JIS K 7232:1986 規格概要
この規格 K7232は、エポキシ樹脂及び硬化剤の比重試験方法について規定。
JISK7232 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K7232
- 規格名称
- エポキシ樹脂及び硬化剤の比重試験方法
- 規格名称英語訳
- Testing methods for specific gravity of epoxide resins and hardeners
- 制定年月日
- 1986年2月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 83.080.10, 91.100.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 1986-02-01 制定日, 1992-02-01 確認日, 1999-08-20 確認日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS K 7232:1986 PDF [8]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 7232-1986
エポキシ樹脂及び硬化剤の比重試験方法
Testing Methods for Specific Gravity of Epoxide Resins and Hardeners
1. 適用範囲 この規格は,エポキシ樹脂及び硬化剤の比重試験方法について規定する。
引用規格 :
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS B 7525 比重浮ひょう
JIS K 0061 化学製品の比重測定方法
JIS K 5400 塗料一般試験方法
JIS K 7112 塗料プラスチックの密度と比重の測定方法
JIS K 7231 エポキシ樹脂及び硬化剤の試験方法通則
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
関連規格 : JIS K 2249 原油及び石油製品の比重試験方法並びに比重・質量・容積換算表
JIS K 6833 接着剤の一般試験方法
JIS K 6901 液状不飽和ポリエステル樹脂試験方法
JIS K 6911 熱硬化性プラスチック一般試験方法
JIS Z 8804 液体比重測定方法
JIS Z 8807 二固体比重測定方法
ISO 758 Liquid chemical products for industrial use−Determination of density at 20℃
ISO/R 1183 Plastics−Methods for determining the density and relative density
(specific gravity) f plastics excluding cellular plastics
ISO 1675 Plastics−Liquid resins−Determination of density by the pyknometer method
ISO 2811 Paint and varnishes−Determination of density
ISO 3205 Preferred test temperatures
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。
(1) エポキシ樹脂 JIS K 7231(エポキシ樹脂及び硬化剤の試験方法通則)による。
(2) 硬化剤 JIS K 7231による。
(3) 比重25/25℃ 25℃におけるある体積の試料の質量とそれと等体積の25℃における水の質量との比を
いい,無名数で表す。
3. 試験方法の種類 試験方法の種類は,次のとおりとする。
3.1 液状のエポキシ樹脂及び硬化剤の試験方法
――――― [JIS K 7232 pdf 1] ―――――
2
K 7232-1986
(1) 比重瓶法
(2) 比重カップ法
(3) 浮きばかり法
3.2 固形のエポキシ樹脂及び硬化剤の試験方法
(1) 水中置換法
(2) 比重瓶法
4. 液状のエポキシ樹脂及び硬化剤の比重試験方法
4.1 比重瓶法
4.1.1 試験方法の概要 比重瓶を用い,25℃における試料の質量とそれと等体積の25℃の蒸留水の質量
とを測定して,その質量の比から試料の比重25/25℃を求める。
4.1.2 器具及び装匿
(1) 比重瓶 擦り合わせの栓を備えた容積1050mlのガラス製の瓶で,JIS R 3503(化学分析用ガラス
器具)に規定するもの。種類,形状及び寸法を図1に示す。
――――― [JIS K 7232 pdf 2] ―――――
3
K 7232-1986
図1 比重瓶
(2) 恒温水槽 浴温を25.0±0.1℃に制御できるもの。
(3) 温度計 JIS B 7410(石油類試験用ガラス製温度計)のVIS17に規定するもの,又はそれと同等の性
能をもつもの。
(4) 化学はかり 感量0.1mgのもの。
4.1.3 試験の手順 試験の手順は,次のとおりとする。
(1) 比重瓶の質量を栓及びキャップとともに0.1mgまで量る (m1)。
――――― [JIS K 7232 pdf 3] ―――――
4
K 7232-1986
(2) 測定温度付近(1)に調節した蒸留水を泡が入らないように比重瓶に満たし,25.0±0.1℃に保った恒温水
槽に入れる。
3060分放置後同温度に保った栓を差し込み,あふれた蒸留水を除き,恒温水槽から比重瓶を取り
出し,外面を清浄な乾燥している布でよくぬぐい,キャップをはめて,その質量を0.1mgまで量る (m2)。
注(1) 25℃を超えてはならない。
(3) 次に比重瓶を乾燥し,蒸留水の代わりに試料を用い,(2)と同様の操作で,試料を満たした比重瓶の質
量を0.1mgまで量る (m3)。
4.1.4 計算 試料の比重25/25℃は,次の式によって算出し,小数点以下3けたに丸める。
m3 m1
S
m2 m1
ここに, S : 試料の比重25/25℃
m1 : 比重瓶の質量 (g)
m2 : 比重瓶と蒸留水の質量 (g)
m3 : 比重瓶と試料の質量 (g)
4.2 比重カップ法
4.2.1 試験方法の概要 比重カップを用い,25℃における試料の質量とそれと等体積の25℃の蒸留水の
質量とを測定して,その質量の比から試料の比重25/25℃を求める。
4.2.2 試験装置 試験装置は,次のとおりとする。
(1) 比重カップ JIS K 5400(塗料一般試験方法)に規定するもの。図2にその形状及び寸法を示す。カ
ップは質量が200g以下で,入れる水の質量が100±1gとなるように調製したもの。
図2 比重カップ
(2) 恒温水槽 浴温25.0±0.5℃に制御できるもの。
(3) 温度計 JIS B 7410のTAG50に規定するもの,又はそれと同等の性能をもつもの。
(4) 化学はかり 感量0.1gのもの。
4.2.3 試験の手順 試験の手順は,次のとおりとする。
(1) 比重カップの質量を0.1gまで量る (m1)。
(2) 測定温度付近(1)に調節した蒸留水を,泡が入らないように,ふたの小穴からあふれ出す量を入れふた
をして,25.0±0.5℃に保った恒温水槽に1時間以上放置しておく。
――――― [JIS K 7232 pdf 4] ―――――
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K 7232-1986
あふれた蒸留水を除き,比重カップを恒温水槽から取り出し,外面に付着した水滴などを清浄な乾
燥した布でよくふき取り,その質量を0.1gまで量る (m2)。
(3) 比重カップを乾燥した後,蒸留水の代わりに試料を用い,(2)と同様の操作で,試料を満たした比重カ
ップの質量を0.1gまで量る (m3)。
備考 あふれた試料をふき取る布にメチルエチルケトンなどの溶剤を浸み込ませるとよい。
4.2.4 計算 比重25/25℃は,次の式によって算出し,小数点以下3けたに丸める。
m3 m1
S
m2 m1
ここに, S : 試料の比重25/25℃
m1 : 比重カップの質量 (g)
m2 : 比重カップと蒸留水の質量 (g)
m3 : 比重カップと試料の質量 (g)
4.3 浮きばかり法
4.3.1 試験方法の概要 25℃に調節した試料に比重15/4℃の数値を目盛った浮きばかりを浮かべ,浮きば
かりが静止したときの細分目盛を読み取る。浮きばかりの読みを温度補正して試料の比重25/25℃を求め
る。
4.3.2 試験装置 試験装置は,次のとおりとする。
(1) 浮きばかり JIS B 7525(比重浮ひょう)に規定した比重15/4℃を目盛ったガラス製のもの(図3参
照)。
図3 浮きばかりの形状
浮きばかりの種類 大形 小形
全長 (A) 295305mm 155165mm
けい部の直径 (B) 4.25.8mm 3.25.5mm
胴部の直径 (C) 2025mm 1619mm
細分目盛 0.001 0.002
長目盛線 0.005 ごと 0.01ごと
目盛数字 0.01 ごと 0.02ごと
目盛部の長さ (D) 120145mm 5065mm
(2) 恒温水槽 浴温を25.0±0.1℃に制御できるもの。
(3) シリンダー 流し出し口付きガラス製で,内径は浮きばかりの最大直径より25mm以上大きく,高さ
は浮きばかりをシリンダーに入れた場合,浮きばかりの下端がシリンダーの底から25mm以上の位置
にくるもの。
(4) 温度計 JIS B 7410のVIS17に規定するもの,又はそれと同等の性能をもつもの。
4.3.3 試験の手順 気泡が入らないように試料をシリンダーに採り,恒温水槽中に保持して,均一に試料
をかき混ぜた後,試料の温度を測る。試料の温度が25.0±0.1℃になったら,あらかじめ約25℃に保った浮
きばかりを静かに試料中に入れて静止させた後,約2目盛だけ液中に沈め手を離す。浮きばかりがシリン
ダー内壁に触れずに静止したら,メニスカスの上縁において,細分目盛の半分まで読み記録する。
備考 水平面示度の表示がある浮きばかりを用いる場合は,温度が安定したらメニスカスの下縁にお
――――― [JIS K 7232 pdf 5] ―――――
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JIS K 7232:1986の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.50 : 結合材.シーリング材
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.10 : 熱硬化性材料
JIS K 7232:1986の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7410:1997
- 石油類試験用ガラス製温度計
- JISB7525:1997
- 密度浮ひょう
- JISK0061:2001
- 化学製品の密度及び比重測定方法
- JISK5400:1990
- 塗料一般試験方法
- JISK7112:1999
- プラスチック―非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法
- JISK7231:1986
- エポキシ樹脂及び硬化剤の試験方法通則
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具