この規格ページの目次
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D 6802 : 2022
製造業者によって指定された車両の走行速度
3.21
自動再始動(automatic restart)
外部入力なしでの車両の運転再開
注釈1 車両を停止させた原因が解消された後にだけ始動する。
3.22
乗員がいる自動モード(automatic mode with a rider)
自動での移動中に乗員が車両に乗っている運転状態
3.23
隔離区域(confined zone)
境界部の安全防護によってリスク低減を行った車両運転空間
3.24
運転危険区域(operating hazard zone)
運転区域で人が危険にさらされる可能性のある範囲
注釈1 これは,荷の移載場所又は隙間の少ない所に見られることがある。
注釈2 運転危険区域は,JIS B 9700:2013の3.11による危険区域と考えられる。
3.25
運転区域(operating zone)
車両を運転することを指定された範囲
注釈1 指定された範囲の例には,ナビゲーションシステム,標識,床面表示,囲い,防護物などによ
るものがある。
3.26
公共区域(public zone)
特別な訓練及び教育,又は特別な意識のない全ての人に開かれた空間
3.27
制限区域(restricted zone)
物理的に分離され,指名作業者だけが立入りを許可されている空間
3.28
施工計画書(method statement,safe system of work)
作業タスク又はプロセスの方法を詳述し,それに関わる危険を概説した文書
注釈1 これには,タスク又はプロセスの影響を受ける人の安全を確保するための制御手段を取り入れ
た,作業を安全に行う方法及び詳細の段階的指導を含むことがある。
注釈2 対応国際規格では,二つの用語を定義しているが,この規格では一つにした。
3.29
荷の移載場所(load transfer area)
車両による荷積み又は荷卸しが可能な場所
注釈1 この場所は,床面·地面上にある場合がある(例えば,棚,機械及びコンベヤ)。
――――― [JIS D 6802 pdf 11] ―――――
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D 6802 : 2022
3.30
操作員(operator)
車両を運転するために適切な訓練を受け,権限を与えられ指定された人
(出典 : ISO 3691-1:2011の3.7を修正。定義の,“産業車両の移動及び荷役の責任をもつ”を“車両を
運転する”に置き換え,注記1及び注記2は,削除した。)
3.31
乗員の指定乗車位置(rider designated position)
人が安全に車両に乗るため,製造業者が指定した位置
3.32
ベルトコンベヤ(belt conveyor)
搬送及びけん引要素として作動するエンドレスベルトを備えたコンベヤ
注釈1 ベルトは,ローラ又はスライド部に表面上で支えられている。
(出典 : EN 619:2002+A1:2010の3.6を修正。図の参照を削除し,2番目の文を注釈1に移動。)
3.33
ローラコンベヤ(roller conveyor)
ローラの一部若しくは全体が駆動するか,又はローラが自由に回転可能なコンベヤ
(出典 : EN 619:2002+A1:2010の3.11を修正。図,ホイール及びホイールコンベヤ,並びにボール及び
ボールトランスファーテーブルへの参照を削除。)
3.34
ドラッグチェーンコンベヤ(drag chain conveyor)
けん引及び運搬要素としてのチェーンを備え,場合によってはチェーンにプッシャが取り付けられてい
るコンベヤ
(出典 : EN 619:2002+A1:2010の3.7.1を修正。図への参照を削除。)
3.35
車両の座標系(coordinate system of the truck)
車両の移動を可能にするのに不可欠な構成要素の中の一つを基準とする座標系(Op−Xp−Yp−Zp)
注釈1 JIS B 8437:2016の5.5は,移動架台座標系Op−Xp−Yp−Zpを指定している。移動架台の座標系
Opの原点は,移動架台の基準点である。+Xp軸は,通常,移動架台の前方向に取る。+Zp軸は,
通常,移動架台の上方向に取る。
注釈2 図1参照。
――――― [JIS D 6802 pdf 12] ―――――
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D 6802 : 2022
記号説明
Op : 基準点
注記 この図は,JIS B 8437:2016の図6から引用している。
図1−車両の座標系
3.36
前進(forward direction)
車両のXp軸に沿ったプラス方向の動き
注釈1 3.35の座標系を参照。
注釈2 図1参照。
3.37
後進(backward direction)
車両のXp軸に沿ったマイナス方向の動き
注釈1 3.35の座標系を参照。
注釈2 図1参照。
3.38
横行(lateral direction)
車両のYp軸に沿った動き
注釈1 3.35の座標系を参照。
注釈2 図1参照。
3.39
斜行(crabbing direction)
車両が向きを変えることなくXp軸及びYp軸に沿った動きの組合せ
注釈1 3.35の座標系を参照。
注釈2 図1参照。
3.40
旋回(turning direction)
Xp軸及び/又はYp軸に追従する車両の動きと組み合わせた,Zp軸を中心とする車両の座標系の向きの
変化を生成する動き
注釈1 3.35の座標系を参照。
――――― [JIS D 6802 pdf 13] ―――――
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D 6802 : 2022
注釈2 図1参照。
3.41
回転(pivoting direction)
Xp軸及び/又はYp軸に追従する車両の動きなしに,Zp軸を中心とする車両の座標系の向きの変化を生
成する動き
注釈1 3.35の座標系を参照。
注釈2 図1参照。
3.42
タング(tiller)
車両上の操作員が操だ(舵)のために使用する棒状のもの
注釈1 他の機能を含む場合がある。
3.43
床面·地面(floor,ground)
荷を積載した車両の重量を支えるため,平たん(坦)かつ滑らかに整備された表面
例 コンクリート,アスファルト
3.44
定格荷重(rated capacity)
コンポーネント強度及び車両安定度に基づいて製造業者が指定し,キログラム(kg)単位で表す,重心
の標準位置で,運搬し,標準揚高までリフトして荷を積み付けることができる最大の質量
注釈1 荷重中心は,附属書C参照。
注釈2 マスト揚高が標準揚高Hよりも低い場合,定格荷重は,標準揚高でも算定する。
注釈3 定格荷重は,異なる製造業者の車両の許容荷重を比較するため,及び技術標準及び統計で使わ
れる区分を設けるために使用される。車両で実際に取り扱うことができる最大の荷重は,車両
の許容荷重によって決まる。
(出典 : JIS D 6001-1:2016の3.12を修正。)
3.45
許容荷重(actual capacity,capacity)
コンポーネント強度及び車両安定度に基づいて製造業者が指定し,キログラム(kg)単位で表す,車両
が通常の作業において,指定の荷重中心,及び該当する場合は指定のリーチ量で運搬し,指定の揚高まで
リフトし,積付けできる最大の質量又は移載装置などを付加した状態で積載できる最大の質量
注釈1 許容荷重は,マストの種類,揚高,扱う荷物の荷重中心,装着されるアタッチメントなどによ
って変動し,車両の構造に依存する,特定の車両の荷役能力を指定するものである。適切な試
験,計算などの安定度検証によって確認できた場合は,脱着式アタッチメント用の追加の実荷
重を指定してもよい。
(出典 : JIS D 6001-1:2016の3.11を修正。)
3.46
保護停止(protective stop)
保護装置によって開始される安全関連の停止機能
――――― [JIS D 6802 pdf 14] ―――――
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D 6802 : 2022
3.47
車両速度(truck speed)
車両及び荷の最も速い移動点の速度
3.48
ブレーキシステム(braking system)
次の機能のうちの一つ以上を満たす部品の組合せ
− 車両速度の制御(一般的には減速)
− 車両を停止,又は静止状態を保持する。
(出典 : ISO 611:2003の3.2)
3.49
閉鎖した固定構造物(fixed closed structure)
ガードとして機能し,人が経路内に進入,又は到達することを防ぐ構造物
注釈1 この構造物は,主に周囲ガードを提供し,壁,パネル及びフェンスから成る。
3.50
ミューティング(muting)
安全機能の一時的な自動停止
3.51
オーバライド(override)
安全機能の手動停止
3.52
無効化(deactivation)
機能を起動させないようにするための動作
注釈1 この動作は,手動又は自動で可能である。
4 安全要求事項及び/又は保護・リスク低減方策
4.1 一般
4.1.1 全体的な要求事項
車両は,安全要求事項及び/又はこの箇条の保護方策に適合しなければならない。
さらに,当該車両は,この規格が取り扱っていない,関連性はあるものの重大ではない危険源に関し,
JIS B 9700:2013の原則によって設計しなければならない。
車両を運転する区域は,附属書Aに定義した要求事項に適合しなければならない。
4.1.2 通常の気候条件
この規格で対象とする気候条件の範囲は,次による。
− 連続稼動時の平均周囲温度 : +25 ℃
− 1時間までの短時間稼動時の最高周囲温度 : +40 ℃
――――― [JIS D 6802 pdf 15] ―――――
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JIS D 6802:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO3691-4:2020(MOD)
JIS D 6802:2022の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 6802:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD6801:2019
- 無人搬送車システムに関する用語