JIS F 0102:2008 舟艇―オーナ用マニュアル

JIS F 0102:2008 規格概要

この規格 F0102は、船体の長さが24m以下の舟艇に用いるオーナ用マニュアルに記載する必要のある事項について規定。

JISF0102 規格全文情報

規格番号
JIS F0102 
規格名称
舟艇―オーナ用マニュアル
規格名称英語訳
Small craft -- Owner's manual
制定年月日
1995年6月1日
最新改正日
2017年11月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 10240:2004(IDT)
国際規格分類

ICS

47.080
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1995-06-01 制定日, 2000-03-01 確認日, 2006-08-10 確認日, 2008-03-31 改正日, 2012-10-31 確認日, 2017-11-20 確認
ページ
JIS F 0102:2008 PDF [13]
                                                                   F 0102 : 2008 (ISO 10240 : 2004)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 一般要求事項・・・・[2]
  •  4.1 必要な情報・・・・[2]
  •  4.2 フォーマット・・・・[3]
  •  4.3 単位と定義・・・・[3]
  •  4.4 図・・・・[3]
  •  5 オーナ用マニュアルの内容・・・・[3]
  •  5.1 一般・・・・[3]
  •  5.2 序文・・・・[3]
  •  5.3 一般情報及び舟艇データ・・・・[3]
  •  5.4 最大搭載人員・・・・[5]
  •  5.5 搭載量・・・・[5]
  •  5.6 機関に関する情報・・・・[5]
  •  5.7 浸水リスク及び復原性に関係する情報・・・・[5]
  •  5.8 火災又は爆発のリスクに関係する情報・・・・[6]
  •  5.9 電気系統 : 火災,爆発,及び感電のリスク・・・・[7]
  •  5.10 操縦性・・・・[8]
  •  5.11 適切な運用 : その他の推奨事項と情報・・・・[8]
  •  6 その他の情報・・・・[9]
  •  附属書A(規定)オーナ用マニュアルに関する一般的な説明・・・・[10]
  •  附属書B(参考)情報及び安全ラベルをオーナ用マニュアルに記載することを求めている規格一覧・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS F 0102 pdf 1] ―――――

F 0102 : 2008 (ISO 10240 : 2004)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶
技術研究協会(JSTRA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS F 0102:1995
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS F 0102 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
F 0102 : 2008
(ISO 10240 : 2004)

舟艇−オーナ用マニュアル

Small craft−Owner's manual

序文

  この規格は,2004年に第2版として発行されたISO 10240を基に,技術的内容及び対応国際規格の構成
を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
この規格は,舟艇の所有者が用いるマニュアルの記載内容に関する要求事項について定めている。この
マニュアルを読まれなければ,舟艇所有者に情報を提供するというこの規格の目的は失われる。
舟艇建造者は,マニュアルが所有者(オーナ)の手に確実に届けられるように手配しなければならない。
これはいうまでもなく,所有者が必要な知識をもたないまま舟艇を使用する事態を避けるためである。

1 適用範囲

  この規格は,船体の長さが24 m以下の舟艇に用いるオーナ用マニュアルに記載する必要のある事項に
ついて規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10240:2004,Small craft−Owners manual (IDT)
なお,対応の程度を表す記号 (IDT) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示
す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS F 0081 舟艇−主要データ
注記 対応国際規格 : ISO 8666:2002,Small craft−Principal data (IDT)
JIS F 1010 舟艇−投揚びょう,係留及びえい航−ストロングポイント
注記 対応国際規格 : ISO 15084,Small craft−Anchoring, mooring and towing−Strong points (IDT)
JIS F 1033 舟艇−ガソリン機関区画及びガソリンタンク区画の換気
注記 対応国際規格 : ISO 11105,Small craft−Ventilation of petrol engine and/or petrol tank compartments
(MOD)
JIS F 1035 舟艇−トイレ汚水貯留システム
注記 対応国際規格 : ISO 8099:2000,Small craft−Toilet waste retention systems (IDT)
JIS F 1036 舟艇−最大推進出力値の決定 : 船体の長さ8 m未満の舟艇

――――― [JIS F 0102 pdf 3] ―――――

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F 0102 : 2008 (ISO 10240 : 2004)
注記 対応国際規格 : ISO 11592,Small craft less than 8 m length of hull−Determination of maximum
propulsion power rating (MOD)
JIS F 1039 舟艇−低電圧直流電気装置
注記 対応国際規格 : ISO 10133,Small craft−Electrical systems−Extra-low-voltage d.c. installations
(MOD)
JIS F 1041 舟艇−最大搭載量
注記 対応国際規格 : ISO 14946,Small craft−Maximum load capacity (IDT)
JIS F 4323 舟艇−スタート−イン−ギヤ−プロテクション−装備基準
注記 対応国際規格 : ISO/DIS 11547,Small craft−Start-in-gear protection (MOD)
JIS Z 8203 国際単位系(SI)及びその使い方
注記 対応国際規格 : ISO 1000:1992,SI units and recommendations for the use of their multiples and of
certain other units (IDT)
ISO 8999:2001,Reciprocating internal combustion engines−Graphical symbols
ISO 9094 (all parts),Small craft−Fire protection
ISO 10239,Small craft−Liquefied petroleum gas (LPG) ystems
ISO 11192,Small craft−Graphical symbols
ISO 12217 (all parts),Small craft−Stability and buoyancy assessment and categorization
ISO 13297,Small craft−Electrical systems−Alternating current installations
ISO 15083,Small craft−Bilge-pumping systems
ISO 15085,Small craft−Man-overboard prevention and recovery

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
危険性の度合い及び安全ラベル(degree of hazard and safety label)
危険性の度合い及びそれに応じた安全ラベルは,表1による。
表1−危険性の度合い及びそれに応じた安全ラベル
危険(DANGER) 適切な対策を実施しなければ,死亡又は後遺症に至る可能性が高い,重大な
固有の危険性が存在する。
警告(WARNING) 適切な対策を実施しなければ,傷害又は死亡に至る可能性のある危険性が存
在する。
注意(CAUTION) 安全行動の再確認,身体の傷害,舟艇若しくは備品の損傷,又は環境の損害
が生じるおそれのある危険な行動について注意を喚起する。

4 一般要求事項

4.1 必要な情報

  舟艇のオーナ用マニュアルには,環境に十分に配慮するとともに,舟艇,装置及びシステムの安全な操
作に必要となる情報を記載しなければならない。
舟艇の航行のために実施される日常点検を除き,整備に関する情報は記載しなくてよい。使用前に実施
する必要のある作業のチェックリストを収録してもよい。

――――― [JIS F 0102 pdf 4] ―――――

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F 0102 : 2008 (ISO 10240 : 2004)

4.2 フォーマット

  オーナ用マニュアルは,使用予定国で使用可能であるか,使用を義務付けられた言語で記載し,ハード
コピーの形で作成しなければならない。多言語でもよい。
はん(汎)用的なオーナ用マニュアル,すなわち複数のタイプ又は艇種に共用できるものを用いてもよ
い。ただし,この規格の要求事項を満たすために各艇種について必要に応じて修正・限定されている必要
がある。これは,付録を用いて行ってもよい。
オーナ用マニュアルが4ページを超える場合には,ページ番号を付した索引又は目次を設けなければな
らない。
情報の表現には,言葉,図記号及びピクトグラム(絵文字)を用いることができる。
図などは,4.4の規定に従わなければならない。
図記号を使用する場合には,ISO 8999及びISO 11192の規定による。図記号を使用する場合でも,言葉
による説明を併記してもよい。
対応する文章と図とは,可能な場合両方を見比べられるように配置する。

4.3 単位と定義

  オーナ用マニュアルでは,JIS Z 8203に規定するSI単位系を使用しなければならない。

4.4 図

  図面,略図,写真,線図などを使用してもよい。図面の縮尺は,必ずしも正確でなくてよい。

5 オーナ用マニュアルの内容

5.1 一般

  艇種又は受渡される舟艇そのものに応じて,オーナ用マニュアルに記載しなければならない内容を,5.2
5.11に規定する。
適切な言語によって装置又は機関のオーナ用マニュアルにすでに記載されている情報については,この
マニュアルの参照情報を記載するだけでよい。
5.2

序文

  舟艇には,想定される用途について,所有者の責任を明記した序文を各マニュアルに記載しなければな
らない。
安全ラベルを使用する場合は,それぞれの意味を表1によって,オーナ用マニュアルの中で説明しなけ
ればならない。
この情報の例を附属書Aに示す。内容は個々の舟艇に合わせて変更してもよい。

5.3 一般情報及び舟艇データ

  オーナ用マニュアルには,次の情報を記載しなければならない。該当する項目だけを示す。
a) 舟艇建造者若しくはその舟艇の販売について責任を負う会社,又は担当者の名前
b) 型式又は艇種の名称
c) 舟艇の設計区分(建造者銘板に記載のもの),及び設計区分について説明する次のような説明文
注記 ISO規格の規定による舟艇の設計区分は,船舶安全法で規定する航行区域と相違があるので,
オーナ用マニュアルの作成に当たっては国内法の要求について考慮する必要がある。
− カテゴリー A このタイプの舟艇は,ビューフォート風力8を超える可能性のある風,及び4 m以
上の有義波高(注記1参照)の中で航行できるように設計されている。また,かなりの程度,自給
ができる。ただし,台風などの非常時を除く。大洋横断などの長期航海時又は数百海里にわたって

――――― [JIS F 0102 pdf 5] ―――――

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JIS F 0102:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10240:2004(IDT)

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