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JIS G 3120:2018 規格概要
この規格 G3120は、原子炉その他の圧力容器に用いる調質型(焼入焼戻し)マンガンモリブデン鋼及びマンガンモリブデンニッケル鋼鋼板について規定。
JISG3120 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G3120
- 規格名称
- 圧力容器用調質型マンガンモリブデン鋼及びマンガンモリブデンニッケル鋼鋼板
- 規格名称英語訳
- Manganese-molybdenum and manganese-molybdenum-nickel alloy steel plates quenched and tempered for pressure vessels
- 制定年月日
- 1970年10月1日
- 最新改正日
- 2018年3月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 9328-1:2011(MOD), ISO 9328-2:2011(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.140.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 鉄鋼 II 2021
- 改訂:履歴
- 1970-10-01 制定日, 1973-04-01 改正日, 1977-01-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1985-09-01 確認日, 1987-03-01 改正日, 1992-10-01 確認日, 1998-03-20 確認日, 2003-05-20 改正日, 2009-04-20 改正日, 2014-03-20 改正日, 2018-03-20 改正
- ページ
- JIS G 3120:2018 PDF [13]
G 3120 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類の記号・・・・[2]
- 4 製造方法及び熱処理・・・・[2]
- 4.1 製造方法・・・・[2]
- 4.2 熱処理及び熱処理の記号・・・・[2]
- 5 化学成分・・・・[3]
- 5.1 溶鋼分析値・・・・[3]
- 5.2 製品分析値・・・・[3]
- 6 機械的性質・・・・[3]
- 6.1 耐力,引張強さ,伸び及び曲げ性・・・・[3]
- 6.2 シャルピー吸収エネルギー・・・・[3]
- 7 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[5]
- 8 外観・・・・[5]
- 9 試験・・・・[6]
- 9.1 分析試験・・・・[6]
- 9.2 機械試験・・・・[6]
- 10 検査・・・・[7]
- 11 再検査・・・・[8]
- 12 表示・・・・[8]
- 13 報告・・・・[8]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS G 3120 pdf 1] ―――――
G 3120 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 3120:2014は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS G 3120 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G 3120 : 2018
圧力容器用調質型マンガンモリブデン鋼及びマンガンモリブデンニッケル鋼鋼板
Manganese-molybdenum and manganese-molybdenum-nickel alloy steel plates quenched and tempered for pressure vessels
序文
この規格は,2011年に第3版として発行されたISO 9328-1及びISO 9328-2を基とし,技術的内容を変
更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,原子炉その他の圧力容器に用いる調質型(焼入焼戻し)マンガンモリブデン鋼及びマンガ
ンモリブデンニッケル鋼鋼板(以下,鋼板という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9328-1:2011,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 1:
General requirements
ISO 9328-2:2011,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 2:
Non-alloy and alloy steels with specified elevated temperature properties(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0321 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2242 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法
――――― [JIS G 3120 pdf 3] ―――――
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G 3120 : 2018
3 種類の記号
鋼板は6種類とし,種類の記号は,表1による。
表1−種類の記号
種類の記号
SQV1A
SQV1B
SQV2A
SQV2B
SQV3A
SQV3B
4 製造方法及び熱処理
4.1 製造方法
鋼板は,キルド鋼から製造する。
4.2 熱処理及び熱処理の記号
4.2.1 熱処理
4.2.1.1 鋼板の熱処理
鋼板の熱処理は,次による。
a) 鋼板は,受渡当事者間の協定がない限り,焼入焼戻しを行う。焼入焼戻しの温度は,表2による。焼
入れは,鋼板を加熱後,水焼入れを行う。焼戻しは,適切な温度に加熱後,厚さ25 mm当たりについ
て30分間以上の割合で,その温度に保持する。ただし,保持時間は30分間以上とする。
b) ) の焼入焼戻しに代わる熱処理を注文者が行う場合には,受渡当事者間の協定によって,鋼板は圧延
のままとするか,応力除去焼なまし,又は指示された熱処理を行う。
注記 圧延のままの状態では,注文者での加工を受ける前までの過程で鋼板に割れを生じるおそれ
があるため,特に厚さ25 mm以上の場合は,応力除去焼なましを行うことが望ましい。
表2−焼入焼戻しの温度
単位 ℃
熱処理 温度
焼入れ 845980
焼戻し 595以上
4.2.1.2 試験片の熱処理
試験片の熱処理は,鋼板から採取した供試材の状態で行い,その後,熱処理を行った供試材から試験片
を採取する。
4.2.1.3 熱処理の指示
注文者による熱処理の指示は,次による。
a) 注文者は,製造業者が行う鋼板の熱処理の種類,記号及び必要な場合には,試験片の熱処理条件及び
回数を注文書によって指示する。
b) 注文者が鋼板の熱処理を行う場合[4.2.1.1 b) 参照]には,その旨を注文書で示し,かつ,製造業者が
――――― [JIS G 3120 pdf 4] ―――――
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G 3120 : 2018
行う試験片の熱処理条件を指示する。
4.2.2 熱処理の記号
熱処理の記号は,次による。熱処理の記号は,表1の種類の記号の末尾に付記する。
なお,同じ熱処理を複数回行う場合は,その熱処理の記号の前に回数を付記する。
a) 鋼板に焼入焼戻しを行う場合 Q
b) 鋼板に応力除去焼なましを行う場合 P
c) 試験片の熱処理として焼入焼戻しを行う場合 TQ
d) 試験片の熱処理として溶接後熱処理に相当する熱処理を行う場合 SR
例 SQV1AQ 鋼板に焼入焼戻しを行う場合
SQV1AQ2SR 鋼板に焼入焼戻しを行い,更に試験片の熱処理として溶接後熱処理に相当す
る熱処理を2回行う場合
SQV1APTQ 鋼板に応力除去焼なましを行い,更に試験片の熱処理として焼入焼戻しを行
う場合
SQV1APTQSR 鋼板に応力除去焼なましを行い,更に試験片の熱処理として焼入焼戻し及び
溶接後熱処理に相当する熱処理を行う場合
SQV1ATQSR 鋼板には熱処理を行わずに,試験片の熱処理として焼入焼戻し及び溶接後熱
処理に相当する熱処理を行う場合
5 化学成分
5.1 溶鋼分析値
鋼板は,9.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は表3による。
5.2 製品分析値
鋼板の製品分析値は,注文者の要求がある場合に,9.1によって試験を行い,その値は表4による。
6 機械的性質
6.1 耐力,引張強さ,伸び及び曲げ性
鋼板は,9.2によって試験を行い,その耐力,引張強さ,伸び及び曲げ性は,表5による。
なお,曲げ性の場合は,試験片の外側にき裂を生じてはならない。
注記 曲げ性の試験の実施については,9.2.1を参照。
6.2 シャルピー吸収エネルギー
厚さ12 mmを超える鋼板は,9.2によって試験を行い,シャルピー衝撃試験の吸収エネルギー及び試験
温度は,表6による。この場合,表6を満たす場合でも,3個の平均値の規定に満たない値が2個あって
はならない。
――――― [JIS G 3120 pdf 5] ―――――
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JIS G 3120:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9328-1:2011(MOD)
- ISO 9328-2:2011(MOD)
JIS G 3120:2018の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 3120:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0321:2017
- 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG3193:2019
- 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2242:2018
- 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
- JISZ2248:2006
- 金属材料曲げ試験方法