この規格ページの目次
JIS H 8686-1:2013 規格概要
この規格 H8686-1は、アルミニウム及びアルミニウム合金の表面が平滑な製品に施した陽極酸化皮膜をチャートスケール及び明度スケールを用いた視感測定方法による写像性試験方法について規定。
JISH8686-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H8686-1
- 規格名称
- アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化皮膜の写像性試験方法―第1部 : 視感測定方法
- 規格名称英語訳
- Anodizing of aluminium and its alloys -- Visual determination of image clarity of anodic oxidation coatings -- Visual method
- 制定年月日
- 1999年8月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 10215:2010(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.220.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 金属表面処理 2021
- 改訂:履歴
- 1999-08-20 制定日, 2004-01-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 改正日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS H 8686-1:2013 PDF [11]
H 8686-1 : 2013
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 概要・・・・[2]
- 5 装置・・・・[2]
- 6 試験片・・・・[5]
- 7 手順・・・・[5]
- 7.1 一般・・・・[5]
- 7.2 像明瞭性(CL,CT)の測定・・・・[5]
- 7.3 像ゆがみ度(IL,IT)の測定・・・・[5]
- 7.4 明度(Hn)の測定・・・・[6]
- 8 試験結果の表し方・・・・[6]
- 9 試験報告書・・・・[7]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS H 8686-1 pdf 1] ―――――
H 8686-1 : 2013
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人軽金
属製品協会(JAPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
これによって,JIS H 8686-1:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS H 8686の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS H 8686-1 第1部 : 視感測定方法
JIS H 8686-2 第2部 : 機器測定方法
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 8686-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 8686-1 : 2013
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化皮膜の写像性試験方法−第1部 : 視感測定方法
Anodizing of aluminium and its alloys-Visual determination of image clarity of anodic oxidation coatings-Visual method
序文
この規格は,2010年に第2版として発行されたISO 10215を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,アルミニウム及びアルミニウム合金の表面が平滑な製品(以下,製品という。)に施した陽
極酸化皮膜(以下,皮膜という。)のチャートスケール及び明度スケールを用いた視感測定方法による写像
性試験方法について規定する。
注記1 写像性の試験方法には視感測定方法及び機器測定方法の2種類あるが,この規格では視感測
定方法について規定する。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10215:2010,Anodizing of aluminium and its alloys−Visual determination of image clarity of
anodic oxidation coatings−Chart scale method(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 0201 アルミニウム表面処理用語
JIS Z 2305 非破壊試験技術者の資格及び認証
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示
JIS Z 8729 色の表示方法−L*a*b*表色系及びL*u*v*表色系
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H 8686-1 : 2013
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS H 0201による。
3.1
写像性,CV(image clarity)
皮膜の表面で反射する物体の像が,どの程度鮮明にゆがみなく見えるかの度合い。
注記 この規格(視感測定方法)では,写像性を“CV”で表し,像明瞭性,像ゆがみ度及び明度の値
を用いて算出する。
3.2
像明瞭性,CL,CT(image clearness)
皮膜の表面で反射されたチャートスケールの像の形態が,目視によって明確に識別できる限界。チャー
トスケールの等級で表す。
なお,試験片の筋目に対して,試験片に映し出されたチャートスケールの線の像が平行となる縦方向
(CL)及び試験片の筋目に対してチャートスケールの線の像が直角となる横方向(CT)の2方向の測定を
行う。
注記1 像明瞭性は,試験片表面の粗さに大きく影響を受ける。粗さが少なく鏡面に近付けば,像は
明瞭になる。
注記2 試験片の筋目とは,試験片の作製時に生じるヘアーライン,ロール目などの一定の方向のこ
とをいう。
3.3
像ゆがみ度,IL,IT(image distortion)
皮膜の表面のうねりによる像のゆがみ度合い。チャートスケールの等級で表す。
なお,試験片の筋目に対して試験片に映し出されたチャートスケールの線の像が平行となる縦方向(IL)
及び試験片の筋目に対してチャートスケールの線の像が直角となる横方向(IT)の2方向の測定を行う。
注記 像ゆがみ度は,測定される皮膜表面の均一性に依存する。像のゆがみは,皮膜の表面の不均一
性による他方向からの光が,観察部分からの反射光と重なるために引き起こされる。
3.4
明度,Hn(haze value)
皮膜の表面の不透明さの度合い。明るさの明度値で表す。
注記 皮膜の表面が不透明であるほど,明度は増加する。明度の増加は,正反射光の散乱を引き起こ
し,写像性を減少させる。
3.5
有効面(significant surface)
製品の表面に施した皮膜が,用途に適合する品質を満たすことが不可欠な面。
4 概要
皮膜の写像性は,皮膜の表面の像明瞭性,像ゆがみ度及び明度に依存し,試験片に写し出されたチャー
トスケールの画像を目視で評価することによって決定する。
5 装置
5.1 一般 装置は,観察箱,チャートスケール及び明度スケールで構成する。
――――― [JIS H 8686-1 pdf 4] ―――――
3
H 8686-1 : 2013
5.2 観察箱 観察箱の概要を,図1に示す。観察箱の右側上部の窓に,等級1から等級11までのチャー
トスケールをセットする。反対側には観察窓があり,明度スケール及び試験片用の窓は,観察箱の底部に
ある。
単位 mm
図1−観察箱の概要
5.3 チャートスケール チャートスケールは,図2に示す等級1から等級11の白黒パターンの光学くし
(櫛)が印刷された透明なプラスチックフィルム又はガラス製とする。各等級における黒線は,4本以上
で構成する。
各等級の白黒パターンの黒線部において,黒線及び隣接する二つの黒線の間の幅は同じであり,各黒線
は完全に平行である。各等級の黒線及び白線の幅を表1に示す。黒線の幅は,等級1が最も広く,等級11
が最も狭い。
なお,黒線部は,光源からの光が透過してはならない。
注記 黒線の線幅は,表1に示すように,等級1から等級11の順に並べると,等級1から等級7まで
は,等級1の線幅2.00 mmから0.25 mmずつ線幅が減少している。また,等級8の線幅は,等
級9の線幅0.25 mmと等級7の線幅0.50 mmとの中間の値0.375 mmになっており,等級10の
線幅は,等級11の線幅0.125 mmと等級9の線幅0.25 mmとの中間の値0.188 mmになってい
る。
――――― [JIS H 8686-1 pdf 5] ―――――
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JIS H 8686-1:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10215:2010(MOD)
JIS H 8686-1:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.220 : 表面処理及び被覆加工 > 25.220.20 : 表面処理
JIS H 8686-1:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH0201:1998
- アルミニウム表面処理用語
- JISZ2305:2013
- 非破壊試験技術者の資格及び認証
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8721:1993
- 色の表示方法―三属性による表示
- JISZ8729:2004
- 色の表示方法―L*a*b*表色系及びL*u*v*表色系