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7 寸法及びその許容差
管の寸法及びその許容差は,VP及びHIVPについては,表3,IWVPについては,表4による。ただし,
長さは,受渡当事者間の協定によって,その他の長さであってもよい。
表3−VP及びHIVPの寸法及びその許容差
単位 mm
呼び径 外径 厚さ 長さ 参考[1 m当たりの
質量(kg)c)]
基準寸法 最大・最小 平均外径 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 VP HIVP
外径の許 の許容差b)
容差a)
13 18.0 ±0.2 ±0.2 2.5 ±0.2 4 000 +30 0.174 0.170
16 22.0 3.0 ±0.3 −10 0.256 0.251
20 26.0 0.310 0.303
25 32.0 3.5 0.448 0.439
30 38.0 ±0.3 0.542 0.531
40 48.0 4.0 4 000 0.791 0.774
50 60.0 ±0.4 4.5 ±0.4 又は 1.122 1.098
65 76.0 ±0.5 5 000 1.445 1.415
75 89.0 5.9 2.202 2.156
100 114.0 ±0.6 7.1 ±0.5 3.409 3.338
125 140.0 ±0.8 ±0.3 7.5 4.464 4.371
150 165.0 ±1.0 9.6 ±0.6 6.701 6.561
注a) 最大・最小外径の許容差とは,任意断面における外径の測定値の最大値及び最小値(最大・最小外径)と,
基準寸法との差をいう。
b) 平均外径の許容差とは,任意の断面における円周の測定値を円周率3.142で除した値,又は同一円周上におけ
る等間隔な2か所の外径の測定値の平均値(平均外径)と,基準寸法との差をいう。
c) 1 m当たりの質量とは,管の寸法を許容差の中心とし,VPの密度を1.43 g/cm3,HIVPの密度を1.40 g/cm3と
して計算したものである。
表4−IWVPの寸法及びその許容差
単位 mm
呼び径 外径 厚さ
基準寸法 平均外径の 真円度の 基準寸法 任意点厚さ
許容差a) 許容差b) の許容差c)
ND32 32 +0.2 0.5 1.6 +0.4
0 0
ND40 40 1.9
ND50 50 0.6 2.4 +0.5
+0.3 0
ND63 63 0.8 3.0
0 +0.6
ND75 75 0.9 3.6
0
ND90 90 1.1 4.3 +0.7
+0.4 0
ND110 110 1.4 4.2
0
ND125 125 1.5 4.8
ND140 140 +0.5 1.7 5.4 +0.8
0 0
ND160 160 2.0 6.2 +0.9
0
――――― [JIS K 6742 pdf 6] ―――――
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表4−IWVPの寸法及びその許容差(続き)
注a) 平均外径の許容差とは,任意の断面における円周の測定値を円周率3.142で除した値,又は同一円周上におけ
る等間隔な2か所の外径の測定値の平均値(平均外径)と,基準寸法との差をいう。
b) 真円度の許容差とは,任意の断面における外径の測定値の最大値と最小値との差をいう。
c) 任意点厚さの許容差とは,任意の断面における厚さの測定値と基準寸法との差をいう。
8 材料
管の材料は,次による。
a) 硬質ポリ塩化ビニル管の材料は,ポリ塩化ビニルを主体とし,安定剤,顔料などを加えたものとする。
なお,可塑剤及び可塑剤を含む材料は,使用してはならない。
b) 耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管の材料は,ポリ塩化ビニルを主体とし,安定剤,顔料,及び耐候性に
著しい悪影響を及ぼすことのない改質剤などを加えたものとする。
なお,可塑剤及び可塑剤を含む材料は,使用してはならない。
9 試験方法
9.1 性能試験
9.1.1 引張試験
管の引張試験は,JIS K 6815-1:2002及びJIS K 6815-2:2002による。ただし,試験片及び状態調節につい
ては,次によってもよい。
a) 試験片 供試管から図1に示す試験片を作製する。
単位 mm
呼び径 寸法
L l B b R
25以下 90 25 8 5±0.5 6
30以上 100 35 15 10±0.5 25
図1−試験片の形状及び寸法
b) 状態調節 試験片は,23 ℃±2 ℃で60分間以上状態調節を行う。
9.1.2 耐圧試験
管の耐圧試験は,JIS S 3200-1による。ただし,試験水圧は4.0 MPaとする。
9.1.3 偏平試験
管の偏平試験は,供試管から長さ50 mm以上の環状試験片を切り取り,これを23 ℃±2 ℃で60分間
以上状態調節後,2枚の平板間に挟み,管軸に直角の方向に10 mm/min±2 mm/minの速さで管の外径が,
――――― [JIS K 6742 pdf 7] ―――――
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その1/2になるまで圧縮し,管外表面を目視によって調べる。試験温度は,23 ℃±2 ℃とする。試験片を
圧縮する平板の寸法は,1/2まで圧縮したとき,変形した試験片より大きくする。
9.1.4 耐衝撃試験
管の耐衝撃試験は,附属書JAによる。
9.1.5 不透明性試験
管の不透明性試験は,ISO 7686による。
9.1.6 ビカット軟化温度試験
管のビカット軟化温度試験は,JIS K 6816による。
9.1.7 浸出試験
管の浸出試験は,附属書JBによる。また,供試管の長さは表5による。
なお,長さ4 m及び2 mのものについては,2 m又は1 mに分割して試験してもよい。
表5−浸出試験の供試管の長さ
単位 m
VP及びHIVP呼び径 IWVP呼び径 長さ
1320 − 4
25及び30 ND32及びND40 2
4065 ND50及びND63 1
75以上 ND75以上 0.5
9.1.8 熱間内圧クリープ試験
管の熱間内圧クリープ試験は,ISO 1167-1及びISO 1167-2による。試験条件は,表6による。
表6−熱間内圧クリープ試験の試験条件
試験温度 円周応力 試験時間
℃ MPa h
20 42 1
60 12.5 1 000
9.1.9 外衝撃耐久試験(回転法)
管の外衝撃耐久試験は,EN 744:1995による。
試験に用いる打撃体の質量及び落下高さは,表7による。
――――― [JIS K 6742 pdf 8] ―――――
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表7−打撃体の質量及び落下高さ
呼び径 打撃体の質量 打撃体の落下高さ
kg mm
ND32 0.5 600
ND40 800
ND50 1 000
ND63 0.8
ND75
ND80
ND82
ND90 1 200
ND100
ND110 1 1 600
ND125 1.25 2 000
ND140 1.6 1 800
ND160 1.6 2 000
9.1.10 加熱伸縮試験
管の加熱伸縮試験は,JIS K 6814による。
9.1.11 耐ジクロロメタン試験
管の耐ジクロロメタン試験は,ISO 9852による。
9.1.12 示差走査熱量(DSC)試験
管のDSC試験は,ISO 18373-1による。
9.2 外観及び形状
管の外観及び形状は,目視によって調べる。
9.3 寸法
管の寸法は,JIS B 7502に規定するマイクロメータ,JIS B 7507に規定するノギス,又はこれらと同等
以上の精確さ(真度及び精度)をもつものを用いて測定する。
9.4 試験結果の数値の表し方
9.1.1,9.1.5,9.1.6,9.1.9,9.1.10及び9.1.12の試験結果,9.1.7の“鉛及びその化合物”,“亜鉛及びその
化合物”,“有機物[全有機炭素(TOC)の量]”及び“残留塩素の減量”の試験結果は,表2の性能に規定
する数値より1桁下の位まで求め,JIS Z 8401によって規定の数値に丸める。また,9.1.7の試験結果は,
JIS S 3200-7の9.(分析結果の補正)による。
10 検査
管の検査は,形式検査と受渡検査とに区別し,それぞれの検査項目は,表8で○が付いた項目とする。
各項目は,この規格に適合しなければならない。ただし,受渡検査は,受渡当事者間の協定によって表8
の項目の中から選択して行うことができる。また,浸出性の受渡検査は,一定期間ごとに行う。
なお,検査の試料の採取方法は,受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS K 6742 pdf 9] ―――――
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表8−形式検査及び受渡検査の項目
検査項目 検査
形式検査 受渡検査
VP HIVP IWVP VP HIVP IWVP
引張降伏強さ ○ ○ − ○ ○ −
耐圧性 ○ ○ ○ ○ ○ ○
偏平性 ○ ○ − ○ ○ −
耐衝撃性 − ○ − − ○ −
不透明性 ○ − ○ − − −
ビカット軟化温度 ○ ○ ○ − − −
浸出性 ○ ○ ○ ○ ○ ○
熱間内圧クリープ性 − − ○ − − −
外衝撃耐久性(回転法) − − ○ − − ○
加熱伸縮性 − − ○ − − ○
耐ジクロロメタン性 − − ○ − − −
示差走査熱量(DSC) − − ○ − − −
外観及び形状 ○ ○ ○ ○ ○ ○
寸法 ○ ○ ○ ○ ○ ○
表示 ○ ○ ○ ○ ○ ○
11 表示
11.1 管の色
管の色は,硬質ポリ塩化ビニル管が灰色,耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管が暗い灰青色とする。
11.2 管の表示
次の事項を管の外側に,容易に消えない方法で表示しなければならない。
a) 日本工業規格(日本産業規格)の番号
b) 種類又はその記号
c) “ ”の記号
d) 呼び径
e) 製造年月又はその略号
f) 製造業者名又はその略号
11.3 取扱い上の注意事項
取扱い上の注意事項を,取扱説明書,技術資料などに記載し,これらを読む旨を製品,包装,送り状な
どに表示することが,望ましい。
注意事項の例を,次に示す。
a) 管を屋外で保管する場合は,直射日光を避け,熱気のこもらない方法でシート掛けをするなどの対策
を講じる。
b) 管には,直接ねじを切ってはならない。
c) 管には,管の材質に悪影響を及ぼす物質(例えば,アセトン,シンナー,クレオソート,殺虫剤,白
あり駆除剤など)の吹付け,塗布,接触などを行ってはならない。
なお,上記の物質が直接管に接触しない場合であっても,例えば,管が浅く埋設されている場合,
上記の物質を地面にこぼすと,地中に浸透することによって,管が侵される場合があるので注意をし
なければならない。
――――― [JIS K 6742 pdf 10] ―――――
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JIS K 6742:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1452-1:2009(MOD)
- ISO 1452-2:2009(MOD)
JIS K 6742:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.30 : 非流体用プラスチックパイプ及び継手
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- 数値の丸め方
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- 試験場所の標準状態