この規格ページの目次
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C 9335-2-4 : 2017
− 蓋を12 mm以上開けたとき,モータは電源から遮断し,ドラム速度は7秒以内に毎分60回転以下に
ならなければならない。
第一の蓋と第二の蓋とが独立して開けることが可能な二つの蓋をもつ機器は,第一の蓋を除々に開け,
50 mmまで開けたときに電動機を電源から遮断し,ドラム速度は,2秒以内に20 m/s以下に低下しなけれ
ばならない。ただし,二重蓋構造であって,第二の蓋を開けなくても目視によって脱水槽が回転中である
ことが分かるものは,第一の蓋を除々に開け,50 mmまで開けたときに,電動機を,電源から遮断しなけ
ればならない。
第一の蓋を全開し,その2秒後に第二の蓋を除々に開けたとき,次による。
− 蓋を4 mm10 mm開いたとき,JIS C 0922の検査プローブ12で,毎分60回転を超える速度で回転
する部分に接触することが可能であってはならない。
− 蓋の開口が10 mmを超え,12 mm以下のとき,直経が3 mm,長さが120 mmの試験棒を用いて,毎
分60回転を超える速度で回転する部分に接触することが可能であってはならない。さらに,JIS C 0922
の検査プローブBを適用し,回転部分から20 mm以内に近づいてはならない。
− 蓋を12 mm以上開けたとき,ドラム速度は,7秒以内に毎分60回転以下にならなければならない。
適否が電子回路の動作に依存している場合,次の条件を別々に加えて,この試験を繰り返す。
− 電子回路に19.11.2のa) g)による故障状態を一度に一つずつ適用する。
− 機器に,19.11.4.2及び19.11.4.5によるイミュニティ試験を適用する。
一つ以上のインタロックによって制御する蓋又はドアを含む機器において,次の条件を満たす場合,イ
ンタロックの一つは,解除できてもよい。
− インタロックが解除されたとき,蓋又はドアが自動的に開放位置に動かない。
− インタロックが解除された後,機器が再スタートしない。
プログラマブル電子回路の場合,ソフトウェアは,表R.1で規定する故障/エラー状態を制御する手段
を含まなければならず,附属書Rの関連した要求に従って評価する。
20.105 垂直軸をもつ脱水機の上方部分に取り付けられた保護装置は,通常使用時でドラムから飛び出す
おそれがある布によって,損傷するおそれがないような位置にあるか,又は保護しなければならない。
適否は,目視検査によって判定する。
21 機械的強度
機械的強度は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条21(機械的強度)による。
追加
21.101 機器の蓋は,十分な機械的強度をもたなければならない。
適否は,次の試験によって判定する。
直径が70 mmで,硬度が40 IRHD50 IRHDのゴムの半球を,質量が20 kgの円筒に固定して,蓋の中
心上に高さ100 mmから落下させる。
試験は3回実施し,その後,蓋には可動部分に触れることができるような損傷があってはならない。
21.102 蓋及び蓋のちょう(蝶)番は,ひずみに対する十分な抵抗力をもたなければならない。
適否は,次の試験によって判定する。
50 Nの力を,最も不利な方向及び姿勢で,蓋を開ける向きに加える。
試験は3回実施する。試験後,ちょう(蝶)番が緩んでいてはならず,機器は,20.10220.104の該当
する要求事項によって判定する。機器は,損傷又は変形があってはならない。
――――― [JIS C 9335-2-4 pdf 11] ―――――
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C 9335-2-4 : 2017
22 構造
構造は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条22(構造)による。
追加
22.101 インタロックは,通常使用時で蓋又はドアが無理に開けられないような構造でなければならない。
適否は,次の試験によって判定する。
蓋又はドアを,通常使用時のように手で開け,加えた力を測定する。蓋又はドアを閉じて,インタロッ
クを行う。次に,蓋又はドアを同じ方向に開ける。
このとき,最初の測定値の10倍の力又は50 N以上のうち,大きい方の力で,蓋又はドアを無理に開け
ることが,可能であってはならない。
注記 この試験は,インタロックが箇条20の規定を満足するために必要でない場合は,実施しない。
23 内部配線
内部配線は,JIS C 9335-1の箇条23(内部配線)による。
24 部品
部品は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条24(部品)による。
24.1.4 追加(第2段落の前に,次を追加する。)
プログラマの動作サイクル数は,10 000回とする。
蓋のインタロックの場合,JIS C 9730-2-12の6.10[各手動作動の操作サイクル数(M)に従う分類]及
び6.11[各自動作動の操作サイクル数(A)に従う分類]で示されている動作サイクル数は,6 000回以上
とする。
25 電源接続及び外部可とうコード
電源接続及び外部可とうコードは,JIS C 9335-1の箇条25(電源接続及び外部可とうコード)による。
26 外部導体用端子
外部導体用端子は,JIS C 9335-1の箇条26(外部導体用端子)による。
27 接地接続の手段
接地接続の手段は,JIS C 9335-1の箇条27(接地接続の手段)による。
28 ねじ及び接続
ねじ及び接続は,JIS C 9335-1の箇条28(ねじ及び接続)による。
29 空間距離,沿面距離及び固体絶縁
空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,JIS C 9335-1の箇条29(空間距離,沿面距離及び固体絶縁)によ
る。
30 耐熱性及び耐火性
耐熱性及び耐火性は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条30(耐熱性及び耐火性)による。
――――― [JIS C 9335-2-4 pdf 12] ―――――
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C 9335-2-4 : 2017
30.2.3 この規格では,規定しない。
31 耐腐食性
耐腐食性は,JIS C 9335-1の箇条31(耐腐食性)による。
32 放射線,毒性その他これに類する危険性
放射線,毒性その他これに類する危険性は,JIS C 9335-1の箇条32(放射線,毒性その他これに類する
危険性)による。
――――― [JIS C 9335-2-4 pdf 13] ―――――
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C 9335-2-4 : 2017
附属書
附属書は,次を除き,JIS C 9335-1の附属書による。
附属書C
(規定)
モータの劣化試験
修正 [表C.1の注a)を,次に修正する。]
注a) “p”の値を,2 000とする。
附属書R
(規定)
ソフトウェア評価
R.2.2.5 修正(“表R.1又は表R.2に規定”で始まる段落を,次に修正する。)
表R.1又は表R.2に規定する,故障/エラー状態を制御するための手段を含むソフトウェアを必要とす
る機能をもつプログラマブル電子回路については,箇条19,20.103及び20.104の規定に規定外となる前
に,故障/エラーを検知しなければならない。
R.2.2.9 修正(“ソフトウェア及びその制御下に”で始まる段落を,次に修正する。)
ソフトウェア及びその制御下にある安全に関連するハードウェアは,箇条19,20.103,及び20.104の規
定に規定外となる前に初期化し,かつ,終了しなければならない。
――――― [JIS C 9335-2-4 pdf 14] ―――――
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C 9335-2-4 : 2017
附属書AA
(規定)
リンス剤
リンス剤は,市販のものを用いてもよい。ただし,試験結果に疑義がある場合,リンス剤の組成は,次
の表による。
単位 %
組成要素 質量による割合
Plurafac LF 221a) 15.0
クメンスルホン酸(40 %溶液) 11.5
クエン酸(無水) 3.0
脱イオン化水 70.5
注a) lurafac LF 221は,BASFが提供する製品の商品名である。この情報は,
対応国際規格の使用者の簡便性のために提供されたものだが,この製品
をIEC及びJISによって推奨しているわけではない。
この表のリンス剤は,次の特性をもっている。
− 粘度 17 mPa・s
− pH 2.2(水に1 %入れた場合)
注記 このリンス剤の組成は,IEC 60436からの抜粋である。
参考文献
参考文献は,次を除き,JIS C 9335-1の参考文献による。
追加
IEC 60436,Electric dishwashers for household use−Methods for measuring the performance
――――― [JIS C 9335-2-4 pdf 15] ―――――
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JIS C 9335-2-4:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60335-2-4:2008(MOD)
- IEC 60335-2-4:2008/AMENDMENT 1:2012(MOD)
JIS C 9335-2-4:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.060 : 洗濯機具
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.120 : 家庭内の安全
JIS C 9335-2-4:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISC4908:2007
- 電気機器用コンデンサ
- JISC6575:1975
- 電子機器用筒形ヒューズ
- JISC6691:2019
- 温度ヒューズ―要求事項及び適用の指針
- JISC7709-1:1997
- 電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性 第1部 口金
- JISC8280:2011
- ねじ込みランプソケット
- JISC8280:2021
- ねじ込みランプソケット
- JISC8283-1:2019
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第1部:一般要求事項
- JISC8283-2-2:2008
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-2部:家庭用及び類似の機器用相互接続カプラ
- JISC8283-2-3:2008
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
- JISC8283-2-3:2021
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
- JISC8285:2018
- 工業用プラグ,コンセント及びカプラ
- JISC8303:2007
- 配線用差込接続器
- JISC8324:2017
- 蛍光灯ソケット及びスタータソケット
- JISC9335-2-7:2017
- 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-7部:電気洗濯機の個別要求事項
- JISC9730-2-10:2010
- 家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置―第2-10部:モータ起動リレーの個別要求事項