JIS K 5101-9:2004 顔料試験方法―第9部:耐光性

JIS K 5101-9:2004 規格概要

この規格 K5101-9は、有色顔料の耐光性を試験顔料と受渡当時者間で協定した比較顔料を比較することによって評価するための二つ(A法 : 材料をガラス板の下に置いて自然光で暴露する;B法 : 材料を直接人口光で暴露する)の一般試験方法について規定。

JISK5101-9 規格全文情報

規格番号
JIS K5101-9 
規格名称
顔料試験方法―第9部 : 耐光性
規格名称英語訳
Test methods for pigments -- Part 9:Resistance to light
制定年月日
2004年2月20日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 787-15:1986(IDT)
国際規格分類

ICS

87.060.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2004-02-20 制定日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 5101-9:2004 PDF [12]
                                                                 K 5101-9 : 2004 (ISO 787-15 : 1986)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本無機薬品協会(JICIA)/財団法人日本規
格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会
の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 787-15:1986,General methods of test
for pigments and extenders―Part 15 : Comparison of resistance to light of coloured pigments of similar typesを基礎
として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS K 5101の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 5101-1-1 第1部 : 分散性評価のための分散方法―第1節 : 通則
JIS K 5101-1-2 第1部 : 分散性評価のための分散方法―第2節 : ペイントコンディショナ形振とう機
JIS K 5101-1-3 第1部 : 分散性評価のための分散方法―第3節 : 高速インペラミル
JIS K 5101-1-4 第1部 : 分散性評価のための分散方法―第4節 : ビーズミル
JIS K 5101-1-5 第1部 : 分散性評価のための分散方法―第5節 : フーバーマラー
JIS K 5101-1-6 第1部 : 分散性評価のための分散方法―第6節 : 3本ロールミル
JIS K 5101-2-1 第2部 : 色の比較―第1節 : 目視法
JIS K 5101-2-2 第2部 : 色の比較―第2節 : 測色計法
JIS K 5101-3-1 第3部 : 着色力―第1節 : 有色顔料の相対着色力及び淡色の測定(目視比較法)
JIS K 5101-3-2 第3部 : 着色力―第2節 : 白色顔料の相対着色力(目視比較法)
JIS K 5101-3-3 第3部 : 着色力―第3節 : 有色顔料の相対着色力及び白色顔料の相対散乱能の測定(光
度計法)
JIS K 5101-3-4 第3部 : 着色力―第4節 : 着色剤の相対着色力及び残留色差の測定(重み付きK/S値
法)
JIS K 5101-4 第4部 : 隠ぺい力―隠ぺい率試験紙法
JIS K 5101-5-1 第5部 : 分散性の評価方法―第1節 : 有色顔料の着色力の変化による評価
JIS K 5101-5-2 第5部 : 分散性の評価方法―第2節 : 分散度の変化による評価
JIS K 5101-5-3 第5部 : 分散性の評価方法―第3節 : 光沢の変化による評価
JIS K 5101-6-1 第6部 : 流動性―第1節 : スプレッドメータ法
JIS K 5101-6-2 第6部 : 流動性―第2節 : 回転粘度計法
JIS K 5101-7 第7部 : 耐ブリード性
JIS K 5101-8 第8部 : 耐薬品性
JIS K 5101-9 第9部 : 耐光性
JIS K 5101-10 第10部 : 焼付塗装用バインダーによる熱安定性

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 5101-9 pdf 1] ―――――

K 5101-9 : 2004 (ISO 787-15 : 1986)
JIS K 5101-11-1 第11部 : 密度―第1節 : ピクノメータ法
JIS K 5101-11-2 第11部 : 密度―第2節 : 遠心脱気法
JIS K 5101-12-1 第12部 : 見掛け密度又は見掛け比容―第1節 : 静置法
JIS K 5101-12-2 第12部 : 見掛け密度又は見掛け比容―第2節 : タンプ法
JIS K 5101-13-1 第13部 : 吸油量―第1節 : 精製あまに油法
JIS K 5101-13-2 第13部 : 吸油量―第2節 : 煮あまに油法
JIS K 5101-14-1 第14部 : ふるい残分―第1節 : 湿式法(手動法)
JIS K 5101-14-2 第14部 : ふるい残分―第2節 : 湿式法(メカニカルフラッシング法)
JIS K 5101-15-1 第15部 : 加熱減量―第1節 : 105 ℃揮発性物質
JIS K 5101-15-2 第15部 : 加熱減量―第2節 : 強熱残分
JIS K 5101-16-1 第16部 : 水溶分―第1節 : 煮沸抽出法
JIS K 5101-16-2 第16部 : 水溶分―第2節 : 常温抽出法
JIS K 5101-17-1 第17部 : pH値―第1節 : 煮沸抽出法
JIS K 5101-17-2 第17部 : pH値―第2節 : 常温抽出法
JIS K 5101-18 第18部 : 電気抵抗率

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 5101-9 pdf 2] ―――――

                                                                 K 5101-9 : 2004 (ISO 787-15 : 1986)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[2]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 原理・・・・[3]
  •  4. 装置及び器具・・・・[3]
  •  4.1 展色基板・・・・[3]
  •  4.2 フィルムアプリケーター又はその他の装置・・・・[3]
  •  4.3 カバーシート・・・・[3]
  •  4.4 変退色評価用グレースケール・・・・[3]
  •  4.5 受渡当事者間で協定した比較顔料・・・・[3]
  •  4.6 バインダー(medium)・・・・[3]
  •  4.7 ガラス下で自然光に暴露するためのキャビネット(A法)・・・・[3]
  •  4.8 人工光に暴露するための装置(B法)・・・・[3]
  •  5. サンプリング・・・・[7]
  •  6. 手順・・・・[7]
  •  6.1 試験片の調製・・・・[7]
  •  6.2 試験片の暴露・・・・[7]
  •  7. 試験報告書・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS K 5101-9 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 5101-9 : 2004
(ISO 787-15 : 1986)

顔料試験方法−第9部 : 耐光性

Test methods for pigments―Part 9 : Resistance to light

序文

 この規格は,1986年に第1版として発行されたISO 787-15,General methods of test for pigments and
extenders―Part 15 : Comparison of resistance to light of coloured pigments of similar typesを翻訳し,技術的内容
及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
“耐光性”及び“耐光堅ろう度(又は色の堅ろう度)”の用語は,光に暴露された結果として,材料の外
観の変化に対する堅ろう度を意味する。もし変化があった場合,その大きさは,材料が暴露された光の量
及び質,並びに材料そのものの性質及び組成に影響される。同じ成分からなるが,その比率が異なる二つ
の組成物は,耐光性が同じではないであろうし,同じ比率であるが,その成分が同じでない二つの組成物
も,耐光性が同じではないであろう。
自然光に暴露される場合には,試験条件は非常に多くの変動因子によって連続的に変化する(例えば,
光の強度及びスペクトル分布,温度,相対湿度並びに大気中の不純物の量及び性質)。そのために,試験結
果は,同様に行われた別の試験結果と関連付けられない。したがって,結果を単に時間の関数として表現
するのは推奨できない。
これらの考察は,二つの異なった顔料の耐光性を比較する場合の基本的な考え方を示す。各顔料は,同
じ比率で,言い換えれば同じ組成で混合され,適切な形で,同質,同量の光に対して暴露された後,その
外観の変化に差があるかどうかを調べられる。このような暴露条件にするためには,組成物は,同時に同
じ光源に対して同じ期間並べて暴露されることが必要である。
さらに,顔料の耐光性は,二酸化チタンのような他の顔料の存在にも影響を受ける。試験方法のこの重
要な一面は,取り決められたバインダー(medium)をそのような顔料の分散に使うことを認めることによ
って,この規格に取り入れられている。試験の手順は,この後に記述されているように進める。
比較する前に,暴露時の変化をどの程度にするかは重要である。最初に認められる程度の変化があった
ときに,暴露を評価するのは現実的ではないし,変化の程度が大きくなるまで待つのも薦められない。し
たがって,あらかじめ耐光性が分かっている顔料(受渡当事者間で協定した比較顔料)の変化量が,JIS L
0804に従って,変退色用グレースケールの堅ろう度が4級又は3級に等しくなるときに,外観の変化を比
較するのがよい。
どのような特殊な用途に対しても,この規格の方法を次の補足情報で補完する必要がある。この情報は,
試験する製品に関連する国際規格,日本工業規格(日本産業規格),又はその他の文献の一部であり,必要があれば,受渡
当事者間で協定する。
a) 受渡当事者間で協定した比較顔料の種類及びその詳細。
b) 試験顔料と受渡当事者間で協定した比較顔料とを分散するためのバインダー(medium)及び分散体の
組成の詳細。

――――― [JIS K 5101-9 pdf 4] ―――――

2
K 5101-9 : 2004 (ISO 787-15 : 1986)
c) 分散方法。
d) 試験が自然暴露(A法)の下で行われるか,又は人工光(B法)の下で行われるか。
e) 法を使用する場合,試験片及びガラスカバーの暴露角度。
f) B法を使用する場合,装置及び光源に関する詳細。

1. 適用範囲

 この規格は,有色顔料の耐光性を試験顔料と受渡当事者間で協定した比較顔料を比較する
ことによって評価するための次の二つの一般試験方法について規定する。
A法では,材料をガラス板の下に置いて自然光で暴露する。
B法では,材料を直接人工光で暴露する。
備考1. この試験方法のいずれか(A法又はB法)をある顔料に適用するとき,その顔料の個別規格
にこの規格を引用する。当該顔料の特別な性質によってこの試験方法を修正した場合はその
詳細を示す。この規格で規定している試験方法が適用できない特殊な顔料の場合は,耐光性
を比較するために別の方法を規定してもよい。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 787-15:1986,General methods of test for pigments and extenders―Part 15 : Comparison of
resistance to light of coloured pigments of similar types (IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけが,この規格の規定を
構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,そ
の最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法―第1部 : 通則―第2節 : サンプリング
備考 ISO 15528 : 2000,Paints,varnishes and raw materials for paints and varnishes―Samplingが,こ
の規格と一致している。
参考 この規格の原国際規格であるISO 787-15ではISO 842を引用しているが,ISO 842はISO
15528:2000に統合され,廃止されているため,ISO 15528:2000と一致しているJIS K 5600-1-2
を引用した。
JIS K 7350-2 プラスチック―実験室光源による暴露試験方法 第2部 : キセノンアーク光源
備考 ISO 4892-2 : 1994,Plastics―Methods of exposure to laboratory light sources―Part 2 : Xenon-arc
sourcesが,この規格と一致している。
JIS L 0804 変退色用グレースケール
備考 ISO 105-A02 : 1993,Textiles―Tests for colour fastness―Part A02 : Grey scale for assessing change
in colourからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS L 0841 日光に対する染色堅ろう度試験方法
備考 ISO 105-B01 : 1994,Textiles―Tests for colour fastness―Part B01 : Colour fastness to light : Daylight
からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS L 0843 キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
備考 ISO 105-B02 : 1994,Textiles―Tests for colour fastness―Part B02 : Colour fastness to artificial

――――― [JIS K 5101-9 pdf 5] ―――――

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JIS K 5101-9:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 787-15:1986(IDT)

JIS K 5101-9:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 5101-9:2004の関連規格と引用規格一覧