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JIS C 61000-4-3:2012 規格概要
この規格 C61000-4-3は、電気・電子装置の放射エネルギーに対するイミュニティ試験要求事項,試験レベル及び必要な試験の手順について規定。
JISC61000-4-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C61000-4-3
- 規格名称
- 電磁両立性―第4-3部 : 試験及び測定技術―放射無線周波電磁界イミュニティ試験
- 規格名称英語訳
- Electromagnetic compatibility (EMC) -- Part 4-3:Testing and measurement techniques -- Radiated, radio-frequency,electromagnetic field immunity test
- 制定年月日
- 1997年11月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 61000-4-3:2010(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 33.100.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電磁両立性(EMC) 2020
- 改訂:履歴
- 1997-11-20 制定日, 2004-03-20 改正日, 2005-10-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS C 61000-4-3:2012 PDF [63]
C 61000-4-3 : 2012 (IEC 61000-4-3 : 2010)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 一般事項・・・・[5]
- 5 試験レベル・・・・[5]
- 5.0A 試験レベルの選択・・・・[5]
- 5.1 汎用無線システムからの放射を模擬した試験周波数・・・・[6]
- 5.2 デジタル無線電話及びその他の意図的RF放射機器からの放射を模擬した試験周波数・・・・[6]
- 6 試験装置・・・・[7]
- 6.1 試験設備・・・・[7]
- 6.2 電界校正・・・・[7]
- 7 試験セットアップ・・・・[12]
- 7.1 卓上形装置の配置・・・・[12]
- 7.2 床置形装置の配置・・・・[12]
- 7.3 配線の処理・・・・[12]
- 7.4 人体装着形装置の配置・・・・[13]
- 8 試験手順・・・・[13]
- 8.1 試験室の基準条件・・・・[13]
- 8.2 試験の実施・・・・[13]
- 9 試験結果の評価・・・・[14]
- 10 試験報告書・・・・[15]
附属書A(参考)デジタル無線電話からのRF放射を模擬するために,イミュニティ試験に正弦波による
振幅変調方式を選択した根拠 22
- 附属書B(参考)電磁界発生アンテナ・・・・[26]
- 附属書C(参考)電波無響室・・・・[27]
- 附属書D(参考)電力増幅器のノンリニアリティ及び6.2に従った校正手順例・・・・[29]
- 附属書E(参考)製品規格作成委員会に対する試験レベル選択上の指針・・・・[34]
- 附属書F(参考)試験方法の選択・・・・[37]
- 附属書G(参考)無線通信方式の説明・・・・[38]
- 附属書H(規定)1 GHzを超える周波数での代替照射法(独立ウィンドウ法)・・・・[41]
- 附属書I(参考)電界プローブの校正方法・・・・[44]
- 附属書J(参考)試験装置による測定不確かさ・・・・[58]
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C 61000-4-3 : 2012 (IEC 61000-4-3 : 2010)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人電気学会
(IEEJ)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 61000-4-3:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 61000-4の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 61000-4-2 第4部 : 試験及び測定技術−第2節 : 静電気放電イミュニティ試験
JIS C 61000-4-3 第4-3部 : 試験及び測定技術−放射無線周波電磁界イミュニティ試験
JIS C 61000-4-4 第4-4部 : 試験及び測定技術−電気的ファストトランジェント/バーストイミュニ
ティ試験
JIS C 61000-4-5 第4-5部 : 試験及び測定技術−サージイミュニティ試験
JIS C 61000-4-6 第4-6部 : 試験及び測定技術−無線周波電磁界によって誘導する伝導妨害に対する
イミュニティ
JIS C 61000-4-7 第4-7部 : 試験及び測定技術−電力供給システム及びこれに接続する機器のための
高調波及び次数間高調波の測定方法及び計装に関する指針
JIS C 61000-4-8 第4部 : 試験及び測定技術−第8節 : 電源周波数磁界イミュニティ試験
JIS C 61000-4-11 第4-11部 : 試験及び測定技術−電圧ディップ,短時間停電及び電圧変動に対するイ
ミュニティ試験
JIS C 61000-4-14 第4部 : 試験及び測定技術−第14節 : 電圧変動イミュニティ試験
JIS C 61000-4-16 第4部 : 試験及び測定技術−第16節 : 直流から150 kHzまでの伝導コモンモード
妨害に対するイミュニティ試験
JIS C 61000-4-17 第4部 : 試験及び測定技術−第17節 : 直流入力電源端子におけるリプルに対する
イミュニティ試験
JIS C 61000-4-20 第4-20部 : 試験及び測定技術−TEM(横方向電磁界)導波管のエミッション及び
イミュニティ試験
JIS C 61000-4-34 第4-34部 : 試験及び測定技術−1相当たりの入力電流が16 Aを超える電気機器の
電圧ディップ,短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ試験
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日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 61000-4-3 : 2012
(IEC 61000-4-3 : 2010)
電磁両立性−第4-3部 : 試験及び測定技術−放射無線周波電磁界イミュニティ試験
Electromagnetic compatibility (EMC)-Part 4-3: Testing and measurement techniques-Radiated, radio-frequency, electromagnetic field immunity test
序文
この規格は,2010年に第3.2版として発行されたIEC 61000-4-3を基に,技術的内容及び構成を変更す
ることなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,電気・電子装置の放射エネルギーに対するイミュニティ試験要求事項,試験レベル及び必
要な試験の手順について規定する。
この規格は,無線周波(RF)電磁界における電気・電子装置の性能評価のための基本となる基準を規定
することを目的とする。
この規格に示す試験方法は,特定の現象に対して,電気・電子装置又はシステムのイミュニティを評価
するための一貫した方法について規定する。
注記1 この規格は,IEC Guide 107で記載しているように,製品規格を作成するときに用いる基本
EMC規格である。また,製品規格委員会は,このイミュニティ試験規格を適用すべきかどう
かを決定する責任をもつ。そして,適用する場合,適切な試験レベル及び性能評価基準を決
める責任がある。
この規格は,あらゆる発生源からのRF電磁界の防護に関連するイミュニティ試験を取り扱う。
デジタル無線電話及びその他のRF発生機器からの無線周波放射に対する防護には,特別な配慮がなさ
れている。
注記2 この規格は,電磁放射による当該装置への影響を評価するための試験方法を定義している。
電磁放射の模擬方法及び測定方法は,当該装置に対する影響について,定量的判定に用いる
には必ずしも正確ではない。規定する試験方法は,様々な試験施設での影響の定性的分析に
十分な再現性をもたせることを第一の目的としている。
この規格で規定する試験方法は,独立した試験方法であり,他の試験方法は,この規格への適合を証明
する代替試験方法として使用できない場合もある。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61000-4-3:2010,Electromagnetic compatibility (EMC)−Part 4-3: Testing and measurement
techniques−Radiated, radio-frequency,electromagnetic field immunity test(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
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2
C 61000-4-3 : 2012 (IEC 61000-4-3 : 2010)
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 60050-161 EMCに関するIEV用語
注記 対応国際規格 : IEC 60050-161,International Electrotechnical Vocabulary. Chapter 161:
Electromagnetic compatibility(IDT)
JIS C 61000-4-6 電磁両立性−第4-6部 : 試験及び測定技術−無線周波電磁界によって誘導する伝導
妨害に対するイミュニティ
注記 対応国際規格 : IEC 61000-4-6,Electromagnetic compatibility (EMC)−Part 4-6: Testing and
measurement techniques−Immunity to conducted disturbances, induced by radio-frequency fields
(MOD)
JIS C 61000-4-20 電磁両立性−第4-20部 : 試験及び測定技術−TEM(横方向電磁界)導波管のエミ
ッション及びイミュニティ試験
注記 対応国際規格 : IEC 61000-4-20,Electromagnetic compatibility (EMC)−Part 4-20: Testing and
measurement techniques−Emission and immunity testing in transverse electromagnetic (TEM)
waveguides(MOD)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 60050-161によるほか,次による。
3.1
振幅変調(amplitude modulation)
搬送波の振幅を,定められた法則に従って変化させる方法。
3.2
電波無響室(anechoic chamber)
電波の反射を低減するために,内面に電波吸収体を張り付けたシールドルーム。
3.2.1
全電波無響室(fully anechoic chamber)
内部の全面に電波吸収体を張り付けたシールドルーム。
3.2.2
半電波無響室(semi-anechoic chamber)
反射性の床(グラウンド面)を除く,全ての内面に電波吸収体を張り付けたシールドルーム。
3.2.3
改良半電波無響室(modified semi-anechoic chamber)
グラウンド面に追加の電波吸収体を設置した半電波無響室。
3.3
アンテナ(antenna)
信号源から空間にRF電力を放射するか又は到来する電磁界を捕らえて,それを電気信号に変換する変
換器。
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3
C 61000-4-3 : 2012 (IEC 61000-4-3 : 2010)
3.4
バラン(balun)
不平衡電圧を平衡電圧に,又はその逆に変換するデバイス(JIS C 60050-161の04-34参照)。
3.5
連続波,CW(continuous waves)
定常状態では,振幅一定で継続的な振動であり,情報を伝達するために断続又は変調を行うことができ
る電磁波。
3.6
電磁波(electromagnetic wave)
電界及び磁界の振動によって特徴付けられる,電荷の振動で生じる放射エネルギー。
3.7
遠方界(far field)
アンテナからの電力密度が距離の2乗にほぼ反比例する範囲。ダイポールの場合,遠方界は,λ/2 πより
大きい距離に相当する。ここで,λは放射波の波長である。
3.8
電磁界強度(field strength)
電磁界の強さ。“電磁界強度”という用語は,遠方界で行われる測定だけに適用する。測定値は,電磁界
の電界成分又は磁界成分のいずれでもよく,その値はボルト/メートル(V/m),アンペア/メートル(A/m),
又はワット/平方メートル(W/m2)で表現してよい。これらのいずれか一つを他の成分に変換してもよい。
注記 近傍界で行う測定に対しては,合成電界又は磁界のいずれを測定するかによって,“電界強度”
又は“磁界強度”という用語を用いる。近傍界では,電界又は磁界強度と距離との関係は複雑
で予測が困難であり,それは関係する固有の配置に依存している。複雑な電磁界の様々な成分
における時間と空間位相との関係を決定することは一般には不可能であるので,電磁界の電力
密度は,同様に決定できない。
3.9
周波数帯(frequency band)
二つの境界の間で連続する周波数の範囲。
3.10
校正電界強度,Ec
均一領域(UFA)の校正に適用する電磁界強度。
3.11
試験電界強度,Et
試験に適用するCW電磁界強度。
3.12
全面照射(full illumination)
EUTの試験面が,UFA内に完全に収まる場合の試験方法。この試験方法は,全ての試験周波数に適用で
きる。
3.13
人体装着形装置(human body-mounted equipment)
人体に装着するか,又は近くに保持して使用することを意図した装置。この定義には,電子補助装置及
――――― [JIS C 61000-4-3 pdf 5] ―――――
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JIS C 61000-4-3:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61000-4-3:2010(IDT)
JIS C 61000-4-3:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.100 : 電磁両立性(EMC) > 33.100.20 : イミュニティ
JIS C 61000-4-3:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC60050-161:1997
- EMCに関するIEV用語
- JISC61000-4-20:2014
- 電磁両立性―第4-20部:試験及び測定技術―TEM(横方向電磁界)導波管のエミッション及びイミュニティ試験
- JISC61000-4-6:2017
- 電磁両立性―第4-6部:試験及び測定技術―無線周波電磁界によって誘導する伝導妨害に対するイミュニティ