JIS C 6521:1996 多層プリント配線板用プリプレグ試験方法 | ページ 2

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C 6521-1996
図2 耐燃性試験
5.9 体積抵抗率
5.9.1 装置 装置は,次による。
(1) 電源は,500Vで一定の直流電圧を保つことができる直流電源とする。
(2) 測定範囲が,5×106 坎 下の場合は,JIS C 1302に規定の絶縁抵抗計又はこれと同等以上の確度をもつ
もの。
(3) 測定範囲が,106 坎 上1012 満の場合は,JIS C 1303に規定の絶縁抵抗計。
(4) IS B 7502に規定の外側マイクロメータ又はこれと同等以上の精度をもつもの。
(5) IS B 7507に規定の最小読取り長さ0.05mmのノギス又はこれと同等以上の精度をもつもの。
5.9.2 試料 製品を所要枚数重ねて0.20.4mm厚の積層板を成形する。この積層板を100mm角に切断
し電極を形成する。電極の形状,寸法は,図3の(a)及び(b)に示すとおりとし,上下電極の中心ができるだ
け一致するように合わせる。電極は,体積抵抗率10−2 地 下の導電性シルバーペイントを用いる。
図3 電極の形状
5.9.3 前処理 前処理は,5.1.3(2)の規定による。
5.9.4 試験 試験は,次による。

――――― [JIS C 6521 pdf 6] ―――――

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(1) 常態での測定
(a) 測定 常態での測定を行う場合は,前処理後の絶縁基板の厚さを外側マイクロメータで0.01mmの
単位まで測定し,上部電極の輪状のすきまの内径をノギスで0.05mmの単位まで測定する。
試料の電極を図4のように回路に接続し,直流電圧500Vを印加し,1分間経過後の体積抵抗を測
定する。
この場合,試験は5.1.3(1)の条件で行う。
図4 接続回路例
(b) 算出 次の式によって体積抵抗率 地 ‰侮
d
v Rv
t
ここに, d : 表面電極の内円の外形 (cm)
t : 絶縁基板の厚さ (cm)
Rv : 体積抵抗 ( 圀
円周率
(2) 吸湿処理後の測定
(a) 処理 前処理後の試料について常態の場合と同様に寸法を測定した後,温度40±1℃,相対湿度90
95%の恒温恒湿槽の中に入れ, 96 20 った後取り出し,温度20±2℃に保ったJIS K 8540に
規定の (+) −酒石酸ナトリウム二水和物の飽和水溶液で湿度を調節したデシケータに入れ,冷却
する。
(b) 測定 測定は,処理後,1時間以内に取り出して,(1)(a)と同様に3分間以内に体積抵抗の測定を完
了する。
(c) 算出 (1)(b)による。
5.10 表面抵抗 表面抵抗試験は,次による。
(1) 装置 5.9.1による。
(2) 試料 5.9.2による。ただし,体積抵抗率試料とは別に作製する。
(3) 前処理 前処理は,5.1.3(2)の規定による。
(4) 電極 電極の形状・寸法は5.9.2に準じる。
(5) 試験 図5に示すとおりに電極を接続し,これを5.9と同様の回路の試料の位置に接続する。その他

――――― [JIS C 6521 pdf 7] ―――――

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は5.9.4と全く同様の方法で,常態及び吸湿処理後の表面抵抗 ( 圀 ‰ 定する。
図5 表面抵抗試験
5.11 絶縁抵抗 絶縁抵抗試験は,次による。
(1) 装置 5.9.1による。
(2) 試料 製品を所要枚数重ねて0.20.4mm厚の積層板を成形する。この積層板から図6に示すとおり
の寸法に切り取り,その層に垂直に,それぞれ直径5mmの2個の穴を裏面まで貫いてあけたもの。
図6 絶縁抵抗試験
(3) 前処理 前処理は,5.1.3(2)の規定による。
(4) 試験 試料の2個の穴を機械用テーパピンリーマで加工し,テーパピン(表面をよく磨いたきずがな
い黄銅製で,JIS B 1352に規定する2級の直径5mmのもの)を押し込んで電極とする。
電源及び絶縁抵抗測定器を用い,測定電圧として直流電圧500Vで絶縁抵抗 ( 圀 ‰ 定する。
絶縁抵抗(常態)の測定は,前処理後の試料について5.1.3(1)に規定する条件で,試料を1分間充電
した後行う。
絶縁抵抗(煮沸後)の測定は,前処理後の試料を沸騰蒸留水中に入れて2時間±10分間煮沸し,20
±10℃の温度に保った流れる清水中で30±5分間冷やした後取り出して,乾いた清浄なガーゼなどで
表面の水分をふき取り,2分間放置してから5.1.3(1)に規定する条件で,試料を1分間充電した後行う。
5.12 比誘電率及び誘電正接
5.12.1 Qメータ法 Qメータ法による測定は,次による。
(1) 装置 装置は,次による。
(1.1) メータ 比誘電率及び誘電正接測定用のQメータとする。
(1.2) マイクロメータ 5.3.2(1)(a)による。
(1.3) 化学はかり 感量1mgの化学はかりとする。
(2) 試料 製品を所要枚数重ねて0.20.4mm厚の積層板を成形する。この積層板から直径50mmの円板
を打ち抜き,試料の直径をマイクロメータを用いて0.01mmの単位まで,質量を化学はかりを用いて
1mgの単位まで測定し,次の式によって有効板厚さt (cm) を算出する。
w
t
1r

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ここに, w : 空気中での試料の質量 (g)
r1 : 試料の半径 (cm)
JIS K 6911で測定した製品の密度
(g/cm3)
次に,試料の両面にシルバーペイントを塗布し,適切な打抜き機で直径25mmの円板に打ち抜く。
なお,シルバーペイントは,塗布後,体積抵抗率10-2 地 下のものとし,前処理を行う前に塗
布しておく。
(3) 前処理 前処理は,5.1.3による。
(4) 試験 試験は,次による。
(4.1) 常態での測定
(4.1.1) 前処理後の試料を,5.1.3に規定の試験条件で,Qメータによって静電容量△Cを測定する。
なお,測定周波数は,1MHzとする。

(4.1.2) 算出 次の式によって,比誘電率 び誘電正接tan 侮
(a) 比誘電率
tC
r
.0278 2r22
ここに, △C : △C=|C1−C2|
C1 : 試料がないときの静電容量 (pF)
C2 : 試料があるときの静電容量 (pF)
t : 試料の有効板厚さ (cm)
r2 : シルバーペイント塗布後,25mmの円板に打ち抜いた試料の
半径 (cm)
(b) 誘電正接
C1 (Q1 Q2 )
tan
C Q1 Q2
ここに, Q1 : 試料がないときのQ
Q2 : 試料があるときのQ
(4.2) 吸湿処理後の測定
(4.2.1) 処理 前処理後の試料を,23±0.5℃の蒸留水中に24±1時間浸す。
(4.2.2) 測定 試料を,乾燥した清浄な布などで表面の水分を十分ふき取り,直ちに(4.1.1)の場合と同様に
測定する。
(4.2.3) 算出 (4.1.2)による。
5.12.2 自動平衡ブリッジ法 自動平衡ブリッジ法による測定は,次による。
(1) 装置 装置は,次による。
(1.1) 自動平衡ブリッジ 比誘電率及び誘電正接用の測定器とする。
(1.2) 電極 図7に示す電極を接続することのできる,専用の電極とする。

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図7 電極
(1.3) マイクロメータ 5.3.2(1)(a)による。
(1.4) 化学はかり 5.12.1(1)(1.3)による。
(2) 試料 製品を所要枚数重ねて0.20.4mm厚の積層板を成形する。この積層板から,受渡当事者間の
協定によって任意の大きさの円板を打ち抜いたものを試料とする。
(3) 前処理 前処理は,5.1.3による。
(4) 試験 試験は,次による。
(4.1) 常態での測定
(4.1.1) 測定 前処理後,試料の半径rをマイクロメータを用いて0.01mmの単位まで,質量を化学はかり
を用いて1mgの単位まで測定し,5.12.1(2)に規定の式を用いて有効厚さを算出する。
図7の電極を測定器に接続し,電極間に試料を挿入する。この際,試料厚さが電極間隔の80%を
占めるように電極と試料に間げきを残し,電極間隔を設定する。
この状態で,測定器によって試料印加電圧を1Vrmsに設定して,電極間の直列容量Cs2及び損失係
数D2を測定する。
次に,電極間隔を変えずに電極間から試料を抜き取り,電極間の直列容量Cs1及び損失係数D1を
測定する。
(4.1.2) 算出 次の式によって比誘電率攀 び誘電正接tan 侮
(a) 比誘電率
1
r
Cs1 Tg
1 1( )
Cs2 t
ここに, Cs1 : 試料を挿入しないときの直列容量測定値 (pF)
Cs2 : 試料を挿入したときの直列容量測定値 (pF)
Tg : ガード付き主電極と対電極の間隔 (cm)

――――― [JIS C 6521 pdf 10] ―――――

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JIS C 6521:1996の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60249-3-1:1981(MOD)

JIS C 6521:1996の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 6521:1996の関連規格と引用規格一覧