JIS D 0109:2007 二輪自動車―用語 | ページ 5

                                                                                             19
D 0109 : 2007
番号 用語 定義 参考
対応英語 慣用語
3410 ハンドブレーキ hand operated brake
運転者が手で操作するブレーキ装置(図22参照)
(JIS D 0106)。
3411 ブレーキレバー brake lever
握力をブレーキ操作力に変換するレバー(図22
参照)。
3412 ブレーキケーブル brake cable
握力又は踏力ブレーキ操作の作動部に伝達する
ケーブル。
3420 フットブレーキ foot brake
運転者が足で操作するブレーキ装置(図21参照) フートブ
(JIS D 0106)。 レーキ,
足ブレー

3421 ブレーキペダル brake pedal
運転者が制動を行うため,足によって操作する
部品(図21参照)。
3422 ブレーキロッド brake rod
踏力をブレーキ装置の作動部に伝える機能をも
つ棒状の部品(図21参照)。
3423 ブレーキカムレバー brake actuating
ブレーキ操作力をブレーキカムに伝える機能を
もつリンク機構部品(図21参照)。 lever
注記 ブレーキアームともいう。
3424 トルクリンク torque link
ブレーキ装置の作動部が受けるブレーキトルク
を軸荷重として直接受け,作動部の回転を防止
する支持部材(図21参照)。
3430 ドラムブレーキ drum brake
ドラムの内面又は外面に摩擦材を押し付けて制
動する摩擦ブレーキ (JIS D 0106)。
3431 (ブレーキ)ドラム drum
制動作用をさせるためにブレーキシューを押し
付ける円筒状の部品 (JIS D 0107)。
3432 ブレーキシュー ブレーキライニングを保持する部品 (JIS D brake shoe
0107)。
3433 ブレーキライニングドラムに押し付けて制動力を発生する摩擦材 brake lining
(JIS D 0107)。
3434 ブレーキカム brake cam
ドラムに押し付けるためにブレーキシューを動
かすカム。
3435 ブレーキパネル brake panel,
ブレーキシューを保持する円板状の部品(図21
参照)。 brake backing plate
3440 ディスクブレーキ disc brake,
ディスクの両面にパッドを押し付けて制動する
摩擦ブレーキ (JIS D 0107)。 disk brake
3441 (ブレーキ)ディス disc,
制動作用をさせるためにパッドが押し付けられ
ク る円板状の部品 (JIS D 0107)。 disk
3442 ベンチレーテッドデ空洞を設け,冷却機能を向上させたディスク ventilated disc
ィスク (JIS D 0107)。
3443 フローティングディ floating disc
ハブに対し,浮動させ,熱ひずみの減少をねら
スク ったディスク。
3444 キャリパ caliper,
ディスクの両面にパッドを押し付ける機能をも
つ装置。 caliper assembly
3445 (ブレーキ)パッドディスクに押し付けて制動力を発生する摩擦 pad
材。
3446 ブレーキマスタシリ brake master
ブレーキペダル又はブレーキレバーに加えられ
ンダ た力を機械的な機構を介して液圧に変換する装 cylinder
置(図22参照)。
3447 リザーバ reservoir
ブレーキ装置の作動液を蓄えておくタンク(図 タンク,
22参照)。 液だめ

――――― [JIS D 0109 pdf 21] ―――――

20
D 0109 : 2007
番号 用語 定義 参考
対応英語 慣用語
3448 ブレーキホース brake hose
ブレーキの作動液圧を伝達するため両端に継手 フレキシ
部品をもつたわみ性があるホース(図22参照) ブルホ
(JIS D 0107)。 ース,
プレッシ
ャホー

3423
3435 3422
342
3421
3420
図21−フットブレーキ
3447
3446
3411
3448
3410
図22−ハンドブレーキ

――――― [JIS D 0109 pdf 22] ―――――

                                                                                             21
D 0109 : 2007
4) 走行装置に関する用語
番号 用語 定義 参考
対応英語 慣用語
3500 走行装置 vehicle drive system
自動車の走行に必要な車軸及び車輪の総称 (JIS
D 0104)。
3511 車軸 axle
車体及び車輪を支えるハウジング,棒体など。
終減速装置から車輪に動力を伝える軸(ドライ
ブシャフトは除く)を含む(図23参照)(JIS D
0104)。
3520 車輪 wheel,
車軸を通じて車体を支え,回転運動によって自
wheel assembly
動車を走行させるために必要な機能をもった輪
体(図23参照)(JIS D 0104)。
3521 ホイール wheel
リム,スポーク(又はディスク部)及びハブの
結合体。
3522 スポークホイール spoke wheel
リムとハブとの間を円板状の部材で構成又は結
合したホイール(図23参照)。
3523 ワイヤスポークホイ wire spoke wheel
リムとハブとをワイヤスポークで結合したホイ
ール ール(図23参照)。
3524 ディスクホイール disc wheel,
リムとハブとの間を円板状の部材で構成又は結
合下ホイール(図23参照)。 disk wheel
3525 軽合金(製)ホイー light alloy wheel
リムが,軽合金でできているホイール。ただし,
ル ワイヤスポークホイールは除く。
3526 キャストホイール cast wheel
リム,スポーク(又はディスク部)及びハブを
一体に鋳造したホイール(図23参照)。
3527 プレスホイール pressed wheel,
リムとスポーク(又はディスク部)とをプレス
成形して,組立結合したホイール。 stamped wheel
3528 ハブ hub,
ホイールの中心部を形成する部品又は部分(図
23参照)。 wheel hub
3529 リム タイヤを装着し,保持する部品,又は部分。 rim
3530 スポーク ホイールのハブとリムをつなぐ部品,又は部分。 spoke
3531 (空気入り)タイヤ (英) pneumatic
リムに取り付け,リムと本体との間の中空部に
空気を充てんした車輪 (JIS D 0104)。 tyre,
(英) tyre,
(米) tire
3532 ホイールダンパ wheel damper
エンジンのトルク変動及びブレーキ時の衝撃を
緩和するために,駆動車輪に装着する部品(図
20参照)。
3533 スピードメータギヤ speedometer gear
車輪の回転を減速してスピードメータに伝える
ボックス ための歯車装置。 box

――――― [JIS D 0109 pdf 23] ―――――

22
D 0109 : 2007
3528
3523
3524
3511
3522
3526
3511
車軸
3520
図23−車輪・車軸
5) 懸架装置及びかじ取り装置に関する用語
番号 用語 定義 参考
対応英語 慣用語
3600 懸架装置 suspension system
車体又はフレームと走行装置との中間にあり,
路面からの衝撃を緩和する装置 (JIS D 0104)。
3610 フロントフォーク front fork
下部がふたまたに分岐し,左右両側から車軸を
保持する前輪懸架装置(図24,図25参照)。
3611 ステアリングステム steering stem
フロントフォークに固定した,かじ取りのため
の回転軸(図25参照)。
3612 テレスコピックフロ telescopic type
車軸を保持する筒形の部材とフレームに取り付
ントフォーク けた筒形の部材とをはめ合わせ,その軸方向に front fork
しゅう動して緩衝作用を行うフロントフォーク
(図25参照)。
3613 正立フロントフォー conventional
インナチューブを車体側,アウタチューブを車
ク 軸側に配置したテレスコピックフロントフォー telescopic front
ク(図28参照)。 fork
3614 倒立フロントフォー inverted front fork
アウタチューブを車体側,インナチューブを車
ク 軸側に配置したテレスコピックフロントフォー
ク(図28参照)。

――――― [JIS D 0109 pdf 24] ―――――

                                                                                             23
D 0109 : 2007
番号 用語 定義 参考
対応英語 慣用語
3615 ボトムリンクフロン bottom link type
車軸と平行で,かつ,フロントフォークの下端
トフォーク に設けた揺動軸と車軸とを結合する揺動部材に front fork
よって懸架するフロントフォーク。
車軸が揺動軸の前方にあるリーディングアー
ム式と後方にあるトレーリングアーム式とがあ
る(図24参照)。
3616 フォークアッパホル upper fork clamp
ヘッドパイプ上部に位置し,フロントフォーク ハンドル
ダ を最上部で固定する部品(図26参照)。 クラウ
ン,
トップブ
リッジ,
ステアリ
ングス
テムヘ
ッド
3621 リヤスイングアーム rear swinging arm
回転軸が後車軸と平行でかつ前方にあり,後端
で後車軸を保持する揺動部材(図27,図30参照)。
3622 クッションユニット suspension unit
ばねと減衰装置とを組み合わせた緩衝装置(図
27,図30参照)。
3623 リンク式サスペンシ link type suspension
フレームとリヤスイングアームの間にアームリ
ョン レー,コネクティングロッドを配置し,リンク
機構の幾何学的な位置関係によって,クッショ
ンストローク特性を変化させることのできるサ
スペンション形式(図29参照)。
3624 アームリレー arm relay
リンク式サスペンションにおいて,リヤスイン
グアーム,クッション,コネクティングロッド,
フレームのうち3点を結ぶための部材(図29参
照)。
3625 コネクティングロッ connecting rod
リンク式サスペンションにおいて,フレーム,
ド スイングアーム,アームリレーのうち2点を結
ぶための部材(図29参照)。
3626 ユニットスイング式 unit swing type
エンジンと動力伝達装置のハウジングも兼ねた
サスペンション リヤスイングアームが一体となり揺動するサス suspension
ペンション形式(図30参照)。
3630 かじ取り装置 steering system
自動車の進行方向を左右任意に転換するため,
力や変位を走行装置に伝達する装置 (JIS D
0104)。
3631 ハンドルバー handlebar
自動車を操縦するために,運転者が直接手で,
入力を加えるほぼ棒状の部分。
注記 ハンドルバーには,一体式と左右分割式と
がある。
3632 ハンドルグリップ ハンドルバー両端の握り部分(図13参照)。 handle grip
3633 ステアリングロック steering lock
盗難防止のためにかじ取り装置に設け,ハンド
ルバーの回転を固定する装置。
3634 ステアリングダンパ steering damper
路面から直接伝わる衝撃やかじ取り装置の振動
を減衰するため,かじ取り装置とフレームとの
間に設けた緩衝装置。

――――― [JIS D 0109 pdf 25] ―――――

次のページ PDF 26

JIS D 0109:2007の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 0109:2007の関連規格と引用規格一覧