JIS K 6401:2011 耐荷重用軟質ポリウレタンフォーム―仕様 | ページ 2

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図2−初期硬さ及び硬さ低下量によるクラス分類(高硬さ域)

――――― [JIS K 6401 pdf 6] ―――――

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c) 3種(RE)は,硬さ低下率が小さいが,圧縮残留ひずみ,引張強さ及び破断時の伸びが若干劣るので,
特別に表8で規定し,通常,薄くて硬い詰め物として又は他のフォームを補強するためのものとして,
変形の小さい部位に用いる。
d) 図1及び図2において,初期硬さ140 Nの材料の場合,他の特性水準を満たしているという条件で,
硬さ低下量17 N未満のものはクラスX,17 N以上31 N未満のものはクラスV,31 N以上45 N未満
のものはクラスS,45 N以上55 N未満のものはクラスA,55 N以上63 N未満のものはクラスLの材
料とする。初期硬さ140 Nで,硬さ低下量63 N以上の材料は,この規格に適合しないものとする。

3.3 等級

  フォームは,6.5によって測定する40 %定圧縮時の硬さの数値に従って,表3の等級に分類する。
表3−40 %定圧縮時の硬さによる等級
等級 40 %定圧縮時の硬さ
N
30 25 40
50 41 60
70 61 85
100 86110
130 115150
170 155190
210 195235
270 240295
330 300360
400 365425
470 430520
600 525650
a) 各クラスの材料において,これらの全ての等級に入るフォームを製造することができない場合がある。
表3を用いて,硬さで等級の区分を行うとき,製造のロット内及びロット間でのばらつきを考慮して,
硬さの下限及び上限の値でそれぞれ16 %の許容差が取れるものとする。
b) 境界域をまたがるような材料の場合,斜線を用いて二つの等級を併記してもよい。例えば,等級100
と130とにまたがるような材料の場合,100 /130のように表してもよい。

4 形態

  形態は,次による。
a) フォームは,ブロック状,シート状若しくは長尺状のもの,又は金型成形若しくは組立成形されたも
のでもよい。フォームは,穴加工又はプロファイル加工したものなどを含む。
b) フォームの補修が必要な場合,補修したフォームが,元のフォームと同じ組成及び品質であれば,こ
の規格に適合とする。
c) 成形品に補修又は加工を施す場合,これに用いる接着剤は,フォームに対して無害なものとし,かつ,
接着部分が材料破壊する程度(フォーム自体の強度以上)の接着強度をもつものとする。
d) 接着は,実使用で剥がれないように十分な面積で接合しなければならない。また,薄い被覆材を接着
する場合には,折れ,しわ又はめくれを防止するのに十分な面積で接着しなければならない。

――――― [JIS K 6401 pdf 7] ―――――

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5 品質

5.1 質量の許容差

  フォームの質量は,6.2によって測定し,その許容差は,±15 %とする。

5.2 見掛け密度の許容差

  フォームの見掛け密度は,6.3によって測定し,その許容差は,±15 %とする。

5.3 寸法の許容差

  フォームの寸法は,6.4によって測定し,その許容差は,表4及び表5による。
布張り家具の場合,しわが出ないようにフォーム材を圧縮した形で被覆材に詰め込むため,完成製品を
指定の寸法に維持する上で,フォーム材の寸法は,それだけの余裕をみて少し大きめにする必要がある。
表4−フォームの長さ及び幅の許容差
単位 mm
長さ及び幅 許容差
+5
250以下a)
0
+10
250以下b)
0
+10
250超 500以下
0
+20
500超 1 000以下
0
+30
1 000超
0
注a) 接着加工品を除く。
b) 接着加工品だけに適用する。
表5−製品の厚さの許容差
単位 mm
厚さ 許容差
25以下 +3
0
25超 100以下 +4
0
100超 +6
0

5.4 物理的特性

  物理的特性は,次による。
a) フォームは,箇条6に規定する方法によって試験し,表6,表7及び表8に適合しなければならない。
b) 6.8によって試験した場合,3個の試験片の硬さ低下量の中央値は,それぞれ図1及び図2に規定する
上限を超えてはならない。この基準を満たさない場合,更に4個の試験片を用いて,6.8の試験を繰り
返してもよい。この場合,7個の試験片の全ての硬さ低下量の中央値を,分類に使用する。
c) 表6,表7及び表8の試験に必要な標準試験片には,スキン層,密度の高い部分に近い層又は明らか
に欠陥のある部分を含んではならない。試験片を作製するときに取り除くスキン層の厚さは,成形品
の形状によって異なるが,最低5 mmとする。しかし,成形品が薄く,表面から5 mm取り除くと適

――――― [JIS K 6401 pdf 8] ―――――

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切な大きさの試験片を作製できない又は表面そのものが性能を左右する場合は,スキン層が付いた成
形品の試験片を用いてもよい。その場合,試験片の表面状態を試験報告書に記載する。
注記 受渡当事者間で考慮することが望ましい参考品質項目を,附属書JAに示す。

――――― [JIS K 6401 pdf 9] ―――――

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表6−1種の各材料の品質
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タイプ 1種
1 : 2
LB MB HB
011
クラス X V S A L X V S A L X V S A L
質量の許容差 % JIS K 7222の質量
±15
測定方法による。
見掛け密度の許容差 % JIS K 7222による。 ±15
寸法の許容差 JIS K 6400-1の6.に
表4及び表5の規定による。
よる。
硬さ低下率 % JIS K 6400-4の6.1 12以上 22以上 32以上 39以上 12以上 22以上 32以上 39以上 12以上 22以上 32以上 39以上
による。 12未満 22未満 32未満 39未満 45未満 12未満 22未満 32未満 39未満 45未満 12未満 22未満 32未満 39未満 45未満
圧縮残留ひずみa)(最大
JIS K 6400-4の4.5.2
8 8 12 15 15 −b) 6 10 10 10 8 8 12 15 15
値) % による。
破断時の伸び(最低値) JIS K 6400-5の3.に
100 90 90 90 90 −b) 150 150 150 150 100 90 90 90 90
% よる。
物 引張強さ(最低値) kPa JIS K 6400-5の3.に
50 50 50 40 40 −b) 70 70 70 60 50 50 50 50 50
理 よる。
的 湿熱老化試験c)後の引張
JIS K 6400-5の3.に
要 35 25 25 15 15 −b) 55 55 55 50 35 35 35 35 35
求 強さ(最低値) kPa よる。
事 湿熱老化試験c)後の引張
JIS K 6400-5の3.に
項 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30
よる。
強さ低下率(最大値) %
加熱老化試験d)後の引張
JIS K 6400-5の3.に
35 35 35 35 35 −b) 55 55 55 50 35 35 35 35 35
強さ(最低値) kPa よる。
加熱老化試験d)後の引張
JIS K 6400-5の3.に
30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30
よる。
強さ低下率(最大値) %
反発弾性 % JIS K 6400-3によ
15未満 −b) −e)
る。
注a) 試験片は,70 ℃で22時間,75 %圧縮する。
b) 規定しないことを示す。
c) 試験片は,105 ℃,相対湿度100 %で3時間保持する(ISO 2440参照)。
d) 試験片は,140 ℃で16時間保持する(ISO 2440参照)。
e) 通常,HBの反発弾性は,50 %以上である。

――――― [JIS K 6401 pdf 10] ―――――

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JIS K 6401:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5999:2007(MOD)

JIS K 6401:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6401:2011の関連規格と引用規格一覧