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JIS B 9934:2012 規格概要
この規格 B9934は、光遮蔽原理を用いた自動粒子計数器を用いて,透明,均質及び単相な液体のサンプル中に含まれる粒子の大きさと個数とを決定するための自動粒子計数法の手順について規定。
JISB9934 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B9934
- 規格名称
- 油圧―光遮蔽原理を用いた自動粒子計数法による清浄度測定方法
- 規格名称英語訳
- Hydraulic fluid power -- Determination of the particulate contamination level of a liquid sample by automatic particle counting using the light-extinction principle
- 制定年月日
- 2000年8月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 11500:2008(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 23.100.60
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 油圧・空気圧 2019
- 改訂:履歴
- 2000-08-20 制定日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2012-11-20 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS B 9934:2012 PDF [20]
B 9934 : 2012 (ISO 11500 : 2008)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 装置及び器具・・・・[2]
- 5 希釈溶媒・・・・[3]
- 6 試験前の要求事項及び手順・・・・[4]
- 7 自動粒子計数法の手順・・・・[8]
- 8 試験報告書・・・・[12]
- 9 規格準拠表示・・・・[12]
- 附属書A(規定)自動粒子計数結果の統計的な確認の実施手順・・・・[13]
- 附属書B(参考)希釈溶媒・・・・[14]
附属書C(参考)希釈溶媒のろ過方法及び粒子計数における静電気の影響をなくすため添加剤を
希釈溶媒に加える方法 15
- 附属書D(参考)自動粒子計数結果報告書式・・・・[17]
- 参考文献・・・・[18]
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――――― [JIS B 9934 pdf 1] ―――――
B 9934 : 2012 (ISO 11500 : 2008)
pdf 目次
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
フルードパワー工業会(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本
工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS B 9934:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権願に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 9934 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 9934 : 2012
(ISO 11500 : 2008)
油圧−光遮蔽原理を用いた自動粒子計数法による清浄度測定方法
Hydraulic fluid power-Determination of the particulatecontamination level of a liquid sample by automatic particlecounting using the light-extinction principle
序文
この規格は,2008年に第2版として発行されたISO 11500を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1 適用範囲
この規格は,光遮蔽原理を用いた自動粒子計数器を用いて,透明,均質及び単相な液体のサンプル中に
含まれる粒子の大きさと個数とを決定するための自動粒子計数法の手順について規定する。
この規格は,次に示すモニタに適用する。
a) 油圧システム内で循環する流体の清浄度
b) フラッシング作業の進捗状況
c) 補助装置及び試験装置の清浄度
d) 保管液の清浄度
注記1 サンプルの原液又は希釈した液体の測定が可能である。
注記2 サンプル内の液体に光学的界面が存在する場合は,その界面が光線に干渉するために,正
しい測定ができない。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 11500:2008,Hydraulic fluid power−Determination of the particulate contamination level of a
liquid sample by automatic particle counting using the light-extinction principle(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)
JIS B 9932 油圧−液体用自動粒子計数器の校正方法
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2
B 9934 : 2012 (ISO 11500 : 2008)
注記 対応国際規格 : ISO 11171,Hydraulic fluid power−Calibration of automatic particle counters for
liquids(IDT)
JIS B 9933 油圧−作動油−固体微粒子に関する汚染度のコード表示
注記 対応国際規格 : ISO 4406,Hydraulic fluid power−Fluids−Method for coding the level of
contamination by solid particles(IDT)
JIS B 9937 油圧−作動油試料容器−清浄度の品質及び管理方法
注記 対応国際規格 : ISO 3722,Hydraulic fluid power−Fluid sample containers−Qualifying and
controlling cleaning methods(IDT)
ISO 12103-1,Road vehicles−Test dust for filter evaluation−Part 1: Arizona test dust
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142によるほか,次による。
3.1
凝集物(agglomerates)
緩やかなかくはんによる小さなせん断力では分離できない2個以上の粒子のかたまり。
3.2
同時通過誤差限界(coincidence error limit)
自動粒子計数器の検出領域に,同時に2個以上の粒子が存在することによって生じる誤差が,5 %未満
で測定できるISOウルトラファインテストダスト(ISO 12103-1のA1又はISO UFTD)の最大濃度(JIS B
9932の3.4参照)。
3.3
光遮蔽(light extinction)
検出領域で,単一粒子が光を遮ることによって生じる光強度の減少。
3.4
検出領域(sensing volume)
サンプルの流れる通路と光線とが交差する領域で,光強度の変化を検出する領域(JIS B 9932の3.2参
照)。
3.5
ノイズレベルのしきい値(threshold noise level)
電気ノイズによる計数頻度が,60回/分を超えない粒子計数器の最小電圧値(JIS B 9932の3.1参照)。
4 装置及び器具
4.1 液体用自動粒子計数器
光遮蔽の原理に基づき,一つの粒子が検出領域を通過するときに生じる光強度の変化を電気信号に変換
し,記録する測定器。
自動粒子計数器は,積算計数が可能でなければならない。自動粒子計数器は,自動ボトルサンプラ又は
サンプルの粒度分布を変えることなく,サンプルを検出領域へ移送後,計量容器に送り込む機能を含んで
いなければならない。
4.2 ボトルサンプラ
分析するサンプルをサンプル瓶から検出領域へ移送するために使用する装置。自動粒子計数器の外付け
――――― [JIS B 9934 pdf 4] ―――――
3
B 9934 : 2012 (ISO 11500 : 2008)
の場合も,内蔵されている場合もある。
サンプルを検出領域に移送するときに空気圧を使用する場合には,油分及び水分を含まない空気を
0.45 μmのフィルタでろ過して用いなければならない。
4.3 密度計
サンプルを質量によって希釈する場合には,密度計は,0.001 g/cm3の精度のものを使用する。
4.4 電子天びん(秤)
校正した,0.1 mg以下の分解能をもつ天びん。
4.5 ホットプレート
150 ℃±2 ℃までの加熱能力をもつ加熱器。
4.6 サンプルかくはん装置
実験室用ボトルローラ又はペイントシェーカのような装置で,サンプル中の汚染物質を粒度分布を変え
ずに再分散できる装置。
4.7 サンプル瓶
ガラス又は高密度ポリエチレン製の円筒形の瓶で,内蓋を使用しないで瓶を密封できる発じん(塵)の
ないねじ付蓋,又は内部シールのある蓋を備えている瓶。
自動粒子計数器とともに使用するボトルサンプラにもよるが,通常,サンプル瓶の容量は,250 mLが望
ましい。サンプル瓶は,平底で,洗浄が容易な広口が望ましい。サンプル瓶は,洗浄し,JIS B 9937に従
って検証したものを使用しなければならない。
注記1 サンプル瓶の清浄度は,1 mL当たり4 μm(c)以上が10個未満,6 μm(c)以上が2個未満である
ことが適切であると分かっている。
注記2 単位μm(c)は,JIS B 9932に従って校正した自動粒子計数器を用いて計測した粒径であること
を示す。
4.8 液体ディスペンサ
0.45 μmのメンブレンフィルタを出口に取り付けたディスペンサ。
4.9 温度計
校正したもので,±1 ℃以下の精度をもつ温度計。
4.10 タイマ
校正したもので,0.1秒以下の精度をもち,分及び秒の単位で測定することが可能なタイマ。
4.11 超音波洗浄器
液中の凝集粒子の分散及びサンプルかくはん時に生じた気泡の除去に有効な機器で,基底部で定格3 000
11 000 W/m2の強度の洗浄器。
4.12 容積測定用ガラス器具
メスシリンダ及び,シリンジ又はピペットで,6.2に従って洗浄し,検証した器具。
注記 容積測定用ガラス器具については,ISO 4788及びISO 8655規格群を参照。
5 希釈溶媒
注記 希釈溶媒を取り扱うときには,試験安全規範及び関連する条例に従う。
5.1 希釈溶媒は,1 mL当たり4 μm(c)以上の粒子が15個未満まで清浄にしなければならない。
5.2 希釈溶媒は,サンプル液及び使用器具に物理的及び化学的に適合しなければならない。
注記 例として,附属書Bを参照。
――――― [JIS B 9934 pdf 5] ―――――
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JIS B 9934:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 11500:2008(IDT)
JIS B 9934:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.60 : ろ過器,シール及び流体の汚れ
JIS B 9934:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
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- JISB9932:2015
- 油圧―液体用自動粒子計数器の校正方法
- JISB9933:2000
- 油圧―作動油―固体微粒子に関する汚染度のコード表示
- JISB9933:2021
- 油圧―作動油―固体微粒子に関する汚染度のコード表示
- JISB9937:2001
- 油圧―作動油試料容器―清浄度の品質及び管理方法