この規格ページの目次
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C 62282-4-102 : 2021
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 62282-3-201,Fuel cell technologies−Part 3-201: Stationary
fuel cell power systems−Performance test methods for small fuel cell power systems
JIS Q 9000(シリーズ) 品質マネジメントシステム
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 9000,Quality management systems−Fundamentals and
vocabulary
IEC 62282-6-300:2012,Fuel cell technologies−Part 6-300: Micro fuel cell power systems−Fuel cartridge
interchangeability
ISO 14687,Hydrogen fuel quality−Product specification
注記1 対応国際規格における引用規格 : ISO 14687-2,Hydrogen fuel−Product specification−Part 2 :
Proton exchange membrane (PEM) uel cell applications for road vehicles
注記2 ISO 14687-2が廃止されたため,ISO 14687に置き換えた。対応国際規格は,次回改訂時に
修正される予定であるため先取りした。
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS C 8800による。
3.1
騒音レベル(noise level)
所定の距離及び運転モードで測定された燃料電池発電システムが発生する音圧レベル
注釈1 デシベル(dB)で表示し,15.2によって測定する。
3.2
暗騒音レベル(background noise level)
測定点における周囲騒音の音圧レベル
注釈1 この測定は,燃料電池発電システムが停止状態において,15.2によって測定する。
3.3
蓄電池(battery)
電気エネルギー出力を提供する,及び/又は燃料電池発電システムを運転するために必要な補助機械及
び補助装置にエネルギーを供給する,電気化学的エネルギー貯蔵装置
注釈1 制御ソフトウェアのメモリ及びその他アプリケーションのためのバックアップ電池は含まない。
3.4
停止状態(cold state)
電力の入力も出力もなく,雰囲気温度近くにある燃料電池発電システムの起動可能な状態
(出典 : IEC 60050-485:2020の485-21-01を参照)
3.5(削除)
3.6
排水(discharge water)
廃水及び/又は結露を含んだ,燃料電池発電システムから放出される水
注釈1 排水は,熱回収システムを構成するものではない。
(出典 : IEC/TS 62282-1:2013の2.2を参照し,注釈を追加)
――――― [JIS C 62282-4-102 pdf 6] ―――――
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C 62282-4-102 : 2021
3.7
(燃料電池発電システムの)発電効率(fuel cell system electrical efficiency)
燃料電池発電システムに供給される燃料の平均発熱量入力に対する,燃料電池発電システムの平均電力
出力の比
3.8
燃料電池発電システム(fuel cell power system)
燃料電池モジュールを1個以上用いて,電力及び熱を発生する発電システム
注釈1 燃料電池発電システムの構成例は,図1を参照。
注釈2 産業車両に用いる燃料電池発電システムは,JIS C 62282-4-101の3.9又は3.10に定義されてい
る形式のいずれかである。
(出典 : IEC 60050-485:2020の485-09-01を参照)
3.9
燃料供給量(fuel input)
燃料電池発電システムに供給する水素又はメタノールの量
3.10(削除)
3.11
燃料消費量(fuel consumption)
指定された運転条件において,燃料電池発電システムが消費する燃料の体積又は質量
3.12
最小電力出力(minimum electric power output)
燃料電池発電システムが安定な状態で連続運転ができる最小の電力出力
3.13
定格電力出力(rated power)
燃料電池発電システムの製造業者が指定する通常運転条件において,連続で発電可能な最大電力出力
(出典 : IEC 60050-485:2020の485-14-04を参照し,注釈を削除)
3.14
補機負荷(auxiliary load)
燃料電池発電システムの運転に必要な周辺機器(BOP)のような補機が消費する電力
注釈1 この用語は,この規格では使用されない。
3.15
保管停止状態(storage state)
運転されていないが,コンポーネントの劣化を防ぐための熱エネルギー若しくは電気エネルギーの入
力,及び/又は制御システムへの通電など,製造業者が指定する条件下にある燃料電池発電システムの状
態
(出典 : IEC 60050-485:2020の485-21-06を参照し,一部を修正)
3.16
試験時間(test duration)
試験結果の解析に必要なデータが記録される時間
――――― [JIS C 62282-4-102 pdf 7] ―――――
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C 62282-4-102 : 2021
4 記号
記号及びその説明を,電気出力性能及び回収熱出力性能については表1に,環境性能については表2に,
適切な単位と併せて規定する。
表1−電気出力性能及び回収熱出力性能に関する記号及びその説明
記号 記号説明 単位
M, m モル質量,質量
Mf 燃料モル質量 kg/mol
mf 試験時間中の燃料の積算質量 kg
p 圧力
ps 標準圧力[101.325 kPa(abs)] kPa(abs)
pf 平均燃料圧力 kPa(abs)
P 電力
Pn 平均電力出力 kW
Pfin 燃料の平均発熱量入力量 kJ/s
E 供給エネルギー
Emf 燃料の単位質量当たりの供給エネルギー量 kJ/kg
Evf 燃料の単位体積当たりの供給エネルギー量 kJ/L
Efin 燃料の積算供給エネルギー量 kJ
qm 質量流量
qmf 試験条件における燃料の平均質量流量 kg/s
qV 体積流量
qVf 試験条件における燃料の平均体積流量 L/min
qVfs 標準状態における燃料の平均体積流量 L/min
H 発熱量
Hfs 標準状態における燃料のモル発熱量 kJ/mol
Hfl メタノールの発熱量 kJ/kg
t 時間
Δt 試験時間 s又はmin
T 温度
Ts 標準温度(273.15 K) K
Tf 平均燃料温度 K
V, Vm 体積,モル体積
Vf 試験時間中の燃料の積算体積 L
Vms L/mol
理想ガスの標準モル体積(標準温度Ts=273.15 K,標準圧力ps=101.325
kPaにおいて22.414 L/mol)
W 電気エネルギー
Wout 電力出力量 kWh
η 効率
ηel 発電効率 %
ηth 熱回収効率 %
ηtotal 総エネルギー効率 %
――――― [JIS C 62282-4-102 pdf 8] ―――――
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C 62282-4-102 : 2021
表2−環境性能に関する記号及びその説明
記号 記号説明 単位
φ 体積分率
φB,meas 成分Bの体積分率の測定値 vol %又はmL/m3
φB,corr 成分Bの体積分率の補正値 vol %又はmL/m3
φat(O2) 乾燥状態の空気取入れ口雰囲気における酸素の体積分率の測定値 vol %
φex(O2) 乾燥排気ガス中における酸素の体積分率の測定値 vol %
φex,corr(CO)
乾燥排気ガス中における一酸化炭素の体積分率の補正値 mL/m3
φex,corr(THC)
乾燥排気ガス中における全炭化水素の体積分率の補正値(炭素当量) mL/m3
γ 質量濃度
γex(CO) 乾燥排気ガス中における一酸化炭素の質量濃度 mg/m3
γex(THC) 乾燥排気ガス中における全炭化水素の質量濃度 mg/m3
ε 排出質量
ε(CO) 供給燃料の単位エネルギー当たりの一酸化炭素排出質量 mg/kWh
ε(THC) 供給燃料の単位エネルギー当たりの全炭化水素排出質量 mg/kWh
愀 原子比
愀 THC) 排気ガス中における全炭化水素の炭素原子に対する水素原子の比率 −
ω 質量分率
ωB メタノールの質量分率 −
5 標準状態
標準状態は,次による。
− 標準温度 : Ts=273.15 K(0 ℃)
− 標準圧力 : ps=101.325 kPa(abs)(1 atm)
6 発熱量基準
特に規定がない限り,燃料の発熱量は,低位発熱量(LHV)又はこれに類するものとする。
注記 水素及びメタノールの発熱量(LHV及びHHV)は,附属書Aを参照。
LHVをエネルギー効率の計算に適用する場合は,次のように,略語LHVを付す必要はない。
ηel,ηth又はηtotal=XX %
高位発熱量(HHV)を適用する場合は,次のように,エネルギー効率の値に略語HHVを付す。
ηel,ηth又はηtotal=XX %(HHV)
7 試験の準備
7.1 一般
この箇条では,試験を実施する前に考慮すべき一般的な事項を規定する。各試験について,高精度の機
器を選定し,詳細にわたって慎重に試験を計画することによって,測定の不確かさを最小限にするように
努めなければならない。試験関係者は,この規格を基本として用いて,詳細な試験計画を準備しなければ
ならない。
――――― [JIS C 62282-4-102 pdf 9] ―――――
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C 62282-4-102 : 2021
試験計画には,次の事項を考慮する。
1) 目的
2) 試験の仕様
3) 試験担当者の資格
4) 品質保証規格(JIS Q 9000シリーズ又はこれと同等の規格)
5) 目標不確かさ
6) 測定機器の説明(箇条9参照)
7) 試験パラメータの推定範囲
8) データ取得計画
7.2 データ取得計画
目標不確かさを達成するため,試験を行う前に適切な試験時間及びデータ読取り頻度を決定し,これに
基づいて,データ記録装置を準備する。
パーソナルコンピュータなどを用いたデータの自動取得が望ましい。
8 試験のセッティング
水素燃料又はメタノール燃料を使用した燃料電池発電システムについて試験を実施するための試験のセ
ッティング例は,図2及び図3による。燃料電池発電システムには,電力負荷を接続する。
注記 図2及び図3は,燃料電池発電システムの電気特性を測定するものである。図3の図記号の意味
は,図2の図記号と同じである。
――――― [JIS C 62282-4-102 pdf 10] ―――――
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