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JIS H 7902:2016 規格概要
この規格 H7902は、30%以上の気孔率をもつポーラス金属の室温における圧縮試験方法について規定。
JISH7902 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H7902
- 規格名称
- ポーラス金属の圧縮試験方法
- 規格名称英語訳
- Compression test for porous and cellular metals
- 制定年月日
- 2008年9月20日
- 最新改正日
- 2016年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 13314:2011(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 19.060, 77.120.99
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2008-09-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2016-03-22 改正
- ページ
- JIS H 7902:2016 PDF [12]
H 7902 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 原理・・・・[1]
- 5 装置及び器具・・・・[2]
- 6 試験片・・・・[2]
- 6.1 試験片の形状及び寸法・・・・[2]
- 6.2 試験片の数・・・・[2]
- 6.3 試験片の作製・・・・[2]
- 7 試験・・・・[3]
- 8 計算・・・・[4]
- 8.1 一般・・・・[4]
- 8.2 圧縮ひずみ・・・・[4]
- 8.3 圧縮応力・・・・[4]
- 8.4 圧縮弾性率・・・・[4]
- 8.5 圧縮耐力・・・・[4]
- 8.6 初期最大圧縮応力・・・・[4]
- 8.7 プラトー応力・・・・[5]
- 8.8 緻密化開始応力・・・・[5]
- 8.9 エネルギー吸収量及びエネルギー吸収効率・・・・[5]
- 9 試験報告書・・・・[6]
- 9.1 報告項目・・・・[6]
- 9.2 任意報告項目・・・・[6]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS H 7902 pdf 1] ―――――
H 7902 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人大阪
科学技術センター(OSTEC)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工
業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工
業規格である。
これによって,JIS H 7902:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 7902 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 7902 : 2016
ポーラス金属の圧縮試験方法
Compression test for porous and cellular metals
序文
この規格は,2011年に第1版として発行されたISO 13314を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,30 %以上の気孔率をもつポーラス金属の室温における圧縮試験方法について規定する。こ
の試験方法の適用可能なひずみ速度の範囲は,10−310−2 s−1とする。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 13314:2011,Mechanical testing of metals−Ductility testing−Compression test for porous and
cellular metals(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法
JIS H 7009 ポーラス金属用語
JIS H 7903 ポーラス金属の熱伝導率試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS H 7009による。
4 原理
ポーラス金属に10−310−2 s−1のひずみ速度になるように圧縮試験力を付与し,試験力及び変位を測定
し,プラトー応力,エネルギー吸収量などの圧縮変形特性を評価する。
――――― [JIS H 7902 pdf 3] ―――――
2
H 7902 : 2016
5 装置及び器具
5.1 試験機 試験機は,JIS B 7721に規定する方法によって校正・検証されたもの,又はクロスヘッド
の移動速度を一定に保つことのできる適切な材料試験機を用いる。
なお,試験機の試験力及び変位の指示精度は,設定した試験速度において,指示値の±1 %まで連続測
定が可能でなければならない。
5.2 加圧ジグ 加圧ジグは,上下二つの平行な面を介して,試験片に圧縮試験力を加えるために使用す
る。上下の加圧面の寸法は,試験片の断面積よりも大きく,その中心軸を機枠の中心線上に一致させなけ
ればならない。上下の加圧面は,研削及び鏡面仕上げしたHRC60以上の硬さでなければならない。加圧
面に潤滑剤を用いてもよい。
5.3 ノギス 試験片の直径又は幅,及び高さを測定するためのもので,JIS B 7507に規定するノギス又
はこれと同等以上の精度をもつ測定器とする。
6 試験片
6.1 試験片の形状及び寸法
試験片の形状は正四角柱,角柱又は円柱とする。試験片加圧面の短辺の長さW又は直径Dは,平均気
孔径daの10倍以上とし,かつ,10 mm以上とする(図1参照)。この場合,平均気孔径daは,製造業者か
ら明示された値を用いても,断面観察によって求めた値を用いてもよい。また,試験片の高さh0は,試験
片加圧面の短辺の長さW又は直径Dの1倍以上2倍以下とする。
なお,平均気孔径の算定は,JIS H 7903の附属書A(ポーラス金属の構造の判別,気孔径,気孔率及び
気孔傾き角の測定方法)に規定する方法を用いる。
6.2 試験片の数
試験片の数は,5個以上とする。
6.3 試験片の作製
試験片の作製は,機械加工,放電加工などによる。作製方法の選択,その条件などは,受渡当事者間の
協定による。
なお,切断する場合には,切削熱などのため,その材料の性質,ポーラス金属のセル又は気孔の形態な
どを変化させないように十分注意しなければならない。
――――― [JIS H 7902 pdf 4] ―――――
3
H 7902 : 2016
a) 正四角柱試験片及び角柱試験片 b) 円柱試験片
図1−試験片
7 試験
試験は,次の手順によって行う。
a) 試験片の短辺及び長辺の長さ(正四角柱又は角柱の試験片の場合),又は直径D(円柱試験片の場合)
を0.1 mm単位でノギス(5.3参照)を用いて測定し,試験前の試験片の断面積を算出する。
b) 試験片の高さh0を0.1 mm単位でノギス(5.3参照)を用いて測定する。
c) 試験速度は,ひずみ速度aを用いて,式(1)によって求め,その値に試験機のクロスヘッド移動速度V
を設定する。
V=ah0×60 (1)
ここに, V : 試験速度(mm/min)
h0 : b)で得た試験片の高さ(mm)
a : ひずみ速度10−310−2(s−1)1)
注1) 10−3に近い値が望ましい。
d) 試験片は,製品が使用時に受ける圧縮荷重と同じ方向に圧縮試験力が加わるように加圧ジグ(5.2参照)
を用いて設置する。
e) 試験片を試験機の上下加圧面の間に置き,試験片の中心線を上下二つの加圧面の中心線に一致させ,
試験片の上下両端が加圧面と平行であることを目視で確かめる。
f) 試験片にc)で設定したクロスヘッド移動速度で圧縮試験力を加え,圧縮試験力及び変位を記録し,図
2に例を示す圧縮応力−ひずみ曲線を作成する。
――――― [JIS H 7902 pdf 5] ―――――
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JIS H 7902:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 13314:2011(MOD)
JIS H 7902:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.120 : 非鉄金属 > 77.120.99 : その他の非鉄金属及び合金
JIS H 7902:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法
- JISH7009:2016
- ポーラス金属用語
- JISH7903:2008
- ポーラス金属の熱伝導率試験方法