JIS C 8110:2008 放電灯安定器(蛍光灯を除く) | ページ 3

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C 8110 : 2008

7.2 形式検査

  形式検査は,同一試験品を,次の項目について行う。
a) 構造及び表示
b) 端子
c) 保護接地
d) 口出線
e) コンデンサ
f) 充電部との偶発接触からの保護
g) 電源からの絶縁
h) 温度上昇
i) 絶縁抵抗
j) 耐電圧
k) 耐湿性及び絶縁性
l) 沿面距離及び空間距離
m) 二次電圧(変圧式安定器に限る。)
n) 始動電圧(変圧式安定器に限る。)
o) 二次短絡電流(変圧式安定器に限る。)
p) ランプ電流,ランプ電力及びランプ電力変動率
q) ランプ電流波形
r) 磁気遮へい
s) 入力電流及び入力電力
t) 入力電流波形
u) 回路力率

7.3 受渡検査

7.3.1  検査項目
受渡検査は同一試験品を,次の項目について行う。ただし,検査項目の内容については,受渡当事者間
の協定によって,その全部又は一部を省略してもよい。
a) 構造・外観及び表示
b) 二次電圧(変圧式安定器に限る。)
c) 絶縁抵抗
d) 耐電圧
7.3.2 抜取検査
抜取検査を必要とする場合,検査項目及び方法については,受渡当事者間の協定による。

8 製品の呼び方

  製品の呼び方は,名称,定格ランプ電力,定格入力電圧,定格周波数,使用箇所による区分(屋内用は,
呼称しない。)による。
例 (高圧)水銀灯安定器 400 W,200 V,50 Hz 屋外用
(低圧)ナトリウム灯安定器 135 W,200 V,60 Hz 器具内用

――――― [JIS C 8110 pdf 11] ―――――

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C 8110 : 2008

9 表示

  安定器には,見やすいところに容易に消えない方法で,次の事項を表示する。
a) 名称
b) 定格入力電圧 (V)
c) 定格周波数 (Hz)
d) 定格入力電流 (A)
e) 定格入力電力 (W)
f) 回路力率による区分(高力率形安定器に限る。)
g) 定格二次短絡電流 (A)(変圧式安定器に限る。)
h) 定格二次電圧 (V)(変圧式安定器に限る。)
i) 定格二次電流 (A)(変圧式安定器に限る。)
j) 適合ランプの定格ランプ電力及び個数(適合ランプの種別が複数ある場合は,1種類で代表すること
ができる。)
k) 接続図(単一チョークコイルのものは,省略してもよい。コンデンサを別に接続するものは,その静
電容量,定格電圧及び接続方法を含む。)及び口出線の色別。
l) 使用箇所による区分(取付けの向きを指定するものは,その旨を示す。)
m) 絶縁の種類(A種以外のもの)
n) 製造業者名又はその略号
o) 製造年又はその略号

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C 8110 : 2008
附属書A
(規定)
試験用安定器

序文

  この附属書は,試験用安定器について規定する。
試験用安定器は,JIS C 8119の附属書Aによる。ただし,高圧水銀ランプ用及び低圧ナトリウムランプ
用は,表A.1による。
表A.1−試験用安定器(25 ℃において)
適合するランプの 定格入力電圧 基準電流 インピーダンス
ランプ 定格ランプ電力 力率
W V A 圀
40 200 0.53 300.0±3.8 0.095±0.019
100 200 1.0 137.0±1.5 0.080±0.011

圧 200 200 1.9 72.60±0.79 0.065±0.008
水 250 200 2.1 60.00±0.72 0.064±0.008

ラ 300 200 2.5 50.40±0.60 0.060±0.007
ン 400 200 3.3 38.20±0.46 0.048±0.005

700 200 5.9 21.40±0.25 0.046±0.005
1 000 200 8.3 15.40±0.18 0.038±0.004
低 35
圧 470 0.6 767±15 0.058±0.007
ラ ナ 55
ン ト 90 500 0.9 528±8 0.047±0.007
プ リ
ウ 135
700 0.9 739±11 0.040±0.005
ム 180

――――― [JIS C 8110 pdf 13] ―――――

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C 8110 : 2008
附属書B
(規定)
試験用ランプ

序文

  この附属書は,試験用ランプについて規定する。
試験用ランプは,JIS C 8119の附属書Bによる。ただし,高圧水銀ランプ及び低圧ナトリウムランプは,
表B.1による。
表B.1−試験用ランプ
定格ランプ電力 ランプ電力 ランプ電流 ランプ電圧(参考)
ランプ
W W A V
40 40 ±3 0.53±0.02 90
100 100 ±5 1.00±0.05 115

圧 200 200 ±5 1.90±0.05 120
水 250 245 ±6 2.10±0.05 130

ラ 300 295 ±7 2.50±0.06 130
ン 400 395±10 3.30±0.08 130

700 705±18 5.90±0.15 130
1 000 1 000±25 8.30±0.21 130
低 35 38±1.5 0.60±0.02 70

ラ ナ 55 58 ±2 0.59±0.02 105
ン ト 90 97±2.5 0.92±0.03 115
プ リ
ウ 135 136 ±4 0.92±0.03 160
ム 180 190 ±5 0.88±0.03 245

――――― [JIS C 8110 pdf 14] ―――――

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C 8110 : 2008
附属書C
(参考)
巻線の熱耐久性

序文

  この附属書は,巻線の熱耐久性について記載するものであって,規定の一部ではない。
C.1 適用範囲
巻線の熱耐久性は,巻線の最高許容温度を数値表示している安定器の巻線を構成する絶縁組織の耐久性
をいい,絶縁組織の一部又は全部を変更する場合に適用する。
C.2 性能
安定器は,C.3の試験方法によって試験した後,常温に戻し,次の各項を満足しなければならない。
a) 定格電圧でランプが正常に点灯する。また,ランプ電流が初期値の115 %以下である。
b) 充電部を一括したものと非充電金属部との間,及び絶縁形変圧器の巻線相互間の絶縁抵抗を,JIS C
1302に規定する500 Vの絶縁抵抗計又はこれと同等以上の性能をもつ測定器で測定し,1 M 坎 上で
ある。
c) 充電部を一括したものと非充電金属部との間,及び絶縁形変圧器の巻線相互間にJIS C 8147-1の表1
に示す50 Hz又は60 Hzの正弦波に近い電圧を1分間印加し,これに耐える。
C.3 試験方法
試験は,他の試験に使用しない安定器(複数個が望ましい。)を用い,次によって行う。
a) 予備試験
1) 定格周波数の定格入力電圧で,ランプが正常に点灯することを確認する。また,このときのランプ
電流値を測定する。
2) 絶縁抵抗試験及び耐電圧試験を行い,5.1.9及び5.1.10に適合する。
b) 加熱方法
1) 加熱期間は30日間,60日間又はそれ以上の適切な期間(目標試験期間)を設定してもよいが,で
きるだけ30日間で実施することが望ましい。加熱期間に見合った理論的試験温度は,表C.1又は式
(C.1)によって決定する。
2) 安定器は,恒温槽中に置く。この場合,コンデンサ,試験対象以外の部品,装置などは,恒温槽の
外に置き,ランプが点灯するように接続する。
なお,動作に影響しない部品などは,取り外してもよい。
3) ランプを使用し,定格周波数の定格入力電圧で点灯する。ただし,チョークコイル形安定器は,ラ
ンプの代わりに,定格電流となるような抵抗を使用してもよい。
4) 安定器の最も温度が高くなる巻線の温度を,表C.1又は式(C.1)から求めた理論的試験温度になるよ
う恒温槽の温度を制御する。
5) 試験開始8時間以上後に巻線温度を抵抗法で測定し,理論的試験温度と異なる場合は,恒温槽の温
度を修正する。

――――― [JIS C 8110 pdf 15] ―――――

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