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K 0058-1 : 2005
A
A
B A : 上部ろ過管
F B : フィルタ
B
C : フィルタ保持台
D : 下部ろ過管
C E : ゴム栓
D F : 金属製クランプ
減圧装置へ G : 吸引瓶
E C
G
D
図 3 ろ過器の一例
5.3 試料
5.3.1 試料の採取 スラグ及びその利用製品のロットからの採取は,JIS M 8100に準じて行う。
5.3.2 試料の調製 試験に供する粉塊状の試料は,粉砕することなく,その粒径分布に応じてJIS M 8100
に規定する縮分方法に準じて表2に示す最小試料量以上を調製する。最大粒径が表2の範囲を超える試料
については,試料を砕いて表2の範囲に入るようにする。
成型体の試料については,5kg以下の小形の成型体の場合は,成型体そのものを試験に供することとし,
それ以外の場合は,品質管理などに用いる供試体を試験に供する。コンクリート成型体は,JIS A 1132に
したがって作製した100mmφ×200mmの供試体1個,アスファルト成型体は,100mmφ×63.5mmの供試
体1個を試験に供する。
なお,試験に供する供試体は,実際に使用する成型体と同じ配合で作製したものとする。
備考 アスファルト成型体の供試体としては,マーシャル安定度試験用の供試体がある。
表 2 最大粒径(2)と最小試料量
最大粒径(mm) 最小試料量(g)
37.5以上 53.0未満 3 000
31.5以上 37.5未満 2 000
26.5以上 31.5未満 1 000
16 以上 26.5未満 500
9.5以上 16 未満 200
9.5未満 100
注(2) 試料をふるい分けしたとき,最も大きな試料が残ったふるいの目開きの値。
5.4 検液の調製
5.4.1 溶媒の調製 溶媒は,水を塩酸又は水酸化ナトリウムでpH5.86.3にして調製する。調製時及び
調製後において,分析対象成分が混入しないように注意する。
――――― [JIS K 0058-1 pdf 6] ―――――
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5.4.2 溶出操作 溶出操作は次による。
a) 粉塊状の試料は,表2に示す最小試料量以上で分析に必要となる検液が十分得られる量をはかり取り,
タンク底面に薄く広げる。成型体の試料は,高さが低く,タンク底面との接触がなるべく小さくなる
ようにタンク底面に置く。
b) 試料質量の10倍量の溶媒をタンク内に静かに注ぎ入れる。
c) かくはん装置をタンクに取り付け,かくはん翼が試料の上面と水面との中間になるように固定する。
d) タンクにふた又は覆いをしてタンク内に異物などの混入がないようにする。
e) タンク内の溶媒を毎分約200回転でかくはんする。かくはん中,タンク内に分析対象成分などが混入
しないように注意する。
f) かくはんを開始して6時間後にかくはんを止める。
g) 1030分静置した後,タンク内の溶媒を抜きとる。
h) 抜き取った液を必要に応じて毎分3 000回転で20分間遠心分離し,その上澄み液をフィルタでろ過し
て検液とする。
5.5 検液の分析
検液の分析はJIS K 0102,又は公的に確立された方法に準拠して行う。
6. 粗砕試料による試験
粗砕分級して得られた2mm以下の試料にその10倍量の溶媒(pH5.86.3の水)
を加え,6時間振とうして試料から化学物質を溶出させて検液を調製する。この検液中の化学物質の濃度
を測定し,試料からの化学物質の溶出量を求める。
6.1 試験装置
試験装置は,次による。
a) 振とう機 振とう幅45cm,毎分約200回で水平振とうできるもの。
b) 容器 ポリエチレンなどの樹脂製の容器。使用する溶媒量の1.5倍程度以上の容積をもつものを使用
する。
6.2 試薬及び器具
5.2に同じ。
6.3 試料
6.3.1 試料の採取 5.3.1に同じ。
6.3.2 試料の調製 試験に供する試料は,2mm目のふるいにかけ,ふるい上に残るものは砕いてすべて
が2mm目のふるいを通過するように調製する。
粉塊状の試料については,その試料の粒径に応じて5.3.2と同様に表2に示す最小試料量以上の試料を
2mm目のふるいを通過するように砕き,そこから50g以上を試験に供する。
成型体の試料については,5.3.2と同様の供試体1個,又は5kg以下の場合は製品1個を2mm目のふる
いを通過するように砕き,そこから50g以上を試験に供する。
6.4 検液の調製
6.4.1 溶媒の調製 5.4.1に同じ。
6.4.2 溶出操作 溶出操作は次による。
a) 50g以上で分析に必要となる検液が十分得られる量の試料をはかり取り,容器に入れる。
b) 試料質量の10倍量の溶媒を容器内に入れる。
c) 振とう回数毎分約200回,振とう幅45cmに調整した振とう機に試料及び溶媒を入れた容器を取り
付ける。
d) 振とうを開始する。
e) 振とうを開始して6時間後に振とうを止める。
――――― [JIS K 0058-1 pdf 7] ―――――
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f) 容器を振とう機からはずして1030分静置後,必要に応じて毎分3,000回転で20分間遠心分離し,
その上澄み液をフィルタでろ過して検液とする。
6.5 検液の分析
5.5に同じ。
7. 結果の報告
7.1 結果の表示
結果は,検液中の濃度(mg/L)として表示し,用いた分析方法を明記する。
7.2 試験条件の表示
試験条件を表示する場合は,次の項目について行う。
a) 試料量
b) 溶媒量
c) 溶出方法 利用有姿による方法,又は粗砕試料による方法
d) 溶出条件 利用有姿による方法の場合,使用したタンクの材質,容量,及び胴径,かくはん翼の材質,
形状,及び長さを表示する。粗砕試料による方法の場合,使用した容器の材質及び容量を表示する。
e) 環境条件 室温,湿度,及び水温
JIS K 0058-1:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.030 : 廃棄物 > 13.030.10 : 固体廃棄物
JIS K 0058-1:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1132:2020
- コンクリートの強度試験用供試体の作り方
- JISK0102:2016
- 工場排水試験方法
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISM8100:1992
- 粉塊混合物―サンプリング方法通則