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JIS Z 2801:2010 規格概要
この規格 Z2801は、繊維製品及び光触媒抗菌加工製品を除く,プラスチック製品,金属製品,セラミックス製品など抗菌加工を施した製品(中間製品を含む。)の表面における細菌に対する抗菌性試験方法及び抗菌効果について規定。
JISZ2801 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z2801
- 規格名称
- 抗菌加工製品―抗菌性試験方法・抗菌効果
- 規格名称英語訳
- Antibacterial products -- Test for antibacterial activity and efficacy
- 制定年月日
- 2000年12月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 22196:2007(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 07.100.10, 11.100, 83.080.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2000-12-20 制定日, 2006-05-20 改正日, 2010-12-20 改正日, 2012-05-21 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS Z 2801:2010 PDF [15]
Z 2801 : 2010
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 抗菌効果・・・・[2]
- 5 試験方法・・・・[2]
- 5.1 試験に用いる細菌・・・・[2]
- 5.2 薬品,材料,器具及び装置・・・・[3]
- 5.3 殺菌方法・・・・[4]
- 5.4 培地など・・・・[4]
- 5.5 細菌の保存・・・・[5]
- 5.6 試験操作・・・・[6]
- 5.7 生菌数の計算・・・・[9]
- 5.8 試験結果・・・・[9]
- 6 試験結果の記録・・・・[10]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 2801 pdf 1] ―――――
Z 2801 : 2010
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人抗菌
製品技術協議会(SIAA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
これによって,JIS Z 2801:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 2801 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 2801 : 2010
抗菌加工製品−抗菌性試験方法・抗菌効果
Antibacterial products-Test for antibacterial activity and efficacy
序文
この規格は,2007年に第1版として発行されたISO 22196を基とし,日本の技術動向,実態などに併せ
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,繊維製品及び光触媒抗菌加工製品を除く,プラスチック製品,金属製品,セラミックス製
品など抗菌加工を施した製品(中間製品を含む。)の表面における細菌に対する抗菌性試験方法及び抗菌効
果について規定する。
なお,防かび,防臭,生物劣化などの抗菌効果の副次的効果は,この規格に含めない。
注記1 製品の使用用途,形状などから,繊維製品の試験方法が妥当と判断される製品にあっては,
JIS L 1902に規定する箇条10(定量試験)を用いてもよい。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 22196:2007,Plastics−Measurement of antibacterial activity on plastics surfaces(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0950 プラスチック製滅菌シャーレ
JIS K 0970 プッシュボタン式液体用微量体積計
JIS K 3800 バイオハザード対策用クラスIIキャビネット
JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8263 寒天(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
――――― [JIS Z 2801 pdf 3] ―――――
2
Z 2801 : 2010
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
JIS K 9017 りん酸水素二カリウム(試薬)
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8802 pH測定方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
抗菌(antibacterial)
製品の表面における細菌の増殖を抑制する状態。
3.2
抗菌剤(antibacterial agent)
直接又はコンパウンドとして用いることによって製品の表面における細菌の増殖を抑制する薬剤。
3.3
抗菌加工
抗菌を目的とする加工。
3.4
抗菌加工製品
抗菌加工を施した製品。
3.5
抗菌活性値(antibacterial activity)
抗菌加工製品と無加工製品とにおける細菌を接種培養後の生菌数の対数値の差を示す値。
3.6
抗菌効果(antibacterial effectiveness)
抗菌活性値から判断される抗菌加工製品の効果。
4 抗菌効果
この規格の試験方法によって得られる抗菌活性値が2.0以上のとき,抗菌加工製品は抗菌効果があるも
のと判断する。
なお,受渡当事者間の合意により,2.0よりも大きい抗菌活性値をもって抗菌効果の有無を判断してもよ
い。
5 試験方法
5.1 試験に用いる細菌
試験に用いる細菌の種類は,次によるものとし,それぞれの細菌について試験を行う。
a) 黄色ぶどう球菌(Staphylococcus aureus)
(スタフィロコッカス・アウレウス)
b) 大腸菌(Escherichia coli)
(エシェリヒア・コリー)
試験に用いる細菌の菌株の一例を,表1に示す。表1に示す保存機関以外から分譲された菌株を使用す
――――― [JIS Z 2801 pdf 4] ―――――
3
Z 2801 : 2010
る場合は,分譲機関が世界微生物株保存連盟(WFCC : World Federation for Culture Collections)又は日本微
生物株保存連盟(JSCC : Japan Society for Culture Collections)に加盟している機関であり,かつ,表1と同
一系統の菌株とする。
表1−試験に用いる細菌の菌株
細菌の種類 菌株の保存番号 菌株の保存機関名
黄色ぶどう球菌 ATCC 6538P American Type Culture Collection
FDA 209P
(Staphylococcus aureus) Food and Drug Administration
NBRC 12732 独立行政法人製品評価技術基盤機構,
バイオテクノロジー本部,生物遺伝資源部門
CIP 53.156 Collection des Bacteries de1Institut Pasteur Deutsche
DSM 346 Sammlung von Mikroorganismen und Zellkulturen Gmbh
NCIB 8625 National Collection of Industrial and Marine Bacteria Ltd.
大腸菌 ATCC 8739 American Type Culture Collection
(Escherichia coli) NBRC 3972 独立行政法人製品評価技術基盤機構,
バイオテクノロジー本部,生物遺伝資源部門
CIP 53.126 Collection des Bacteries de1Institut Pasteur Deutsche
DSM 1576 Sammlung von Mikroorganismen und Zellkulturen Gmbh
NCIB 8545 National Collection of Industrial and Marine Bacteria Ltd.
5.2 薬品,材料,器具及び装置
この規格で用いる薬品,材料,器具及び装置は,特に指定がない限り,次による。
エタノール(C2H5OH) JIS K 8101に規定する特級以上のもの。
肉エキス 微生物試験用のもの。
ペプトン 微生物試験用のもの。
塩化ナトリウム(NaCl) JIS K 8150に規定する特級のもの。
精製水 第15改正日本薬局方の基準に適合するもの。
寒天 JIS K 8263に規定する特級以上のもの。
酵母エキス 微生物試験用のもの。
トリプトン 微生物試験用のもの。
グルコース 微生物試験用のもの。
カゼイン製ペプトン 微生物試験用のもの。
大豆製ペプトン 微生物試験用のもの。
レシチン 微生物試験用のもの。
非イオン界面活性剤 ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート。
[ポリソルベート80(Tween80)]
りん酸二水素カリウム JIS K 9007に規定する特級のもの。
(KH2PO4)
りん酸水素二カリウム JIS K 9017に規定する特級のもの。
(K2HPO4)
水酸化ナトリウム JIS K 8576に規定する特級のもの。
(NaOH)
塩酸(HCl) JIS K 8180に規定する特級のもの。
――――― [JIS Z 2801 pdf 5] ―――――
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JIS Z 2801:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 22196:2007(MOD)
JIS Z 2801:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.01 : プラスチック一般
- 07 : 自然科学及び応用科学 > 07.100 : 微生物学 > 07.100.10 : 医微生物学
JIS Z 2801:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0950:1988
- プラスチック製滅菌シャーレ
- JISK0970:2013
- ピストン式ピペット
- JISK3800:2009
- バイオハザード対策用クラスIIキャビネット
- JISK8101:2006
- エタノール(99.5)(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8263:2020
- 寒天(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK9007:2008
- りん酸二水素カリウム(試薬)
- JISK9017:2012
- りん酸水素二カリウム(試薬)
- JISK9017:2021
- りん酸水素二カリウム(試薬)
- JISR1702:2020
- ファインセラミックス―光触媒抗菌加工材料の抗菌性試験方法及び抗菌効果
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計
- JISZ8802:2011
- pH測定方法