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C 61000-4-5 : 2018 (IEC 61000-4-5 : 2014)
− 位相シフト EUTの交流電源ラインの位相角0°360°の範囲。許容差は,±10°。
− 繰返し率 1分間に1回以上
− ピーク開回路出力電圧 0.5 kVから要求試験レベルまで可変である。
− サージ電圧波形 表2及び図2参照
− 出力電圧の許容差 ±10 %
− ピーク短絡出力電流 ピーク開回路出力電圧の設定によって決まる(表2及び表3参照)。
− サージ電流波形 表2及び図3参照
注記 時間のパラメータは,10 Ωの抵抗を取り付けていないCWGの出力の短絡電流での値を示す(6.3
参照)。
− 短絡出力電流の許容差 ±10 %
表2−1.2/50 s及び8/20 sの波形パラメータ
フロントタイム Tf 持続時間 Td
開回路電圧 Tf=1.67×T=1.2±30 % Td=Tw=50±20 %
短絡電流 Tf=1.25×Tr=8±20 % Td=1.18×Tw=20±20 %
表3−ピーク開回路出力電圧とピーク短絡出力電流との関係
CWG出力のピーク開回路出力電圧 CWG出力のピーク短絡出力電流
kV kA
0.5 0.25
1.0 0.5
2.0 1.0
4.0 2.0
CWGの出力端子は,非接地状態で出力する。
――――― [JIS C 61000-4-5 pdf 11] ―――――
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C 61000-4-5 : 2018 (IEC 61000-4-5 : 2014)
1.0
1,0
0.9
0,9
正
規
化
電
圧
0.5
0,5
Tw
0.3
0,3
0.1
0,1
0.0
0,0
T 時間
0−0.3
0~-0.3
フロントタイム : Tf=1.67×T=1.2 s±30 %
サージ電圧の持続時間 : Td=Tw=50 s±20 %
注記 値1.67は,0.3と0.9との差(0.6)の逆数である。
図2−CDNを接続しないときのCWG出力での開回路電圧(1.2/50 s)の波形
アンダーシュート(立ち下がり波形の基線を超える振幅)の図2及び図3に示す0−0.3の規定は,CWG
の出力だけに適用する。CDNの出力には,アンダーシュート又はオーバーシュート(立ち上がり波形目標
値を超える振幅)の制限はない。
1.0
1,0
0.9
0,9
正
規
化
電
流
0.5
0,5
Tw
0,3
0.3
0.1
0,1
0.0
0,0
Tr 時間
0 0.3
0−0.3
フロントタイム : Tf=1.25×Tr=8 s±20 %
サージ電流の持続時間 : Td=1.18×Tw=20 s±20 %
注記1 値1.25は,0.1と0.9との差(0.8)の逆数である。
注記2 値1.18は,実験値に基づく。
図3−CDNを接続しないときのCWG出力での短絡電流(8/20 s)の波形
――――― [JIS C 61000-4-5 pdf 12] ―――――
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C 61000-4-5 : 2018 (IEC 61000-4-5 : 2014)
アンダーシュートの規定は,CWGの出力だけに適用する。CDNの出力には,アンダーシュート又はオ
ーバーシュートの制限はない。
6.2.3 CWGの校正
試験発生器は,この規格の要求事項を満たすために校正する。校正は,次の手順による(附属書Gも参
照)。
CWGの出力は,波形の特性を観測するための電圧及び電流の仕様に十分な帯域幅をもつ測定システム
に接続する。サージ波形の帯域幅に関する情報を,附属書Eに示す。
短絡電流の測定に電流プローブを用いる場合,磁気コアが飽和しないものを選択することが望ましい。
プローブの低域カットオフ周波数(−3 dB)は,100 Hz未満が望ましい。
CWGの特性は,同じ試験電圧で,開回路(10 kΩ以上の負荷)及び短絡の双方の状態で,出力に直列に
接続した18 Fの外付けのコンデンサを介して測定する。
18 FのコンデンサをCWGに内蔵している場合,18 Fの外付けのコンデンサは,必要ない。
6.2.2に規定する全ての性能及び特性は,位相シフトを除き,CWGの出力で満足することを確認する。
位相シフトの性能は,CDN出力のそれぞれの極性で0°,90°,180°及び270°で満足することを確認す
る。
注記 試験セットアップの要求事項に従って,2 Ωから例えば12 Ω又は42 Ωに信号源の実効出力イ
ンピーダンスを増加させるために,CWG出力に内部又は外部に抵抗を追加する場合は,CNの
出力で試験サージのフロントタイム及び持続時間は,大きく変化してもよい。
6.3 CDN
6.3.1 一般
CDNは,図5図11の例に示すように,結合回路網(CN)と減結合回路網(DN)とで構成する。
注記 結合抵抗及び/又はコンデンサは,CDNに内蔵しても,CWGに内蔵しても,又は外付けの部
品としてもよい。
交流又は直流電源線において,DNは,サージに対して相対的に高いインピーダンスとなるが,同時に
EUTに交流又は直流が流れる。このインピーダンスは,CDNのEUT出力端における規定のサージの発生
を妨げず,かつ,交流又は直流電源側へそのサージ電流が流入することを防止する。CNには,波形の持
続時間全体にわたりEUTへの結合ができる十分な性能をもった高圧コンデンサを用いる。交流又は直流電
源へ接続するCDNは,開回路電圧波形及び短絡電流波形のそれぞれが,表4,表5及び表6に規定する要
求事項を満足するように設計する。
I/O線及び通信線は,DNの直列インピーダンスによって,データ転送が可能な帯域幅を制限することが
できる。結合素子は,線路に容量性負荷を付けてもよい場合にはコンデンサ,それ以外の場合にはクラン
プ素子又はアレスタを用いる。相互接続線に結合する場合,6.3.3に規定する結合メカニズムによって,サ
ージ波形がひずむことがある。
CDNは,6.3.2及び6.3.3の要求事項並びに6.4の校正の要求事項に満足させる。また,CDNは,図4の
フローチャートを用いて選択する。
――――― [JIS C 61000-4-5 pdf 13] ―――――
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C 61000-4-5 : 2018 (IEC 61000-4-5 : 2014)
CDNの選択
はい
交流又は直流電
交流又は直流
源ポート・
電源ポート?
ライン−グラウンド間
いいえ 結合モード・
結合モード?
ライン−ライン間
単相又は直流 : 図5 単相又は直流 : 図6
三相 : 図7 三相 : 図8
いいえ
シールド線・
シールド線?
はい
片端接地
シールド接続
の方法?
両端接地 はい
対称線・
対称線?
いいえ
図12 図9 図10又は図11
図4−CDNの選択方法
6.3.2 1相当たりの定格が200 A以下の交流又は直流電源回路のためのCDN
ピーク値,フロントタイム及び持続時間は,EUT出力ポートで,開回路電圧及び短絡電流に対して検証
する。CDNのEUTポートで測定する波形パラメータは,CWGに依存する。試験した特定のCWGとCDN
との組合せに対してだけ有効である。30 %のアンダーシュートの規定は,CWG出力だけに適用する。CDN
の出力には,アンダーシュート又はオーバーシュートの制限はない。CDNの出力波形を観測するときは,
十分な帯域幅,電圧及び電流の定格をもつ測定システムにCDNを接続する。
減結合インダクタンスは,CDNの定格電流でのCDNによる電源電圧降下が,CDN入力電圧の10 %以
下になるように,CDNの製造業者が選択する。ただし,1.5 mHを超えないことが望ましい。
CDNでの不要な電源電圧降下を防止するために,定格が16 Aを超えるCDNの場合は,減結合素子のイ
ンダクタンス値を減らす。結果として,無負荷での開回路電圧波形のピーク電圧及び持続時間は,表4,
表5及び表6に従った許容範囲内で変化してもよい。大電流のEUTは,インピーダンスがより低いため,
サージは,短絡状態のときに近い。したがって,大電流CDNにとっては,電流波形が重要となる。電圧
波形の大きな許容差は,許容できる。
――――― [JIS C 61000-4-5 pdf 14] ―――――
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C 61000-4-5 : 2018 (IEC 61000-4-5 : 2014)
表4−CDNのEUTポートでの電圧波形規定
開回路状態でのサージ電圧パラメータa) 結合インピーダンス
18 9 10 Ω
(ライン−グラウンド間)
(ライン−ライン間)
% %
ピーク電圧 定格電流が16 A以下 設定電圧の10
10
設定電圧の10
10
% %
定格電流が16 A超32 A以下 設定電圧の10
10
設定電圧の10
10
% %
定格電流が32 A超63 A以下 設定電圧の10
10
設定電圧の10
15
% %
定格電流が63 A超125 A以下 試験電圧の10
10
設定電圧の1020
% %
定格電流が125 A超200 A以下 設定電圧の10
10
設定電圧の1025
フロントタイム 1.2 30 % 1.2 30 %
10
持続時間 定格電流が16 A以下 50 10 50
定格電流が16 A超32 A以下 50 15 50
定格電流が32 A超63 A以下 50 50
定格電流が63 A超125 A以下 50 50
定格電流が125 A超200 A以下 50 50
注記 この表の定格電流は,CDNの定格値である。
注a) サージ電圧パラメータの測定は,CDNの交流又は直流電源入力ポートを開回路状態にして行う。
表5−CDNのEUTポートでの電流波形規定
短絡状態での 結合インピーダンス
サージ電流パラメータa) 18 9 10 Ω
(ライン−ライン間) (ライン−グラウンド間)
フロントタイム
Tf=1.25×Tr=8 20 %
Tf=1.25×Tr=2.5 30 %
持続時間 Td=1.18×Tw=20 20 % Td=1.04×Tw=25 30 % b)
注a) サージ電流パラメータの測定は,CDNの交流又は直流電源入力ポートを開回路状態にして行う。
b) 1.04の値は,実験値に基づく。
表6−CDNのEUTポートでのピーク開回路出力電圧とピーク短絡出力電流との関係
CDNのEUTポートでのピーク CDN(18 F)のEUTポー CDN(9 F+10 Ω)のEUTポート
開回路出力電圧 トでのピーク短絡出力電流 でのピーク短絡出力電流
±10 % ±10 % ±10 %
kV kA A
0.5 0.25 41.7
1.0 0.5 83.3
2.0 1.0 166.7
4.0 2.0 333.3
1相当たりの定格入力電流が200 Aを超えるEUTについては,附属書Hを参照する。
この単相系(ライン,中性線及び保護接地)の特性は,三相系(三相線,中性線及び保護接地)に対し
ても適用できる。
――――― [JIS C 61000-4-5 pdf 15] ―――――
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JIS C 61000-4-5:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61000-4-5:2014(IDT)
JIS C 61000-4-5:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.100 : 電磁両立性(EMC) > 33.100.20 : イミュニティ
JIS C 61000-4-5:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC60050-161:1997
- EMCに関するIEV用語