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JIS L 0866:1995 規格概要
この規格 L0866は、染色した繊維品の塩化アルミニウムによる化炭に対する染色堅ろう度試験方法について規定。
JISL0866 規格全文情報
- 規格番号
- JIS L0866
- 規格名称
- 塩化アルミニウム化炭に対する染色堅ろう度試験方法
- 規格名称英語訳
- Test method for colour fastness to carbonizing with aluminium chloride
- 制定年月日
- 1965年1月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 105-X01:1993(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 59.080.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1965-01-01 制定日, 1968-04-01 確認日, 1971-03-01 確認日, 1974-06-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-02-01 確認日, 1984-09-01 確認日, 1992-02-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 2001-10-20 確認日, 2007-05-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS L 0866:1995 PDF [4]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
L 0866-1995
塩化アルミニウム化炭に対する染色堅ろう度試験方法
Test method for colour fastness to carbonizing with aluminium chloride
1. 適用範囲 この規格は,染色した繊維製品(1)の塩化アルミニウムによる化炭に対する染色堅ろう度試
験方法について規定する。
注(1) 主として毛製品,特にアセテート又は合成繊維を混用する毛製品が対象となる。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8114 塩化アルミニウム (III) 六水和物(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8517 二クロム酸カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8986 硫酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0804 変退色用グレースケール
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 105-X01 : 1993 Textiles−Tests for colour fastness−Part X01 : Colour fastness to carbonizing :
Aluminium chloride
2. 要旨 この試験は,2枚一組の試験片を,規定の方法に基づいて塩化アルミニウム溶液に浸せきし,
取り出して乾燥し,ベーキング及び水洗した後,その1片はそのまま乾燥し,他の1片は引き続いて中和
及び水洗して乾燥し,この2種類の試験片の変退色の程度を,それぞれ変退色用グレースケールと比較し
て,その堅ろう度を判定する方法である。
なお,この試験には,試験操作を正確に行うために,テストコントロール試験片を使用する。
3. 装置及び材料 装置及び材料は,次のものを用いる。
(1) 脱水用機器 JIS L 0801の4.(2)(脱水用機器)に規定するもの。
(2) 乾燥機 60±2℃の乾燥及び115±2℃におけるベーキングができるもの。
(3) テストコントロール試験片 100×40mmの大きさの染色布。
なお,染色布は,次のとおり調製したものとする。
(a) 布(添付白布 毛)を,水で十分に湿潤させた後,表1によって調製された染浴に入れ,昇温して
30分間で沸騰させ,さらに30分間煮沸を続ける。
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なお,酢酸 (30%)(2)を用いて布の質量に対して酢酸が13%となるように注意深く染浴に追加す
るか又は硫酸 (2%)(3)を用いて布の質量に対して硫酸(比重1.84)(4)が1%となるように注意深く染
浴に追加し,さらに15分間煮沸して染料を吸尽させる。
注(2) 酢酸 (30%) の調製は,JIS K 8355に規定する酢酸30mlを水に溶かして100mlとする。
(3) 硫酸 (2%) の調製は,200mlの全量フラスコに水を約160ml入れ,JIS K 8951に規定する
硫酸4mlを発熱に注意しながら少量ずつ加えた後,水を標線まで加える。
(4) IS K 8951に規定する硫酸として。
表1 染浴の条件
項目 条件
C. I. モルダントレッド3 1%(布の質量に対し)
結晶硫酸ナトリウム(5) 10%(布の質量に対し)
酢酸 (30%)(2) 35%(布の質量に対し)
温度 40℃
浴比 40 : 1
注(5) IS K 8986に規定する硫酸ナトリウム十水和物を
用いる。
(b) 染料が吸尽したら,次に染浴に冷水を添加して冷却した後,布の質量に対し0.5%の二クロム酸カリ
ウム(6)をあらかじめ水に溶解して添加し,再び昇温して染液を沸騰させ,そのまま30分間煮沸処理
する。
注(6) IS K 8517に規定する二クロム酸カリウムを用いる。
(c) 最後に被染布を染浴から取り出し,水道水で洗い,脱水した後,乾燥する。
(4) 塩化アルミニウム溶液 JIS K 8114に規定する塩化アルミニウム (III) 六水和物51.4gを1 000mlの全
量フラスコにとり,水を標線まで加える。
(5) アンモニア溶液 JIS K 8085に規定する含量28%のアンモニア水1.4ml又は含量25%のアンモニア水
1.6mlを1 000mlの全量フラスコにとり,水を標線まで加える。
(6) 変退色用グレースケール JIS L 0804に規定するもの。
4. 試験片の調製 試験片の調製は,JIS L 0801の5.1(試験片の調製)による。
5. 操作 操作は,次のとおり行う。
(1) 2枚一組の試験片とテストコントロール試験片とを,それぞれ別浴で処理を行う。
(a) 2枚一組の試験片とテストコントロール試験片とを,それぞれ別々の試験管に入れた塩化アルミニ
ウム溶液中に,浴比20 : 1かつ室温で15分間浸せきする。
(b) 次に,2枚一組の試験片とテストコントロール試験片とを,それぞれ試験管から取り出し,試験片
の質量に対し80%程度の液を含むように絞り,30分間又は必要に応じてそれ以上,60±2℃の乾燥
機内に懸垂して乾燥後,さらに115±2℃の乾燥機中で15分間加熱してベーキングを行う。
(c) 2枚一組の試験片とテストコントロール試験片とを,それぞれの乾燥機内から取り出し,水道水で5
分間洗浄した後,試験片1枚とテストコントロール試験片はそのまま60℃以下の乾燥機中で乾燥す
る。
また,残りの試験片1枚は,水道水で5分間洗浄した後,浴比40 : 1のアンモニア溶液中,室温
で30分間かき混ぜながら中和処理した後,前記の中和しない試験片の場合と同様にして水洗し,乾
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燥する。
(2) テストコントロール試験片の変退色の程度を,JIS L 0801の9.(染色堅ろう度の判定)によって判定
し,その等級が4−5級 (Y) でなければ,試験操作は正確に行われなかったものとして,試験片一組
とテストコントロール試験片を新たに調製し,再び前記の試験操作を繰り返す。
6. 判定 試験片の変退色の判定は,JIS L 0801の9.による。
7. 記録 試験結果は,JIS L 0801の10.(記録)によって次の例のように記録する。
例 塩化アルミニウム化炭試験 水洗 4級,中和 4級 (Y)
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L 0866-1995
染色堅ろう度試験方法JIS改正原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 須 賀 長 市 日本学術振興会染色堅ろう度第134委員会
(財団法人スガウエザリング技術振興財団)
(委員) 関 成 孝 通商産業省生活産業局
岡 林 哲 夫 工業技術院標準部
吉 村 正 治 通商産業省通商産業検査所横浜支所
山 形 昭 衛 日本繊維技術士センター
近 藤 一 夫 元日本女子大学
越 川 寿 一 杉野女子大学
上 野 和 義 東京都立繊維工業試験場
池 田 順 一 財団法人日本規格協会
須 田 昌 男 財団法人日本産業技術振興協会
鈴 木 保 男 財団法人日本化学繊維検査協会
小 沢 紀 一 財団法人日本染色検査協会
井 口 耕 一 財団法人日本紡績検査協会
下 谷 忠 義 財団法人日本繊維製品品質技術センター
森 数 馬 財団法人毛製品検査協会
児 玉 肇 日本毛整理協会
川 島 悟 日本羊毛紡績会
片 岡 邦 彦 片岡毛織株式会社
井 上 哲 夫 日本化薬株式会社
橋 爪 修 平 住友化学工業株式会社
今 福 英 明 三菱化成ヘキスト株式会社
赤 井 稔 保土谷化学工業株式会社
高 野 富士子 主婦連合会
川 又 幸 子 全国地域婦人団体連絡協議会
伊 藤 康 江 消費科学連合会
(事務局) 須 賀 冨士夫 財団法人スガウエザリング技術振興財団
三田村 勝 昭 財団法人スガウエザリング技術振興財団
JIS L 0866:1995の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 105-X01:1993(MOD)
JIS L 0866:1995の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 0866:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8114:2016
- 塩化アルミニウム(III)六水和物(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8517:2006
- 二クロム酸カリウム(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8986:2013
- 硫酸ナトリウム十水和物(試薬)
- JISL0801:2011
- 染色堅ろう度試験方法通則
- JISL0804:2004
- 変退色用グレースケール