JIS C 9335-2-41:2015 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-41部:ポンプの個別要求事項 | ページ 2

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C 9335-2-41 : 2015
注記 対応国際規格 : IEC 60364-7-702,Low-voltage electrical installations−Part 7-702: Requirements
for special installations or locations−Swimming pools and fountains
JIS C 9335-1 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第1部 : 通則
注記 対応国際規格 : IEC 60335-1,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 1: General
requirements(MOD)

3 用語及び定義

  用語及び定義は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条3(用語及び定義)による。
3.1.9 置換(3.1.9全て)
通常動作(normal operation)
次の条件の下で機器を運転したときの状態。
ポンプは,最大消費電力となるように,入力圧力ゼロの液体で動作させ,吐出は,最小と最大との全水
頭間で維持する。全水頭は,入力と吐出との間で測定する。
汚泥ポンプは,水を用いて運転する。
電気ポンプ又は電気井戸ポンプは,最大負荷で運転するために,次の負荷とする。
a) 自動式のポンプは,次の条件とする。
1) 渦流形のポンプは,吸上げ高さと,圧力スイッチの開路圧力に相当する水頭,又は流量スイッチが
開路するときのタンク圧力に相当する水頭との和の,いずれか大きい方の負荷を揚程とするときの
負荷とする。
2) その他のポンプは,吸上げ高さと圧力スイッチの閉路圧力に相当する水頭との和を揚程とするとき
の負荷とする。
b) 自動式以外のポンプは,次の条件の負荷とする。この場合において,吸上げ高さ及び押上げ高さは,
別々に負荷することができる。
1) 使用範囲を限定したもので,器体に吸上げ高さ又は押上げ高さの上限及び下限の範囲を表示してい
る場合は,その範囲内の負荷が最も大きくなるように調整したときの負荷とする。
2) 吸上げ高さ又は押上げ高さを範囲で表示しない場合は,0 mから表示された吸上げ高さ及び押上げ
高さの範囲内で負荷が最も大きくなるように調整したときの負荷とする。
追加
3.101
水中ポンプ(submersible pump)
通常の使用中に,全面的又は部分的に液体中に沈める電気的部品をもつポンプ。
注記 モータ巻線は,オイル又は汲み上げられた液体中に沈められても液体の浸入はない。
3.102
立軸形槽内ポンプ(vertical wet pit pump)
電気的部品が水力的部品から分離され,通常の使用中に液体中に沈められないポンプ。
注記 水位検知器といった制御装置は,液体中に沈めてもよい。
3.103
汚泥ポンプ(sludge pump)
水と小固形物との混合物を移動するように意図したポンプ。

――――― [JIS C 9335-2-41 pdf 6] ―――――

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C 9335-2-41 : 2015
注記 汚泥ポンプは,水中ポンプ又は立軸形槽内ポンプのいずれかである。
3.104
シャワー加圧ポンプ(shower-boost pump)
シャワーの目的で水流を増加させるために給水システムに設置するポンプ。
3.105
深井戸ポンプ(deep well pump)
深い井戸で用いられることを意図し,水中で使用可能なポンプ。

4 一般要求事項

  一般要求事項は,JIS C 9335-1の箇条4(一般要求事項)による。

5 試験のための一般条件

  試験のための一般条件は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条5(試験のための一般条件)による。
5.7 追加(“ある部分の”から始まる段落の後に,次を追加する。)
液体の温度をポンプに表示している場合の温度に対して,0 ℃−5 ℃の範囲に維持する。
追加
5.101 ポンプは,固定形機器を除き,可搬形機器として試験する。
5.102 保護装置を組み込んでいない三相モータをもつ据置形ポンプは,据付説明書に従って適切な装置
を付けて設置する。

6 分類

  分類は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条6(分類)による。
6.1 追加(“適否は,”から始まる段落の前に,次を追加する。)
水泳プールに人が入っている場合のプール内で用いるための水中ポンプは,定格電圧が12 V以下のクラ
スIIIとする。
水又はその他の導電液体中で用いるためのその他の水中ポンプは,クラス0I,クラスI又はクラスIII
とする。ただし,次の場合に限りクラスIIを認める。
− 水槽ポンプの場合。
− 室内用途の卓上噴水ポンプの場合。ただし,定格電源入力が25 W以下の場合に限る。
水泳プールの清掃用,及びその他の保守用の可搬形ポンプは,クラス0I,クラスI又はクラスIIIとする。
その他のポンプは,クラス0I,クラスI,クラスII又はクラスIIIとする。
6.2 追加(“適否は,”から始まる段落の前に,次を追加する。)
水中ポンプは,IPX8とする。
水泳プールの清掃用,及びその他の保守用の可搬形ポンプは,IPX7以上とする。
JIS C 0364-7-701に規定する区域1及び区域2以外に設置することを意図したシャワー加圧ポンプは,
IPX2以上とする。
その他のポンプは,IPX4以上とする。

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7 表示,及び取扱説明又は据付説明

  表示,及び取扱説明又は据付説明は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条7(表示,及び取扱説明又は据付説
明)による。
7.1 追加(“適否は,”から始まる段落の前に,次を追加する。)
定格入力が50 Wを超えるポンプには,次の事項を表示する。
− 最小全水頭がゼロを超える場合は,その値(m)
− 水中ポンプは,最大動作深度。1 m以上とする。
− 三相モータをもつポンプは,回転方向
ポンプは,最大液体温度を表示する。ただし,35 ℃以上とする。温度が35 ℃を超える場合,ポンプは,
連続運転を意図しない限り,最長運転時間を表示する。
7.6 追加(記号リストの最後に,次を追加する。)
Hmin 最小全水頭
最大動作深度
7.12 追加(“この機器で”から始まる細別の後に,次を追加する。)
水泳プールの清掃用,及びその他の保守用のクラス0I及びクラスI可搬形ポンプの取扱説明書には,次
の趣旨を含めなければならない。
− 人が水に入っている場合,ポンプを用いてはならない。
− 定格感度電流が,30 mA以下の漏電遮断器(RCD)を介して,ポンプに電圧を印加しなければならな
い。
35 ℃を超える最大液体温度を表示したポンプの取扱説明書には,ポンプが,この温度での連続運転を意
図したものでない場合は,最長運転時間及び最短休止時間を記載する。
水泳プールに用いる水槽ポンプの取扱説明書には,次の趣旨を含めなければならない。
“フィルタを清掃するなど,使用者によって保守を行う前には,ポンプを主電源から切り離す。”
7.12.1 追加(“適否は,”から始まる段落の前に,次を追加する。)
据付説明書は,電気設備について規定する要求事項に関する情報を提供しなければならず,電気事業法,
電気設備に関する技術基準を定める省令に対する言及を含めなければならない。区域に言及する場合には,
対応する図面を含めなければならない。
据付説明書には,次の事項を記載する。
− 定格入力が50 Wを超えるポンプは,最大全水頭(m)
− 潤滑剤を含む水中ポンプ及び立軸形槽内ポンプは,潤滑剤の漏れによって液体の汚染が生じかねない
旨。
− 保護装置を組み込んでいない三相モータをもつ据置形ポンプは,固定配線に保護装置を取り付けなけ
ればならない旨。その装置の特性も記載する。
屋外の泉,泉水及びこれに類する場所で用いるように意図したポンプの据付説明書には,定格感度電流
が30 mA以下の漏えい遮断器(RCD)を介してポンプに電圧を印加しなければならない旨を記載する。
水泳プールを操作するためのクラス0I及びクラスIポンプの据付説明書には,ポンプは,絶縁変圧器に
よって電圧を印加しなければならない旨,又は定格感度電流が30 mA以下の漏えい遮断器(RCD)を介し
て,電圧を印加しなければならない旨を記載する。
水泳プールのJIS C 0364-7-702に規定する区域0に設置するように意図したクラスIIIポンプの据付説明

――――― [JIS C 9335-2-41 pdf 8] ―――――

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C 9335-2-41 : 2015
書には,変圧器を区域1以外に配置しなければならない旨を記載する。
水泳プールの区域1に固定する,又は泉水若しくはこれに類する場所の近くに固定するように意図した
クラスIIポンプの据付説明書には,JIS C 0364-7-702に規定している場所,又はいっ(溢)水が生じ得な
い場所に,ポンプを配置しなければならない旨を記載する。
注記 液体の適切な放水口がない排水受けは,いっ水が生じそうな場所とみなされている。

8 充電部への接近に対する保護

  充電部への接近に対する保護は,JIS C 9335-1の箇条8(充電部への接近に対する保護)による。

9 モータ駆動機器の始動

  モータ駆動機器の始動は,この規格では規定しない。

10 入力及び電流

  入力及び電流は,JIS C 9335-1の箇条10(入力及び電流)による。

11 温度上昇

  温度上昇は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条11(温度上昇)による。
11.7 追加(“注記”の後に,次を追加する。)
ポンプは,ポンプ上に表示した温度で維持した液体で運転する。ポンプは,最大運転期間の表示がない
場合には,安定状態になるまで運転する。
この場合,これらのポンプは,表示した期間運転し,次に取扱説明書に記載した残りの期間運転し,3
運転サイクルの試験を行う。
冷水が供給するシャワー加圧ポンプは,15 ℃±2 ℃の冷水で運転する。
シャワー加圧ポンプ以外のポンプで,最大運転期間を表示するポンプも,安定状態になるまで35 ℃で
維持した液体で運転する。
11.8 追加(“保護装置は”から始まる段落の後に,次を追加する。)
35 ℃を超える液体温度を表示するポンプの場合,外郭の外側の温度上昇は測定しない。

12 (規定なし)

13 動作温度での漏えい電流及び耐電圧

  動作温度での漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1の箇条13(動作温度での漏えい電流及び耐電圧)
による。

14 過渡過電圧

  過渡過電圧は,JIS C 9335-1の箇条14(過渡過電圧)による。

15 耐湿性等

  耐湿性等は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条15(耐湿性等)による。
15.1.1 追加(“充電部をもち”から始まる段落の後に,次を追加する。)

――――― [JIS C 9335-2-41 pdf 9] ―――――

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C 9335-2-41 : 2015
シャワー加圧ポンプは,定格電圧を印加した状態で,停止中及び運転中の両方でJIS C 0920に従って適
切な試験を行う。
15.2 追加(“着脱できる部分は”から始まる段落の後に,次を追加する。)
IPX4ポンプは,水で満たした管を用いて,吸込側及び吐出側に,各々接続して試験する。ポンプに定格
電圧を印加し,ポンプが最小全水頭と最大全水頭との間の任意の値で動作するように配管する。
注記101 吸込側を吐出側に接続している管接続は,ポンプの過熱を防ぐために,適切な量の水が入
っているタンクを経由して,行うことができる。
水中ポンプは,質量分率約1 %の食塩を含み,温度が30 ℃±5 ℃の水中に24時間沈める。外郭にかか
る水圧は,次による。
− 最大動作深度が10 m以下の場合は,最大深さで生じる圧力の1.5倍
− 次のいずれかの条件で値の大きい方で発生する圧力の1.3倍
・ 最大動作深度
・ 15 m
試験の前,ポンプの温度は,水温の5 K以内の増加とする。
15.3 追加(最終段落の後に,次を追加する。)
水中ポンプには,この試験を適用しない。

16 漏えい電流及び耐電圧

  漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1の箇条16(漏えい電流及び耐電圧)による。

17 変圧器及びその関連回路の過負荷保護

  変圧器及びその関連回路の過負荷保護は,JIS C 9335-1の箇条17(変圧器及びその関連回路の過負荷保
護)による。

18 耐久性

  耐久性は,この規格では規定しない。

19 異常運転

  異常運転は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条19(異常運転)による。
19.1 追加(“電圧切換スイッチを内蔵した”で始まる段落の後に,次を追加する。)
ポンプは,19.101及び19.102の試験も行う。
19.9 置換(19.9全て)
この規格では適用しない。
追加
19.101 ポンプに定格電圧を印加し,水量を最大全水頭の約半分の状態でポンプを5分間運転し,その後,
水の注水口を外し,水を流さない状態で,運転を7時間続ける。次に,再び水量を最大全水頭の約半分で
ポンプを5分間運転する。
試験中にポンプが作動不能になった場合には,電源を遮断して水を入れる。
19.102 最長運転時間を表示するポンプは,定格電圧を印加し,定常状態を確立するまで,通常動作の下

――――― [JIS C 9335-2-41 pdf 10] ―――――

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JIS C 9335-2-41:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60335-2-41:2012(MOD)

JIS C 9335-2-41:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9335-2-41:2015の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0405:1991
普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
JISC0364-7-701:2010
低圧電気設備―第7-701部:特殊設備又は特殊場所に関する要求事項―バス又はシャワーのある場所
JISC0364-7-702:2000
建築電気設備 第7部:特殊設備又は特殊場所に関する要求事項 第702節:水泳プール及びその他の水槽
JISC4908:2007
電気機器用コンデンサ
JISC6575:1975
電子機器用筒形ヒューズ
JISC6691:2019
温度ヒューズ―要求事項及び適用の指針
JISC7709-1:1997
電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性 第1部 口金
JISC8280:2011
ねじ込みランプソケット
JISC8280:2021
ねじ込みランプソケット
JISC8283-1:2019
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第1部:一般要求事項
JISC8283-2-2:2008
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-2部:家庭用及び類似の機器用相互接続カプラ
JISC8283-2-3:2008
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
JISC8283-2-3:2021
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
JISC8285:2018
工業用プラグ,コンセント及びカプラ
JISC8303:2007
配線用差込接続器
JISC8324:2017
蛍光灯ソケット及びスタータソケット
JISC9335-1:2014
家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第1部:通則
JISC9730-2-10:2010
家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置―第2-10部:モータ起動リレーの個別要求事項