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E 3016 : 2016
a) クラッチ機構をもつ遮断機にあっては,クラッチを強制的に滑らせて1分間以上経過した後の電流を
測定し,すべり電流とする。
b) クラッチ機構をもたない遮断機にあっては,電動機を強制的に停止させたときの最大電流を測定し,
妨害時電流とする。
6.3 温度上昇試験
温度上昇試験は,遮断機に5.2に示す試験用負荷を取り付け,常温において5.4に示す試験電圧を加え,
毎分3回の割合で連続動作させ,温度が一定になったとき,各部位の温度上昇を測定する。電子制御式の
電動機を用いた遮断機にあっては,制御ユニット近傍を測定部位に含める。
6.4 絶縁試験
6.4.1 絶縁抵抗試験
絶縁抵抗試験は,常温又は温度上昇試験終了後,遮断機の導体部分とその他の金属部分との間をJIS E
3021に規定するR10によって行う。
6.4.2 耐電圧試験
耐電圧試験は,遮断機の導体部分とその他の金属部分との間を特に指定のない限り,JIS E 3021に規定
するV1500によって行う。
6.5 過電圧試験
過電圧試験は,遮断機に5.2に示す試験用負荷を取り付け,5.4に示す試験電圧を加え,受渡当事者間で
協議して決定した動作回数を毎分3回の割合で連続動作させた後,6.1の試験を行う。
6.6 耐久試験
耐久試験は,遮断機に5.2に示す試験用負荷を取り付け,5.4に示す試験電圧を加え,受渡当事者間で協
議して決定した動作回数を毎分3回の割合で連続動作させた後,6.1,6.2及び6.4の試験を行う。ただし,
動作の頻度については,受渡当事者間で協議して毎分2回以上の割合まで下げることができる。
6.7 環境試験
6.7.1 振動試験
振動試験は,JIS E 3014に規定する2種によって行う。
6.7.2 温度試験
温度試験は,JIS E 3019に規定する5種の周囲温度及び試験方法で,6.1,6.2及び6.4の試験を行う。た
だし,制御リレーの試験は,JIS E 3003の規定による。
6.7.3 防水試験
防水試験は,JIS E 3017に規定する散水試験のR2によって行う。
6.7.4 EMC試験
EMC試験は,JIS C 61000-4-2に規定する静電気放電イミュニティ試験,JIS C 61000-4-3に規定する放
射無線周波電磁界イミュニティ試験,JIS C 61000-4-4に規定する電気的ファストトランジェント/バース
トイミュニティ試験及びJIS C 61000-4-5に規定するサージイミュニティ試験を行う。ただし,制御ユニッ
トを用いていない遮断機にあっては,この限りでない。
JIS E 3016:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 45 : 鉄道工学 > 45.120 : 鉄道・索道の建設及び保守のための設備
- 45 : 鉄道工学 > 45.080 : レール及びレール部品
JIS E 3016:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISC61000-4-2:2012
- 電磁両立性―第4-2部:試験及び測定技術―静電気放電イミュニティ試験
- JISC61000-4-3:2012
- 電磁両立性―第4-3部:試験及び測定技術―放射無線周波電磁界イミュニティ試験
- JISC61000-4-4:2015
- 電磁両立性―第4-4部:試験及び測定技術―電気的ファストトランジェント/バーストイミュニティ試験
- JISC61000-4-5:2018
- 電磁両立性―第4-5部:試験及び測定技術―サージイミュニティ試験
- JISE3003:2003
- 鉄道信号用リレーの性能試験方法
- JISE3014:1999
- 鉄道信号保安部品―振動試験方法
- JISE3017:2007
- 鉄道信号保安部品―防水試験方法
- JISE3019:2018
- 鉄道信号保安部品の高温及び低温試験方法
- JISE3021:1999
- 鉄道信号保安部品の絶縁抵抗及び耐電圧試験方法
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態