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C 4607 : 1999
2) 地絡蓄勢トリップ準備解除試験 試験前に制御電圧をあらかじめ印加しておき,零相変流器の試験
用端子間に地絡継電器の整定電流値の4倍の電流を1分間以上通電した後,その電流を徐々に減少
させ,ロックが解除する瞬間の電流値を測定する。
3) 試験は地絡継電器の200mAタップにおいてだけ行う。
6.7.4 連続開閉試験 連続開閉試験は,負荷開閉器の主回路端子には電流,電圧を加えることなく,その
操作方式に従って表11に示す条件で規定回数連続開閉を行い,動作状態及び異常の有無を調べる。このと
き,いずれの部分,性能にも使用上支障があってはならない。
表11 連続開閉試験条件
操作方式 開閉条件 開閉回数
閉 開 形式検査受渡検査
手動操作式 手動 手動 100 5
手動 定格制御電圧値で引外し操作 800 −
手動 50
制御電圧変動範囲の上限値で引外し操作 −
手動 50
制御電圧変動範囲の下限値で引外し操作 5
電気動力操作式定格制御電圧値で閉路操作 定格制御電圧値で開路操作 100 5
定格制御電圧値で閉路操作 定格制御電圧値で引外し操作 800 −
制御電圧変動範囲の上限値で閉路操作 50
制御電圧変動範囲の上限値で引外し操作 −
制御電圧変動範囲の下限値で閉路操作 50
制御電圧変動範囲の下限値で引外し操作 5
6.8 着氷条件の操作
JIS C 4605の6.103(着氷条件の操作)による。
6.9 耐振動性及び耐衝撃性試験
耐振動性及び耐衝撃性試験は,JIS C 4605の6.201(耐振動性及び耐衝
撃性試験)によるほか,6.7.2(引外し試験),及びトリップ装置をもつものは6.7.3(トリップ動作試験)
を満足しなければならない。
なお,6.7.2及び6.7.3については,常温における制御電圧の定格値で1回試験を行う。
6.10 防水性試験
屋外用負荷開閉器の防水性試験は,JIS C 4605の6.202(防水性試験)による。
6.11 気密性試験
ガス負荷開閉器の気密性試験は,JIS C 4605の6.203(気密性試験)による。
6.12 ブッシング及び支持がいし特性試験
ブッシング及び支持がいし特性試験は,JIS C 4605の6.204(ブ
ッシング及び支持がいし特性試験)による。
7. 受渡検査
受渡検査は,JIS C 4605の7.(受渡検査)によるほか,次による。
a) 引外し試験 6.7.2による。ただし,制御電圧の下限値についてだけ行う。
b) トリップ動作試験 6.7.3による。ただし,制御電圧の下限値についてだけ行い,地絡トリップ動作は,
省略してもよい。
c) 連続開閉試験 JIS C 4605の7.101(無電圧連続開閉試験)による。ただし,操作方式及び開閉回数は,
表11による。
8. 製品の呼び方
製品の呼び方は,消弧媒質を含めた名称,消弧媒質以外の種類,定格電圧,定格電流,
定格短絡投入電流の投入回数及び定格短絡投入電流による。
例1. 引外し装置付気中負荷開閉器 屋内用 手動操作 開放形 電圧引外し方式
7.2kV 200A 短絡投入A級 20kA
例2. 過電流ロック形気中負荷開閉器 屋外耐重塩じん用,手動操作 閉鎖形 SOG形
7.2kV 300A 短絡投入B級 31.5kA
――――― [JIS C 4607 pdf 16] ―――――
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C 4607 : 1999
高圧負荷開閉器本委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 中 西 邦 雄 横浜国立大学名誉教授
(委員) 内 田 實太郎 電気保安協会全国連絡会議
木 村 方 紀 社団法人日本電気協会
堀 越 俊 夫 東京電力株式会社配電部
渡 辺 誠 中部電力株式会社配電部
湯 川 英 彦 関西電力株式会社お客さま本部
古 屋 一 彦 株式会社関電工エンジニアリング部
橋 本 吉 昭 社団法人日本配電盤工業会(株式会社別川製作所)
* 遠 藤 博 株式会社三英社製作所電力技術部
* 吉 田 久 株式会社東芝スイッチギア部
* 久 保 勝 義 株式会社戸上電機製作所
* 秋 定 三津男 三菱電機株式会社成松分室配電器製造部
* 石 川 熙 富士電機株式会社機器制御事業部器具開発部
* 堀 田 奉 昭 エナジーサポート株式会社(日本ガイシ株式会社)
伊 藤 章 通商産業省機械情報産業局
薦 田 康 久 資源エネルギー庁公益事業部
西 澤 滋 建設省大臣官房官庁営繕部
須 貝 俊 司 自治省消防庁
橋 爪 邦 隆 工業技術院標準部
* 根 岸 喜代春 工業技術院標準部
橋 本 繁 晴 財団法人日本規格協会
(協力者) 西 村 康 年 株式会社戸上電機製作所技術部
(事務局) * 赤 嶺 淳 一 社団法人日本電機工業会
* 井 上 博 史 社団法人日本電機工業会
備考 アステリスク (*) が付いている委員は,分科会も兼任。
JIS C 4607:1999の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 4607:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC4601:1993
- 高圧受電用地絡継電装置
- JISC4605:2020
- 1kVを超え52kV以下用交流負荷開閉器
- JISC4609:1990
- 高圧受電用地絡方向継電装置