JIS C 3502:2020 テレビジョン受信用同軸ケーブル | ページ 2

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C 3502 : 2020
S-5C-HFL”又は“S-5C-HFL”
例3 “衛星放送テレビジョン受信用高発泡プラスチック絶縁ラミネートシース自己支持形同軸ケー
ブル S-5C-HFL-SS○”又は“S-5C-HFL-SS○”

9 表示及び包装

9.1 ケーブルの表示

  この規格の全ての要求事項に適合するケーブルには,適切なところに次の事項を容易に消えない方法で,
連続表示する。
a) 記号(ただし,“-SS○”は省略してもよい。)
b) 製造業者名又はその略号

9.2 包装の表示

  包装の表示は,適切な方法で次の事項を表示する。
a) 種類及び記号,又は記号
b) 長さ
c) 質量
d) 総質量(ドラム巻ケーブルに適用)
e) ドラムの回転方向
f) 製造業者名又はその略号
g) 製造年月又はその略号

9.3 包装

  包装は,束巻き又はドラム巻きとし,運搬中損傷がないような適切な方法で行う。

――――― [JIS C 3502 pdf 6] ―――――

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C 3502 : 2020
附属書A
(規定)
衛星放送テレビジョン受信用
発泡ポリエチレン絶縁ビニルシース同軸ケーブル
A.1 一般事項
この附属書は,衛星放送を含む,テレビジョン受信用機器と関連機器との間の接続に使用する内部導体
を発泡ポリエチレンで絶縁し,外部導体として両面アルミニウムはく張付けプラスチックテープ及びすず
めっき軟銅線編組を使用し,保護被覆として,塩化ビニル樹脂を主体としたコンパウンド(以下,ビニル
という。)を使用した特性インピーダンス75 Ωの衛星放送受信用発泡ポリエチレン絶縁ビニルシース同軸
ケーブル(以下,ケーブルという。)について規定する。ただし,これらのケーブルは主に屋内で使用し,
使用周波数の範囲は,10 MHz3 224 MHzとする。
A.2 特性
特性は,箇条6によって試験を行ったとき,表A.1による。
表A.1−特性
項目 特性 試験方法
内部導体抵抗 S-4C-FB 35.7 Ω/km以下 6.3による
(20 ℃) S-5C-FB 21.1 Ω/km以下
S-7C-FB 10.4 Ω/km以下
耐電圧 交流 1 000 Vに1分間耐える。 6.4による
絶縁抵抗 1 000 MΩkm以上 6.5による
特性インピーダンス 75±3 Ω 6.6による
減衰量 S-4C-FB 624 dB/km以下 6.7による
(3 224 MHz,20 ℃)S-5C-FB 528 dB/km以下
S-7C-FB 398 dB/km以下
シースの引張り 引張強さ 10 MPa以上 6.8による
伸び 200 %以上
シースの加熱 引張強さ 加熱前の値の80 %以上 6.9による
伸び 加熱前の値の80 %以上
シースの耐寒 試験片が破壊しない。 6.10による
屈曲 シース及び外部導体上に,亀裂,破壊,甚だしい変6.11による
形などの異常がない。
内部導体と絶縁体との密着 内部導体が絶縁体から脱するまでの最大張力は, 6.12による
100 N/m以上である。
A.3 材料,構造及び加工方法
材料,構造及び加工方法は,表A.2及び次による。
a) 内部導体 内部導体は,伸び及び導電率がJIS C 3102の規定と同等以上の軟銅線とする。
b) 絶縁体 絶縁体は,a)の内部導体上に,これと密接して表A.2の厚さの発泡ポリエチレンを同心円状
に被覆する。

――――― [JIS C 3502 pdf 7] ―――――

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C 3502 : 2020
c) 外部導体 外部導体は,b)の絶縁体上に,これと密接して表A.2に規定する,アルミニウムはくの片
面標準厚さが0.01 mmの両面アルミニウムはく張付けプラスチックテープの両端を重ね合わせて縦添
えし,その上に密接してJIS C 3152に規定するすずめっき軟銅線の編組を表A.2に従って均一に施す。
d) シース シースは,c)の外部導体上にこれと密接して,ほぼ同心円状に表A.2に従ってビニルを被覆
する。シースの色は,通常,灰色とする。
なお,ケーブルの表面には使用上支障となるきずなどがあってはならない。

――――― [JIS C 3502 pdf 8] ―――――

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C 3502 : 2020
表A.2−衛星放送テレビジョン受信用発泡ポリエチレン絶縁ビニルシース同軸ケーブル
記号 内部 絶縁体 外部導体 シース (参考)
導体 両面アルミニウムはく すずめっき軟銅線編組
張付けプラスチック
テープ
外径 標準 外径 標準厚さ 標準外径 標準素 持数 ピッチ 標準 標準厚さ 仕上外径 静電 波長 定在波比 概算 標準
a)
厚さ 線径 外径 容量 短縮 (10 MHz 質量 条長
× (1 kHz) 率 以上
打数 3 224 MHz
b)
以下)
mm mm mm mm mm mm 本 mm mm mm mm nF/km % kg/km m
S-4C-FB 0.8 1.45 3.7 0.05 3.8 0.14 3×24 29以下 4.5 0.75 6.0 56 80 1.7以下 40 100
± ± ±
5×16 36以下
0.05 0.2 0.5
S-5C-FB 1.05 1.98 5.0 5.1 4×24 42以下 5.8 0.95 7.7 63
± ± 又は ±
0.05 0.2 6×16 0.5
S-7C-FB 1.5 2.9 7.3 7.4 0.18 5×24 65以下 8.3 10.2 100
± ± 又は ±
0.05 0.3 7×16 0.5
注a) 編組における糸又は金属線の一つの群の中の本数。
b) 編組における糸又は金属線のまとまりである群の数。
C3 502 : 2020
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――――― [JIS C 3502 pdf 9] ―――――

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C 3502 : 2020
附属書B
(規定)
衛星放送テレビジョン受信用
高発泡プラスチック絶縁ラミネートシース同軸ケーブル
B.1 一般事項
この附属書は,衛星放送を含む,テレビジョン受信用機器と関連機器との間の接続に使用する内部導体
を高発泡プラスチックで絶縁し,外部導体としてラミネートテープを使用し,保護被覆としてポリエチレ
ンを使用した特性インピーダンス75 Ωの衛星放送受信用高発泡プラスチック絶縁ラミネートシース1)同軸
ケーブル(以下,ケーブルという。)について規定する。ただし,これらのケーブルは屋内又は屋外で使用
し,使用周波数の範囲は,10 MHz3 224 MHzとする。
注1) ラミネートシースとは,ラミネートテープのプラスチック面とシース用ポリエチレンとを融着
させた構造をいう。
B.2 特性
特性は,箇条6によって試験を行ったとき,表B.1による。
表B.1−特性
項目 特性 試験方法
内部導体抵抗 S-5C-HFL(-SS○) 16.6 Ω/km以下 6.3による
(20 ℃) S-7C-HFL(-SS○)7.2 Ω/km以下
S-10C-HFL(-SS○)4.0 Ω/km以下
耐電圧 内部導体−外部導体間 交流1 000 Vに1分間耐える。 6.4による
外部導体−大地間
絶縁抵抗 1 000 MΩ km以上 6.5による
特性インピーダンス 75±3 Ω 6.6による
減衰量 S-5C-HFL(-SS○) 401 dB/km以下 6.7による
(3 224 MHz,20 ℃)
S-7C-HFL(-SS○) 292 dB/km以下
S-10C-HFL(-SS○) 220 dB/km以下
シースの引張り 引張強さ 10 MPa以上 6.8による
伸び 400 %以上
シースの加熱 引張強さ 加熱前の値の75 %以上 6.9による
伸び 加熱前の値の75 %以上
シースの耐寒 試験片が破壊しない。 6.10による
屈曲 シース及び外部導体上に,亀裂,破壊,甚だし6.11による
い変形などの異常がない。
内部導体と絶縁体との密着 内部導体が,絶縁体から脱するまでの最大張力6.12による
は,100 N/m以上である。
B.3 材料,構造及び加工方法
材料,構造及び加工方法は,表B.2及び次による。
a) 内部導体 内部導体は,伸び及び導電率がJIS C 3102の規定と同等以上の軟銅線とする。
b) 絶縁体 絶縁体は,a)の内部導体上に,これと密接して表B.2に従って高発泡プラスチックを同心円

――――― [JIS C 3502 pdf 10] ―――――

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