この規格ページの目次
JIS K 2258-1:2009 規格概要
この規格 K2258-1は、揮発性で,かつ,非粘ちょう性の石油製品の37.8℃における蒸気圧をリード法によって求める方法について規定。
JISK2258-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K2258-1
- 規格名称
- 原油及び石油製品―蒸気圧の求め方―第1部 : リード法
- 規格名称英語訳
- Crude petroleum and petroleum products -- Determination of vapour pressure -- Part 1:Reid method
- 制定年月日
- 2009年3月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 3007:1999(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 75.040, 75.080
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 石油 2020
- 改訂:履歴
- 2009-03-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS K 2258-1:2009 PDF [26]
K 2258-1 : 2009
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 試験の原理・・・・[2]
- 5 試験器・・・・[2]
- 6 試料の採取方法・・・・[3]
- 7 試料の準備・・・・[3]
- 8 試験器の準備・・・・[4]
- 9 試料の移替え及び蒸気圧ボンベの組立・・・・[4]
- 10 試験の手順・・・・[6]
- 11 次回の試験のための試験器の準備・・・・[7]
- 12 結果の表し方・・・・[8]
- 13 精度・・・・[8]
- 14 試験結果の報告・・・・[9]
- 附属書A(規定)試験手順A,C及びD用の試験器・・・・[10]
- 附属書B(規定)試験手順B用の試験器・・・・[16]
- 附属書JA(参考)試験方法の種類・・・・[18]
- 附属書JB(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[20]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 2258-1 pdf 1] ―――――
K 2258-1 : 2009
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,石油連盟(PAJ)から,工業標準原案を具して
日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した
日本工業規格(日本産業規格)である。これによってJIS K 2258:1998は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS K 2258の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 2258-1 第1部 : リード法
JIS K 2258-2 第2部 : 3回膨張法
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 2258-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 2258-1 : 2009
原油及び石油製品−蒸気圧の求め方−第1部 : リード法
Crude petroleum and petroleum products-Determination of vapour pressure-Part 1:Reid method
序文
この規格は,1999年に第3版として発行されたISO 3007を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,国内
の実情に合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
警告 この規格は,危険な試薬,操作及び試験器を用いることがあるが,安全な使用法をすべてに規
定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先立って,適切な安全上及び
健康上の禁止事項を決めておかなければならない。
1 適用範囲
この規格は,揮発性で,かつ,非粘ちょう性の石油製品の37.8 ℃における蒸気圧をリード法によって求
める方法について規定する。ただし,酸素化合物を含む石油製品については,炭素数が5以上のエーテル
類は体積分率15 %以下,エタノールは体積分率10 %以下,炭素数が3以上のアルコール類は体積分率
7 %以下のものだけに適用する。
蒸気圧が10 kPaを超える揮発性原油に適用する場合は,箇条13の精度規定は,適用できない。
この規格は,四つの試験手順(AD)を規定する。試験手順A及び試験手順Bは, 蒸気圧が180 kPa以下
の航空ガソリンを除く原油及び石油製品に適用する。試験手順Cは,蒸気圧が180 kPaを超える石油製品
に適用する。試験手順Dは,蒸気圧が50 kPa以下の航空ガソリンに適用する。
注記1 JIS K 2258の規格群には,附属書JAに示す試験方法がある。
注記2 メタノールを含む試料及び酸素化合物がこの規格の適用範囲を超える試料の場合は,JIS K
2258-2に規定する方法がある。また,液化石油ガスの場合は,JIS K 2240に規定する方法が
ある。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3007:1999,Petroleum products and crude petroleum−Determination of vapour pressure−Reid
method (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを
示す。
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K 2258-1 : 2009
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
注記 対応国際規格 : ISO 3170,Petroleum liquids−Manual sampling (MOD)
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第6部 : 精確さに関する値の実用的
な使い方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
蒸気圧 (vapour pressure)
湿潤状態にある37.8 ℃の蒸気圧ボンベ内で,試料と蒸気層との容積比が1 : 4のとき,空気及び水が飽
和の状態で試料が示す圧力。
注記 湿潤状態とは,濡れた蒸気圧ボンベに試料を採取して試験をすることで,水分のない(又は乾
燥状態)試験容器に試料を採取するJIS K 2258-2及びASTM D 4953とは異なる。
4 試験の原理
蒸気圧ボンベの試料室に01 ℃に冷却した試料を満たし,37.8 ℃の空気室に試料室を接続した後,こ
れを37.8 ℃±0.1 ℃に保った恒温槽に浸せきする。その後,空気室の圧力が平衡に達したときの圧力を読
み取る。読み取った値を,検査用圧力計を用いて補正した値を蒸気圧とする。
なお,測定原理が同じである自動試験器を用いてもよいが,自動試験器によって得られた試験結果に疑
義を生じた場合には,この試験方法によって得られた結果による。
5 試験器
試験器は,次による。
5.1 蒸気圧試験器
a) 試験手順Aに用いる蒸気圧試験器を,附属書Aに示す。蒸気圧ボンベには,空気室及び一つ口試料室
を用いる。
b) 試験手順Bに用いる蒸気圧試験器を,附属書Bに示す。蒸気圧ボンベには,空気室及び一つ口試料室
を用いる。圧力計には,ブルドン管又は圧力センサを用いる。
c) 試験手順Cに用いる蒸気圧試験器を,附属書Aに示す。蒸気圧ボンベには,空気室及び二つ口試料室
を用いる。試料は,密閉形試料容器に採取する。
d) 試験手順Dに用いる蒸気圧試験器を,附属書Aに示す。蒸気圧ボンベには,空気室及び一つ口試料室
を用いる。
5.2 冷却浴 氷水浴又は冷蔵庫で,試料を01 ℃に,試料室を5 ℃以下に冷却できるもの。氷水浴は,
水及び氷を容器に入れたもので,ドライアイスは,試料に二酸化炭素が溶解し,試験結果に誤差を生じる
ことがあるので,用いてはならない。冷蔵庫は,冷凍室を備えたものが適切で,安全性を考慮したものを
――――― [JIS K 2258-1 pdf 4] ―――――
3
K 2258-1 : 2009
用いる。
5.3 恒温槽
a) 試験手順A,C及びDに用いる恒温槽を,附属書Aに示す。
b) 試験手順Bに用いる恒温槽を,附属書Bに示す。
6 試料の採取方法
試料の採取方法は,次による。
a) 蒸気圧の測定は,試料の蒸発による損失及びその結果生じる組成の変化に著しく影響を受けるので,
試料の採取及び取扱いには,細心の注意が必要である。
b) 試料の採取は,JIS K 2251の附属書1の規定による。
c) 試験手順A,B及びDで用いる試料容器は,1 Lのものとし,試料を試料容器容積の7080 %採取す
る。試験手順Cで用いる試料容器は,図A.4に示す密閉形試料容器で,容積が0.5 L以上のものを用
いる。
なお,受渡当事者間で合意した場合は,不活性ガスを封入した船槽から専用に試料を採取するとき
に限り,蒸気圧測定のため,0.3 Lまでの少量の試料を採取してもよい。この場合も,試料を試料容器
容積の7080 %採取する。ただし,箇条13の精度規定は,適用できない。
d) 試料容器は,漏れがあってはならない。目視で確認できる漏れがあった場合は,試料容器を廃棄し,
新しい試料容器に採取する。
e) 精度よく試験するためには,蒸気圧測定だけに用いる試料を採取し,試料採取場所に冷却浴及び断熱
効果のある運搬器具を用意するなどの試料を採取する準備が必要である。試料を採取するときは,規
制及び/又は仕様書で,試料採取についての特別な指示の記載の有無を確認する。
f) 試料容器は,すべての手順において,試料採取場所から冷却浴に入れるまでの間で試料に過度の熱が
加わらないように,断熱材などで覆う。
7 試料の準備
試料の準備は,次による。
a) 試料を01 ℃の温度に冷却する。冷却浴から試料容器を取り出し,水分を吸収性の高い材質のもの
を用いてふき取る。試料量が試料容器容積の7080 %であることを確認する。確認の方法は,試料
容器が透明なときは目視でよいが,透明でないときは,適切な物差しを用いて確認する。
b) 試料量が,試料容器容積の7080 %であることを確認する。試料量が,試料容器容積の70 %よりも
少ない場合は,この試料は,試験に用いてはならない。試料量が,試料容器容積の80 %よりも多い
場合は,試料容器内の試料が,7080 %の範囲になるように試料を抜き取る。抜き取った試料は,試
料容器に戻してはならない。
c) 試料を冷却浴に戻し,試料を01 ℃の温度に冷却する。
d) 試験手順A,B及びDの場合は,試料容器を01 ℃の冷却浴から引き上げ,ふたを開けて空気を瞬
時に入れ,再び密閉する。試料容器を1020秒間激しく振とうし,冷却浴に戻し,2分間以上静置す
る。この手順を更に2回繰り返す。試料室へ移し替えるまでの間は,試料容器を冷却浴に戻しておく。
e) 試験手順Cについては,試料を移し替えるまでの間は密閉形試料容器を冷却浴に入れておく。
f) 試料容器を冷却浴から取り出す前に,試料容器内の試料が01 ℃となっていることを確認する。こ
の温度の確認は,試験に用いる試料容器とは別に試料と類似の液体を入れた試料容器を,同時に冷却
――――― [JIS K 2258-1 pdf 5] ―――――
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JIS K 2258-1:2009の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3007:1999(MOD)
JIS K 2258-1:2009の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 2258-1:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7410:1997
- 石油類試験用ガラス製温度計
- JISK2251:2003
- 原油及び石油製品―試料採取方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8402-6:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第6部:精確さに関する値の実用的な使い方