JIS G 3522:2014 ピアノ線 | ページ 3

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G 3522 : 2014
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
5 材料 JIS G 3502に適合しISO 5.1 ISO 16120-1及び16120-4 削除 JIS G 3502とISO 16120-1及びJISのピアノ線材に対応する高級
た線材。ただし,V 8458-2 に準拠した鋼。 16120-4との差。 用途は高炭素鋼に限られるため,
種のCu含有量は, 化学成分としてC,Si, 0.60 % Cから1.00 % Cまでの高
0.15 %以下。 Mn,P,S及びCuを規定。 炭素鋼を対応させている。材料の
変更は市場の混乱を招くおそれ
があり,旧規格どおりとする。
6 製造方 インラインパテン ISO − − 追加 ISO規格には,インラインパテJISの内容をISOに提案すること
法 チング線材を用い 8458-1 を検討する。
ンチング線材の取扱いを含め,
る場合も含め,パテ 製造方法が規定されていない。
ンチング処理を行
った後,冷間加工す
る。
7 機械的 7.1 引張強さ ISO 5.4 表4−引張強さの要求事 変更 ISO規格は,JISの硬鋼線及び ISO規格との整合は,市場の混乱
性質 8458-2 項に規定。 ピアノ線を統合した規格とな を招くおそれがあるため,旧規格
っている。また,JISにはV種 どおりとする。
があるがISO規格にはない。
7.2 巻付け性 ISO 5.5.1 公称径3 mmより小さい 変更 ISO規格の試験の線径範囲は3 JISのじん(靭)性試験は,線径
8458-2 線に適用。心金に少なく mm以下であり,JISは0.70 mm 範囲で試験内容を決めており,そ
とも4回巻付け,破断の 未満である。 の内容をISOに提案することを
徴候を生じないと規定。 検討する。
7.3 ねじり特性 ISO 5.5.2 公称径0.70 mmから6.00 変更 ISO規格では,線径6 mmを超 JISのじん性試験は線径範囲で試
8458-2 mmの線に適用。公称径6 える線については協定による 験内容を決めており,その内容を
mmを超え10 mm以下の と規定されている。 ISOに提案することを検討する。
線は協定による。
7.4 曲げ性 ISO 5.5.3 公称径3 mmを超える線 変更 ISO規格は必須試験ではない JISのじん性試験は線径範囲で試
8458-2 に適用。心金に180°の角 が,JISは6 mmを超える線で 験内容を決めており,その内容を
度まで折り曲げ,破断の 必須となっている。 ISOに提案することを検討する。
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徴候を生じないと規定。
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
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国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
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及び題名 の評価
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8 脱炭層 A種及びB種は有害 ISO 5.3.2 フェライト脱炭層は認め 変更 ISO規格は最大個所を含む直 ばね用途を考慮するとJISの最大
な脱炭層を認めな 8458-2 ない。部分脱炭層深さは 交4か所(8点)の平均値で規 値規定が妥当と考えられるため,
い。 平均値が公称径の1.5 % 定している。 V種についてはJISの方が要求レ
V種は,フェライト を超えないと規定。 JISのA種及びB種は,“有害 ベルは高い。
脱炭層は認めない。 な脱炭層を認めてはならな A種及びB種での数値規定はない
全脱炭層深さは線 ものの,現状の各社の運用で実害
い。”としており,数値規定は
径の1.5 %以下,最 ない。 はないとの判断による。
大値は0.05 mm。 今後,ISO規格との整合を検討す
る。
9 線径及 9.1 標準線径 ISO 5.1.1 公称径0.05 mmから20.00 変更 ISO規格は寸法範囲が大小と 今後,ISO規格との整合を検討す
び許容差 0.08 mmから10.0 8458-1 mmまでを規定。 も広い。 る。
mmまで規定。
9.2 線径の許容差及ISO 5.1.1 寸法許容差は,表1 Class変更 ISO規格は寸法区分が細かく,今後,ISO規格との整合を検討す
び偏径差 8458-1 5.1.2 Aに規定。 線径によって若干要求レベル る。
(ISO (4.1) 偏径差は,許容差範囲の の高低はある。
8458-2) 50 %以下。
10 表面状 10.1 外観 ISO 5.2 線の表面は平滑で,使用 変更 ISO規格には,全長保証に対すJISの内容をISOに提案すること
態 線の外観は,表面が8458-1 上有害な欠陥があっては る規定がない。 を検討する。
滑らかで,きずを含 ならないと規定。
む有害な欠点があ
ってはならない。
ただし,コイル内に
発見された使用上
有害な欠点につい
ては,受渡当事者間
の協定による。
10.2 きず深さ ISO 5.3.1 線状きず又は他のきず深 変更 ISO規格の要求は,A種及びB 今後,ISO規格との整合を検討す
8458-2 さは公称径の1 %を超え 種の7.0 mm未満は同等又はや る。
てはならないと規定。 や厳しめであるが,7.0 mm以
上及びV種はJISの方が要求
レベルは高い。

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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご
国際規格 との評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
11 試験 11.1 試験片の採り ISO 6.2 ISO 377に基づき試料を 変更 JISでは,A種及びB種の脱炭 JISの内容をISOに提案するこ
方 8458-1 採取する。 層深さ測定試験片は,“連続的とを検討する。
に同一条件で製造されたロット
を代表する線の一端から1個を
採る”と規定している。
11.2 引張試験 ISO 6.4 ISO 6892に基づき引張試 変更 JISの内容をISOに提案するこ
ISO規格では,つかみの間隔は,
8458-1 験を実施する。 線径4.00 mm未満の線は150 とを検討する。
mm又は250 mmであり,線径
4.00 mm以上の線は規定はない。
JISでは,線径1.00 mmを基準
に2種類が規定されており,ま
た,つかみの部分から破断した
場合の試験無効を規定してい
る。
11.3 巻付試験 ISO 6.5 一致
8458-1
ISO 5.5.1
8458-2
11.4 ねじり試験 ISO 6.7 ISO 7800に基づきねじり 変更 今後,ISO規格との整合を検討
ISO規格では,つかみの間隔は,
8458-1 試験を実施する。 線径3 mm以上の場合に線径の する。
ISO 5.5.2 100倍以外としてよいと規定し
8458-2 ている。
また,ISO規格は試験速度が規
定されている。
11.5 曲げ試験 ISO 6.8 ISO 7438に基づき曲げ試 変更 ISO規格では,U字状の180°折 JISの内容をISOに提案するこ
8458-1 験を実施する。 り曲げとなっており,円弧は線とを検討する。
ISO 5.5.3 径により2種類に分けている。
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8458-2 JISでは,90°曲げとなってお
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り,円弧は線径を半径と規定し
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ている。
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
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国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
01
及び題名 の評価
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11 試験 11.6 脱炭層深さ測 ISO 6.10.3 ISO 3887に基づき脱炭試 変更 JISは,100倍から500倍とし JISの内容をISOに提案すること
(続き) 定試験 8458-1 験を実施する。 ている。 を検討する。
11.7 線径の測定 ISO 6.9 線径の測定 変更 JISでは,同一断面の最大径及JISの内容をISOに提案すること
8458-1 び最小径を測定することを規 を検討する。
定している。
11.8 きず検出試験 ISO 6.10.2 酸腐食試験 変更 ISO規格では,線径2.00 mm以 今後,ISO規格との整合を検討す
8458-1 上の線について75 ℃以上の る。
水と塩酸50:50の溶液中への浸
せきと規定している。
12 検査 12.1 検査 ISO 6 一致
8458-2
12.2 再検査 ISO 6.11 一致
8458-1
13 表示 出荷する線に表示 ISO 7.1 バンドル又はコイルへの 変更 ISO規格は,ISO規格の番号及 JISの内容をISOに提案すること
する内容を規定。 8458-1 7.2 表示。 び識別番号の表示について規 を検討する。
定。
JISは,線の製造に用いた線材
の記号の表示が規定されてい
る。
14 報告 JIS G 0404及びJIS ISO 6.12 一致
G 0415による報告。8458-1
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : (ISO 8458-1:2002,ISO 8458-2:2002,MOD)
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致·················· 技術的差異がない。
− 削除·················· 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。

JIS G 3522:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8458-1:2002(MOD)
  • ISO 8458-2:2002(MOD)

JIS G 3522:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3522:2014の関連規格と引用規格一覧