JIS D 0001:2001 規格概要
この規格 D0001は、二輪自動車を除く路上走行自動車の仕様書の構成,並びにその記載項目及び記入要領について規定。
JISD0001 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D0001
- 規格名称
- 自動車―仕様書様式
- 規格名称英語訳
- Road vehicles -- Standard form of specification
- 制定年月日
- 1959年2月27日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 43.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 自動車 I 2020, 自動車 II 2020
- 改訂:履歴
- 1959-02-27 制定日, 1962-02-17 確認日, 1965-02-01 確認日, 1967-03-01 改正日, 1970-04-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-04-01 改正日, 1979-04-01 確認日, 1983-03-01 改正日, 1988-06-01 確認日, 1994-09-01 改正日, 2001-04-20 改正日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS D 0001:2001 PDF [33]
D 0001 : 2001
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS D 0001 : 1994は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,走行試験モードや排出ガス規制の変更,エアバッグ,リヤフォグランプ,コーナリン
グランプなどの追加に伴う記載項目及び記入要領の見直し,並びに諸元表の体裁の見直しを行った。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS D 0001 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 0001 : 2001
自動車−仕様書様式
Road vehicles−Standard form of specification
1. 適用範囲 この規格は,二輪自動車(1)を除く路上走行自動車(1)の仕様書の構成,並びにその記載項目
及び記入要領について規定する。
なお,シャシ状態の自動車については,この規格を準用してもよい。
注(1) IS D 0101による。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格はその最新版を適用する。
JIS D 0101 自動車の種類に関する用語
JIS D 0102 自動車用語−自動車の寸法,質量,荷重及び性能
JIS D 1001 自動車用エンジン出力試験方法
JIS D 1012 自動車−燃料消費率試験方法
JIS D 1013 自動車−ブレーキ試験方法
JIS D 1016 自動車最高速度試験方法
JIS D 4201 自動車用タイヤ・チューブ・リムバンド・フラップの呼び方
JIS D 4202 自動車用タイヤ−呼び方及び諸元
JIS D 4604 自動車部品−シートベルト
JIS D 6401 産業車両及び建設車両用タイヤの諸元
JIS Z 8401 数値の丸め方
3. 仕様書の構成 仕様書は,諸元表及び外観図で構成する。ただし,必要がなければ外観図はなくても
よい。
4. 仕様書の様式
4.1 全般 諸元表の記載項目及び記載順序は,付表1による。ただし,諸元表の体裁を用途に応じて変
更したり,必要に応じて記載項目を追加又は省略してもよい。
備考 付表1の※印を付した項目は,自動車の仕様の概要,一般的な用途を目的に使用するのがよい。
4.2 外観図 外観図には,自動車の外形,座席,荷台などの配置の概略,並びに主要寸法を示す(付図1
5参照)。
5. 仕様書の記入要領
5.1 一般的な記入要領 一般的な記入要領は,次による。
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a) 仕様書の記載項目で,特にこの規格に規定していない用語の定義は,JIS D 0102による。
b) 仕様書に記入する数値の丸め方は,次による。
1) 最終位を0又は5に丸める場合
− 最終位の値が02のときには,最終位を0とする。
− 最終位の値が37のときには,最終位を5とする。
− 最終位の値が8,9のときには,最終位の前の位の値に1を加え,最終位を0とする。
2) 最終位を0又は5に切り下げる場合
− 最終位の値が04のときには,最終位を0とする。
− 最終位の値が59のときには,最終位を5とする。
3) 最終位を0又は5に切り上げる場合
− 最終位の値が04のときには,最終位を5とする。ただし,最終位以下の値がすべて0のときに
は,最終位を0とする。
− 最終位の値が59のときには,最終位の前の位の値に1を加え,最終位を0とする。ただし,最
終位が5で,かつ,最終位以下の値がすべて0のときには,最終位の前の位はそのままで,最終
位を5とする。
4) 単純な切り捨て,切り上げ及び四捨五入の場合には,一般の方法によって丸める。
5) 丸め方について特に規定のない場合には,JIS Z 8401によって丸める。
c) 乗用にも兼用できるバンの荷台の最大寸法,オフセット及び床面地上高,並びに質量・荷重関係,積
載質量,積載荷重関係,定員などについては,積載設備及び乗車設備をそれぞれ最大限度に利用した
状態の両方を記入し,必要があればその状態を付記する。
なお,この規定はステーションワゴン(1)及びトラックステーションワゴン(1)にも適用することが望
ましい。
5.2 諸元表 諸元表の記入要領は,次による。
a) 車名及び型式 製造業者が付与した車名及び型式を記入する。
b) 車台の名称及び型式 製造業者が付与した車台の名称及び型式を記入する。ただし,車名及び型式と
同一の場合には,記載を省略して差し支えない。
なお,型式は自動車排出ガスの状態を表す識別記号を除き,車台番号の打刻様式中の型式と同一の
ものを記入する。
c) 通称名 製造業者が車名とは別に付与した通称名(ペットネーム又はニックネーム類を含む。)を記入
する。
d) 種別 道路運送車両法(2)に準拠し,普通自動車,小型自動車,軽自動車などの別を記入する。
注(2) 昭和26年法律第185号
e) 用途 道路運送車両法(2)に準拠し,乗用,貨物,乗合などの別を記入する。
f) 形状 道路運送車両法(2)に準拠し,ボンネット,キャブオーバ,セミキャブなどの別を記入する。
g) 類別区分番号 製造業者が道路運送車両法(2)に基づいて付与した類別区分番号を記入する。
h) 仕様 自動車の仕様の主な特徴を文章,略号又は符号で記入する。
例 4ドアサルーン,サンルーフ,三方座席,高床三方開き,ピントルフック付
i) 製造業者名 自動車の製造業者名を記入する。
j) 寸法 寸法は,JIS D 0102によるほか,次によって記入する。
1) 主要寸法 空車状態(3)における寸法とする。記入値は,小数点以下第3位までとし,最終位を0又
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D 0001 : 2001
は5に丸める。ただし,前周り半径及びすそ周り半径の記入値は,小数点以下第2位までとし,第
3位を四捨五入する。
注(3) IS D 0102によるほか,次による。
− 外開き式窓,換気装置,荷台などは閉鎖した状態
2) 室内又は荷台の最大寸法 室内又は荷台の最大寸法は,次によって記入する。
2.1) 乗用車及びバスの室内の長さは,車両中心面付近におけるインストルメント・パネル後端から最後
部座席背当最上部後端までの床面に平行な距離とする。ただし,後部座席背当後端より後方に立席
がある場合には立席最後端までとする。
なお,乗用を兼用するバンにも適用することが望ましい。
2.2) 乗用車及びバスの室内の幅は,室内中央部でシート上面以上の高さにおける最大幅とする。
2.3) 乗用車,バス及びバンの高さは,車両中心線付近における局部的凹凸を除く床面から天井までの間
における大部分の床面に垂直な方向の距離とする。
2.4) バンの荷台の長さは,荷物室高さ(最高部におけるもの)の中央部における床面に平行な距離とし,
幅は荷物室長さ(乗車設備が明確に区別されたものでは,乗車設備を除く。)及び荷物室高さ中央部
におけるものとする。
2.5) 普通荷台のトラック荷台の長さ,幅及び高さは,長さは車両中心線における床面に平行な内側寸法,
幅及び高さは内側寸法とする。
k) 質量及び荷重 質量及び荷量は,次によって記入する。
1) 質量及び荷重 記入値は,質量についてはkgで整数位までとし,最終位を0又は5に丸める。荷重
についてはkNで,各質量と標準重力加速度 (9.806 65m/s2) との積を,小数点以下第2位までとし,
小数点以下第3位を四捨五入する。
2) 空車質量 空車状態(4)の自動車の質量を記入する。
注(4) IS D 0102による。
3) 最大積載質量(第5輪荷重) 道路運送車両法(2)に準拠した値を記入する。
4) 自動車総質量 最大積載状態(5)の自動車の質量を記入する。ただし,特に規定しない場合には,乗
車定員1人の質量は55kgとする。
なお,セミトレーラの場合には,自動車連結総質量を記入する。
注(5) IS D 0102による。
5) 乗車定員 道路運送車両法(2)に準拠した乗車定員を記入する。
6) シャシ質量 空車状態(4)のシャシ質量を記入する。
l) 性能 性能は,次によって記入する。
1) 最高速度 JIS D 1016によって測定した値を記入する。記入値は,整数位までとし,その末尾を0
又は5に切り捨てる。ただし,最高速度50km/h未満の自動車では小数点以下を切り捨てる。
なお,計算による値の場合には,“推定”と括弧を付けて付記する。
2) 定地燃料消費率 JIS D 1012によって測定した値を記入し,試験速度を付記する。記入値は小数点
以下第1位までとし,第2位を四捨五入する。
3) 10・15モード燃料消費率 法令(6)に定められた自動車だけについて,10・15モード法による値を記入
する。記入値は小数点以下第1位までとし,第2位を四捨五入する。
注(6) エネルギーの使用の合理化に関する法律施行令(昭和54年政令第267号)
4) 制動距離 JIS D 1013又は道路運送車両法(2)の保安基準に準拠して定める方法(新型自動車試験方
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D 0001 : 2001
法)によって測定した値を記入し,制動初速度を括弧を付けて付記する。記入値は小数点以下第1
位までとし,第2位を四捨五入する。
5) 最小旋回半径 外側車輪旋回半径について,運転者1名が乗車した場合の値を記入する。記入値は
小数点以下第1位までとし,第2位を切り上げる。
6) 最大安定傾斜角 左側の値と右側の値が異なる場合には,それぞれの値を記入し,“左”“右”を括
弧を付けて付記する。記入値は1°未満を切り捨てる。
m) 原動機 原動機は,次によって記入する。
1) 原動機の型式 原動機の製造業者が付与した型式を記入する。
2) 原動機の製造業者名 原動機の製造業者名,又はその略称を記入する。
3) 取付位置 フロント,リヤ,アンダフロアなどの別を記入する。
4) 原動機の種類 ガソリン,ディーゼルなどの別,及び2サイクル,4サイクルなどの別を記入する。
例 ガソリン・4サイクル
5) シリンダ数及び配置 直列,V型,対向シリンダなどの別,及びシリンダ数,並びに横置き,縦置
きなどの別を記入する。
例 直4横置き
6) 燃焼室形式 直接噴射式,予燃焼室式などの別,又は半球形,小判形,ウェッジ形などの別を記入
する。
7) 弁機構 カムシャフトの位置,数及び駆動方法並びに頭上弁式,側弁式の別及びピストン弁,ロー
タリ弁などの別を記入する。1シリンダ当たりの吸気弁又は排気弁が複数の場合には,その数を記
入する。
なお,OHC,OHV,DOHCなどの符号で記入してもよい。
例 DOHCチェーン駆動,吸気2排気2
8) 内径×行程 記入値は小数点以下第1位までとし,第2位以下を切り捨てる。
9) 総行程容積 次の式によって計算した値を記入し,記入値は小数点以下を切り捨てる。
V 1
D2 LN
4 10 3
ここに, V : 総行程容積 (cm3)
D : シリンダ内径 (mm)
L : 行程 (mm)
N : シリンダ数
円周率 (=3.1416)
10) 圧縮比 次の式によって計算した値を記入し,記入値は小数点以下第1位までとし,第2位以下を
切り捨てる。
Vs Vc
Vc
ここに, 圧縮比
Vs : 行程容積 (cm3)
Vc : 燃焼室容積 (cm3)
11) 圧縮圧力 記入値は,ガソリン機関では小数点以下第2位まで,ディーゼル機関では小数点以下第
1位までとし,それ未満を切り捨てる。ただし,圧縮圧力の値に幅がある場合には,最小値と最大
値とを記入する。
――――― [JIS D 0001 pdf 5] ―――――
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JIS D 0001:2001の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 0001:2001の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD0101:1993
- 自動車の種類に関する用語
- JISD0102:1996
- 自動車用語―自動車の寸法,質量,荷重及び性能
- JISD1001:1993
- 自動車用エンジン出力試験方法
- JISD1012:2005
- 自動車―燃料消費率試験方法
- JISD1013:1993
- 自動車―ブレーキ試験方法
- JISD1016:1982
- 自動車最高速度試験方法
- JISD4201:1984
- 自動車用タイヤ・チューブ・リムバンド・フラップの呼び方
- JISD4202:1994
- 自動車用タイヤ―呼び方及び諸元
- JISD4604:1995
- 自動車部品―シートベルト
- JISD6401:1995
- 産業車両及び建設車両用タイヤの諸元
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方