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JIS G 3124:2017 規格概要
この規格 G3124は、中・常温で使用されるボイラ及び圧力容器に用いる高強度の熱間圧延鋼板について規定。
JISG3124 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G3124
- 規格名称
- 中・常温圧力容器用高強度鋼鋼板
- 規格名称英語訳
- High strength steel plates for pressure vessels for intermediate and moderate temperature service
- 制定年月日
- 1983年11月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.140.30, 77.140.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 鉄鋼 II 2021
- 改訂:履歴
- 1983-11-01 制定日, 1987-03-01 改正日, 1992-10-01 確認日, 1998-03-20 確認日, 2004-03-20 改正日, 2009-04-20 改正日, 2015-05-20 改正日, 2017-10-20 改正
- ページ
- JIS G 3124:2017 PDF [10]
G 3124 : 2017
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類及び記号並びに適用厚さ・・・・[1]
- 4 製造方法及び熱処理・・・・[1]
- 4.1 製造方法・・・・[1]
- 4.2 熱処理及び熱処理の記号・・・・[2]
- 5 化学成分・・・・[3]
- 5.1 溶鋼分析値・・・・[3]
- 5.2 炭素当量・・・・[3]
- 5.3 製品分析値・・・・[3]
- 6 機械的性質・・・・[3]
- 6.1 常温引張性質・・・・[3]
- 6.2 高温引張性質・・・・[3]
- 6.3 曲げ性・・・・[4]
- 6.4 シャルピー吸収エネルギー・・・・[5]
- 7 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[5]
- 8 外観・・・・[6]
- 9 試験・・・・[6]
- 9.1 分析試験・・・・[6]
- 9.2 機械試験・・・・[6]
- 10 検査・・・・[8]
- 11 再検査・・・・[8]
- 12 表示・・・・[8]
- 13 報告・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS G 3124 pdf 1] ―――――
G 3124 : 2017
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 3124:2015は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS G 3124 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G 3124 : 2017
中・常温圧力容器用高強度鋼鋼板
High strength steel plates for pressure vessels for intermediate and moderate temperature service
1 適用範囲
この規格は,中・常温で使用されるボイラ及び圧力容器に用いる高強度の熱間圧延鋼板(以下,鋼板と
いう。)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0321 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0567 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2242 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法
3 種類及び記号並びに適用厚さ
鋼板の種類は,3種類とし,その記号及び適用厚さは,表1による。
表1−種類の記号及び適用厚さ
単位 mm
種類の記号 適用厚さ
SEV245
SEV295 6以上 150以下
SEV345
注記 種類の記号の数字は,厚さ100 mm以下の鋼板に
対する,試験温度350 ℃における耐力の規格下限
近似値(N/mm2)を表す。
4 製造方法及び熱処理
4.1 製造方法
――――― [JIS G 3124 pdf 3] ―――――
2
G 3124 : 2017
鋼板は,細粒キルド鋼から製造する。
4.2 熱処理及び熱処理の記号
4.2.1 熱処理
4.2.1.1 鋼板の熱処理
鋼板の熱処理は,次による。
a) 鋼板は,受渡当事者間の協定によって,圧延のまま,焼ならし,焼ならし焼戻し,又は応力除去焼な
ましのいずれかによる。
b) 鋼板に焼ならし焼戻しを行う場合は,規定の機械的性質を得るため,焼ならしにおいて,液体冷却,
衝風又はその他の適切な方法によって,加速冷却を行ってもよい。
c) ) の焼ならし又は焼ならし焼戻しに代わる熱処理を注文者が行う場合,製造業者が出荷する鋼板は,
受渡当事者間の協定によって,圧延のままとするか,応力除去焼なまし又は指示された熱処理を行う。
注記 圧延のままの状態では,注文者での加工を受ける前までの過程で鋼板に割れを生じるおそれ
があるので,特に厚い鋼板の場合は,応力除去焼なましを行うことが望ましい。
4.2.1.2 試験片の熱処理
試験片の熱処理は,鋼板から採取した供試材の状態で行い,試験片は,熱処理後の供試材から採取する。
供試材の採取は,次による。
a) 製造業者が鋼板の熱処理を行う場合,供試材は熱処理を行った鋼板から採取する。
b) 注文者が鋼板の熱処理を行う場合には,供試材は受渡当事者間で協定された4.2.1.1 c) の状態の鋼板
から採取する。
4.2.1.3 熱処理の指示
注文者による熱処理の指示は,次による。
a) 注文者は,製造業者が行う鋼板の熱処理の種類,記号及び必要な場合には試験片の熱処理条件及び熱
処理回数を注文書によって指示する。
b) 注文者が鋼板の熱処理を行う場合[4.2.1.1 c) 参照]には,その旨を注文書で示し,かつ,製造業者が
行う鋼板の熱処理条件を指示する。
4.2.2 熱処理の記号
熱処理の記号は,次による。熱処理の記号は,表1の種類の記号の末尾に付記する。
a) 圧延のままの場合 R
b) 鋼板に焼ならしを行う場合 N
c) 鋼板に焼ならし焼戻しを行う場合 NT
d) 鋼板に応力除去焼なましを行う場合 P
e) 試験片の熱処理として焼ならしを行う場合 TN
f) 試験片の熱処理として焼ならし焼戻しを行う場合 TNT
g) 試験片に溶接後熱処理に相当する熱処理を行う場合 SR
例 SEV245N : 鋼板に焼ならしを行う場合
SEV295NTSR : 鋼板に焼ならし焼戻しを行い,更に試験片に溶接後熱処理に相当する熱処
理を行う場合
SEV295PTNTSR : 鋼板に応力除去焼なましを行い,更に試験片に焼ならし焼戻し及び溶接後
熱処理に相当する熱処理を行う場合
――――― [JIS G 3124 pdf 4] ―――――
3
G 3124 : 2017
5 化学成分
5.1 溶鋼分析値
鋼板は,9.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。
表2−化学成分a)
単位 %
種類の記号 C Si Mn P S Cu Mo Nb V
SEV245 0.20 0.15 0.80 0.020以下 0.020以下 0.40 0.35 0.05 0.10
以下 0.60 1.60 以下 以下 以下 以下
SEV295 0.19 0.15 0.80 0.020以下 0.020以下 0.70 0.10 0.05 0.10
以下 0.60 1.60 以下 0.40 以下 以下
SEV345 0.19 0.15 0.80 0.020以下 0.020以下 0.70 0.15 0.05 0.10
以下 0.60 1.70 以下 0.50 以下 以下
注a) 必要に応じて,Ni,Crなど,この表以外の元素を単独又は組み合わせて添加してもよい。
5.2 炭素当量
鋼板の炭素当量は,溶鋼分析値を用いて式(1)によって計算し,その値は,表3による。
Mn Si Ni Cr Mo V
Ceq C (1)
6 24 40 5 4 14
ここに, Ceq : 炭素当量(%)
表3−炭素当量
単位 %
種類の記号 厚さ
6 mm以上 75 mm以下 75 mmを超え 150 mm以下
SEV245 0.53以下 0.60以下
SEV295 0.56以下 0.61以下
SEV345 0.60以下 0.62以下
5.3 製品分析値
鋼板の製品分析は,注文者の要求がある場合に9.1によって試験を行い,その値は表2の溶鋼分析値に
対して,JIS G 0321の表2[炭素鋼鋼材の製品分析の許容変動値(1)]の許容変動値以内とする。ただし,
表2及びJIS G 0321の表2に規定されていない元素の許容変動値は,受渡当事者間の協定による。
6 機械的性質
6.1 常温引張性質
鋼板は,9.2によって試験を行い,その降伏点又は耐力,引張強さ及び伸びの値は,表4による。
6.2 高温引張性質
鋼板の高温引張試験は,注文者の要求がある場合に9.2によって試験を行い,400 ℃までの温度におけ
る耐力の下限値は,表5による。試験温度は,注文者が表5の試験温度のうちから指定した一つの温度と
する。ただし,注文者から試験温度の指定がない場合には,350 ℃で試験を行う。
――――― [JIS G 3124 pdf 5] ―――――
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JIS G 3124:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 3124:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0321:2017
- 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG0567:2012
- 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
- JISG0567:2020
- 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
- JISG3193:2019
- 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2242:2018
- 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
- JISZ2248:2006
- 金属材料曲げ試験方法