JIS D 8105:1994 規格概要
この規格 D8105は、自動車用ホイールナットの着脱に用いるホイールナットレンチについて規定。
JISD8105 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D8105
- 規格名称
- 自動車用ホイールナットレンチ
- 規格名称英語訳
- Wheel nut wrenches for automobiles
- 制定年月日
- 1963年3月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 25.140.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1963-03-01 制定日, 1966-03-01 確認日, 1969-03-01 確認日, 1972-03-01 確認日, 1975-02-01 確認日, 1977-11-01 改正日, 1983-06-01 確認日, 1988-06-01 確認日, 1994-09-01 改正日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS D 8105:1994 PDF [9]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 8105-1994
自動車用ホイ−ルナットレンチ
Wheel nut wrenches for automobiles
1. 適用範囲 この規格は,自動車用ホイ−ルナットの着脱に用いるホイ−ルナットレンチ(以下,レン
チという。)について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材材
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
2. この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考として併記したものである。
2. 種類 レンチの種類は,その形状によって両口形,片口T形及び片口L形の3種類とする。
3. 形状及び寸法 レンチの形状は,付図1に示すものを普通とし,寸法は付表14に示すとおりとする。
4. 品質
4.1 外観 レンチの外観は,次のとおりとする。
(1) レンチには有害な傷・割れ・まくれ・さび・曲がりその他の欠点がなく,仕上りの程度は,良好なも
のとする。
(2) レンチのナットにはまり合う面は,平滑であって,等辺な六角又は四角とする。
4.2 硬さ レンチ本体の硬さは,頭部でHRC30以上とする。
4.3 強さ レンチ本体及びハンドルの強さは,次のとおりとする。
(1) レンチ本体は,表1に示す値以上のねじり強さをもつものとする。
(2) ハンドルは,表1に示す値の60%以上の曲げ強さをもつものとする。ただし,両口形の場合は,大き
い二面幅の値からとるものとする。
表1
単位N・m [{kgf・m}]
二面幅 (mm) 14 17 19 20 21 23 26 29 32 35 38 41
六角部 206 294 353 − 412 481 569 686 834 981 981 981
[{21}] [{30}] [{36}] [{42}] [{49}] [{58}] [{70}] [{85}] [{100}] [{100}] [{100}]
四角部 − 382 − 510 539 − − − − − − −
[{39}] [{52}] [{55}]
――――― [JIS D 8105 pdf 1] ―――――
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D 8105-1994
5. 材料 レンチの材料は,表2に示すもの又はこれらと同等以上の品質をもつ材料とする。
表2
名称 材料
本体(頭部及びシャンク部) JIS G 4051のS45C
ハンドル JIS G 3101のSS330
6. 試験方法
6.1 硬さ試験 レンチの硬さ試験は,JIS Z 2245による。
なお,これに準じた試験方法によっても差し支えない。
6.2 強さ試験 レンチ本体及びハンドルの強さ試験は,次のとおりとする。
(1) 両口形及び片口T形のレンチは,レンチ本体の六角部口径(又は四角部口径)に六角(又は四角)試
験棒を挿入し,他端のハンドル穴には,これに適合するハンドル試験棒を挿入して,六角(又は四角)
試験棒又はハンドル試験棒のどちらかを固定し,固定してない試験棒に表1に示す値のねじりモ−メ
ントを約1分間加えて行う。
(2) 片口L形のレンチは,レンチ本体の六角部口径に六角試験棒を挿入して,試験棒又はシャンク部末端
のどちらかを固定し,固定してない方から表1に示す値のねじりモ−メントを約1分間加えて行う。
(3) ハンドルは,ハンドルの端を固定し,他の末端に表1に示す値の60%の曲げモ−メントを約1分間加
えて行う。
7. 検査
7.1 形状及び寸法検査 形状及び寸法は,3.の規定に適合しなければならない。
7.2 外観検査 外観は目視によって検査を行ったとき,4.1の規定に適合しなければならない。
7.3 硬さ検査 レンチ本体の硬さは,6.1の試験方法によって試験を行ったとき,4.2の規定に適合しな
ければならない。
7.4 強さ検査 レンチ本体及びハンドルの強さは,6.2の試験方法によって試験を行ったとき,4.3の規
定に適合しなければならない。
8. 製品の呼び方 レンチの呼び方は,規格名称(又は規格番号),種類及び呼びによる。ただし,両口形
のうち四角口径の場合は,呼びの末尾にSの記号を付ける。
例 自動車用ホイ−ルナットレンチ両口形S 38×21 S又はJIS D 8105 S 38×21 S
自動車ホイ−ルナットレンチ片口T形43又はJIS D 8105 T43
9. 表示 レンチ本体の適当な箇所に,原則として口径及び製造業者名又はその略号を刻印で表示する。
関連規格 JIS D 2701 自動車用ホイ−ルナット
――――― [JIS D 8105 pdf 2] ―――――
3
D 8105-1994
付図1 形状
備考1. 本体は,頭部とシャンク部を溶接したものでもよい。
2. 片口L形のシャンク部末端は,図に示すような形状としてもよい。
3. ハンドルには,必要がある場合,適当な抜け止めを付ける。
――――― [JIS D 8105 pdf 3] ―――――
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D 8105-1994
付表1 両口形ホイ−ルナットレンチ
単位 mm
呼び S1 S2 W1 W2 l1 l2 l3 D1 D2 D3 d L1 L2
最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最小 最小 最小 最大 最大 最小 最大
A式 35×17 35.2 35.6 − − 17.1 17.3 23 23 13 33 53 38 27 26 330 300
(35×20) 35.2 35.6 − − 20.1520.4 26 23 15 35 53 44 30 26 445 415
(35×21) 35.2 35.6 − − 21.1521.4 27 23 17 37 53 46 32 26 445 415
S38×20 38.2 38.6 − − 20.1520.4 26 26 15 38 57 44 30 26 330 300
L38×20 445 415
S38×21 38.2 38.6 − − 21.1521.4 27 26 17 39 57 46 32 26 330 300
L38×21 445 415
(41×20) 41.2 41.6 − − 20.1520.4 26 27 15 40 62 44 30 26 445 415
41×21 41.2 41.6 − − 21.1521.4 27 27 17 41 62 46 32 26 445 415
21×19 21.1521.4 19.1519.4 − − − 17 17 − 32 30 − 20 200 170
23×21 23.1523.4 21.1521.4 − − − 19 17 − 35 32 − 20 220 190
26×23 26.1526.4 23.1523.4 − − 21 19 − 39 35 − 20 250 220
(S32×29) 32.2 32.6 29.1529.4 − − − 25 25 − 48 44 − 26 330 290
(L32×29) 445 405
B式 13
S1 12
16 38.3 38.7 − − 20.79 21.0426 26 15 38 57 44 30 26 330 300
21113
L 16 445 415
備考1. 呼びで括弧を付けた寸法は,なるべく用いない方がよい。
2. 呼びのうち記号Sは,全長が短いもの,記号Lは,全長が長いものを示す。
3. L1及びL2寸法は,特に受渡当事者間の協定のない限り,上表の寸法によるものとし,その許容差は±2%以内
とする。
4. 呼びに対するハンドル穴径dとハンドルとの組合せは,別表1によることが望ましい。
――――― [JIS D 8105 pdf 4] ―――――
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D 8105-1994
付表2 片口T形ホイ−ルナットレンチ
単位 mm
呼び S l d D1 D2 L1 L2
最小 最大 最小 最大 最大 最大
A式 14 14.1 14.3 14 17 21 25 115 100
17 17.1 17.3 17 17 26 25 145 130
19 19.15 19.4 17 17 29 25 165 150
21 21.15 21.4 17 20 32 30 190 170
23 23.15 23.4 19 20 35 30 210 190
26 26.15 26.4 21 20 39 30 240 220
B式 16914.39 14.59 14 17 21 25 115 100
85
15.98 16.18 17 17 26 25 145 130
3 19.20 19.45 17 17 29 25 165 150
4
13 20.79 21.04 17 20 32 30 190 170
16
7 22.37 22.62 19 20 35 30 210 190
8
1615
23.96 24.21 19 20 35 30 210 190
備考1. 呼びで括弧を付けた寸法は,なるべく用いない方がよい。
2. L1及びL2寸法は,特に受渡当事者問の協定のない限り,上表の寸法による
ものとし,その許容差は±2%以内とする。
3. 呼びに対するハンドル穴径dとハンドルとの組合せは,別表1によること
が望ましい。
――――― [JIS D 8105 pdf 5] ―――――
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JIS D 8105:1994の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 8105:1994の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法