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付図1 圧力損失,コンタミナント捕そく量及びろ過清浄度試験装置
備考1. 試料採取管は,JIS H 3300によるC1100T-Hの銅管とし,外径は5mm,肉厚は0.8mm
のものを用いる。
2. 配管は,JIS H 3300によるC1100T-Hの銅管とし,外径は15.88mm,肉厚は1.6mm
のものを用いる。
付図2 圧力損失,コンタミナント捕そく量及びろ過清浄度試験装置
(定格流量1.510L/minの場合の一例)
――――― [JIS D 1617 pdf 6] ―――――
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付図3 ノズル部
付図4 耐圧試験装置
――――― [JIS D 1617 pdf 7] ―――――
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付図5 水分離度試験装置
――――― [JIS D 1617 pdf 8] ―――――
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附属書1(規定) 自動車部品−ディーゼル機関用フューエルフイルタ−ISO
試験方法
序文 この附属書1及び附属書1.A1.Fは,1979年に第1版として発行されたISO 4020/1, Road vehicles
−Fuel filters for automotive compression ignition engines−Part 1 : Test methodsを翻訳し,技術的内容を変更す
ることなく作成したものである。
なお,附属書1.A1.Fは,ISO 4020/1 : 1979のANNEX AFに対応している。また,点線の下線を施し
てある箇所はこの附属書の対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この附属書は,フューエルフィルタの試験方法について規定する。
フィルタの分類はISO 4020/2に規定されている。
備考 ISO 4020/2は,1993年に廃止された。
2. 適用分野 この附属書は,自動車用ディーゼル機関及び燃料噴射機器用試験装置に用いるフューエル
フィルタ(以下,フィルタという。)の試験方法について規定する。
残留物の少ない燃料を使用する自動車用以外のディーゼル機関用フューエルフィルタに適用してもよい。
この附属書は,定格流量200L/h以下のフィルタに適用するが,受渡当事者間の協定によって,試験方法
に修正を加えて,更に高流量(200L/hを超える)のフィルタに適用してもよい。
備考 対応国際規格を,次に示す。
ISO 4020/1 : 1979, Road vehicles−Fuel filters for automotive compression ignition engines−Part 1 :
Test methods
3. 引用規格
JIS K 0068 : 1992化学製品の水分測定方法
備考 ISO 760, Determination of water by the Karl Fischer methodからの引用事項は,この規格の該当
部分と同等である。
JIS Z 8801 試験用ふるい
ISO 4020/2 : 1979, Road vehicles−Fuel filters for automotive compression ignition engines−Part
2 : Test values and classification
――――― [JIS D 1617 pdf 9] ―――――
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4. 用語及び定義
番号 用語 記号 単位 定義
1 ファインフィルタ − − 燃料噴射装置の最終保護のために用いるフィルタ。
(fine filter)
2 プリフィルタ − − 燃料回路中での取付位置で定義されるフィルタ。すなわち,最終
(prefilter) フィルタの前のフィルタ。
3 ストレーナ − − 繊維又は金属線でできたエレメントを通して不純物を除去する
(strainer) フィルタ。
4 セディメンタ − − コンタミナントを試験液との密度差で除去するセパレータ。
(sedimentor)
5 粒子保持率 − % 規定の試験条件下で投入した規定の試験コンタミナントを除去
(particle, retention) するためのフィルタ性能の尺度。粒子保持率は,フィルタが捕そ
くした試験コンタミナント量と投入した試験コンタミナント量
との定量的比率で表す。
6 試験液 − − 試験に使用する液体。試験方法によって異なる場合がある。
(test liquid)
7 寿命 T min 試験液を指定の流量でフィルタを通したときに,フィルタエレメ
(life) V L ントが70kPaの差圧まで目詰まりする時間,及び試験液の通過体
積。
8 圧力損失 kPa 試験液を指定の流量でフィルタを通したときに,フィルタの入口
(pressure, difference) と出口との間で測定される圧力の差。
9 定格流量 Q L/min 通常,試験液をフィルタに流す使用流量。これは,製造業者の指
(rated flow) L/h 定値,又は製造業者と使用者との間で合意した値。
10 有機質コンタミナン − − フィルタの標準の目詰まりに類似した目詰まり特性を起こさせ
ト るために,試験液中に分散したカーボンブラック。
(contaminant, organic)
11 無機質コンタミナン − − 規定範囲の粒径分布に調整された溶融酸化アルミニウム粉末。
ト これは不燃焼性成分で,フィルタの粒子保持率を測定するために
(contaminant, 有機質コンタミナントに加えて用いる。
inorganic)
12 フィルタエレメント kPa 目詰まりしたフィルタエレメントが,構造上の破損を受けたとき
の破壊/破裂圧力 の圧力差。
(collapse/burst pressure
of filter element)
13 フィルタアッセンブ p kPa フィルタハウジングが,構造上の破損を受けたときの内部圧力。
リの破裂圧力
(burst pressure of
complete filter)
14 バブル試験 VB mL/min フィルタエレメントを試験液中の指定深さに浸せきし,規定の内
(bubble test) 圧をかけたときに,単位時間にフィルタろ材又は接合部を通って
漏れ出る空気の量によって,フィルタエレメントの品質水準を表
す試験。
試験結果は,単位時間当たりの空気漏れ量で表す。
15 新品フィルタ清浄度 W mg 新品フィルタの清浄度を確認する試験。
試験 清浄度は,規定の試験条件下で,フィルタの清浄側から流出する
(test of cleanliness) 不純物の量で表す。
16 試験流量 Q L/min 規定の試験中,フィルタを通して流す試験液の流量。試験流量は,
(test flow rate) L/h 定格流量と異なる場合がある。
17 不溶解水分 − − 試験液中に分散している水分で,物理的手段,例えば,遠心分離
(undissolved water) 器などによって分離できる水分。
備考 1bar=105 Pa=100kPa
――――― [JIS D 1617 pdf 10] ―――――
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JIS D 1617:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4020-1:1979(MOD)
JIS D 1617:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 1617:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD1601:1995
- 自動車部品振動試験方法
- JISD1611:1955
- 自動車用油圧計検査
- JISD1611:1995
- 自動車部品 ― オイルフィルタ試験方法
- JISH3300:2018
- 銅及び銅合金の継目無管
- JISK2204:2007
- 軽油
- JISK2503:1996
- 航空潤滑油試験方法
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8901:2006
- 試験用粉体及び試験用粒子