JIS C 2558:2015 中間周波用薄電磁鋼帯

JIS C 2558:2015 規格概要

この規格 C2558は、呼称厚さ0.05mm,0.10mm,0.15mm及び0.20mmの中間周波用無方向性薄電磁鋼帯,並びに呼称厚さ0.05mm,0.10mm及び0.15mmの中間周波用方向性薄電磁鋼帯について規定。

JISC2558 規格全文情報

規格番号
JIS C2558 
規格名称
中間周波用薄電磁鋼帯
規格名称英語訳
Thin magnetic steel strip for use at medium frequencies
制定年月日
2015年3月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60404-8-8:1991(MOD)
国際規格分類

ICS

29.030
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021
改訂:履歴
2015-03-20 制定日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS C 2558:2015 PDF [19]
                                                                                   C 2558 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 分類・・・・[2]
  •  4A 無方向性薄電磁鋼帯(高抵抗材料)・・・・[2]
  •  5 鋼帯の種類の記号・・・・[2]
  •  6 一般的要求事項・・・・[4]
  •  6.1 製造方法・・・・[4]
  •  6.2 供給形態・・・・[4]
  •  6.3 納品状態・・・・[4]
  •  6.4 表面状態・・・・[4]
  •  6.5 切断性・・・・[4]
  •  7 特性及び許容値・・・・[4]
  •  7.1 磁気特性・・・・[4]
  •  7.2 寸法及び形状,並びにそれらの許容差・・・・[5]
  •  7.3 その他の材料特性・・・・[6]
  •  8 検査及び試験・・・・[7]
  •  8.1 一般事項・・・・[7]
  •  8.2 供試材の採取・・・・[7]
  •  8.3 試験片の準備・・・・[7]
  •  8.4 試験方法・・・・[8]
  •  8A マーキング,ラベリング及びこん包・・・・[9]
  •  9 クレーム・・・・[9]
  •  10 発注時に提供すべき情報・・・・[9]
  •  10A 試験成績表・・・・[9]
  •  附属書JA(規定)繰返し曲げ試験方法及び試験機器仕様・・・・[10]
  •  附属書JB(規定)無方向性薄電磁鋼帯(高抵抗材料)・・・・[12]
  •  附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[14]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 2558 pdf 1] ―――――

C 2558 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本電機工業会(JEMA)及び
一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 2558 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 2558 : 2015

中間周波用薄電磁鋼帯

Thin magnetic steel strip for use at medium frequencies

序文

  この規格は,1991年に第1版として発行されたIEC 60404-8-8を基とし,我が国で一般的となっている
技術と整合させるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。

1 適用範囲

  この規格は,呼称厚さ0.05 mm,0.10 mm,0.15 mm及び0.20 mmの中間周波用無方向性薄電磁鋼帯(以
下,無方向性薄電磁鋼帯という。),並びに呼称厚さ0.05 mm,0.10 mm及び0.15 mmの中間周波用方向性
薄電磁鋼帯(以下,方向性薄電磁鋼帯という。)について規定する。一般的要求事項,磁気特性,寸法・形
状及びその許容差,その他の材料特性,並びにそれらの検査方法について規定する。
この規格は,100 Hz20 kHzの周波数で使用される磁気回路構成用の,十分に焼なました状態のコイル
で供給する無方向性薄電磁鋼帯及び方向性薄電磁鋼帯(以下,単に鋼帯ともいう。)に適用する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60404-8-8:1991,Magnetic materials−Part 8: Specifications for individual materials−Section 8:
Specification for thin magnetic steel strip for use at medium frequencies(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 2550-1 電磁鋼帯試験方法−第1部 : エプスタイン試験器による電磁鋼帯の磁気特性の測定方法
JIS C 2550-2 電磁鋼帯試験方法−第2部 : 寸法・形状の測定方法
JIS C 2550-3 電磁鋼帯試験方法−第3部 : 中間周波磁気特性の測定方法
JIS C 2550-5 電磁鋼帯試験方法−第5部 : 電磁鋼帯の密度,抵抗率及び占積率の測定方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 2550-1及びJIS C 2550-2によるほか,次による。
3.1
繰返し曲げ回数(number of bends)

――――― [JIS C 2558 pdf 3] ―――――

2
C 2558 : 2015
試験片を交互に反対方向に90°曲げることを繰り返し,試験片の地鉄部分に目視,クラック音などで確
認できる割れが生じる前までの曲げ回数。
注記 この回数は,鋼帯の延性を示す一つの指標となる。

4 分類

  この規格で取り扱う鋼帯の種類は,呼称厚さ0.05 mm,0.10 mm,0.15 mm及び0.20 mmの無方向性薄電
磁鋼帯,並びに呼称厚さ0.05 mm,0.10 mm及び0.15 mmの方向性薄電磁鋼帯について,呼称厚さ及びキ
ログラム当たりのワット値(W/kg)で表される鉄損の最大値によって分類する。

4A 無方向性薄電磁鋼帯(高抵抗材料)

  抵抗率0.75 μΩm以上の無方向性薄電磁鋼帯(高抵抗材料)については,箇条5以降,附属書JBを適用
する。

5 鋼帯の種類の記号

  鋼帯の種類の記号は,表1及び表2による。
鋼帯の種類の記号の表し方は,次による。
a) ミリメートルで表される鋼帯の呼称厚さの100倍
b) 材質を示す文字
− 無方向性薄電磁鋼帯 : NTN
− 方向性薄電磁鋼帯 : GT
c) 表1及び表2に示される周波数及び最大磁束密度におけるキログラム当たりのワット値(W/kg)で表
される鉄損の最大値の100倍
種類の記号の表し方を,次に示す。
NTN
呼称厚さ(mm)を100倍した値
材質を示す文字 : NTN又はGT
鉄損の最大値(W/kg)を100倍した値

――――― [JIS C 2558 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
C 2558 : 2015
表1−方向性薄電磁鋼帯の種類並びに磁気特性及びその他の材料特性
種類 呼称厚さ 鉄損の最大値 磁束密度B8 占積率の 繰返し曲げ 密度b)
の最小値a) 最小値 回数の
W/kg 最小値
磁束密度 磁束密度 周波数
mm 1.0 T 1.5 T Hz T kg/dm3
05GT2400 0.05 24.0 − 1 000 1.60 0.88 1
10GT1500 0.10 − 15.0 400 1.70 0.91 1 7.65
15GT1600 0.15 − 16.0 400 1.70 0.92 1
注a) 磁束密度B8は,直流又は周波数が50 Hz若しくは60 Hzでの磁界の強さが800 A/mにおける材料固有の磁束
密度ピーク値を示す。
エプスタイン試験器では,次の式で表される材料固有の磁束密度(磁気分極)が測定される。
J=B−
ここに, J : 材料固有の磁束密度(磁気分極)
B : 磁束密度
磁気定数 [4 10−7(H/m)]
H : 磁界の強さ
磁界の強さが800 A/mの場合,BとJとの差は0.001 Tであり,この差異は無視してよい。
b) 密度は,試験片の断面積の計算に用いる既定値を示す。受渡当事者間の協定によって他の値を用いてもよい。
表2−無方向性薄電磁鋼帯の種類並びに磁気特性及びその他の材料特性
種類 呼称厚さ 鉄損の最大値 磁束密度B50 占積率の 繰返し曲げ 密度b)
の最小値a) 最小値 回数の
W/kg 最小値
磁束密度 周波数
mm 1.0 T Hz T kg/dm3
05NTN4500 0.05 45.0 1 000 1.60 0.88 2 7.65
10NTN1300 0.10 13.0 400 1.60 0.91 2 7.65
15NTN1000 10.0 400 1.60 0.92 2 7.65
0.15
15NTN1400 14.0 400 1.60 0.92 2 7.65
20NTN1200 12.0 400 1.60 0.93 2 7.65
0.20
20NTN1500 15.0 400 1.60 0.93 2 7.65
注a) 磁束密度B50は,直流又は周波数が50 Hz若しくは60 Hzでの磁界の強さが5 000 A/mにおける材料固有の磁
束密度ピーク値を示す。
エプスタイン試験器では,次の式で表される材料固有の磁束密度(磁気分極)が測定される。
J=B−
ここに, J : 材料固有の磁束密度(磁気分極)
B : 磁束密度
磁気定数 [4 10−7(H/m)]
H : 磁界の強さ
磁界の強さが5 000 A/mの場合,BとJとの差は0.006 Tである。
b) 密度は,試験片の断面積の計算に用いる既定値を示す。受渡当事者間の協定によって他の値を用いてもよい。

――――― [JIS C 2558 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS C 2558:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60404-8-8:1991(MOD)

JIS C 2558:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 2558:2015の関連規格と引用規格一覧