この規格ページの目次
JIS C 6183-1:2019 規格概要
この規格 C6183-1は、光スペクトルのパワー分布を測定する光ファイバコネクタ用入力端子を備えた分散分光方式の光スペクトラムアナライザの試験方法について規定。
JISC6183-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C6183-1
- 規格名称
- 光スペクトラムアナライザ―第1部 : 試験方法
- 規格名称英語訳
- Optical spectrum analyzers -- Part 1:Test methods
- 制定年月日
- 2019年2月20日
- 最新改正日
- 2019年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 31.260
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2019-02-20 制定
- ページ
- JIS C 6183-1:2019 PDF [23]
C 6183-1 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 標準試験条件・・・・[3]
- 5 試験の概要・・・・[3]
- 5.1 試験の種類・・・・[3]
- 5.2 不確かさの算出方法・・・・[3]
- 5.3 確度の算出方法・・・・[4]
- 6 波長の不確かさ及び確度の試験・・・・[4]
- 6.1 波長の不確かさ及び確度の試験の概要・・・・[4]
- 6.2 標準試験条件における波長の不確かさ及び確度の試験・・・・[5]
- 6.3 動作条件における波長の不確かさ及び確度の試験・・・・[6]
- 6.4 波長不確かさの合成・・・・[8]
- 6.5 確度・・・・[8]
- 7 パワーレベルの不確かさ及び確度の試験・・・・[8]
- 7.1 パワーレベルの不確かさ及び確度の試験の概要・・・・[8]
- 7.2 標準試験条件におけるパワーレベルの不確かさ及び確度の試験・・・・[8]
- 7.3 動作条件におけるパワーレベルの不確かさ及び確度の試験・・・・[10]
- 7.4 パワーレベル不確かさの合成・・・・[14]
- 7.5 確度・・・・[14]
- 8 分解能試験・・・・[14]
- 8.1 分解能試験の概要・・・・[14]
- 8.2 試験・・・・[14]
- 9 その他の性能試験・・・・[15]
- 9.1 試験系・・・・[15]
- 9.2 近傍ダイナミックレンジ・・・・[15]
- 9.3 高次光抑圧比・・・・[16]
- 9.4 迷光抑圧比・・・・[16]
- 10 過負荷試験・・・・[16]
- 11 強度試験・・・・[16]
- 11.1 強度試験の概要・・・・[16]
- 11.2 振動試験・・・・[17]
- 11.3 落下試験・・・・[17]
- 附属書A(規定)不確かさの規定・・・・[18]
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――――― [JIS C 6183-1 pdf 1] ―――――
C 6183-1 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,
JIS C 6183:1992は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 6183の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 6183-1 第1部 : 試験方法
JIS C 6183-2 第2部 : 校正方法
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――――― [JIS C 6183-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 6183-1 : 2019
光スペクトラムアナライザ−第1部 : 試験方法
Optical spectrum analyzers-Part 1: Test methods
序文
この規格は,光スペクトラムアナライザに対する試験方法を規定することによって,安定した統一の試
験を行うことを目的としている。
1 適用範囲
この規格は,光スペクトルのパワー分布を測定する光ファイバコネクタ用入力端子を備えた分散分光方
式の光スペクトラムアナライザ(以下,光スペクトラムアナライザという。)の試験方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 6122-3-1 光増幅器−測定方法−第3-1部 : 雑音指数パラメータ−光スペクトラムアナライザ法
JIS C 6830 光ファイバコード
JIS C 6831 光ファイバ心線
JIS C 6835 石英系シングルモード光ファイバ素線
JIS C 60068-2-6 環境試験方法−電気・電子−第2-6部 : 正弦波振動試験方法(試験記号 : Fc)
JIS C 60068-2-31 環境試験方法−電気・電子−第2-31部 : 落下試験及び転倒試験方法(試験記号 :
Ec)
JIS Z 8103 計測用語
JIS Z 8120 光学用語
ISO/IEC Guide 98-3:2008,Uncertainty of measurement−Part 3: Guide to the expression of uncertainty in
measurement (GUM: 1995)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103及びJIS Z 8120によるほか,次による。
3.1
光スペクトラムアナライザ(optical spectrum analyzer)
光ファイバコネクタ用の入力端子をもち,入力端子に入射した光の時間平均されたスペクトルの波長(周
波数)に対するパワー分布を測定し,画面に表示する機能をもつ光測定器。
――――― [JIS C 6183-1 pdf 3] ―――――
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C 6183-1 : 2019
3.2
測定波長範囲(wavelength range of measurement)
仕様に記載されている性能規格を満たす入射光の波長範囲。
3.3
波長掃引幅(displayed wavelength range)
表示画面のフルスケールに表示される波長の範囲。
3.4
スペクトル分解能(spectral resolution)
光を単色光成分に分解する分解能。輝線スペクトルを被試験器を用いて測定したとき,表示されるスペ
クトルの半値全幅(ピーク値より3 dB下がった点の波長間隔)をスペクトル分解能とする。
3.5
パワーレベル(power level)
光スペクトラムアナライザのスペクトル分解能当たりの光パワー。光スペクトラムアナライザの場合,
設定スペクトル分解能当たりの光パワーが測定され表示される。
3.6
近傍ダイナミックレンジ(close-in dynamic range)
光スペクトラムアナライザで波長の近接した二つの光スペクトルのパワー比を測定するとき,検出可能
な最大パワー比。
3.7
高次光抑圧比(high order diffraction light suppression ratio)
光スペクトラムアナライザに単色光を入射し,その信号光及び高次光のスペクトルのパワー分布を測定
したとき,信号光のスペクトルと高次光のスペクトルとによる最大値のレベル比。
ただし,高次光とは,回折格子を用いた光スペクトラムアナライザによって波長λの光を測定したとき,
mλ(ただし,mは整数)の波長に観測される光出力のうち,信号光(通常は,m=1の1次光)以外の光
出力(通常は,m≧2の成分)のことである。
3.8
迷光抑圧比(stray light suppression ratio)
光スペクトラムアナライザに単色光を入射し,その測定波長範囲全域でのスペクトルのパワー分布を測
定したとき,信号光のスペクトルと迷光のスペクトルとによる最大値のレベル比。
ただし,迷光とは,光スペクトラムアナライザに信号光を入射したときに発生する,信号光及びその高
次光成分以外の漏えい(洩)光成分のことである。
3.9
不確かさ(uncertainty)
ある測定値に対して,その測定対象とした値が存在する範囲の広さを確率的に推定したもの。詳細は,
ISO/IEC Guide 98-3:2008の“計測における不確かさの表現のガイド”を参照。
3.10
標準不確かさ(standard uncertainty)
不確かさを,測定対象となった値の確率分布の標準偏差の値によって表記したもの。
3.11
拡張不確かさ(expanded uncertainty)
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C 6183-1 : 2019
測定結果の値の分布の大部分を含むと期待される区間を規定する量。測定器の誤差の限界を示す指標と
して用いる。
3.12
確度(limit of error)
試験の結果によって推定した測定器の動作誤差の限界値。測定器のかたよりに,測定結果のばらつきに
伴う不確かさの影響を加算することによって算出する。
注記1 “確度”は,測定量とその“真の値”との一致度を示す指標の意味で用いる場合があるが,
“不確かさ”の規定の下では,“真の値”が未知のため,この意味での“確度”は定義できな
い。そこで,この規格では,ここで定義した意味に限定して“確度”を規定する。
注記2 “確度”及び“拡張不確かさ”は,いずれも誤差の限界を示す指標であるが,“確度”は測定
器のかたよりを明示的に含む点において,“拡張不確かさ”とは異なる概念である。
4 標準試験条件
光スペクトラムアナライザ(以下,被試験器という。)を試験するとき標準となる条件は,規定がない限
り次のとおりとする。標準試験条件で試験することが困難な場合は,実施した条件及びその影響について
試験結果に記録しなければならない。
a) 温度 (23±2) ℃
b) 相対湿度 (50±20) %
c) 光ファイバ 光ファイバ長は2 m以上とし,JIS C 6830,JIS C 6831及びJIS C 6835で規定されたシ
ングルモード光ファイバを用いる。
5 試験の概要
5.1 試験の種類
光スペクトラムアナライザの性能は,波長及びパワーレベルに対する不確かさ及び確度の試験,並びに
スペクトル分解能,近傍ダイナミックレンジ,高次(低次)光応答,ゴースト及び迷光レベル,過負荷の
各試験を行って評価する。ただし,これらの各試験は評価項目の次元が異なるので,各試験での不確かさ
は各項目ごとの評価値とし,それらを足し合わせて総合不確かさとはしない。
なお,上記試験とは別に,被試験器の機械的強度を確認するため,強度試験を行う。
5.2 不確かさの算出方法
波長及びパワーレベルについて,被試験器のかたより及び不確かさを評価する。評価方法は,まず,標
準試験条件における不確かさ及び確度の試験で指示値のかたより及び測定のばらつきに伴う標準不確かさ
を算出し,次に各動作条件に対する不確かさ及び確度の試験で,それぞれの動作条件に対する被試験器の
不確かさの寄与を算出する(附属書Aを参照)。かたより及び不確かさは測定値と同一の次元(単位),又
は測定値に対する百分率(%)で表記する。
なお,不確かさは,被試験器の指示値についてかたよりを補正した結果に対してだけ有効となる点に注
意する。
評価対象に対する被試験器の不確かさは,式(1)によって算出する。
p
ut uto2 ut2i (1)
i 1
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JIS C 6183-1:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 31 : エレクトロニクス > 31.260 : オプトエレクトロニクス.レーザー設備
JIS C 6183-1:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC60068-2-31:2013
- 環境試験方法―電気・電子―第2-31部:落下試験及び転倒試験方法(試験記号:Ec)
- JISC60068-2-6:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-6部:正弦波振動試験方法(試験記号:Fc)
- JISC6122-3-1:2011
- 光増幅器―測定方法―第3-1部:雑音指数パラメータ―光スペクトラムアナライザ法
- JISC6830:1998
- 光ファイバコード
- JISC6831:2001
- 光ファイバ心線
- JISC6835:2017
- 石英系シングルモード光ファイバ素線
- JISZ8103:2019
- 計測用語
- JISZ8120:2001
- 光学用語