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K 2518 : 2017
3.17
最終全体積(V2)
高温泡立ち試験で,空気供給を遮断する直前の泡まつ,液体,ディフューザ及び空気導入管を浸した部
分の試験温度での全体積。
3.18
無泡まつ
高温泡立ち試験で,液体の上面のどの部分にも気泡がない状態。
3.19
底部体積
高温泡立ち試験で,液体試料,すなわち,試験中のある与えられた時間において,空気を実質的に含ま
ない試料の体積(図1参照)。
図1−高温泡立ち試験の用語説明図
4 試験の原理
24 ℃に保った試料に5分間規定流量で空気を吹き込む。空気吹き込み終了直後及び10分間放置後の泡
まつの量を測定する。新たに試料をとり,93.5 ℃で同様に試験し,さらに,泡まつを消してから24 ℃で
同様に試験する。試験のシーケンスを表1に示す。
表1−試験のシーケンス
シーケンス 試験温度 ℃ 試験項目
I 24 泡立ち度及び泡安定度
II 93.5
III 93.5後の24
注記 試験温度150 ℃で行う高温泡立ち試験方法を附属書JAに示す。
――――― [JIS K 2518 pdf 6] ―――――
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K 2518 : 2017
5 試薬
試薬は,次による。
a) 水 JIS K 0557に規定するもの。
b) 2-プロパノール JIS K 8839に規定するもの。
c) アセトン JIS K 8034に規定するもの。
d) トルエン JIS K 8680に規定するもの,又は同等の品質のもの。
e) ヘプタン JIS K 9701に規定するもの。
f) 洗浄剤 非イオン系で水溶性のもの。
6 試験器及び器具
試験器及び器具は,次による。
6.1 泡立ち試験器
泡立ち試験器は,次のa) j)からなり,試験器の例を,図2に示す。
a) 試験容器 ほうけい酸ガラス製で,図3に示す形状及び寸法のもの。試験容器の内側の底面から1 000
mLの目盛までの距離は,360 mm±25 mmでなければならない。試験容器の上部は円形とし,上部を
切断する場合には,微細研磨又は研削によって切り口を滑らかにしなければならない。
注記 注ぎ口付の容器は,注ぎ口直下で切断して上部を円形にすることができる。
b) 栓 ゴム,その他の適切な材質のもので,試験容器の円形の上部に適合し,中心に空気導入管,その
横に空気排出管をもつもの。
c) ディフューザ 結晶アルミナ粒子を溶融して作った直径約25.4 mmの球形のもの,又は5
多孔質ステンレス鋼製の円筒形のもの(図4参照)。ディフューザの性能は,附属書Aに規定する方
法で測定したとき,次の仕様に適合しなければならない。
孔 径 : 最大80
通気性 : 毎分3 0006 000 mL
注記 焼結多孔質ステンレス鋼製ディフューザは,結晶アルミナ製ディフューザに比べ,小さい均
一な孔が多く,細かく均一な気泡が生じるために泡まつが消えにくく,結晶アルミナ製ディ
フューザよりも試験結果が大きめになる傾向がある。
d) 空気導入管 黄銅製で,クロムめっき仕上げとし,ディフューザへ空気を導くもの。形状・寸法の例
を,図4に示す。
なお,空気導入管とディフューザとの接続部に漏れがないように,ディフューザは,適切な方法で
空気導入管に取り付ける。
――――― [JIS K 2518 pdf 7] ―――――
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18
17
14
16 10 13
8 9
11
6 7
12 15
1 2 3 4 5
1 恒温槽 6 冷却管 11 栓 16 温度計挿入口
2 試験容器保持器 7 空気出口 12 試験容器 17 試験容器挿入口
3 温度調節器 8 流量計 13 温度計 18 蓋
4 タイマー 9 空気排出管 14 かき混ぜ機
5 ディフューザ 10 空気導入管 15 電熱器
図2−泡立ち試験器の例
――――― [JIS K 2518 pdf 8] ―――――
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K 2518 : 2017
単位 mm
目盛
単位 mL
範囲 01 000
目量 10
回線 100ごと
長線 50ごと
数字 100ごと
底部から2本の目盛
はなくてもよい。
図3−試験容器
――――― [JIS K 2518 pdf 9] ―――――
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K 2518 : 2017
単位 mm
焼結多孔質ステンレス鋼製ディフューザ 結晶アルミナ製ディフューザ
(ステンレスディフューザ) (アルミナディフューザ)
図4−空気導入管付きディフューザ及び座金の例
e) 恒温槽 恒温槽は,次の1)5)で構成し,24 ℃用及び93.5 ℃用の2槽とする。
1) 水浴 深さは,少なくとも試験容器の900 mLの目盛まで浸すことができ,試験容器の目盛を外部
から少なくとも50900 mLまでを読み取ることができ,24 ℃用水浴は,冷却することのできる構
造のもの。
注記1 水浴は,直径約300 mm,高さ約450 mmの円筒形のほうけい酸ガラス製容器が適してい
る。
――――― [JIS K 2518 pdf 10] ―――――
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JIS K 2518:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6247:1998(MOD)
JIS K 2518:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 75 : 石油及び関連技術 > 75.100 : 潤滑剤,工業用油及び関連製品
JIS K 2518:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7410:1997
- 石油類試験用ガラス製温度計
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK2251:2003
- 原油及び石油製品―試料採取方法
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8680:2006
- トルエン(試薬)
- JISK8839:2007
- 2-プロパノール(試薬)
- JISK9701:2013
- ヘプタン(試薬)
- JISZ8402-6:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第6部:精確さに関する値の実用的な使い方