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K 0119 : 2008
16 装置の設置条件
装置の設置に当たっては,機種に応じた設置条件を満たすことが必要であるが,一般には,次のとおり
とする。
a) ほこりが少なく,有害又は腐食性ガスがない。
b) 日光が装置に直接当たらない。
c) 装置仕様に指定された温度(例えば,1530 ℃)及び湿度(例えば,相対湿度70 %以下)の範囲を
維持し,それらに急激な変化が生じない。また,結露しない。
d) 強力な磁場,高周波などを発生する装置が近くにない。
e) 装置を設置する床は,平たんで,装置の重さに耐えるだけの強度があり,振動が少ない。
f) 換気がよい。
g) 電源電圧の変動は±10 %以下で,かつ,電源ラインにノイズがなく,瞬時電圧低下がない。
h) 装置の接地端子は,専用とし,接地抵抗は,30 Ω以下のものが望ましい。
i) 冷却水は,水質が良く,十分な水圧及び水量のものを用いる。
17 安全管理
分析作業及び設備の保守に当たっては,装置の取扱説明書及び装置にはられた警告ラベルに記載された
安全上の注意事項を遵守する。また,各種の動力,電気,高圧ガスなどによる災害を防止するために,教
育訓練を行い,適切な安全対策を施す必要がある。特に放射線による被ばくを防止するため,法令に基づ
く安全管理に留意しなければならない。
安全の確保には労働安全衛生法,労働安全衛生法施行令,労働安全衛生規則,電離放射線障害防止規則,
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律,高圧ガス保安法,製造物責任法など,安全に関
する法令を熟知し,作業に反映させなければならない。
18 個別規格で記載すべき事項
蛍光X線分析法による分析方法を規定する個別規格には,少なくとも次の事項を記載しなければならな
い。
a) 規格番号及び規格名称
b) 規格の適用範囲
c) 分析装置の構成及び測定条件
d) 定量方法の種類
e) 分析元素及び定量範囲
f) 測定試料の調製方法
g) 分析結果の整理及び表示