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JIS K 9017:2021 規格概要
この規格 K9017は、試薬として用いるりん酸水素二カリウムについて規定。注記別名 : りん酸二カリウム(無水),Potassium Phosphate Dibasic
JISK9017 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K9017
- 規格名称
- りん酸水素二カリウム(試薬)
- 規格名称英語訳
- Dipotassium hydrogenphosphate (Reagent)
- 制定年月日
- 1950年7月25日
- 最新改正日
- 2021年2月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1950-07-25 制定日, 1953-07-24 改正日, 1956-07-24 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1981-03-01 改正日, 1986-05-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認日, 2021-02-22 改正
- ページ
- JIS K 9017:2021 PDF [17]
K 9017 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(K2HPO4)(110 ℃乾燥後)・・・・[3]
- 6.3 水溶状・・・・[4]
- 6.4 pH(50 g/L,25 ℃)・・・・[4]
- 6.5 乾燥減量(110 ℃)・・・・[4]
- 6.6 塩化物(Cl)・・・・[5]
- 6.7 硝酸塩・・・・[5]
- 6.8 硫酸塩(SO4)・・・・[6]
- 6.9 ナトリウム(Na)・・・・[6]
- 6.10 カルシウム(Ca)・・・・[7]
- 6.11 鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[8]
- 6.12 ひ素(As)・・・・[10]
- 6.13 アンモニウム(NH4)・・・・[12]
- 7 容器・・・・[14]
- 8 表示・・・・[14]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 9017 pdf 1] ―――――
K 9017 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 9017:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和3年8月21日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 9017:2012を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 9017 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
K 9017 : 2021
りん酸水素二カリウム(試薬)
Dipotassium hydrogenphosphate (Reagent)
K2HPO4 FW : 174.18
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるりん酸水素二カリウムについて規定する。
注記 別名 : りん酸二カリウム(無水),Potassium phosphate dibasic
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0113 電位差·電流·電量·カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8012 亜鉛(試薬)
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8092 インジゴカルミン(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8374 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8580 すず(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
――――― [JIS K 9017 pdf 3] ―――――
2
K 9017 : 2021
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8777 ピリジン(試薬)
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 9512 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 0701 包装用シリカゲル乾燥剤
JIS Z 8802 pH測定方法
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
りん酸水素二カリウムは,白い結晶又は結晶性粉末で,強い吸湿性があり,水に極めて溶けやすく,エ
タノール(99.5)にやや溶けにくい。水溶液は,アルカリ性である。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料2 gに水20 mLを加えて溶かす(A液)。A液10 mLに硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加えると,黄
色の沈殿が生じ,これに硝酸(1+2)2 mL又はアンモニア水(2+3)5 mLを加えると沈殿は溶ける。
b) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線の先端から約30 mmまでを塩酸(1+1)に浸し,炎の長さ約120
mm,内炎の長さ約30 mm程度としたガスバーナーの無色炎中に入れた後,放冷する。この操作を炎
に色が現れなくなるまで繰り返す。A液に白金線の先端約5 mmを浸し,ガスバーナーの無色炎中に
入れると,炎をコバルトガラスで透かして見るとき紫が現れる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 9017 pdf 4] ―――――
3
K 9017 : 2021
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(K2HPO4)(110 ℃乾燥後) 質量分率 % 99.0以上 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
pH(50 g/L,25 ℃) − 8.79.4 6.4
乾燥減量(110 ℃) 質量分率 % 2.0以下 6.5
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.002以下 6.6
硝酸塩 − 試験適合 6.7
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.005以下 6.8
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.5以下 6.9
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.03以下 6.10
鉛(Pb) 質量分率 % 0.001以下 6.11
ひ素(As) 質量分率 ppm 1以下 6.12
鉄(Fe) 質量分率 % 0.001以下 6.11
アンモニウム(NH4) 質量分率 % 0.001以下 6.13
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(K2HPO4)(110 ℃乾燥後)
純度(K2HPO4)(110 ℃乾燥後)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次による。
1) 二酸化炭素を除いた水 JIS K 8001の5.8 c)(二酸化炭素を除いた水)による。
2) 1 mol/L 塩酸(HCl : 36.46 g/L) JIS K 8180に規定する塩酸(特級)を用い,JIS K 8001のJA.6.4 e) 2)
(1 mol/L 塩酸)に従って,調製,標定及び計算したもの。ポリエチレンなどの樹脂製瓶に保存す
る。
b) 装置 主な装置は,次による。
· 自動滴定装置 電位差滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のもの。
c) 操作 操作は,次による。
1) 6.5の残分3.5 gをビーカー200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,二酸化炭素を除いた水50 mL
を加えて溶かす。
2) IS K 0113の5.(電位差滴定方法)によって,指示電極に白金電極若しくは銀電極を,参照電極に
銀−塩化銀電極を用いるか,又は指示電極と参照電極とを組み合わせた複合電極を用いて,1 mol/L
塩酸で滴定を行う。終点は,変曲点とする。
d) 計算 純度(K2HPO4)(110 ℃乾燥後)は,次の式によって算出する。
0.17418 V1 f1
B 100
m1
ここに, B : 純度(K2HPO4)(110 ℃乾燥後)(質量分率 %)
V1 : 滴定に要した1 mol/L 塩酸の体積(mL)
f1 : 1 mol/L 塩酸のファクター
m1 : はかりとった試料の質量(g)
0.174 18 : 1 mol/L 塩酸1 mLに相当するK2HPO4の質量を示す換算
係数(g/mL)
――――― [JIS K 9017 pdf 5] ―――――
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JIS K 9017:2021の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 9017:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0113:2005
- 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK0970:2013
- ピストン式ピペット
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8012:2006
- 亜鉛(試薬)
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8051:2010
- 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
- JISK8092:2017
- インジゴカルミン(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8136:2017
- 塩化すず(II)二水和物(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8374:2007
- 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8580:2011
- すず(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8637:2006
- チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
- JISK8659:2014
- でんぷん(溶性)(試薬)
- JISK8777:2017
- ピリジン(試薬)
- JISK8798:2012
- フェノール(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK9512:2013
- N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀(試薬)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISZ0701:1977
- 包装用シリカゲル乾燥剤
- JISZ8802:2011
- pH測定方法