この規格ページの目次
JIS C 4412-2:2019 規格概要
この規格 C4412-2は、系統連系方式の低圧蓄電システムにおいて,蓄電池及びパワーコンディショナが別きょう体で分離された,交流出力電圧600V以下又は直流入出力電圧750V以下のパワーコンディショナの安全要求事項について規定。
JISC4412-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C4412-2
- 規格名称
- 低圧蓄電システムの安全要求事項―第2部 : 分離形パワーコンディショナの特定要求事項
- 規格名称英語訳
- Safety requirements for electric energy storage equipment -- Part 2:Particular requirements for Separation type power conditioner
- 制定年月日
- 2014年4月21日
- 最新改正日
- 2019年3月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 29.220
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電気設備 II-1 2021, 電気設備 II-2 2021, 電気設備 III 2021
- 改訂:履歴
- 2014-04-21 制定日, 2019-03-20 改正
- ページ
- JIS C 4412-2:2019 PDF [24]
C 4412-2 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 試験に関する一般条件・・・・[3]
- 4.1 試験時の条件・・・・[3]
- 4.2 試験時の電源・・・・[3]
- 4.3 試験時の負荷・・・・[3]
- 4.4 部品・・・・[3]
- 4.5 表示及び取扱説明書・・・・[4]
- 5 基本的設計要求事項・・・・[5]
- 5.1 感電及びエネルギーによる危険に対する保護・・・・[5]
- 5.2 保護接地及びボンディング・・・・[7]
- 5.3 交流と直流との分離・・・・[7]
- 5.4 過電流保護・・・・[8]
- 5.5 空間距離,沿面距離及び絶縁体を介しての距離・・・・[8]
- 5.6 蓄電池の監視・制御・・・・[11]
- 5.7 二重定格の分離形PCS・・・・[12]
- 6 配線,接続及び電源・・・・[12]
- 6.1 電源電線の保護・・・・[12]
- 6.2 電線の取付部・・・・[12]
- 6.3 充電部相互又は充電部と非充電金属部との接続・・・・[12]
- 6.4 器体の内部配線・・・・[13]
- 7 物理的要求事項・・・・[14]
- 7.1 きょう体・・・・[14]
- 7.2 安定性・・・・[14]
- 7.3 機械的強度・・・・[14]
- 7.4 構造に関する詳細・・・・[15]
- 7.5 耐火性・・・・[16]
- 7.6 温度上昇・・・・[16]
- 8 電気的要求事項及び異常状態の模擬・・・・[19]
- 8.1 絶縁性能試験・・・・[19]
- 8.2 耐久性試験・・・・[21]
- 8.3 部品故障試験・・・・[22]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 4412-2 pdf 1] ―――――
C 4412-2 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
電機工業会(JEMA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS C 4412-2:2014
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 4412の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 4412-1 第1部 : 一般要求事項
JIS C 4412-2 第2部 : 分離形パワーコンディショナの特定要求事項
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――――― [JIS C 4412-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 4412-2 : 2019
低圧蓄電システムの安全要求事項−第2部 : 分離形パワーコンディショナの特定要求事項
Safety requirements for electric energy storage equipment- Part 2: Particular requirements for Separation type power conditioner
1 適用範囲
この規格は,系統連系方式の低圧蓄電システム(以下,蓄電システムという。)において,蓄電池及びパ
ワーコンディショナが別きょう体で分離された,交流出力電圧600 V以下又は直流入出力電圧750 V以下
のパワーコンディショナ(図1参照)の安全要求事項について規定する。蓄電池と一体となった蓄電シス
テムであっても,別きょう体として区分できるパワーコンディショナは,この規格が適用できる[図2 a) 参
照]。
この規格では,系統連系保護動作は,規定しない。また,この規格では,蓄電池についても規定しない。
蓄電池については,JIS C 4412-1に規定されている。
なお,蓄電池も含めた蓄電システム全体としてJIS C 4412-1を適用する場合,この規格を適用しなくて
もよい。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1115:1988 すりわり付きタッピンねじ
JIS B 1122:1988 十字穴付きタッピンねじ
JIS B 1123:1988 六角タッピンねじ
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS C 4412-1 低圧蓄電システムの安全要求事項−第1部 : 一般要求事項
JIS C 8283-1 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−第1部 : 一般要求事項
JIS C 8300 配線器具の安全性
JIS C 9607:2015 電気冷蔵庫及び電気冷凍庫
JIS C 60695-10-2 耐火性試験−電気・電子−第10-2部 : 異常発生熱−ボールプレッシャー試験方法
JIS K 5600-5-4 塗料一般試験方法−第5部 : 塗膜の機械的性質−第4節 : 引っかき硬度(鉛筆法)
JIS S 6006 鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いるしん
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 4412-1によるほか,次による。
――――― [JIS C 4412-2 pdf 3] ―――――
2
C 4412-2 : 2019
3.1
系統連系保護装置
発電設備などの連系に必要な保護リレー又はそれと同等の機能,単独運転検出機能又は逆充電検出機能,
解列用遮断装置など,連系保護機能を実現するために設置する保護装置の総称。
3.2
半導体電力変換装置
電力用半導体素子を用いて,電力変換を行う装置。
3.3
パワーコンディショナ
半導体電力変換装置及び系統連系保護装置が一体となった装置。
3.4
分離形パワーコンディショナ,分離形PCS
蓄電システムとしてではなく,単体で電気的安全性を確保しているパワーコンディショナ(図1及び図
2参照)。
系統連系方式蓄電システム
商用電力系統
蓄電池
分離形PCS
半導体電力変換装置
交流入力
分電盤
系統連系保護リレー 解列箇所 負荷機器
入出力用端子
交流出力
系統連系保護装置
交流出力
この規格の対象範囲
図1−分離形PCSの概略図及び配線の例
分離形PCS
分離形PCS
(パワーコンディショナ)
(パワーコンディショナ)
蓄電池 蓄電池
a) 分離形PCSと蓄電池とが同一きょう体の例 b) 分離形PCSと蓄電池とが別きょう体の例
図2−分離形PCSの例
――――― [JIS C 4412-2 pdf 4] ―――――
3
C 4412-2 : 2019
3.5
定格電圧
製造業者が指定する,分離形PCSを動作させるための供給電圧。
3.6
定格周波数
製造業者が指定する,分離形PCSを動作させるための供給電圧の周波数。
4 試験に関する一般条件
4.1 試験時の条件
通常の使用状態は,7.6.1に示す条件とする。
4.2 試験時の電源
試験時の電源は,次による。
a) 直流電源 指定する蓄電装置出力特性を模擬する。分離形PCSの過入力耐量に相当する出力電力以上
の電力を出力し,かつ,指定する範囲で出力電圧を変化させることができる定電圧電源装置を用いる。
これ以外の装置を用いる場合は,受渡当事者間の協定による。
b) 交流電源 系統電源を模擬し,分離形PCSの出力電力値及び出力力率によらずに設定した電圧及び周
波数を維持でき,電圧及び周波数が可変,かつ,指定する電圧ひずみを発生できる交流電源装置を用
いる。これ以外の装置を用いる場合は,受渡当事者間の協定による。
4.3 試験時の負荷
試験時の負荷は,線形負荷とする。最大で分離形PCSの過負荷耐量に相当する電力を消費し,かつ,指
定する範囲で力率を変化させることができる負荷を用いる。単相三線式及び三相負荷の場合には,指定す
る範囲で負荷不平衡を発生させることができる負荷を用いる。これ以外の負荷装置を用いる場合は,受渡
当事者間の協定による。
4.4 部品
4.4.1 一般事項
部品は,この規格の要求事項,又は関連する部品規格の安全要求事項に適合しなければならない。部品
は,この規格に規定する試験条件において,燃焼してはならない。
4.4.2 材料
材料は,次による。
a) 器体の材料は,通常の使用状態における温度に耐えなければならない。部品及び構造材料には,着火
したとき爆発的に燃焼する,ニトロセルローズ系セルロイドその他これに類する可燃性物質を用いて
はならない。熱可塑性樹脂の場合は,JIS C 60695-10-2のボールプレッシャー試験の評価基準を満足
しなければならない。ただし,試験温度は,7.6の温度上昇試験で測定した材料の温度上昇値に40 K
を加えた温度とする。
b) 絶縁体は,接触又は近接した部分の温度に十分耐え,吸湿性の少ないものでなければならない。判定
は,7.6.1の温度上昇試験で測定した値が,その絶縁材料に指定する使用温度上限値以下であること,
及び吸湿性の有無によって確認する。
天然繊維,合成繊維その他これに類するものなど,一般的に吸湿性をもつとみなされているもので
も,次に該当するものは,“吸湿性の少ないもの”とみなす。
1) パラフィン,ワニス,絶縁性樹脂などによって含浸処理を行ったもの。ただし,パラフィンによっ
――――― [JIS C 4412-2 pdf 5] ―――――
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JIS C 4412-2:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 4412-2:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISC4412-1:2014
- 低圧蓄電システムの安全要求事項―第1部:一般要求事項
- JISC60695-10-2:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
- JISC8283-1:2019
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第1部:一般要求事項
- JISC8300:2019
- 配線器具の安全性
- JISK5600-5-4:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第4節:引っかき硬度(鉛筆法)
- JISS6006:2020
- 鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いる芯