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JIS K 5601-5-1:2006 規格概要
この規格 K5601-5-1は、塗料,ワニス及びそれらの原料の揮発性有機化合物(VOC)含有量の測定方法について規定。予想されるVOC含有量が質量で0.1%を超え,約15%未満の場合に用いる。
JISK5601-5-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K5601-5-1
- 規格名称
- 塗料成分試験方法―第5部 : 塗料中の揮発性有機化合物(VOC)の測定―第1節 : ガスクロマトグラフ法
- 規格名称英語訳
- Testing methods for paint components -- Part 5:Determination of volatile organic compound (VOC) content in paints -- Section 1:Gas-chromatographic method
- 制定年月日
- 2006年2月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 11890-2:2000(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 87.040
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 塗料 2020
- 改訂:履歴
- 2006-02-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS K 5601-5-1:2006 PDF [19]
K 5601-5-1 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本塗料工業会(JPMA)/財団法人
日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 11890-2:2000,Paints and varnishes
−Determination of volatile organic compound (VOC) ontent−Part 2:Gas-chromatographic methodを基礎として
用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
JIS K 5601-5-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定)必要な補足情報
附属書B(参考)ガスクロマトグラフ条件例
附属書C(参考)ガスクロマトグラフ試験の精度
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 5601-5-1 pdf 1] ―――――
K 5601-5-1 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[2]
- 4. 原理・・・・[2]
- 5. 装置・・・・[2]
- 5.1 ガスクロマトグラフ・・・・[2]
- 5.2 サンプル導入部・・・・[2]
- 5.3 カラム槽・・・・[3]
- 5.4 検出器・・・・[3]
- 5.5 キャピラリーカラム・・・・[3]
- 5.6 定性分析に供する装置・・・・[3]
- 5.7 注入シリンジ・・・・[4]
- 5.8 チャート式記録計・・・・[4]
- 5.9 インテグレータ・・・・[4]
- 5.10 サンプル容器・・・・[4]
- 5.11 ガスフィルタ・・・・[4]
- 5.12 ガス・・・・[4]
- 6. 試薬・・・・[4]
- 6.1 内標準・・・・[4]
- 6.2 校正用化合物・・・・[4]
- 6.3 希釈溶媒・・・・[4]
- 7. サンプリング・・・・[4]
- 8. 操作・・・・[4]
- 8.1 密度・・・・[4]
- 8.2 含水量・・・・[4]
- 8.3 ガスクロマトグラフ条件・・・・[5]
- 8.4 製品の定性分析・・・・[5]
- 8.5 校正・・・・[5]
- 8.6 サンプル調製・・・・[5]
- 8.7 化合物含有量の定量測定・・・・[5]
- 9. 計算・・・・[6]
- 9.1 方法1・・・・[6]
- 9.2 方法2・・・・[6]
- 9.3 方法3・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 5601-5-1 pdf 2] ―――――
K 5601-5-1 : 2006
- 9.4 方法4・・・・[7]
- 10. 結果の表示・・・・[7]
- 11. 試験報告・・・・[7]
- 附属書A(規定)必要な補足情報・・・・[9]
- 附属書B(参考)ガスクロマトグラフ条件例・・・・[10]
- 附属書C(参考)ガスクロマトグラフ試験の精度・・・・[12]
- 附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 3)
――――― [JIS K 5601-5-1 pdf 3] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 5601-5-1 : 2006
塗料成分試験方法−第5部 : 塗料中の揮発性有機化合物(VOC)の測定−第1節 : ガスクロマトグラフ法
Testing methods for paint components-Part 5:Determination of volatileorganic compound (VOC) ontent in paints-Section 1:Gas-chromatographicmethod
序文
この規格は,2000年に第1版として発行されたISO 11890-2,Paints and varnishes−Determination of
volatile organic compound (VOC) ontent−Part 2:Gas-chromatographic methodを翻訳し,技術的内容を一部変
更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書1(参考)に示す。
警告 この規格の利用者は,通常の実験室の作業に精通しているものとする。この規格は,その利用に関
連して起こるすべての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,各自
の責任において,安全で健康な作業の確保及び関連する全ての法律を遵守しなければならない。
1. 適用範囲
この規格は,塗料,ワニス及びそれらの原料の揮発性有機化合物(以下,VOCという。)
含有量の測定方法について規定する。この規格では,予想されるVOC含有量が質量で0.1 %を超え,約
15 %未満の場合に用いる。
備考1. この方法は,揮発性物質が水又は有機性であることを想定している。しかしながら,他の揮
発性無機化合物も存在し得るので,他の適切な方法で定量し,計算式に用いてもよい。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 11890-2:2000,Paints and varnishes−Determination of volatile organic compound (VOC)
content−Part 2:Gas-chromatographic method (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発行年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
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2
K 5601-5-1 : 2006
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
備考 ISO 760:1978,Determination of water−Karl Fischer method (General method)からの引用事項は,この
規格の該当事項と同等である。
JIS K 0114 ガスクロマトグラフ分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 5500 塗料用語
備考 ISO 4618-1:1998,Paints and varnishes−Terms and definitions for coating materials−Part 1:
General termsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第1節 : サンプリング
備考 ISO 15528:2000,Paints, varnishes and raw materials for paints and varnishes−Samplingからの
引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第3節 : 試験用試料の検分及び調整
備考 ISO 1513:1992,Paints and varnishes−Examination and preparation of samples for testingからの引
用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS K 5600-2-4 塗料一般試験方法−第2部 : 塗料の性状・安定性−第4節 : 密度
備考 ISO 2811-1-4:1997,Paints and varnishes−Determination of density−Part 1: Pyknometer method,
Paints and varnishes−Determination of density−Part 2: Immersed body (plummet) ethod,Paints
and varnishes−Determination of density−Part 3: Oscillation method及びPaints and varnishes−
Determination of density−Part 4: Pressure cup methodからの引用事項は,この規格の該当事項
と同等である。
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 5500及びJIS K 0114によるほか,次による。
3.1 対象外化合物(exempt compound) 大気中で光化学反応に関与しない有機化合物。
参考 ASTM D 3960:1998に規定された大気中で光化学活性な化合物を除く化合物。
3.2 既調合状態(ready for use) 指定された方法での塗装ができるように,製造業者の仕様に従って正
規の比率で混合し,必要によって正規のシンナーを使って希釈した製品の状態。
4. 原理
サンプルを調製後,VOC類をガスクロマトグラフ法によって分離する。化合物が特定された後,
内標準を用いてピーク面積から個々のVOCを定量する。使用する装備によっては,水分含有量もこの方
法で測定できる。この結果に基づき,サンプルのVOC含有量を算出する。
備考 サンプルの種類によって,コールド注入方式を選択することができる。
5. 装置
5.1 ガスクロマトグラフ
装置は,スプリット方式でキャピラリーカラムを用いる。装置は,製造業者
の指示に従って設定し,使用しなければならない。試料に接するすべての装備部品は,試料に対して耐性
があり,化学変化させない材質(例,ガラス)のものでなければならない。
5.2 サンプル導入部
5.2.1 通則 5.2.2及び5.2.3に規定した2種のうち,いずれかを用いる。
――――― [JIS K 5601-5-1 pdf 5] ―――――
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JIS K 5601-5-1:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 11890-2:2000(MOD)
JIS K 5601-5-1:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 5601-5-1:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0068:2001
- 化学製品の水分測定方法
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK5500:2000
- 塗料用語
- JISK5600-1-2:2002
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第2節:サンプリング
- JISK5600-1-3:2015
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第3節:試験用試料の検分及び調製
- JISK5600-2-4:2014
- 塗料一般試験方法―第2部:塗料の性状・安定性―第4節:密度(ピクノメータ法)