JIS G 7218:2003 プレーンエンドの溶接及び定径精密鋼管―技術的受渡条件(ISO仕様)

JIS G 7218:2003 規格概要

この規格 G7218は、溶接後サイジングされ,精密寸法許容差をもち,かつ,ISO 4200から選択された寸法のプレーンエンドの溶接鋼管の技術的受渡条件について規定。

JISG7218 規格全文情報

規格番号
JIS G7218 
規格名称
プレーンエンドの溶接及び定径精密鋼管―技術的受渡条件(ISO仕様)
規格名称英語訳
Plain end as-welded and sized precision steel tubes -- Technical conditions for delivery (ISO specifications)
制定年月日
2003年7月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3306:1985(IDT)
国際規格分類

ICS

23.040.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2003-07-20 制定日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS G 7218:2003 PDF [12]
                                                                    G 7218 : 2003 (ISO 3306 : 1985)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日
本工業規格である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 3306:1985,Plain end as-welded and
sized precision steel tubes−Technical conditions for deliveryを基礎として用いた。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 7218 pdf 1] ―――――

G 7218 : 2003 (ISO 3306 : 1985)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 記号・・・・[2]
  •  4. 注文者が提示すべき項目・・・・[2]
  •  4.1 必す(須)項目・・・・[2]
  •  4.2 選択条件・・・・[2]
  •  4.3 表記・・・・[2]
  •  5. 製造方法・・・・[2]
  •  5.1 製鋼工程及び脱酸・・・・[2]
  •  5.2 管製造方法・・・・[3]
  •  5.3 熱処理 : 受渡時の状態・・・・[3]
  •  6. 化学成分,機械的性質及び溶接性・・・・[3]
  •  6.1 化学成分・・・・[3]
  •  6.2 機械的性質・・・・[3]
  •  6.3 溶接性・・・・[4]
  •  7. 寸法,質量及び許容差・・・・[4]
  •  7.1 寸法及び質量・・・・[4]
  •  7.2 許容差・・・・[5]
  •  8. 外観及び健全性・・・・[6]
  •  8.1 外観・・・・[6]
  •  8.2 手直し・・・・[6]
  •  9. 検査及び試験・・・・[6]
  •  9.1 一般要求事項・・・・[7]
  •  9.2 試験方法及び試験結果・・・・[7]
  •  9.3 試験の無効・・・・[8]
  •  9.4 再試験・・・・[8]
  •  10. 表示・・・・[8]
  •  11. 保護・・・・[9]
  •  12. 検査文書・・・・[9]
  •  13. 受渡後の苦情・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 7218 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 7218 : 2003
(ISO 3306 : 1985)

プレーンエンドの溶接及び定径精密鋼管−技術的受渡条件(ISO仕様)

Plain end as-welded and sized precision steel tubes− Technical conditions for delivery (ISO specifications)

序文

 この規格は,1985年に第2版として発行されたISO 3306:1985,Plain end as-welded and sized precision
steel tubes−Technical conditions for deliveryを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作
成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

 この規格は,溶接後サイジングされ,表2に示す種類から製造され,精密寸法許容差をも
ち,かつ,表6に示すISO 4200から選択された寸法のプレーンエンドの溶接鋼管(以下,管という。)の
技術的受渡条件について規定する。
この規格による管は,寸法精度及び必要な場合,薄肉で表面仕上げが重要となる用途に主に使用する。
この種の管を,水配管用設備に使用する場合は,必ず焼なまし又は焼ならし状態で使用しなければなら
ない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 3306:1985,Plain end as-welded and sized precision steel tubes−Technical conditions for delivery
(IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
備考 ISO 404 : Steel and steel products−General technical delivery requirementsが,この規格と一致し
ている。
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
備考 ISO 6892,Metallic materials−Tensile testingが,この規格と一致している。
ISO 2604-3,Steel products for pressure purposes−Quality requirements−Part 3 : Electric resistance and
induction-welded tubes
ISO 3545,Steel tubes and tubular shaped accessories with circular cross-section−Symbols to be used in
specifications
ISO 4200,Plain end steel tubes, welded and seamless−General tables of dimensions and masses per unit

――――― [JIS G 7218 pdf 3] ―――――

2
G 7218 : 2003 (ISO 3306 : 1985)
length
ISO 8492,Metallic materials−Tubes−Flattening test
ISO 8493,Metallic materials−Tubes−Drift expanding test

3. 記号

  D       : 管の外径
T : 管の肉厚
Rm : 引張強さ(N/mm2)
ReH : 上降伏点(N/mm2)
A : 標点距離(Lo)の破断伸び(%),Lo=5.65So
So : 平行部の断面積
KM : 溶接後サイジングした状態
GKM : 制御雰囲気下での焼なまし
GZF : 制御雰囲気下での焼なましで,かつ,脱スケール
NKM : 制御雰囲気下での焼ならし
NZF : 制御雰囲気下での焼ならしで,かつ,脱スケール

4. 注文者が提示すべき項目

4.1 必す(須)項目

 注文者は,引合い書及び注文書において次の事項を記述しなければならない。
a) 必要量
b) この規格の番号
c) 種類
d) 受渡時に要求される管の状態
e) 外径及び厚さ
f) 長さ

4.2 選択条件

 特定事項については,選択が認められており,また他の補足的要求事項を指定してもよ
く,注文者はその要求事項を引合い書及び注文書に記載しなければならない。その記載がない場合は,製
造業者の選択とする。

4.3 表記

 管は,次に示す順序で表示しなければならない。
− 製品名
− この規格の番号
− 種類,受渡しでの管の状態
− 外径及び厚さ
例 JIS G 7218に従い,種類R37において,制御雰囲気下(GKM)で焼なまし,外径25 mm,厚さ2
mm,乱尺で溶接後サイジングした精密鋼管の場合,次のように表示する。
鋼管 JIS G 7218-R37-GKM-25×2

5. 製造方法

5.1 製鋼工程及び脱酸

 管は,平炉,電気炉又は転炉法のうちの一つによる製鋼工程で製造した鋼から
製造しなければならない。製造方法は,製造業者に一任する。

――――― [JIS G 7218 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
G 7218 : 2003 (ISO 3306 : 1985)
注文者の要求がある場合,製造業者は,使用する製鋼工程及び脱酸方法を明示しなければならない。
参考 種類R28,種類R33及び種類R37に対しては,リムド鋼が認められる。

5.2 管製造方法

 管は,熱間又は冷間圧延された鋼帯を,突合せ端面にわたり電流を通電して縦方向に
連続的に溶加材を用いることなく溶接し,その後サイジングし製造しなければならない。この管は,用途
によっては熱処理をしてもよい。受渡時の管の状態は,表1から選択しなければならない。
表 1 受渡時の状態
項目 内容説明(参考) 記号 機械的性質
溶接のままの寸法 溶接及び寸法取り工程を経たあと熱処理はな KM 表3参照
取りした状態 し。このため管は,加工性に関する限界を明確
にすることはできない。
焼なまし 最終寸法取りの処理後,管は,制御雰囲気下にGKM 表4参照
おいて焼なましされる。
GZF
焼なまし処理の後,管は,機械的又は化学的(酸
洗)に脱スケールする。
焼ならし 管は上部変態点以上の温度に加熱され,その後NKM 表5参照
冷却される。加熱・冷却の両過程とも制御され
た雰囲気下で行う。
NZF
焼ならし処理の後,管は,機械的又は化学的(酸
洗)に脱スケールされる。

5.3 熱処理 : 受渡時の状態

 管は通常,表1に示される状態のいずれかで受け渡す。

6. 化学成分,機械的性質及び溶接性

6.1 化学成分

6.1.1  溶鋼分析 鋼は,溶鋼分析を行うとき,化学成分値は表2による。
表 2 溶鋼分析での化学成分
単位 %
種類(1) C Si Mn P S
R28 0.13以下(2) − 0.60以下 0.050以下 0.050以下
R33 0.16以下(2) − 0.70以下 0.050以下 0.050以下
R37 0.17以下(2) 0.35以下 0.8以下 0.050以下 0.050以下
R44 0.21以下 0.35以下 1.2以下 0.050以下 0.050以下
R50 0.23以下 0.55以下 1.6以下 0.050以下 0.050以下
注(1) この表示は,暫定的なものとする。
(2) 種類R28,種類R33及び種類R37には,リムド鋼を適用してもよい。種類R33及び種類
R37に適用する場合,炭素含有量は最大0.19 %まで高めてもよい。
6.1.2 製品分析 キルド鋼から製造する管について製品分析が要求される場合は,ISO 2604/3に示す許容
変動値を適用する。

6.2 機械的性質

a) 機械的性質は,受渡しの状態によって,表35による。

――――― [JIS G 7218 pdf 5] ―――――

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JIS G 7218:2003の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3306:1985(IDT)

JIS G 7218:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 7218:2003の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISG0404:2014
鋼材の一般受渡し条件
JISZ2241:2011
金属材料引張試験方法