JIS D 0004-2:1998 土工機械―スクレーパ―第2部:仕様書様式及び性能試験方法

JIS D 0004-2:1998 規格概要

この規格 D0004-2は、土工作業などに使用する自走式のスクレーパ及び被けん引式スクレーパの仕様書の様式及び記入要領並びにその性能試験方法について規定。

JISD0004-2 規格全文情報

規格番号
JIS D0004-2 
規格名称
土工機械―スクレーパ―第2部 : 仕様書様式及び性能試験方法
規格名称英語訳
Earth-moving machinery -- Scrapers -- Part 2:Standard form of specifications and testing methods
制定年月日
1998年6月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

53.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1998-06-20 制定日, 2004-02-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS D 0004-2:1998 PDF [47]
D 0004-2 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。これによってJIS D 0004-1994は廃止され,この規格とJIS D 0004-1に置き換えられる。
JIS D 0004-○は,一般名称を“土工機械−スクレーパ”として,次の各部によって構成する。
第1部 : 用語及び仕様項目
第2部 : 仕様書様式及び性能試験方法
第3部 : ボウルの定格容量
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。主務大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登
録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS D 0004-2 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 0004-2 : 1998

土工機械−スクレーパ−第2部 : 仕様書様式及び性能試験方法

Earth-moving machinery−Scrapers− Part 2 : Standard form of specifications and testing methods

1. 適用範囲 この規格は,主として土工作業などに使用する自走式のスクレーパ及び被けん引式スクレ
ーパ(以下,スクレーパという。)の仕様書の様式及び記入要領並びにその性能試験方法について規定する。
なお,性能試験方法は,附属書に規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8303 土工機械−ホイール式機械の回転半径測定方法
JIS A 8304 建設機械用座席の振動伝達特性の試験方法
JIS A 8309 土工機械−けん引力測定方法
JIS A 8311 土工機械−運転席の視界測定方法とその評価基準
JIS A 8915 土工機械の重心位置測定方法
JIS B 7505 ブルドン管圧力計
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7510 精密水準器
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS C 1502 普通騒音計
JIS C 1505 精密騒音計
JIS D 0004-1 土工機械−スクレーパ−第1部 : 用語及び仕様項目
JIS D 0004-3 土工機械−スクレーパ−第3部 : ボウルの定格容量
JIS D 0006 建設機械用ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法
JIS D 1014 自動車加速試験方法
JIS D 5301 自動車用鉛蓄電池
JIS D 8201 自動車用タイヤゲージ
JIS K 2202 自動車ガソリン
JIS K 2204 軽油
JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法
JIS Z 8705 ガラス製温度計による温度測定方法

――――― [JIS D 0004-2 pdf 2] ―――――

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D 0004-2 : 1998
JIS Z 8731 騒音レベル測定方法
3. 仕様書の様式
3.1 仕様書は,付表1及び付表2の様式による。
3.2 仕様書は,スクレーパの諸元及び性能の概略を示すもので,記入の際は,目的に応じ項目を適当に
選ぶことができる。
なお,各部の構造,材料,試験方法なども必要に応じて付記する。
3.3 必要に応じて,全体図などの図面を添付する。
4. 仕様書記入要領
4.1 車両形式名称 スクレーパの呼び方に用い,製造業者名略称,呼び名及び種類(1)の順序に記入する。
注(1) 種類は,車軸の数(2軸式又は3軸式),作業装置の作動方式(ケーブル式,油圧式又は電動式)
などを記入する。
4.2 製造業者名 製造業者名を記入する。
4.3 適合トラクタ(被けん引式だけ) スクレーパに結合して作業を行うのに適するトラクタの形式(ク
ローラ式,ホイール式などの別)及び最大けん引力を記入する。
4.4 ボウル容量 JIS D 0004-3によって,定格(山積)容量及び平積容量を記入する。
4.5 質量及び質量配分 質量及び質量配分は,次の項目について記入する。
4.5.1 運転質量 JIS D 0004-1の3.2.1(運転質量)の値を記入する。
4.5.2 機械総質量 JIS D 0004-1の3.2.3(機械総質量)の値を記入する。
4.5.3 機械質量 運転質量から乗車定員(1名当たり75kg)を除いた質量を記入する。
4.5.4 出荷質量 JIS D 0004-1の3.2.5(出荷質量)の値を記入する。
4.5.5 質量配分 運転質量及び機械総質量の状態で,前輪,後輪などに配分される質量を記入する。
4.6 主要寸法 積荷を積まない状態の運行姿勢(2)における寸法を,次の項目について記入する。
注(2) 長距離運行に支障のない位置まで,ボウルを上げた姿勢。
なお,ボウルロックの機構のあるものは,ロックをかけた姿勢とし,緩衝装置のあるものは,
その装置が作動できるようにした姿勢とする。
4.6.1 全長 スクレーパの最大長さ。ただし,ドローバ及び連結金具は,水平とする。
4.6.2 全幅 スクレーパの最大幅。
4.6.3 全高 水平な地表面からスクレーパ最高部までの高さを,次の項目について記入する。
なお,その最高部の箇所を付記する。
a) カッティングエッジ接地のとき
b) エプロン全開のとき
4.6.4 軸距 前輪及び後輪の中心間の水平距離。
なお,自走式で3軸式の場合は,第1軸と第2軸の間の水平距離,及び第2軸と第3軸との間の水平距
離を記入する。
4.6.5 輪距 前輪及び後輪の左右のタイヤ接地面の中心間距離。
4.6.6 最低地上高さ 次の各部における地表面からの最低地上高さ。
なお,その最低部の箇所を付記する。
a) カッティングエッジ下端

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D 0004-2 : 1998
b) ボウル下端
c) プッシャブロック下端
d) 前輪主軸下端
e) 後輪主軸下端
4.6.7 ドローバ地上高さ(被けん引式だけ) 地表面からドローバ中心部までの高さ。ただし,ドローバ
及び連結金具は,水平とする。
4.6.8 前輪主軸傾斜限界角 前輪主軸が水平面に対し傾斜し得る最大角度を,次の各項について記入する。
a) 前輪主軸がスクレーパ中心線と直角のとき
b) 前輪主軸がスクレーパ中心線と平行のとき
4.6.9 前オーバハング角(自走式だけ) トラクタ最前部下端と左右前輪に接する平面が地表面と成す角
度( 愀 照]。
4.6.10 後オーバハング角 スクレーパ最後部下端と左右後輪に接する平面が地表面と成す角度 ( 戀
属書7.2の1)参照]。
4.6.11 ランプ角 カッティングエッジ先端をとおり,左右前輪及び左右後輪にそれぞれ接する二つの平面
が交差する角度 ( 照]。
4.7 主要性能
4.7.1 走行速度(自走式だけ) 運転質量の状態における最高速度。ただし,走行性能曲線を添付する。
4.7.2 最大けん引力(自走式だけ) 運転質量の状態における前進1速走行の場合の最大のけん引力。
4.7.3 登坂能力(自走式だけ) 運転質量の状態における登坂可能な傾斜角度。
4.7.4 掘削幅 カッティングエッジの左右両端又はボウルのサイドビットの左右両端のどちらか広い方
の水平距離[JIS D 0004-1の3.6.6(掘削幅)参照]。
4.7.5 切削角 カッティングエッジを接地したとき,カッティングエッジ前面と接地面との成す角度。
4.7.6 最大掘削深さ ボウルを最低位置にしたときの,地表面とカッティングエッジ下端との垂直距離
[JIS D 0004-1の3.6.3(最大掘削深さ)参照]。
4.7.7 最大まき出し厚さ カッティングエッジを接地させた状態で前輪が下降し得る最大垂直距離。
4.7.8 最大かじ取り角 かじ取り角の最大角度 ( 最 附属書図4.1及び附属書図4.2参照)。
4.7.9 最小回転半径 できるだけ低速で,最大かじ取り角で回転したとき,最も外側になる車輪の路面と
の接触面の中心の作る軌跡の半径(附属書図4.1のa参照)及びスクレーパ最外側の描く軌跡の半径(附
属書図4.1のa及び附属書図4.2のb参照)。
なお,被けん引式の場合は,適合するトラクタを含めたものとし,適合するトラクタがクローラ式の場
合は,車輪の路面との接触面の中心の代わりにクローラ接地面の最外部とする。(附属書図4.2のb参照)。
4.7.10 最小回転所要幅 スクレーパが180°方向転換するのに必要な路面幅(附属書図5.1のc及び附属
書図5.2のc参照)。
4.7.11 傾斜限界角 機械総質量から乗車定員を除いた状態及び機械質量の状態で,直進及び左右に90°
のかじ取りをしたときの運行姿勢における傾斜限界角(附属書7.6参照)。
4.7.12 接地圧 機械総質量の状態にあるときの前輪,後輪などの見掛けの接地面積と配分質量とから求め
た見掛けの接地圧(附属書7.7参照)。
4.8 エンジン(自走式だけ) エンジンは,次の項目について記入する。
4.8.1 名称 製造業者名略称,呼び名及び種類。
4.8.2 形式 サイクル,冷却方式,シリンダ配置,燃焼室形式,過給方式などの順序に記入する。

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D 0004-2 : 1998
4.8.3 シリンダ数−内径×行程 ミリメートル (mm) の単位で記入する。
4.8.4 総行程容積 単位はリットル (l) とし,0.01の位まで記入する。
4.8.5 性能 附属書によって,スクレーパに装着する状態での性能について,次の事項を記入する。
a) 定格回転速度 毎分回転数 (mm−1) の単位で記入する。
b) 定格出力 定格回転速度における出力 (kW) を記入する。
c) 最大トルク ニュートンメートル (N・m) の単位で記入し,そのときの回転速度を付記する。
d) 燃料消費率 定格出力における燃料消費率 (g/kW・h)。
4.8.6 燃料系統
a) 燃料 JIS K 2204,JIS K 2202などによる種類。
b) 調速機 遠心式・空気式・油圧式などの別,オールスピード式・最高最低式などの別。
4.8.7 潤滑系統
a) 潤滑方式 はねかけ式・ポンプ圧送式などの別。
b) ろ過方式 フルフロー式・バイパス式などの別。
c) 冷却方式 空冷式・水冷式などの別。
4.8.8 空気清浄器 遠心式・油槽式・ろ紙式などの別。
4.8.9 冷却形式 ファンの吸込み式・押出し式の別,放熱器の加圧式・開放式の別など。
4.8.10 充電発電機 直流・交流の別,電圧及び出力。
4.8.11 始動方式 始動電動機・始動エンジンの別。
a) 始動電動機 電圧及び出力。
b) 始動エンジン 名称,形式,最大出力とその回転速度。
4.8.12 蓄電池 JIS D 5301などによる種類,電圧,容量及び個数。
4.9 伝動系統 伝動順序に従い,その装置について記入する。
4.9.1 伝動方式 機械式,油圧式又は電動式の別を記入する。
4.9.2 トルクコンバータ
a) 名称 製造業者名略称及び呼び名。
b) 形式 要素数,段数,相数,ロックアップクラッチの有無。
c) ストールトルク比
d) 作動油 名称,記号などを記入し,冷却方式を付記する。
4.9.3 変速機
a) 形式 滑りかみ合い式・常時かみ合い式・等速かみ合い式・プラネタリ式などの別,潤滑方式(はね
かけ式・ポンプ圧送式などの別)を付記する。
b) 操作方式 手動式・油圧作動式・電気作動式などの別。
c) 変速段数 前進,後進の各速度段数。
4.9.4 減速機及び差動機 歯車形式。潤滑方式(はねかけ式・ポンプ圧送式などの別)を付記する。また,
差動機については,差動止め装置の有無。ある場合は,その形式を記入する。
4.9.5 終減速機 歯車形式,段数など。潤滑方式(はねかけ式・ポンプ圧送式などの別)を付記する。
4.10 車軸及び車輪 車軸及び車輪は,駆動形式,前車軸,前車輪,前車輪リム,後車軸,後車輪及び後
車輪リムとし,次の事項を記入する。
なお,3軸式の場合は,中央車軸についても同様に記入する。
a) 駆動形式(自走式だけ) 前輪駆動・後輪駆動及び前後輪駆動の別。

――――― [JIS D 0004-2 pdf 5] ―――――

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JIS D 0004-2:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 0004-2:1998の関連規格と引用規格一覧