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JIS K 2513:2000 規格概要
この規格 K2513は、JIS K 2258によって測定した蒸気圧が124kPa以下の石油製品の銅に対する腐食性を試験する方法について規定。芳香族製品,グリース類及び電気絶縁油には適用しない。
JISK2513 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K2513
- 規格名称
- 石油製品―銅板腐食試験方法
- 規格名称英語訳
- Petroleum products -- Corrosiveness to copper -- Copper strip test
- 制定年月日
- 1956年12月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 2160:1985(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.060, 77.150.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 石油 2020
- 改訂:履歴
- 1956-12-01 制定日, 1959-12-27 確認日, 1960-01-01 改正日, 1963-07-01 確認日, 1968-01-01 改正日, 1971-03-01 改正日, 1974-11-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1978-06-01 改正日, 1980-03-01 改正日, 1985-11-01 改正日, 1991-01-01 改正日, 1996-10-20 確認日, 2000-11-20 改正日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 2513:2000 PDF [11]
K 2513 : 2000
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS K 2513-1991は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS K 2513 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 2513 : 2000
石油製品−銅板腐食試験方法
Ptetroleum products−Corrosiveness to copper−
Copper strip test
序文 この規格は,1985年に第2版として発行されたISO 2160, Petroleum products−Corrosiveness to copper
−Copper strip testを翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,JIS K 2258によって測定した蒸気圧が124kPa以下の石油製品の銅に対する腐
食性を試験する方法について規定する。ただし,芳香族製品,グリース類及び電気絶縁油には適用しない。
備考1. この試験方法は危険な薬品,操作及び装置を使うことがあるが,安全な使用方法をすべてに
わたって規定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先だって,適切
な安全及び健康上の禁止事項を決めておかなければならない。
2. この試験方法には,ボンベ法と試験管法とがあり,ボンベ法は航空ガソリン及び航空タービ
ン燃料油に適用し,試験管法は,それ以外の石油製品に適用する。
3. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 2160-1985 Petroleum products−Corrosiveness to copper−Copper strip test
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
JIS K 2258 原油及び燃料油−蒸気圧試験方法−リード法
JIS K 2839 石油類試験用ガラス器具
JIS K 9703 2, 2, 4−トリメチルペンタン(試薬)
JIS R 6111 人造研削材
JIS R 6251 研磨布
JIS R 6252 研磨紙
3. 試験の原理 よく磨いた銅板を約30mLの試料に完全に浸し,規定の試験時間,規定の試験温度に保
った後,これを取り出し,洗浄して銅板腐食標準と比較して,試料の銅に対する腐食性を判定する。
――――― [JIS K 2513 pdf 2] ―――――
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K 2513 : 2000
備考 試験温度及び試験時間は試料の種類によって異なるので,各々の石油製品の規格に規定してい
る試験温度及び試験時間とする。
参考 油種別による試験温度及び試験時間の例
参考表1 油種別による試験温度及び試験時間(一例)
油種名 試験温度℃ 試験時間h 試験方法
航空ガソリン 100 2 ボンベ法
航空タービン燃料油
工業ガソリン 50 3 試験管法
自動車ガソリン
灯油
冷凍機油 100
タービン油
内燃機関用潤滑油
ギヤー油
流動パラフィン
マシン油
軸受油
エアーフィルター油
さび止め油
不水溶性切削油 100 1
150 1
4. 銅板腐食試験器 銅板腐食試験器は,次のa) f)から構成する。その一例を図1に示す。
a) ボンベ 図2に示す形状及び寸法のステンレス鋼製で,700kPaの圧力をかけたとき,いずれの部分か
らも漏れがあってはならない。また,ガスケットは,硫黄分を含まないニトリルゴムなどの合成ゴム
製のOリングとする。
b) 試験管 ほうけい酸ガラス−1製で図3に規定する形状及び寸法のもの,又は同一寸法で空気孔付き
共栓によってふたをする構造のもの。
備考 試験管はJIS K 2839に規定する図111のものがこれに相当する。
c) 加熱浴 試験方法によって,ボンベ法用加熱浴又は試験管法用加熱浴のいずれかを用いる。
なお,両者の機能を備えたものを用いてもよい。
1) ボンベ法用加熱浴 100℃±1℃の温度を保てるもの。ボンベを垂直な状態に保持するための保持具
を備え,浴液中にボンベが完全に浸るだけの深さがなければならない。
備考 浴液は,試験操作上,水又は水に適量のグリセリン,エチレングリコールなどを加えたも
のがよい。
――――― [JIS K 2513 pdf 3] ―――――
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K 2513 : 2000
図1 銅板腐食試験器(一例)
2) 試験管法用加熱浴 水浴,油浴又はアルミニウムブロックのいずれかとし,試験温度±1℃の温度を
保つことができるもの。
水浴又は油浴の場合には,浴液中に試験管を垂直な状態で約100mm浸すことができ,試料に光
が当たらない構造。アルミニウムブロックの場合には,ブロック中に試験管が垂直に約100mm入
るような穴を備えたもの。
――――― [JIS K 2513 pdf 4] ―――――
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K 2513 : 2000
図2 ボンベ 図3 試験管
d) 研磨用保持器 銅板を仕上げ研磨する際,銅板をきずつけないように確実に保持できるもの。その一
例を図4に示す。
なお,同時に複数の銅板を保持できるものを使用してもよい。
――――― [JIS K 2513 pdf 5] ―――――
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JIS K 2513:2000の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2160:1985(MOD)
JIS K 2513:2000の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 2513:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7410:1997
- 石油類試験用ガラス製温度計
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISK2251:2003
- 原油及び石油製品―試料採取方法
- JISK2258:1998
- 原油及び燃料油 ― 蒸気圧試験方法 ― リード法
- JISK2839:1990
- 石油類試験用ガラス器具
- JISK9703:2013
- 2,2,4-トリメチルペンタン(試薬)
- JISR6111:2005
- 人造研削材
- JISR6111:2020
- 人造研削研磨材
- JISR6251:2006
- 研磨布
- JISR6252:2006
- 研磨紙