10
K 6388 : 2001
附属書1(規定) 配合Bによる精度
序文 この附属書は,1999年に第4版として発行されたISO 2475 [Chloroprene rubber (CR) −
General-purpose types−Evaluation procedure] の10.の硫黄変性タイプに関する精度の記述を翻訳し,内容を
変更することなく引用したものである。
1. 一般 室内再現精度及び室間再現精度の算出は,ISO/TR 9272に従ったものである。
2. 精度の詳細 この精度の算出は,ロール練り法によって8か所の試験室で,連続する2日間,1日2
回の混練りを行って実施された。
3. 精度の評価結果 室内再現精度及び室間再現精度の評価結果を附属書1表1に示す。附属書1表1に
用いた記号の定義は,次による。
r=室内再現精度 (repeatability)測定単位で表示
同一試験室内での二つの試験結果の絶対的な差異が,指定の信頼限界で,この値以下に収まることが期
待される。
(r)=室内再現精度 %(百分率)で表示
二つの試験結果は,同一とみなすことができる試験材料について,同一の方法を用い,同一の条件(同
一測定者,同一機器及び同一試験室)の下に指定の期間内に得られたものである。特に断らない限り,信
頼限界は95%である。
R=室間再現精度 (reproducibility) 測定単位で表示
試験室間での二つの試験結果の絶対的差異が,指定の信頼限界で,この値以下に収まることが期待され
る。
(R)=室間再現精度 %(百分率)で表示
二つの試験結果は,同一とみなすことができる試験材料について,同一の方法を用い,異なる条件(異
なる測定者,異なる機器及び異なる試験室)の下に指定の期間内に得られたものである。特に断らない限
り,信頼限界は95%である。
なお,sr=試験室内標準偏差 測定単位で表示
sR=試験室間標準偏差 測定単位で表示 である。
――――― [JIS K 6388 pdf 11] ―――――
11
K 6388 : 2001
附属書1表1 硫黄変性タイプの加硫特性(1)及び引張特性(2)に関する精度
特性 単位 平均値 試験室内 試験室間
sr r (r) sR R (R)
ML dN・m 5.7 0.28 0.80 14.0 1.16 3.24 56.7
MH dN・m 53.9 1.03 2.87 5.3 2.97 8.32 15.4
ts1 min 2.1 0.22 0.61 28.6 0.51 1.43 66.7
tc (90) min 8.6 0.52 1.45 16.8 1.36 3.81 44.1
100%引張応力 MPa 3.0 0.10 0.27 9.0 0.17 0.48 16.1
300%引張応力 MPa 11.8 0.41 1.15 9.8 0.60 1.67 14.2
引張強さ MPa 26.1 0.77 2.15 8.3 1.66 41.65 17.8
破断伸び % 597.0 16.65 46.62 7.8 32.00 89.60 15.0
注(1) ディスク加硫試験機を使用
(2) 加硫条件 : 160℃,15分
――――― [JIS K 6388 pdf 12] ―――――
12
K 6388 : 2001
附属書2(参考) 配合Dによる精度
序文 この附属書は,日本からISOに提案した配合Dの精度について記述したもので,規定の一部ではな
い。試験結果の取扱いに際し,参考として活用する。
1. 一般 室内再現精度及び室間再現精度の算出は,ISO/TR 9272に従った。
2. 精度の詳細 この精度の算出は,ロール練り法によって,3か所の試験室で,連続する3日間,1日1
回の配合を行って実施された。これは,各々試験の日間差の再現精度を表している。
3. 精度の評価結果 室内再現精度及び室間再現精度の評価結果を附属書2表1に示す。附属書2表1に
用いた記号の定義は,次による。
r=室内再現精度 (repeatability)測定単位で表示
同一試験室内での二つの試験結果の絶対的な差異が,指定の信頼限界で,この値以下に収まることが期
待される。
(r)=室内再現精度 %(百分率)で表示
二つの試験結果は,同一とみなすことができる試験材料について,同一の方法を用い,同一の条件(同
一測定者,同一機器及び同一試験室)の下に指定の期間内に得られたものである。特に断らない限り,信
頼限界は95%である。
R=室間再現精度 (reproducibility) 測定単位で表示
試験室間での二つの試験結果の絶対的差異が,指定の信頼限界で,この値以下に収まることが期待され
る。
(R)=室間再現精度 %(百分率)で表示
二つの試験結果は,同一とみなすことができる試験材料について,同一の方法を用い,異なる条件(異
なる測定者,異なる機器及び異なる試験室)の下に指定の期間内に得られたものである。特に断らない限
り,信頼限界は95%である。
なお,sr=試験室内標準偏差 測定単位で表示
sR=試験室間標準偏差 測定単位で表示 である。
附属書2表1 メルカプタン変性タイプの加硫特性(1)及び引張特性(2)に関する精度
特性 単位 平均値 試験室内 試験室間
sr r (r) sR R (R)
ML dN・m 1.8 0.03 0.09 5.01 0.24 0.68 37.57
MH dN・m 26.5 0.79 2.23 8.39 2.07 5.87 22.11
ts1 min 2.3 0.06 0.16 7.24 0.16 0.45 19.92
tc (90) min 30.4 0.28 0.78 2.58 0.38 1.08 3.55
100%引張応力 MPa 3.3 0.12 0.33 9.80 0.34 0.96 28.69
300%引張応力 MPa 15.0 0.24 0.69 4.61 1.02 2.89 19.23
引張強さ MPa 24.4 0.48 1.36 5.55 1.32 3.73 15.24
破断伸び % 452.8 6.59 18.65 4.12 43.84 124.0627.40
注(1) ダイ加硫試験機を使用
(2) 加硫条件 : 160℃,20分
――――― [JIS K 6388 pdf 13] ―――――
附属書3(参考) JISと対応する国際規格との対比表
JIS K 6388 : 2001 合成ゴム−CR−試験方法 ISO 2475 : 1999 Chloroprene rubber (CR) −General-purpose types−
Evaluation procedure
(I) JISの規定 (II)国際規格番号 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技
(IV) JISと国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容 術的差異の理由及び今後
表示箇所 : 本体 の対策
表示方法 : 点線の下線
項目番号 内容 項目番号 内容 項目ごと 技術的差異の内容
の評価
1.適用範囲 CRの評価方法 ISO 2475 1. JISに同じ IDT
2.引用規格 ISO 2475 2.
JIS K 1410 MOD/追加 1物質を規定したJISを 1国内規格との差は軽微
採用 である。
ISO 9298 MOD/削除 2物質を規定していな 2同1
い。
物質を規定したJISを採
用したために削除(本体
に国内規格又は国際規格
を採用するとの記述があ
る。)
JIS K 3331 MOD/追加 3同1 3同1
ISO 8312, MOD/削除 4同2 4同1
JIS K 6222-2 MOD/追加 5同1。配合変更によっ 5ISOに提案する。
て追加した。
JIS K 6228 ISO 247 IDT
JIS K 6238 ISO 248 IDT
JIS K 6250 ISO 471 IDT
JIS K 6251 ISO 37 IDT
JIS K 6299 ISO 2393 IDT
JIS K 6300-1 ISO 289-1 IDT
JIS K 6300-2 ISO 6502, ISO 3417 IDT
K6
ISO 1795 ISO 2475 2. ISO 1795 IDT
388:
ISO/TR 9272 ISO/TR 9272 IDT
20
1
01
3
――――― [JIS K 6388 pdf 14] ―――――
K6
1
JIS K 6388 : 2001 合成ゴム−CR−試験方法 ISO 2475 : 1999 Chloroprene rubber (CR) −General-purpose types−
4
3
Evaluation procedure
88:
(I) JISの規定 (II)国際規格番号 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技
(IV) JISと国際規格との技術的差異の
2
項目ごとの評価及びその内容
0
術的差異の理由及び今後
01
表示箇所 : 本体 の対策
表示方法 : 点線の下線
項目番号 内容 項目番号 内容 項目ごと 技術的差異の内容
の評価
3.試料及び試 ISO 2475 3. JISに同じ IDT
験片の調製
4.原料ゴムの ISO 2475 4. JISに同じ IDT
物理及び化学
試験
5.硫黄変性タ ISO 2475 5.
イプの混練方
法
5.1標準配合 純ゴム配合及びカーボン配合 5.1 ISO 2475はカーボン配MOD/追加 純ゴム配合を追加 純ゴム配合は,標準配合
合だけ として日本国内及び海外
5.2混練手順 練りロール機を使用する方法及び 5.2 JISに同じ IDT でも広く使用されてお
ミニチュア密閉式混練機を使用す 7. JISに同じ IDT り,また,ASTM D 3190
る方法 でも採用されている。
ISOへ提案する。
6.メルカプタ ISO 2475 6.
ン及びその他 1ISO 2475の加硫促進剤
の変性タイプ MTT-80を硫黄/DOTG
の混練方法 /CBSに変更した。この加
6.1標準配合 純ゴム配合及びカーボン配合 6.1 ISO 2475はカーボン配MOD/変更 加硫促進剤を変更 硫系は,ISOに提案済み。
合だけ MOD/追加 純ゴム配合を追加 25.11に同じ。ISOに提
6.2混練手順 練りロール機を使用する方法及び 6.2 JISに同じ IDT 案する。
ミニチュア密閉式混練機を使用す 7. JISに同じ IDT
る方法
7.加硫試験機 ISO 2475 8. JISに同じ IDT
による加硫特
性の評価方法
8.引張試験 ISO 2475 9. JISに同じ IDT
――――― [JIS K 6388 pdf 15] ―――――
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JIS K 6388:2001の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2475:1999(MOD)
JIS K 6388:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.060 : ゴム
JIS K 6388:2001の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK1410:1995
- 酸化亜鉛
- JISK3331:2009
- 工業用硬化油・脂肪酸
- JISK6222-2:1998
- ゴム用粉末硫黄
- JISK6228:1998
- ゴム―灰分の定量
- JISK6238:2001
- 原料ゴム ― 揮発分の求め方(定量)
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6251:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
- JISK6299:2012
- ゴム―試験用試料の作製方法
- JISK6300-1:2013
- 未加硫ゴム―物理特性―第1部:ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイムの求め方
- JISK6300-2:2001
- 未加硫ゴム―物理特性―第2部:振動式加硫試験機による加硫特性の求め方