JIS K 6403:2018 自動車用加硫ゴム材料の分類

JIS K 6403:2018 規格概要

この規格 K6403は、自動車用として使用する加硫ゴム材料の品質に基づく分類について規定。

JISK6403 規格全文情報

規格番号
JIS K6403 
規格名称
自動車用加硫ゴム材料の分類
規格名称英語訳
Classification system for vulcanized rubber for automotive applications
制定年月日
1971年8月1日
最新改正日
2018年4月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
自動車 II 2020
改訂:履歴
1971-08-01 制定日, 1975-04-01 確認日, 1977-05-01 改正日, 1981-01-15 改正日, 1986-01-01 確認日, 1999-12-20 改正日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2018-04-20 改正
ページ
JIS K 6403:2018 PDF [56]
                                                                                   K 6403 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 分類・・・・[2]
  •  4.1 分類の表示・・・・[2]
  •  4.2 分類の記号・・・・[2]
  •  5 試験方法・・・・[6]
  •  6 試験片の採取・・・・[7]
  •  附属書A(参考)耐熱度及び耐油度による材料分類と対応する原料ゴム・・・・[54]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6403 pdf 1] ―――――

K 6403 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人自動
車技術会(JSAE)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 6403:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6403 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6403 : 2018

自動車用加硫ゴム材料の分類

Classification system for vulcanized rubber for automotive applications

序文

  この規格は,1971年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1999年に
行われたが,その後追加要求性能の見直し及び引用規格の改正に伴う技術的内容の変更に対応するために
改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,自動車用として使用する加硫ゴム材料(以下,ゴム材料という。)の品質に基づく分類につ
いて規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS D 0205 自動車部品の耐候性試験方法
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS K 6200 ゴム−用語
JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則
JIS K 6251 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方
JIS K 6252-1 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引裂強さの求め方−第1部 : トラウザ形,アングル形及
びクレセント形試験片を用いる方法
JIS K 6253-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第3部 : デュロメータ硬さ
JIS K 6254 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−応力−ひずみ特性の求め方
JIS K 6255 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−反発弾性率の求め方
JIS K 6256-2 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−接着性の求め方−第2部 : 剛板との90°離強さ
JIS K 6256-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−接着性の求め方−第3部 : 2枚の金属板間の接着強さ
JIS K 6257 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−熱老化特性の求め方
JIS K 6258 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−耐液性の求め方
JIS K 6259-1 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−耐オゾン性の求め方−第1部 : 静的オゾン劣化試験及び
動的オゾン劣化試験
JIS K 6261-2 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−低温特性の求め方−第2部 : 低温衝撃ぜい化試験
JIS K 6261-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−低温特性の求め方−第3部 : 低温ねじり試験(ゲーマン

――――― [JIS K 6403 pdf 3] ―――――

2
K 6403 : 2018
ねじり試験)
JIS K 6261-4 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−低温特性の求め方−第4部 : 低温弾性回復試験(TR試験)
JIS K 6262 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方
JIS K 6267 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−汚染性の求め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6200による。

4 分類

4.1 分類の表示

  ゴム材料の分類は,ゴム材料の加熱老化に対する抵抗を表す“耐熱度のタイプ”及びゴム材料の油中で
の膨潤に対する抵抗を表す“耐油度のクラス”によって分けて表示する。次に,ゴム材料の硬さ及び引張
強さで区分し表示する。更に必要な性能がある場合には,表示項目を追加し,表示する。

4.2 分類の記号

4.2.1  耐熱度及び耐油度の分類記号
耐熱度及び耐油度の分類記号は,アルファベットの大文字によって,耐熱度はa),耐油度はb) に示す
とおり分類して表し,二つのアルファベットを組み合わせた分類記号とする。第1字目は耐熱度,第2字
目は耐油度を表す(例参照)。
例 BC : 耐熱度がBタイプ,耐油度がCクラスのものを示す。
a) 耐熱度のタイプ 耐熱度のタイプは,試験温度によって表1のとおりに分類する。この場合,表1に
示すそれぞれの試験温度でJIS K 6257の表1(試験の種類及び試験方法)の促進老化試験At法AtA-1
[強制循環形熱老化試験機(横風式)]に規定する方法によって連続72時間促進老化試験を行ったと
き,引張強さの変化率,伸びの変化率及び硬さの変化は,表1のとおりでなければならない。
表1−耐熱度のタイプの分類
耐熱度のタイプ 試験温度 促進老化試験(72 h)
℃ 引張強さ変化率 伸び変化率 硬さ変化
% %
A 70
B 100
C 125
D 150
E 175
±30 −50以上 ±15
F 200
G 225
H 250
J 275
K 300
b) 耐油度のクラス 耐油試験に規定する耐油度のクラスは,JIS K 6258の8.1(浸せき試験)に規定する
方法によって体積変化率を求め,表2のとおり分類する。この場合,試験用油はJIS K 6258のA.2(試
験用潤滑油)に規定するNo.3油を用い,表1の試験温度で連続72時間浸せきする。ただし,表1の

――――― [JIS K 6403 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 6403 : 2018
試験温度で150 ℃を超えるものは,150 ℃で試験を行う。
表2−耐油度のクラスの分類
単位 %
耐油度のクラス 体積変化率
A 要求なし
B 140以下
C 120以下
D 100以下
E 80以下
F 60以下
G 40以下
H 30以下
J 20以下
K 10以下
耐熱度及び耐油度による材料分類と対応する代表的な原料ゴムの事例を,附属書Aに示す。
4.2.2 硬さ及び引張強さ
硬さ及び引張強さの分類記号は,“耐熱度のタイプ及び耐油度のクラス”の記号の後に3桁の数字を付し
て表す。初めの1桁は,JIS K 6253-3の4.2(デュロメータのタイプ及び選択)に規定する方法によってタ
イプAデュロメータ硬さを示す(例えば,5は50±5を,6は60±5を表す。)。次の2桁は,引張強さの
最小値を示す(例えば,05は5 MPa,10は10 MPaを示す。)。
例 BC510
4.2.3 種別番号並びに追加記号及び追加数字
各ゴム材料の表6表52の基本性能の一部を変更するとき,又は別の性能を追加する必要があるときは,
種別番号並びに追加記号及び追加数字を使用する。
a) 種別番号 種別番号は,各ゴム材料の表6表52のうち基本性能の表の“使用できる種別番号”に記
載のとおりとする。各ゴム材料の表6表52のうち追加性能の表には,種別ごとの性能を示す。
種別番号のlは,表6表52の基本性能だけが有効で,追加性能はないことを意味する。l以外の
種別番号は基本性能の変更又は追加を示すもので,その種別番号は,材料記号(耐熱度のタイプ及び
耐油性のクラス)の前に記載する。
例 2BC510,4BK610,5HK614
b) 追加記号 追加記号は,追加性能を示し,表3による。
表3−追加記号及び追加性能
追加記号 追加性能 追加記号 追加性能
A 耐熱性 F 低温特性
B 圧縮永久ひずみ G 引裂強さ
C 耐オゾン性・耐候性 K 接着強さ
D 圧縮特性 P 汚染性
EA 耐水性 R 反発弾性
EF 耐油性(燃料油) Z その他の性能
EO 耐油性(潤滑油)

――――― [JIS K 6403 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS K 6403:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6403:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISD0205:1987
自動車部品の耐候性試験方法
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISK6200:2019
ゴム―用語
JISK6250:2019
ゴム―物理試験方法通則
JISK6251:2017
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
JISK6252-1:2015
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引裂強さの求め方―第1部:トラウザ形,アングル形及びクレセント形試験片を用いる方法
JISK6253-3:2012
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第3部:デュロメータ硬さ
JISK6254:2016
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―応力―ひずみ特性の求め方
JISK6255:2013
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―反発弾性率の求め方
JISK6256-2:2013
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―接着性の求め方―第2部:剛板との90°剥離強さ
JISK6256-3:2006
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―接着性の求め方―第3部:2枚の金属板間の接着強さ
JISK6257:2017
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―熱老化特性の求め方
JISK6258:2016
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―耐液性の求め方
JISK6259-1:2015
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―耐オゾン性の求め方―第1部:静的オゾン劣化試験及び動的オゾン劣化試験
JISK6261-2:2017
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―低温特性の求め方―第2部:低温衝撃ぜい化試験
JISK6261-3:2017
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―低温特性の求め方―第3部:低温ねじり試験(ゲーマンねじり試験)
JISK6261-4:2017
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―低温特性の求め方―第4部:低温弾性回復試験(TR試験)
JISK6262:2013
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方
JISK6267:2006
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―汚染性の求め方