この規格ページの目次
JIS K 8377:2014 規格概要
この規格 K8377は、試薬として用いる酢酸ブチルについて規定。
JISK8377 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8377
- 規格名称
- 酢酸ブチル(試薬)
- 規格名称英語訳
- Butyl acetate (Reagent)
- 制定年月日
- 1955年3月5日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 I 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1955-03-05 制定日, 1958-03-03 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-04-01 改正日, 1983-04-01 確認日, 1988-02-01 改正日, 1994-06-01 確認日, 1995-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2014-03-20 改正日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS K 8377:2014 PDF [12]
K 8377 : 2014
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[3]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(CH3COOCH2CH2CH2CH3)(GC),1-ブタノール[CH3(CH2)3OH](GC),ぎ酸ブチル[HCOO(CH2)3CH3](GC)及び酢酸 2-メチルプロピル[CH3COOCH2(CH3)2](GC)・・・・[3]
- 6.3 密度(20 ℃)・・・・[5]
20
6.4 屈折率 nD 5
- 6.5 水分・・・・[5]
- 6.6 不揮発物・・・・[5]
- 6.7 酸(CH3COOHとして)・・・・[5]
- 6.8 硫酸着色物質・・・・[8]
- 7 容器・・・・[9]
- 8 表示・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8377 pdf 1] ―――――
K 8377 : 2014
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8377:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成26年9月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8377:1995によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8377 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8377 : 2014
酢酸ブチル(試薬)
Butyl acetate (Reagent)
CH3COOCH2CH2CH2CH3 FW : 116.16
序文
この規格は,1955年に制定され,その後5回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1995年に
行われたが,その後の試験・研究開発などの技術進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる酢酸ブチルについて規定する。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,SDS(安全データシート),MSDS(化学物質等安全データシート : JIS Z
7250−2012年廃止,猶予期間2016年まで)などを参考にして各自の責任において安全及び健
康に対する適切な措置をとらなければならない。
なお,酢酸ブチルは液体で,引火性が強いので火気を避ける。また,有害なので,蒸気を吸
入しないようにし,目に入らないように保護し,皮膚・粘膜に付着しないよう注意する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8129 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
JIS K 8142 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
――――― [JIS K 8377 pdf 3] ―――――
2
K 8377 : 2014
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8603 ソーダ石灰(試薬)
JIS K 8810 1-ブタノール(試薬)
JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
酢酸ブチルは,無色の揮発性の液体で,特異なにおいがある。エタノール及びジエチルエーテルには極
めて溶けやすく,水に溶けにくい。沸点は約126 ℃である。
4.2 定性方法
試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数2 962 cm-1,2 876 cm-1,1 743 cm-1,
1 467 cm-1,1 366 cm-1,1 244 cm-1,1 065 cm-1,1 031 cm-1及び607 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。試
料調製をJIS K 0117の5.4 a)(液膜法)によって行い,窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペ
クトルの例を,図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例
注記 図1は,独立行政法人産業技術総合研究所のSDBSから引用したものである。
――――― [JIS K 8377 pdf 4] ―――――
3
K 8377 : 2014
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(CH3COOCH2CH2CH2CH3)(GC) 質量分率 % 99.0以上 6.2
密度(20 ℃) g/ml 0.8780.883 6.3
20
屈折率 nD 1.3921.397 6.4
水分 質量分率 % 0.1以下 6.5
不揮発物 質量分率 % 0.002以下 6.6
酸(CH3COOHとして) 質量分率 % 0.003以下 6.7
1-ブタノール[CH3(CH2)3OH](GC) 質量分率 %0.3以下 6.2
ぎ酸ブチル[HCOO(CH2)3CH3](GC) 質量分率 %0.1以下 6.2
酢酸 2-メチルプロピル 質量分率 % 0.5以下 6.2
[CH3COOCH2(CH3)2](GC)
硫酸着色物質 試験適合 6.8
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(CH3COOCH2CH2CH2CH3)(GC),1-ブタノール[CH3(CH2)3OH](GC),ぎ酸ブチル
[HCOO(CH2)3CH3](GC)及び酢酸 2-メチルプロピル[CH3COOCH2(CH3)2](GC)
純度(CH3COOCH2CH2CH2CH3)(GC),1-ブタノール[CH3(CH2)3OH],ぎ酸ブチル[HCOO(CH2)3CH3]
(GC)及び酢酸 2-メチルプロピル[CH3COOCH2(CH3)2](GC)の試験方法は,次による。
a) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次のとおりとする。
1) マイクロシリンジ又は試料導入装置 少量の定容量の測定溶液をガスクロマトグラフのカラムに導
入するマイクロシリンジ又は装置。
2) ガスクロマトグラフ 装置の構成は,JIS K 0114に規定するもの。
b) 分析条件 分析条件は,次による。
なお,別の分析条件でも同等の試験結果が得られることが確認されている場合には,その条件を用
いてもよい。
1) ワイドボアカラムの場合(固定相液体の膜厚が大きいカラムの場合)
1.1) 検出器の種類 水素炎イオン化検出器
1.2) 固定相液体名 ジメチルポリシロキサン
1.3) 固定相液体の膜厚 5.0 μm
1.4) カラム用キャピラリーの材質,内径及び長さ 石英ガラス,0.53 mm及び30 m
1.5) 設定温度 カラム槽 50 ℃で3分間保持した後,毎分7 ℃で150 ℃まで昇温し,150 ℃で5
分間保持する。
試料気化室 150 ℃
検出器槽 150 ℃
1.6) キャリヤーガスの種類及び流量 ヘリウム,30 ml/min
1.7) 試料の導入方式 全量注入法
――――― [JIS K 8377 pdf 5] ―――――
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JIS K 8377:2014の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8377:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0061:2001
- 化学製品の密度及び比重測定方法
- JISK0062:1992
- 化学製品の屈折率測定方法
- JISK0067:1992
- 化学製品の減量及び残分試験方法
- JISK0068:2001
- 化学製品の水分測定方法
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8129:2016
- 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
- JISK8142:2018
- 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8574:2006
- 水酸化カリウム(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8603:2011
- ソーダ石灰(試薬)
- JISK8810:2018
- 1-ブタノール(試薬)
- JISK8842:2012
- ブロモチモールブルー(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISK9007:2008
- りん酸二水素カリウム(試薬)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計