この規格ページの目次
- 7 分類
- 8 表示及びその他の情報
- 9 感電に対する保護
- 10 入力電圧設定の変更
- 11 負荷時の出力電圧及び出力電流
- 12 無負荷出力電圧
- 13 短絡電圧
- 13A 2次短絡電流特性
- 14 温度上昇
- 15 短絡及び過負荷に対する保護
- 16 機械的強度
- 17 じんあい(塵埃),固形物及び水分の有害な侵入に対する保護
- 18 絶縁抵抗,耐電圧及び漏えい電流
- 19 構造
- 20 部品
- 21 内部配線
- 22 電源接続及びその他の外部可とうケーブル又はコード
- 23 外部導体用端子
- 24 保護接地接続
- 25 ねじ及び接続部
- 26 沿面距離,空間距離及び絶縁物を通しての距離
- 27 耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性
- 28 耐腐食性
- JIS C 61558-2-2:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS C 61558-2-2:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS C 61558-2-2:2012の関連規格と引用規格一覧
4
C 61558-2-2 : 2012
を適用する。
6.102 定格熱出力の値は,次の値を超えてはならない。
− 単相変圧器に対しては,購入者と製造業者との間で協定を行う変圧器を除き,25 kVA
− 多相変圧器に対しては,購入者と製造業者との間で協定を行う変圧器を除き,40 kVA
6.103 定格入力周波数及び内部動作周波数は,500 Hz以下でなければならない。
6.104 定格入力電圧は,交流1 000 V以下でなければならない。
6.1016.104の要求事項に対する適否は,表示の検査によって判定する。
7 分類
分類は,JIS C 61558-1の箇条7による。
8 表示及びその他の情報
表示及びその他の情報は,JIS C 61558-1の箇条8によるほか,次による。
8.1 JIS C 61558-1の8.1による。ただし,c) 及びh) は,次に置き換え,d) は適用しない。
c) 変圧器は,定格熱出力と許容瞬時出力とを斜線で区分してVA単位で表示しなければならない(例え
ば,100/300 VA)。
h) 変圧器は,8.11に示す図記号の一つによって表示しなければならない。
8.11 JIS C 61558-1の8.11の記号又は図記号の一覧に,次を追加する。
記号又は図記号 説明又はタイトル 識別
−
又は フェイルセーフ制御変圧器
IEC 60417-6036
−
又は 非耐短絡制御変圧器
IEC 60417-6037
−
又は 耐短絡制御変圧器(本質的又は非本質的)
IEC 60417-6038
――――― [JIS C 61558-2-2 pdf 6] ―――――
5
C 61558-2-2 : 2012
8.101 変圧器に入力電圧の調節を可能にする入力タップを付ける場合には,これらのタップに対応する入
力電圧の値又は変化分(例えば,+5 V又は−5 V)を表示しなければならない。
注記 制御変圧器に入力電圧の調節を可能にする入力タップを付ける場合には,5 %刻みのタップと
することが望ましい。
9 感電に対する保護
感電に対する保護は,JIS C 61558-1の箇条9による。
10 入力電圧設定の変更
入力電圧設定の変更は,JIS C 61558-1の箇条10による。
11 負荷時の出力電圧及び出力電流
負荷時の出力電圧及び出力電流は,JIS C 61558-1の箇条11による。ただし,11.1は,次に置き換える。
11.1 変圧器を定格入力周波数で定格入力電圧に接続し,定格出力電圧において定格熱出力を与えるよう
な力率1のインピーダンスを負荷した場合に,出力電圧の変化は,定格値の±5 %以内でなければならな
い。
適否は,安定状態に達した後,出力電圧を測定することによって判定する。
力率0.5(誘導)での定格出力電圧における許容瞬時出力となるインピーダンスを変圧器に負荷した直後
に,出力電圧を測定し,それが定格熱出力において測定した電圧値の95 %以上でなければならない。
注記 許容瞬時出力の出力電圧測定は,変圧器の追加加熱効果を最小限に抑えるために,この過負荷
の印加後50 ms以内に行うことが望ましい。
複数の定格入力電圧をもつ変圧器については,定格入力電圧のそれぞれに対してこの要求事項を適用す
る。
12 無負荷出力電圧
無負荷出力電圧は,JIS C 61558-1の箇条12の末尾に,次の段落及び細分箇条を追加する。
無負荷出力電圧は,JIS C 61558-1の5.4に規定する周囲温度において,定格入力周波数及び定格熱出力
となる定格入力電圧に接続した状態で測定する。
12.101 無負荷出力電圧は,交流1 000 V以下又はリプルフリーの直流1 415 V以下でなければならない。
独立形変圧器の場合,相互接続を意図しない出力巻線を直列に接続した場合にも,この出力電圧の制限
を適用する。
12.102 無負荷出力電圧と負荷時出力電圧との差が大きくてはならない。
この箇条で測定した無負荷出力電圧と箇条11の試験期間中に測定した負荷時出力電圧との差は,後者の
電圧の百分率で表したとき,10 %以下でなければならない。
注記 差(比率)は,次の式によって求める。
Uload
Uno-load
100 (%)
Uload
ここに, Uno-load : 無負荷出力電圧
Uload : 負荷時出力電圧
12.101及び12.102の要求事項に対する適否は,測定によって判定する。
――――― [JIS C 61558-2-2 pdf 7] ―――――
6
C 61558-2-2 : 2012
13 短絡電圧
短絡電圧は,JIS C 61558-1の箇条13による。
13A 2次短絡電流特性
2次短絡電流特性は,JIS C 61558-1の箇条13Aによる。
14 温度上昇
温度上昇は,JIS C 61558-1の箇条14によるほか,次による。
14.1 JIS C 61558-1の14.1による。ただし,第10段落は次に置き換える。
変圧器に定格入力電圧を供給し,定格出力電圧において定格熱出力を与えるインピーダンスを負荷する。
交流電流の場合は定格力率とする。定常状態に達した後,出力電流を測定する。次に,入力電圧を10 %増
加し,出力電流を以前測定した値と同じ値に調整する。独立形変圧器の場合,出力電流は調整しない。こ
の後,回路の調整は行わない。より条件が悪くなる場合は,無負荷状態の下で試験を繰り返す。
15 短絡及び過負荷に対する保護
短絡及び過負荷に対する保護は,JIS C 61558-1の箇条15による。
16 機械的強度
機械的強度は,JIS C 61558-1の箇条16による。
17 じんあい(塵埃),固形物及び水分の有害な侵入に対する保護
じんあい,固形物及び水分の有害な侵入に対する保護は,JIS C 61558-1の箇条17による。
18 絶縁抵抗,耐電圧及び漏えい電流
絶縁抵抗,耐電圧及び漏えい電流は,JIS C 61558-1の箇条18によるほか,次による。
18.3 JIS C 61558-1の18.3による。ただし,表8aの上に次の段落及び注記を追加する。
制御変圧器については,基礎絶縁の試験電圧値[表8aの欄1)及び欄3)]に係数1.4を乗じる。
注記 制御変圧器はその負荷の誘導性のためにサージ電圧を受けるので基礎絶縁を増加している。
19 構造
構造は,JIS C 61558-1の箇条19によるほか,次による。ただし,19.1は,次に置き換える。
19.1 入力回路及び出力回路は互いに電気的に分離し,かつ,その構造は,意図的な行為による場合を除
き,直接又は間接に他の導電部を通じてこれらの回路間に接続の可能性があってはならない。
適否は,箇条18及び箇条26を考慮に入れ,目視検査及び測定によって判定する。
19.1.1 入力巻線と出力巻線との間の絶縁は,少なくとも基礎絶縁で構成しなければならない。
さらに,次を適用する。
− クラス0I変圧器又はクラスI変圧器の場合,入力巻線と本体との間の絶縁及び出力巻線と本体との間
の絶縁は,基礎絶縁で構成しなければならない。
− クラスII変圧器の場合,入力巻線と本体との間の絶縁及び出力巻線と本体との間の絶縁は,二重絶縁
又は強化絶縁で構成しなければならない。
――――― [JIS C 61558-2-2 pdf 8] ―――――
7
C 61558-2-2 : 2012
19.1.2 入力巻線と出力巻線との中間にあり,本体に接続しない中間導電部分(例えば,鉄芯)をもつ変圧
器の場合,中間導電部分と入力巻線との間,及び中間導電部分と出力巻線との間の絶縁は,少なくとも基
礎絶縁で構成しなければならない。
注記 入力巻線,出力巻線又は本体から少なくとも基礎絶縁で分離していない中間導電部分は,関連
する(単数又は複数の)部分に接続しているものと考える。
さらに,次を適用する。
− クラス0I変圧器又はクラスI変圧器の場合,中間導電部分を介した入力巻線と出力巻線との間の絶縁
は,基礎絶縁で構成しなければならない。
− クラスII変圧器の場合,中間導電部分を介した入力巻線と本体との間の絶縁及び出力巻線と本体との
間の絶縁は,二重絶縁又は強化絶縁で構成しなければならない。
19.101 出力回路と保護接地との間は,機器用変圧器の関連する機器規格で許容する場合を除き,接続があ
ってはならない。
19.102 出力回路と本体との間は,機器用変圧器の関連する機器規格で許容する場合を除き,接続があって
はならない。
適否は,目視検査によって判定する。
20 部品
部品は,JIS C 61558-1の箇条20による。
21 内部配線
内部配線は,JIS C 61558-1の箇条21による。
22 電源接続及びその他の外部可とうケーブル又はコード
電源接続及びその他の外部可とうケーブル又はコードは,JIS C 61558-1の箇条22による。
23 外部導体用端子
外部導体用端子は,JIS C 61558-1の箇条23による。
24 保護接地接続
保護接地接続は,JIS C 61558-1の箇条24による。
25 ねじ及び接続部
ねじ及び接続部は,JIS C 61558-1の箇条25による。
26 沿面距離,空間距離及び絶縁物を通しての距離
沿面距離,空間距離及び絶縁物を通しての距離は,JIS C 61558-1の箇条26によるほか,次による。
26.1 JIS C 61558-1の26.1による。ただし,最初の段落は,次に置き換える。
沿面距離,空間距離及び絶縁物を通しての距離は表13に示した数値以上でなければならず,基礎絶縁に
関する数値[欄1),欄3)及び欄5)]に係数1.4を乗じなければならない。
注記101 制御変圧器は,その負荷の誘導性のためにサージ電圧を受けるので,基礎絶縁を増加して
――――― [JIS C 61558-2-2 pdf 9] ―――――
8
C 61558-2-2 : 2012
いる。
27 耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性
耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性は,JIS C 61558-1の箇条27による。
28 耐腐食性
耐腐食性は,JIS C 61558-1の箇条28による。
――――― [JIS C 61558-2-2 pdf 10] ―――――
次のページ PDF 11
JIS C 61558-2-2:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61558-2-2:2007(MOD)
JIS C 61558-2-2:2012の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 61558-2-2:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC2811:1995
- 工業用端子台
- JISC2814-2-1:2009
- 家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-1部:ねじ形締付式接続器具の個別要求事項
- JISC2814-2-2:2009
- 家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-2部:ねじなし形締付式接続器具の個別要求事項
- JISC4003:2010
- 電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
- JISC5101-14:2014
- 電子機器用固定コンデンサ―第14部:品種別通則:電源用電磁障害防止固定コンデンサ
- JISC60068-2-32:1995
- 環境試験方法―電気・電子―自然落下試験方法
- JISC60068-2-6:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-6部:正弦波振動試験方法(試験記号:Fc)
- JISC60068-2-75:2019
- 環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
- JISC60695-10-2:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
- JISC6575:1975
- 電子機器用筒形ヒューズ
- JISC8269-2:2016
- 低電圧ヒューズ―第2部:専門家用ヒューズの追加要求事項(主として工業用ヒューズ)―標準化されたヒューズシステムA~K
- JISC8269-2-1:2000
- 低電圧ヒューズ―第2-1部:専門家用ヒューズの追加要求事項(主として工業用のヒューズ)―第I章~第V章:専門家用標準ヒューズの例
- JISC8283-2-3:2008
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
- JISC8283-2-3:2021
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
- JISC8285-1:2007
- 工業用プラグ,コンセント及びカプラ―第1部:通則