この規格ページの目次
JIS K 8114:2016 規格概要
この規格 K8114は、試薬として用いる塩化アルミニウム(III)六水和物について規定。
JISK8114 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8114
- 規格名称
- 塩化アルミニウム(III)六水和物(試薬)
- 規格名称英語訳
- Aluminium (III) chloride hexahydrate (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年3月28日
- 最新改正日
- 2016年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 I 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1953-03-28 制定日, 1955-03-05 改正日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-04-01 改正日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2010-04-20 改正日, 2016-03-22 改正
- ページ
- JIS K 8114:2016 PDF [12]
K 8114 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(AlCl3・6H2O) 36.3 水溶状・・・・[4]
- 6.4 pH(50 g/L,25 ℃)・・・・[5]
- 6.5 硫酸塩(SO4)・・・・[5]
- 6.6 ナトリウム(Na)・・・・[6]
- 6.7 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[7]
- 6.8 カルシウム(Ca)・・・・[9]
- 7 容器・・・・[9]
- 8 表示・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8114 pdf 1] ―――――
K 8114 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8114:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成28年9月21日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8114:2010によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8114 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8114 : 2016
塩化アルミニウム(III)六水和物(試薬)
Aluminium (III) hloride hexahydrate (Reagent)
AlCl3・6H2O FW : 241.43
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる塩化アルミニウム(III)六水和物について規定する。
警告1 塩化アルミニウム(III)六水和物は,刺激性があるので,目,粘膜及び皮膚に付着しないよ
うにする。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート),MSDS(化学物質等安全データシ
ート : JIS Z 7250は,2012年に廃止され,JIS Z 7253に移行。JIS Z 7250:2010に従ってよい
猶予期間は2016年まで)などを参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な
措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物 (試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8284 くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8356 酢酸亜鉛二水和物(試薬)
JIS K 8359 酢酸アンモニウム(試薬)
JIS K 8377 酢酸ブチル(試薬)
――――― [JIS K 8114 pdf 3] ―――――
2
K 8114 : 2016
JIS K 8490 ジチゾン(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8617 炭酸カルシウム(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8802 pH測定方法
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
塩化アルミニウム(III)六水和物は,白又はうすい黄の結晶又は結晶性粉末で,水に極めて溶けやすく,
エタノール(99.5)に溶けやすい。
4.2 定性方法
定性反応は,次による。
a) 試料1 gに水20 mLを加えて溶かす(A液)。A液10 mLに硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加えると,白
い沈殿が生じる。
b) 液10 mLに水酸化ナトリウム溶液(300 g/L)0.5 mLを加えると,白い沈殿が生じ,この沈殿に水酸
化ナトリウム溶液(300 g/L)1 mLを加えると,沈殿が溶ける。これに塩化アンモニウム溶液(100 g/L)
10 mLを加えると,沈殿が再び析出する。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 8114 pdf 4] ―――――
3
K 8114 : 2016
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(AlCl3・6H2O) 質量分率 % 98.0以上 6.2
水溶状 試験適合 6.3
pH(50 g/L,25 ℃) 2.2以上 6.4
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.002以下 6.5
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.05以下 6.6
銅(Cu) 質量分率 ppm 5以下 6.7
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.01以下 6.8
鉛(Pb) 質量分率 ppm 5以下 6.7
鉄(Fe) 質量分率 ppm 5以下 6.7
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法は,次による。
a) 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
b) 使用するガラス器具は,特に規定がない場合は,JIS R 3503及びJIS R 3505による。
c) 使用する標準液は,計量計測トレーサビリティが確保された標準物質を,使用用途に合致することを
確認し,必要ならば希釈して使用する。このような標準液がない場合,使用用途に合致することを確
認して市販の標準液を用いるか,又は調製したものを用いる。
注記1 計量計測トレーサビリティが確保された標準物質としては,計量標準供給制度[JCSS
(Japan Calibration Service System)]に基づく標準液,国立研究開発法人産業技術総合研究所
計量標準総合センター(NMIJ),米国国立標準技術研究所(NIST),ドイツ連邦材料試験
研究所(BAM)などが供給する標準物質及びこれらへの計量計測トレーサビリティが確保
された市販の認証標準物質がある。
d) 滴定用溶液は,計量計測トレーサビリティが確保されたものを,使用用途に合致することを確認して
使用する。調製及び標定を行う場合,JIS K 8001の附属書JA(試験用溶液類の調製方法及び滴定用溶
液類の調製及び標定)による。
注記2 ISO/IEC 17025に準拠した方法によって標定された市販の滴定用溶液がある。
6.2 純度(AlCl3・6H2O)
純度(AlCl3・6H2O)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) エタノール(99.5) JIS K 8101に規定するもの。
2) 酢酸(1+1) JIS K 8355に規定する酢酸の体積1と水の体積1とを混合する。
3) 酢酸−酢酸アンモニウム溶液 酢酸(1+1)11.4 mLに水80 mLを加え,更にJIS K 8359に規定す
る酢酸アンモニウム7.7 gを加えて溶かし,水を加えて100 mLにする。
4) ジチゾン溶液 JIS K 8490に規定するジチゾン0.025 gをはかりとり,JIS K 8102に規定するエタノ
ール(95)を加えて溶かし,エタノール(95)を加えて100 mLにする。使用時に調製する。
5) 0.01 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液(0.01 mol/L EDTA2Na溶液)
(C10H14O8N2Na2・2H2O : 3.722 g/L) JIS K 8107に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリ
ウム二水和物を用い,6.1 d) による。
――――― [JIS K 8114 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8114:2016の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8114:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8101:2006
- エタノール(99.5)(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8284:2011
- くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
- JISK8284:2021
- くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8356:2018
- 酢酸亜鉛二水和物(試薬)
- JISK8359:2006
- 酢酸アンモニウム(試薬)
- JISK8377:2014
- 酢酸ブチル(試薬)
- JISK8490:2019
- ジチゾン(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8574:2006
- 水酸化カリウム(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8617:2007
- 炭酸カルシウム(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計
- JISZ8802:2011
- pH測定方法