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C 8105-5 : 2011
1 : 測光中心 1 : 測光中心
2 : 透明材料 2 : 拡散又はプリズム材料
a) 光源が透明な外郭で囲われている場合 b) 光源が露出している場合
図7−光源が透明な外郭で囲われている又は露出している場合の測光中心
7.5 測光距離
測光距離が可変の配光測定装置を用いる場合,測定中の測光距離は,一定とする。
注記 測光距離は,照明器具の発光面の最大寸法の5倍以上が望ましい。
7.6 測定角度範囲及び測定角度間隔
θφ座標系における水平角及び鉛直角の測定角度範囲及び測定角度間隔は,表6及び表7による。他の座
標系は,表1によって水平角及び鉛直角を読み替えて適用できる。
注記1 光度の変化が激しい場合,測定角度間隔を狭めて測定することが望ましい。
注記2 明らかに光が出ていない測定角度範囲は,省略してもよい。
表6−水平角の測定角度範囲及び測定角度間隔
単位 °
配光 水平角 φ
測定角度範囲 測定角度間隔
軸対称配光 90以下
二面対称配光 45以下
0360
一面対称配光 30以下
非対称配光 10以下
注記 照明器具における水平角(φ)の測定の基点は,測光の標準に用
いる光源の基点と同一が望ましい。
表7−鉛直角の測定角度範囲及び測定角度間隔
単位 °
ビームの開き 鉛直角 θ
測定角度範囲 測定角度間隔
ビームの開き内 ビームの開き外
10未満 1以下
5以下
10以上 30未満 2以下
0 180
30以上 90未満 5以下
10以下
90以上 10以下
――――― [JIS C 8105-5 pdf 16] ―――――
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C 8105-5 : 2011
8 配光特性及び光束の測定方法
8.1 一般
照明器具の配光特性の測定は,配光測定装置を使用して,8.2に従って行う。照明器具の光束は,8.3に
従って配光特性及び球帯係数から求める。8.2及び8.3は,θφ座標系を基に規定している。他の座標系は,
表1によって水平角及び鉛直角を読み替えて適用する。
8.2 配光特性の測定
8.2.1 配光特性の測定手順
配光特性の測定手順は,次による。
a) 照明器具は,その測光中心と配光測定装置の回転中心とが一致し,基準軸と測定の原点 (θ, φ)=(0, 0)
とが一致するように取り付ける。また,製造業者等が指定する条件がある場合は,その条件に従って
取り付ける。
b) 照明器具は,通常の使用条件に従って点灯する。ただし,製造業者等が点灯条件を指定する場合は,
その条件に従って点灯する。
c) 照明器具及び配光測定装置は,予熱を十分に行い,安定したことを確認して測定する。照明器具及び
配光測定装置が安定したことを確認するために,例えば,5分間隔で光度を測定するなどの処置を行
うとよい。連続した3回の光度の変化が1 %以下となった場合,安定したとみなす。
d) 7.6に規定する測定角度範囲及び測定角度間隔に基づいて選択した各測定点 (θ, φ) における受光器の
出力を記録する。モニタ用受光器がある場合は,各測定点の受光器の出力を,モニタ受光器の出力と
の比率で補正してもよい。また,温度が受光器の出力に影響する場合は,各測定点における温度も記
録する。照明器具の温度を測定する位置は,製造業者等が指定した場合はその位置で行い,指定しな
い場合は温度と測定結果との相関がある位置で行う。
e) 測定点 (θ, φ) の光度It (θ, φ) は,配光測定装置を校正した方法によって,次のいずれかによって求め
る。
1) 光度の校正を用いた場合は,式(3)によって求める。
It , k it , RI (3)
ここに, It (θ, φ) : 測定点 (θ, φ) の光度
k : 色補正係数。配光測定装置の測定光路上に平面鏡が
ある場合(平面鏡が回転するものなど)は,その平
面鏡の相対分光反射率を含む(標準光源と照明器具
との相対分光分布が同じ場合は,k=1。)。
it (θ, φ) : 測定点 (θ, φ) における受光器の出力
RI : 式(1)で求める受光器の光度の換算係数
2) 照度の校正を用いた場合は,式(4)によって求める。ただし,配光測定装置の測定光路上に平面鏡が
あり(平面鏡が回転するものなど),校正するときにその平面鏡を使用しなかった場合は,平面鏡の
反射率による受光器の出力の減少を考慮して補正する。
2
It , k it , dt RE (4)
ここに, It (θ, φ) : 測定点 (θ, φ) の光度
k : 色補正係数。配光測定装置の測定光路上に平面鏡が
ある場合(平面鏡が回転するものなど)は,その平
面鏡の相対分光反射率を含む(標準光源と照明器具
との相対分光分布が同じ場合は,k=1。)。
――――― [JIS C 8105-5 pdf 17] ―――――
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C 8105-5 : 2011
dt : 照明器具の測光中心(配光測定装置の回転中心)か
らの測光距離(m)
it (θ, φ) : 測定点 (θ, φ) における受光器の出力
RE : 式(2)で求める受光器の照度の換算係数
注記1 色補正係数kの求め方の例は,附属書Cを参照。
f) 色補正に用いる照明器具の分光分布を測定する方向は,製造業者等が指定した方向とする。製造業者
等の指定がない場合は,照明器具の基準軸とする。
注記2 配光特性によって著しく分光分布が異なる場合は,測定点ごとの分光分布から色補正係数
を求めることが望ましい。
8.2.2 最大光度の測定手順
最大光度の測定手順は,次による。
a) 8.2.1によって,光度It (θ, φ) を測定する。
b) ) で測定したIt (θ, φ) から最大値It, maxを求め,最大光度とする。
8.2.3 ビームの開きの測定手順
ビームの開きの測定手順は,次による。
a) 測定の原点 (θ, φ)=(0, 0) の方向が,最大光度It, maxを含む方向と一致するように,照明器具を取り付
ける。ただし,配光特性が複雑な照明器具の場合は,この限りではない。
b) 8.2.1によって,水平角φiを一定にし,鉛直角θを変えて,それぞれのθ方向の光度It (θ, φi) を測定す
る。
c) ) で測定したIt (θ, φi) から,水平角φiにおける最大光度It, max (φi) を求める。最大光度It, max (φi) に対
し,光度が50 %になる2方向,又は光度が10 %になる2方向をビームの境とし,ビームの境のなす
角A (φi) を求め,ビームの開きとする(図8参照)。
d) 平均のビームの開きを求める場合は,c) と同様に,2方向以上の水平角φについて,A (φi)を測定し,
A (φ) の平均値とする。
注記 配光特性が複雑な照明器具におけるビームの開きについては,IEC/TR 61341を参照。
ビームの開き(50 %)
1
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0
807060 50 40302010 0 102030 40 50607080
鉛直角(°)
図8−配光特性とビームの開きとの関係の例(50 %の場合)
8.3 光束の測定
8.3.1 全光束の測定手順
――――― [JIS C 8105-5 pdf 18] ―――――
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C 8105-5 : 2011
全光束の測定は,a) d) による。配光測定装置の種類又は精度によって,全光束の測定誤差が大きくな
る場合は,附属書Aで規定する全光束が値付けられた標準光源による全光束測定方法による。
a) 8.2.1によって,配光特性を測定する。
b) 全光束Фtは,c) で求める鉛直角θiにおける水平角方向全体の平均光度It (θi),及びd) で求める球帯
係数Z (θi) から,式(5)によって求める。
なお,明らかに光が出ていないため省略した測定角度範囲は,測定点の光度を0として計算する。
また,測定を行わなかった測定点の光度を,測定を行った他の測定点の光度から補間できる場合は,
その光度を用いて計算してもよい。
n
Φt It θiZ θi (5)
i1
ここに, Фt : 全光束(lm)
Itiθ : 鉛直角θiにおける水平角方向の平均光度(cd)
Z (θi) : 鉛直角θiにおける球帯係数
n : 鉛直角方向の測定点の数
c) 鉛直角θiにおける水平角方向の平均光度 iθ
It は,式(6)によって求める。
m
1
It θi It θi,
j
(pdf 一覧ページ番号 )
m j l
ここに, It (θi, φj) : 測定点 (θi, φj) の光度(cd)
m : 鉛直角θiにおける水平角方向の測定点の数
d) 球帯係数Z (θi) は,式(7)によって求める。
Δθ
2 cos i cos i (i 0 の場合)
2
Δθ Δθ
Z i 2 cos i cos i (0 i (7)
180 の場合)
2 2
Δθ
2 cos i cos i ( i 180 の場合)
2
ここに, : 鉛直角の測定角度間隔
なお,鉛直角θiで測定角度間隔を 1から 2に変更する場合,θiの球帯係数は,式(8)によって求め
る。
Δθ1 Δθ2
Z i 2 cos i cos i 0 i 180 の場合 (8)
2 2
ここに, 1 : 測定角度間隔を変更する前の角度間隔
2 : 測定角度間隔を変更した後の角度間隔
注記 表8表13に,表7で示した鉛直角の測定角度間隔が等間隔の球帯係数の例を示す。測定角
度間隔が10°の場合は,測定を開始する角度を0°(表8参照)又は5°(表9参照)とす
ることができる。測定角度間隔が5°の場合は,測定を開始する角度を0°(表10参照)又
は2.5°(表11参照)とすることができる。表12及び表13に,測定角度間隔が2°及び1°
で,測定を開始する角度が0°の場合の球帯係数を示す。
――――― [JIS C 8105-5 pdf 19] ―――――
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C 8105-5 : 2011
表8−10°間隔の球帯係数 表9−10°間隔の球帯係数
(0°から始める場合)(参考) (5°から始める場合)(参考)
鉛直角 球帯係数 鉛直角 球帯係数
° °
0 180 0.024 5 175 0.095
10 170 0.190 15 165 0.283
20 160 0.375 25 155 0.463
30 150 0.548 35 145 0.628
40 140 0.704 45 135 0.774
50 130 0.839 55 125 0.897
60 120 0.948 65 115 0.993
70 110 1.029 75 105 1.058
80 100 1.079 85 95 1.091
90 1.095
表10−5°間隔の球帯係数 表11−5°間隔の球帯係数
(0°から始める場合)(参考) (2.5°から始める場合)(参考)
鉛直角 球帯係数 鉛直角 球帯係数
° °
0 180 0.006 0 2.5 177.5 0.023 9
5 175 0.047 8 7.5 172.5 0.071 5
10 170 0.095 2 12.5 167.5 0.118 6
15 165 0.141 9 17.5 162.5 0.164 8
20 160 0.187 5 22.5 157.5 0.209 8
25 155 0.231 7 27.5 152.5 0.253 1
30 150 0.274 1 32.5 147.5 0.294 5
35 145 0.314 4 37.5 142.5 0.333 7
40 140 0.352 3 42.5 137.5 0.370 3
45 135 0.387 6 47.5 132.5 0.404 1
50 130 0.419 9 52.5 127.5 0.434 9
55 125 0.449 0 57.5 122.5 0.462 3
60 120 0.474 7 62.5 117.5 0.486 2
65 115 0.496 8 67.5 112.5 0.506 4
70 110 0.515 1 72.5 107.5 0.522 8
75 105 0.529 5 77.5 102.5 0.535 1
80 100 0.539 8 82.5 97.5 0.543 4
85 95 0.546 1 87.5 92.5 0.547 6
90 0.548 1
――――― [JIS C 8105-5 pdf 20] ―――――
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JIS C 8105-5:2011の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 8105-5:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC1102-3:1997
- 直動式指示電気計器 第3部:電力計及び無効電力計に対する要求事項
- JISC1609-1:2006
- 照度計 第1部:一般計量器
- JISC7801:2019
- 一般照明用光源の測光方法
- JISC8105-3:2011
- 照明器具―第3部:性能要求事項通則
- JISZ8113:1998
- 照明用語
- JISZ8724:2015
- 色の測定方法―光源色