JIS D 6021:2019 フォークリフトトラック―ヘッドガード

JIS D 6021:2019 規格概要

この規格 D6021は、揚高が1 800mmを超える乗車式フォークリフトトラックのヘッドガード並びに運転者の下肢(脚及び足)の保護装置の要求事項及び試験について規定。運転者位置がブームによって保護されないバリアブルリーチトラックについては適用しない。

JISD6021 規格全文情報

規格番号
JIS D6021 
規格名称
フォークリフトトラック―ヘッドガード
規格名称英語訳
Fork lift trucks -- Overhead guards
制定年月日
1984年3月1日
最新改正日
2019年4月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6055:2004(MOD)
国際規格分類

ICS

53.060
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1984-03-01 制定日, 1990-06-01 確認日, 1996-04-01 改正日, 1999-03-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2011-04-25 改正日, 2016-10-25 確認日, 2019-04-25 改正
ページ
JIS D 6021:2019 PDF [14]
                                                                                   D 6021 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 構造・・・・[2]
  •  5 寸法・・・・[3]
  •  6 試験・・・・[4]
  •  6.1 一般・・・・[4]
  •  6.2 動荷重試験・・・・[4]
  •  6.3 衝撃落下試験・・・・[5]
  •  6.4 運転者の下肢の保護試験・・・・[7]
  •  7 性能・・・・[7]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 6021 pdf 1] ―――――

D 6021 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
産業車両協会(JIVA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正
した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS D 6021:2011は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS D 6021 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 6021 : 2019

フォークリフトトラック−ヘッドガード

Fork lift trucks-Overhead guards

序文

  この規格は,2004年に第3版として発行されたISO 6055を基とし,適用範囲を乗車式フォークリフト
トラックに限定したため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,揚高が1 800 mmを超える乗車式フォークリフトトラック(以下,フォークリフトという。)
のヘッドガード並びに運転者の下肢(脚及び足)の保護装置の要求事項及び試験について規定する。
なお,この規格は,運転者位置がブームによって保護されないバリアブルリーチトラックについては適
用しない。
注記1 ヘッドガードについては,この規定のほかに法規として労働安全衛生規則第151条の17(ヘ
ッドガード)があり,車種,用途などに応じて適合の確認が必要である。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6055:2004,Industrial trucks−Overhead guards−Specification and testing(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8315 土工機械−運転員の身体寸法及び運転員周囲の最小空間
注記 対応国際規格 : ISO 3411:2007,Earth-moving machinery−Physical dimensions of operators and
minimum operator space envelope
JIS A 8318 土工機械−座席基準点(SIP)
注記 対応国際規格 : ISO 5353:1995,Earth-moving machinery, and tractors and machinery for agriculture
and forestry−Seat index point
JIS D 6001-1 フォークリフトトラック−安全要求事項及び検証−第1部 : フォークリフトトラック
注記 対応国際規格 : ISO 3691-1:2011,Industrial trucks−Safety requirements and verification−Part 1:
Self-propelled industrial trucks, other than driverless trucks, variable-reach trucks and burden-carrier
trucks

――――― [JIS D 6021 pdf 3] ―――――

2
D 6021 : 2019
JIS D 6201 自走式産業車両−用語
ISO 13564-1,Powered industrial trucks−Test methods for verification of visibility−Part 1: Sit-on and
stand-on operator trucks and variable-reach trucks up to and including 10 t capacity

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS D 6201による。

4 構造

  構造は,次による。
a) 運転者がJIS D 6001-1に規定した通常の運転操作位置にいて,フォークリフト製造業者によって装着
されたコントロールレバー及びペダル類を操作しているとき,ヘッドガードは,運転位置で通常の操
作を行っている運転者の上方に位置し,落下物から運転者を保護するのに十分な広さをもっていなけ
ればならない。また,マストに取り付けられたヘッドガードでは,マストが傾斜した場合にもこの条
件を適用する。
中立位置のコントロールレバー,保護されていないペダル類及びステアリングホイールは,ヘッド
ガードの前端から150 mmを超えて突出してはならない(図1参照)。調整可能なステアリングホイー
ルは,調整範囲の中央位置で上記の寸法規定を満たせばよい。また,パーキングブレーキレバーがブ
レーキ解除の位置にある場合はこの寸法規定を適用しない。
単位 mm
図1−ヘッドガードによる保護
通常の運転操作位置にいる運転者の下肢がヘッドガードの前端から150 mmを超えて突出している
場合,突出している下肢のいかなる部分も構造物によって保護しなければならない。この構造物(以
下,下肢保護構造物という。)の試験手順を6.4に規定する。
b) ヘッドガードは,ティルト機構の不具合によって,直接的にも間接的にも運転者を危険な状態におい

――――― [JIS D 6021 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
D 6021 : 2019
てはならない。

5 寸法

  ヘッドガードの寸法は,次による。
a) ヘッドガードは,ISO 13564-1に適合する視界を確保するものでなければならない。
b) ヘッドガードの上部枠の開口部は,幅又は長さのいずれか一方の寸法が150 mm以下でなければなら
ない。
c) 座席式フォークリフトでは,運転者が通常の運転操作位置にいるとき,座席基準点(以下,SIPとい
う。)(JIS A 8318参照)から運転者の頭部上方に位置する部分のヘッドガードの下面までの垂直距離
は,903 mm以上でなければならない(図2参照)。
注記 SIPは,JIS A 8318の内容に基づき,運転者座席上面から97 mm上方に位置するため,座席
上面からヘッドガード下面までの垂直距離は1 000 mm以上となる。
d) 立席式フォークリフトでは,運転者が通常の運転操作位置にいるとき,運転者席の床面から運転者の
頭部上方に位置するヘッドガードの下面までの垂直距離は,1 880 mm以上でなければならない(図3
参照)。
e) 製造業者は,使用者からフォークリフトの全高が制約される場所でヘッドガード付きフォークリフト
を使用したいという要求があった場合,ヘッドガードの全高及び運転者の頭部上方の垂直距離(ヘッ
ドガード下面から運転者頭部までの距離)を減らしてもよい。
例えば,座高の95パーセント点がJIS A 8315の図2(運転員の着座時身体寸法)で規定した3Aで,
ヘッドガードの高さをYだけ減らした場合,運転者の推奨座高は3A-Y以下となる。
このようにヘッドガード下面の垂直距離を減らした場合,当該ヘッドガードが装着されるフォーク
リフトを使用する運転者の頭部上方とヘッドガード下面とのクリアランスについての情報を示さなけ
ればならない。
単位 mm
図2−座席式フォークリフトの寸法

――――― [JIS D 6021 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS D 6021:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6055:2004(MOD)

JIS D 6021:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 6021:2019の関連規格と引用規格一覧