JIS C 7618-1:2017 片口金蛍光ランプ―第1部:安全仕様 | ページ 6

24
C 7618-1 : 2017
附属書H
(参考)
安定器設計のための指針
H.1 ランプの安全な点灯のための指針
ランプの安全な点灯のためには,H.2の事項を守ることが望ましい。
H.2 異常動作条件下でのランプ端部温度
ランプが始動しない場合には,ランプ端部の過熱を引き起こすような陰極予熱の継続をしないほうがよ
い。
高周波点灯の安定器の場合,陰極予熱電流は,各電極でのリード線に流れる電流のSoS値が表F.1に規
定する“最大SoS”を下回るようになるまで,10秒以内に下げる。
ランプ寿命末期において,ランプ口金の過熱につながり得る現象が起こる可能性がある。これは,回路
の適切な方法によって防ぐ。起こり得る現象は,ランプインピーダンスが急激に変化し,安定器を高いピ
ーク電圧に導く,絶え間ない位相変化である。明るさの変化も観察される可能性がある。その他の現象は,
DC効果である。これは,電極の片側によって,電子の効率的なエミッションが低くなることが引き起こ
す。これは,電極空間での余分な電力損失を導き,ランプ管端部が加熱する。その他の現象は,電極の断
線による電極抵抗の変化がある。
各種の安定器は,適用可能ならば表F.1から,予熱電流,放電電流及びSoSの最大値に適合する。

――――― [JIS C 7618-1 pdf 26] ―――――

                                                                                             25
C 7618-1 : 2017
附属書I
(参考)
ランプ受金設計のための指針
この附属書は,受金設計のための指針について記載するものであって,規定の一部ではない。
I.1 ランプ−受金接続部に関係する最大ランプ口金温度
I.1.1 2G7,2GX7,2G8,GX10q,GY10q,2G10,2G11,2GX11,G23,GX23,G24,GX24及びGX32
口金の温度測定点
温度制限の点は,ガラス管方向に,表I.1で示すように口金基準面から距離xの口金の表面の最も熱い
ところとする。
表I.1−温度箇所
口金種類 距離x
mm
2G7,2GX7 8
2G8,GR14q 13
GX10q,GY10q 8
G23,GX23 8
2G10,2G11,G24,GX24,2GX11,GZ24q 12
GX32 16
I.1.2 GR8,G10q,GR10q,GU10q,GZ10q及び2GX13口金の温度測定点
I.1.2.1 GR8及びGR10q口金の温度測定点(10 Wを除いた他の全ての電力)
温度制限の点は,ガラス管の軸が結合する直線上にあり,口金から出てくる二つのガラス管の間の等距
離である口金表面上の点とする。
I.1.2.2 G10q及びGR10q(10 W)口金
温度制限の点は,口金ピンのある面と反対側の口金表面との中心とする。
I.1.2.3 2GX13口金
温度制限の点は,二組のピンから等距離にある口金表面の中心点上とする。
I.1.2.4 GU10q及びGZ10q口金
温度制限の点は,四つのピンの中心から近いプラスチック部の表面とする。
I.1.3 温度データ
I.1.1及びI.1.2で記載するように口金表面の位置で期待される最大ランプ口金温度は,表I.2に示す。

――――― [JIS C 7618-1 pdf 27] ―――――

26
C 7618-1 : 2017
表I.2−受金設計に関わる最大温度
口金の種類 公称ランプ電力 温度
W ℃
2G7 全て 140
2GX7 全て 140
G23 全て 140
GX23 全て 140
2G8-1 全て 140
GR8 全て 110
GR10q 全て 110
2G10 全て 140
2G11 全て 140
G10q 全て 110
GU10q 全て 125
GX10q-2 13 120
GX10q-3 18 120
GX10q-4 27 120
GY10q-4 27,30 120
GY10q-5 28 120
GY10q-6 36 120
2GX11 28 140
GZ10q 全て 100
2GX13 全て 75
GR14q-1 全て 140
G24d-1 10,13 140
G24d-2 18 140
G24d-3 26 140
G24q-1 10,13 140
G24q-2 18 140
G24q-3 26 140
GX24d-1 13 140
GX24d-2 18 140
GX24d-3 26 140
GX24q-1 13 140
GX24q-2 18 140
GX24q-3 26,32 140
GX24q-4 42 140
GX24q-5 57 140
GX24q-6 70 140
GZ24q 42 160
GX32d-1 15 140
GX32d-2 20 140
GX32d-3 27 140

――――― [JIS C 7618-1 pdf 28] ―――――

                                                                                             27
C 7618-1 : 2017
附属書JA
(規定)
包装の表示
最小包装容器には,JA.1の一般的事項,及びJA.2に記された注意事項のうち,必要な項目の要旨を表
示する。
JA.1 一般的事項
表示の一般的事項は,次による。
a) 形式
b) 製造業者名若しくは責任ある販売業者名又はその略号
c) 定格ランプ電力(W,watts又はワット)又はランプを確認できる英数字,記号
d) 大きさの区分(形)(ただし,大きさの区分と定格ランプ電力が異なるものだけ)
JA.2 注意事項
JA.2.1 表示の仕方
表示の仕方は,次による。
表示の場所 使用者の見やすい場所
文字の大きさ 指示文の文字1.2 mm以上
区分及び図記号5 mm以上
JA.2.2 表示内容
必要な注意事項について,区分(警告,注意の別),図記号及び指示文を表示する。
表示例を,表JA.1に示す。
表JA.1−包装に用いる図記号及び指示文の例
No. 区分 図記号 指示文 理由 措置 適用品種
1 警告 感電
取付け,取外しや器具清掃のときは,必ず電源
を切ってください。
感電の原因となります。
2 警告 火災・器具過
紙や布でおおったり,燃えやすいものに近づけ コンパク
ないでください。 熱 ト形ラン
火災の原因となることがあります。 プ
3 注意 破損・けが
器具に取り付けるときは,ランプホルダでラン
プを強くはじかないでください。
破損の原因となることがあります。
4 注意 破損・けが
器具の引きひもを強くはじいたり,ランプにか
らませないでください。
破損の原因となることがあります。
5 注意 漏電
防水形の器具に使用する場合は,器具に適合し 器具に適合したラ
た管径のランプを使用してください。 ンプ管径を確認し
防水効果がなくなり,漏電の原因となることが てください。
あります。

――――― [JIS C 7618-1 pdf 29] ―――――

28
C 7618-1 : 2017
表JA.1−包装に用いる図記号及び指示文の例(続き)
No. 区分 図記号 指示文 理由 措置 適用品種
6 注意 破損・落下・
落としたり,物をぶつけたり,(荷重をかけた
けが
り),無理な力を加えたり,きずをつけたりしな
いでください。
(特に器具の清掃のときは,ご注意ください。)
破損した場合,けがの原因となることがありま
す。
7 注意 火災・爆発
引火する危険性の雰囲気(ガソリン,可燃性ス 防爆構造の器具を
プレー,シンナー,ラッカー,粉じんなど)で 使用してくださ
使用しないでください。 い。
火災や爆発の原因となる場合があります。
8 注意 過熱・発煙
適合した器具(ソケット,安定器,グロースタ 器具に表示してあ
ータなど)で指定されたワット数のランプを必 る適合ランプ種別
ず使用してください。 (大きさ)を確認
過熱や発煙の原因となることがあります。 してください。
9 注意 やけど
点灯中や点灯直後は,ランプが熱いので手や肌 交換や清掃は十分
などを触れないでください。 に冷えてから行っ
やけどの原因となることがあります。 てください。
10 注意 使用済のランプは割らずに破棄してください。
けが(ガラス
破片飛散)
(ランプを割ると)ガラス破片が飛散し,けが
の原因となることがあります。
11 注意 破損・短寿命
雨や水滴のかかる状態や,湿度の高いところで 防水構造の器具を
使用しないでください。 落下・絶縁不使用してくださ
破損の原因となることがあります。 良・けが い。
12 注意 落下・破損・ ソケットのガタや
ソケット(及びランプホルダ)に確実に取り付
けが・不点灯
けてください。ランプの落下,(接触不良による 間隔を十分確かめ
過熱,発煙)の原因となることがあります。過熱・発煙 てください。
13 注意 火災・器具過
紙や布でおおったり,燃えやすいものに近づけ コンパク
ないでください。 熱 ト形ラン
火災の原因となることがあります。 プを除く
14 注意 口金腐食・漏
酸などの腐食性雰囲気のところでは,一般器具 耐食構造の器具を
によるランプの使用はしないでください。 電・落下 使用してくださ
漏電や落下の原因となることがあります。 い。
15 注意 破損・落下・ 耐震構造を考慮し
振動や衝撃のあるところでは,(一般器具によ
る)ランプの使用はしないでください。 けが・不点灯た設計にしてくだ
落下の原因となることがあります。 過熱 さい。
16 注意 塗料などを塗らないでください。 過熱・破損・ カラーランプを使
けが
ランプが過熱し,破損の原因となることがあり 用してください。
ます。
17 注意 器具過熱・短
粉じんの多いところでは,一般器具によるラン 防じん構造の器具
プの使用はしないでください。 寿命 を使用してくださ
器具の過熱の原因となることがあります。 い。
18 注意 破損・けが
口金は(多少動くように作ってありますが)無 環形蛍光
理に回さないでください。 ランプ
破損の原因となることがあります。
19 注意 器具過熱
点滅を繰り返すなど正常に点灯しない場合は,
直ちに電源を切ってランプを交換してくださ
い。
器具の過熱の原因となることがあります。

――――― [JIS C 7618-1 pdf 30] ―――――

次のページ PDF 31

JIS C 7618-1:2017の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61199:2011(MOD)
  • IEC 61199:2011/AMENDMENT 1:2012(MOD)
  • IEC 61199:2011/AMENDMENT 2:2014(MOD)

JIS C 7618-1:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 7618-1:2017の関連規格と引用規格一覧