生成装置。
3.2
貯槽式生成装置,貯槽式
塩化物イオンを含む水溶液を貯水した状態で,電気分解する生成装置。
3.3
被電解物質
電気分解に供する電解質。
3.4
電解槽
電気分解を行う容器。無隔膜式と有隔膜式とがある。
3.5
電極
電解質溶液に外部から電流を流すため,又はこれらの系から電流を外部に取り出すための電子伝導体。
3.6
隔膜
電解槽を陽極側と陰極側とに仕切る膜。
3.7
有効塩素
次亜塩素酸及び次亜塩素酸イオンの形で存在する塩素。
3.8
飲料水
食品,添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)に定める食品製造用水の規格に適合する水。
3.9
次亜塩素酸水
生成装置を用いて,塩化物イオンを含む水溶液を電気分解して生成する有効塩素を含有する水。
ただし,有効塩素に次亜塩素酸を含まないものは除く。
4 種類
生成装置の種類は,連続式生成装置(以下,連続式という。)と貯槽式生成装置(以下,貯槽式という。)
とに区分する。
――――― [JIS B 8701 pdf 4] ―――――
3
B 8701 : 2017
5 品質及び安全性
5.1 生成装置の性能
5.1.1 制御部の性能
制御部の性能は,7.2.1に規定する試験を行ったとき,次の規定を満たさなければならない。
a) 連続式の場合は,次による。
1) 7.2.1 a)7.2.1 c) 及び7.2.1 e) の試験を行ったとき,生成装置は,次亜塩素酸水の吐水を停止しなけ
ればならない。ただし,吐水口からの吐水が停止しない場合には,5.3.1の基本性能を満たさなけれ
ばならない。
2) 7.2.1 d) の試験を行ったとき,生成装置は稼働を停止し,次亜塩素酸水の吐水を停止しなければな
らない。ただし,吐水口からの吐水が停止しない場合には,5.3.1の基本性能を満たさなければなら
ない。
b) 貯槽式の場合は,次による。
1) 7.2.1 a) の試験を行ったとき,生成装置は,稼働を停止する。
2) 7.2.1 b) 及び7.2.1 c) の試験を行ったとき,生成装置は,稼働を停止する又は警報装置が作動する。
5.1.2 電極の性能
電極の性能は,次による。
a) 溶出性能 電極の溶出性能は,7.2.2 a) に規定する試験を行ったとき,電極からの重金属類濃度は表1
の性能を満たさなければならない。
b) サイクル性能 電極のサイクル性能は,7.2.2 b) に規定する試験を行ったとき,有効塩素発生率は70 %
以上でなければならない。
表1−電極の溶出許容濃度
単位 mg/L
項目 許容濃度 試験方法
ニッケル 総量a) 0.01未満 7.2.2 a)
クロム
ルテニウム
鉛
チタン 0.05未満
注a) ニッケル,クロム,ルテニウム,鉛の濃度の合計値が0.01 mg/L未満。
5.2 生成装置の安全性
5.2.1 電気的安全性
生成装置の電気的安全性は,7.3.1に規定する試験を行ったとき,異常があってはならない。
5.2.2 機械的安全性
生成装置の機械的安全性は,次による。
a) 耐圧性能 耐圧性能は,7.3.2 a) に規定する試験を行ったとき,液漏れ,変形,破損,その他の異常
があってはならない。ただし,水道に直結しないものは除く。
b) 水撃限界性能 水撃限界性能は,7.3.2 b) に規定する試験を行ったとき,上昇圧力が1.5 MPa以下と
する。ただし,水道に直結しないものは除く。
c) 逆流防止性能 逆流防止性能は,7.3.2 c) に規定する試験を行ったとき,生成装置の流入側への液漏
――――― [JIS B 8701 pdf 5] ―――――
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JIS B 8701:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.060 : 水質 > 13.060.01 : 水質一般
JIS B 8701:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0920:2003
- 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC9335-1:2014
- 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第1部:通則
- JISC9335-2-207:2018
- 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-207部:水電解器の個別要求事項
- JISH4650:2016
- チタン及びチタン合金―棒
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK0133:2007
- 高周波プラズマ質量分析通則
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8637:2006
- チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
- JISS3200-1:1997
- 水道用器具―耐圧性能試験方法
- JISS3200-3:1997
- 水道用器具―水撃限界性能試験方法
- JISS3200-4:1997
- 水道用器具―逆流防止性能試験方法
- JIST0601-1:2017
- 医用電気機器―第1部:基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項
- JISZ2801:2010
- 抗菌加工製品―抗菌性試験方法・抗菌効果
- JISZ8802:2011
- pH測定方法