JIS C 8954:2006 太陽電池アレイ用電気回路設計標準

JIS C 8954:2006 規格概要

この規格 C8954は、地上又は構造物に設置する系統連係用太陽電池アレイで,標準太陽電池アレイ開放電圧が30V以上750V以下,かつ,標準太陽電池アレイ出力が100W以上のアレイ電気回路の一般的な設計標準について規定。

JISC8954 規格全文情報

規格番号
JIS C8954 
規格名称
太陽電池アレイ用電気回路設計標準
規格名称英語訳
Design guide on electrical circuits for photovoltaic arrays
制定年月日
2006年2月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

27.160
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2006-02-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS C 8954:2006 PDF [8]
                                                                                   C 8954 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日
本工業規格である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 8954 pdf 1] ―――――

C 8954 : 2006

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. アレイ回路構成・・・・[2]
  •  5. 構成要素・・・・[3]
  •  5.1 基本回路・・・・[3]
  •  5.1.1 基本回路の構成・・・・[3]
  •  5.1.2 基本回路の構成条件・・・・[4]
  •  5.1.3 基本回路電気設計・・・・[4]
  •  5.2 逆流防止素子・・・・[4]
  •  5.2.1 設置条件・・・・[4]
  •  5.2.2 選定条件・・・・[4]
  •  5.3 バイパス素子・・・・[4]
  •  5.3.1 設置条件・・・・[4]
  •  5.3.2 選定条件・・・・[5]
  •  5.4 集電回路・・・・[5]
  •  5.5 アレイ出力開閉器・・・・[5]
  •  5.6 保護装置・・・・[5]
  •  5.7 接地回路・・・・[5]
  •  5.7.1 接地回路の種類・・・・[5]
  •  5.7.2 主回路接地・・・・[6]
  •  5.7.3 保護接地・・・・[6]
  •  5.8 耐雷対策回路・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 8954 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 8954 : 2006

太陽電池アレイ用電気回路設計標準

Design guide on electrical circuits for photovoltaic arrays

序文

 この規格は,1997年に発行されたTR C 0005 “太陽電池アレイ用電気回路設計標準”について,
過年度の研究成果及び既に設置されている多数の太陽電池アレイの実態を参考に見直しを行い作成した日
本工業規格である。

1. 適用範囲

 この規格は,地上又は構造物に設置する系統連系用太陽電池アレイ(以下,アレイという。)
で,標準太陽電池アレイ開放電圧が30 V以上750 V以下,かつ,標準太陽電池アレイ出力が100 W以上
のアレイ電気回路の一般的な設計標準について規定する。
備考1. この規格は,集光式アレイには適用しない。
2. この規格でいう電気回路設計とは,アレイ電気回路の構成機器,構成方法,設計条件などを
いう。
3. この規格に規定する太陽電池アレイの電気的出力特性値は,JIS C 8951による。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 3307 600 Vビニル絶縁電線(IV)
JIS C 3327 600 Vゴムキャブタイヤケーブル
JIS C 3342 600 Vビニル絶縁ビニルシースケーブル(VV)
JIS C 3401 制御用ケーブル
JIS C 3605 600 Vポリエチレンケーブル
JIS C 8305 鋼製電線管
JIS C 8430 硬質塩化ビニル電線管
JIS C 8918 結晶系太陽電池モジュール
JIS C 8939 アモルファス太陽電池モジュール
JIS C 8951 太陽電池アレイ通則
JIS C 8952 太陽電池アレイの表示方法
JIS C 8960 太陽光発電用語

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 8951及びJIS C 8960によるほか,次による。
a) ストリング アレイ又は太陽電池サブアレイ(以下,サブアレイという。)が所定の出力電圧を満足す
るよう,太陽電池モジュールを直列に接続した回路。
b) 基本回路 ストリングを1個又は複数並列に接続した回路で,アレイ電気回路の基本をなす回路。

――――― [JIS C 8954 pdf 3] ―――――

2
C 8954 : 2006
c) 集電回路 ストリングからの出力を集電し,サブアレイとしてまとめるための回路又はサブアレイか
らの出力を集電してアレイとしてまとめるための回路。中継のための回路を含む。
d) 集電損失 配線,中継端子台などを含む集電回路各部で発生する損失。
e) アレイ出力開閉器 サブアレイ又はアレイの出力端に設置し,負荷側の設備と区分するための開閉器。
f) アレイ保護装置 サブアレイ又はアレイ回路に発生する地絡,短絡,過電流などの異常を検出し,こ
れらを分離若しくは除去又は警報するための装置。
g) 耐雷対策回路 雷サージ電圧などの異常電圧の侵入によって,太陽電池,パワーコンディショナなど
が損傷しないように異常電圧を吸収・低減する回路。

4. アレイ回路構成

a) アレイ規模 標準太陽電池アレイ出力が大規模アレイは100 kW以上,中規模アレイは20 kW以上100
kW未満及び小規模アレイは20 kW未満とする。
b) 回路構成 太陽電池アレイの回路構成例を,図1に示す。大規模アレイ及び中規模アレイは,複数の
サブアレイで構成する。小規模アレイの回路構成例を,図2に示す。
図1 太陽電池アレイ電気回路の構成例

――――― [JIS C 8954 pdf 4] ―――――

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C 8954 : 2006
Ds : 逆流防止素子,Db : バイパス素子,SA : 避雷素子
図2 小規模アレイの回路図
c) 構成要素 アレイ回路の一般的な構成要素は,次のとおりである。
1) 基本回路
2) 逆流防止素子
3) バイパス素子
4) 集電回路
5) アレイ出力開閉器
6) 接地回路
7) アレイ保護装置
8) 耐雷対策回路
d) 主回路 基本回路,逆流防止素子,集電回路及び出力開閉器をもってサブアレイ又はアレイの主回路
を構成する。
e) 附属回路 バイパス素子,接地回路,保護装置及び耐雷対策回路をもって附属回路を構成する。

5. 構成要素

5.1 基本回路

5.1.1 基本回路の構成

 回路は,図3に示す回路構成を基本とした。

――――― [JIS C 8954 pdf 5] ―――――

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